道行く人々。そのなかにふと、かつて見たような人がいた。
二昔も以前、一寸関わった人に良く似ていたのだ。
かつて小さな街で小さな事件が起きた。
彼が事件を起こす引金は私だったのかも知れない。
雑踏にはもう、彼の姿はなかった。
最終更新:2021-05-25 01:22:46
12362文字
会話率:0%
【なろうで110万pv突破+カクヨムで40万pv突破+カクヨムコンテスト第5回で最終選考作品!】
『スクールカースト最底辺からの成り上がり異世界成長譚』
学年で一番最低最悪のクラス、その底辺の中でも更にカースト最下級の主人公――真冬は、
クラスメイトから日々犯罪級の苛烈な虐げを受けていた。また、生徒を守るべき立場である先生もいじめに積極的に荷担し、その結果、学校では文字通り四面楚歌。
そんな凄惨な毎日でも唯一温かく接してくれ、心の支えとなっている人がいた――幼なじみのさくらだ。さくらは学校で一番頭が良く、運動が出来、友達も多く、何より正統派の黒髪美少女だ。
しかし、とある日そのさくらが僕をピシャリと拒絶した。
さくらが隣にいたおかげで持ち堪えていた僕だったが、地獄の中で唯一の心の拠り所であるさくらという絶大な存在を失い、立ち所に一寸先も見えない真っ暗な闇の中に迷い込んでしまう。
心が死んだ僕の頭にふと、自ら命を絶つこと、つまり自殺が過ぎる。
――そんな絶望の淵、神を名乗る何者かが目の前に突如として現れた。その人は言う――自分を変えたいか、と。
質問に二つ返事で答えた僕を地球と異世界、その往き来を出来るようにしてくれた。
そして僕は、幼なじみに助けられてばかりの自分を変えるべく、異世界へと旅立つ。
※この物語は転生や転移ではなく、地球と異世界の往き来が出来る様になっております。
不定期更新になりました
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/1177354054884798251#work-information折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 00:00:00
593929文字
会話率:37%
一寸先の闇は、可視光の範囲外で燦然と輝いているのかもしれません。
最終更新:2021-03-30 16:33:09
230文字
会話率:0%
「化学物質は、それぞれ個性があってとても素敵なものなんだ」
ある学校に勤務している化学教師が、ひょんなことから『理科の国』に属する化学地方というところに迷い込んでしまった。そこには劇物や毒物たちが住む『シアンタウン』という街があって……?
一寸先は死かもしれない人間にとって危険な街、シアンタウンで化学教師は劇物、毒物たちとの絆を育んでいくうちに、理科の国が抱える問題について知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 17:00:00
96467文字
会話率:42%
1853年。
地球外からやってきた『奴』により、世界は滅んだ。
残っていた最後の国日本だったが、侍達が『奴』に挑むも強靭な肉体や強力な異能の前に敗れ去ってしまった。
そして生き残った侍は三人。
新選組一番隊隊長沖田総子。的矢の用心
棒で隻眼隻腕の丹下右膳。ヤクザで盲目逆手居合の達人座頭道。この三人は命を懸けて『奴』と闘おうとした。
捨て身の覚悟で『奴』に挑もうとしたその時……異世界から三人の人物が彼女たちの前に現れたのだ。
金属を操る能力者に笑いを竜巻に変える能力者、音の衝撃波を生み出す彼らは、沖田達に協力し、何とか『奴』に傷を負わせることに成功し、異世界へと逃げおおせた。
気を失っていた一行は目を覚まし、日本が滅んだことを知った。様々な想いを抱く彼女たちは、異能を発現させた。体を硬質化したり、自身の周囲を闇に包みこんだり、強力な毒を生み出す異能だった。
彼女達はその異能を使って『奴』に復讐を誓うが、再び挑んでもまた負けるのではないかという結論に至った。
そんな彼女たちは異世界の技術を使って過去に戻り、日本昔話の主人公たちを仲間にしようという計画を立てたのだ。
そして彼女たちは桃太郎やかぐや姫、一寸法師と言った、昔話の物語の主人公達に協力し、物語を完結させ、仲間にするという旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 12:11:19
51673文字
会話率:67%
アスファルトに引き寄せられる無数の雫
水滴から身を守るように人々が手に持つ多数の傘
薄暗い空を覆い尽くすように一寸の隙間も感じさせない傘の数。
濡れた地面に反射し映るさまざまな光
水たまりに反射した光が赤から青に変わり
人々は歩きだす
雫一滴一滴の集まりで、できた、アスファルトの水たまりに世界の色が反射していた
この世界の光が濡れたアスファルトを彩っていた
冷たい外気と交じり地面に溜まった水たまりとアスファルトの匂いがする
鼻につんざく香り…。
赤、青、黄色、透明、黒、
様々な色の傘
雨が降ると世界はさまざまなもので彩られる
水で薄めた(薄まった)絵具をぶちまけてしまったような折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 02:02:17
290文字
会話率:0%
彼女に尽くされたいか?
朝起こしてもらって、弁当を作ってもらえて、好きだと言ってくれる。
そんな彼女が欲しくはないか⁉
俺——空木遥《うつろぎはるか》はもちろん両手を挙げるYESだ。
たとえ、それが微々たるものであったとしてもちょっとくらい
は尽くしてもらいたい。
だけど、その願望は叶わない。
だって、俺の好きになってしまった人は、そう――一寸の望みも見えない、ダメダメな彼女なのだから。
――――――
カクヨム様でも連載させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 14:19:47
6356文字
会話率:31%
僕が学生で旅をしていた頃、一寸わけ有りの旅人達にそれと無く寄り添い、心のケアーしながら、背中を押してくれる人達がいた。誰とは無く、僕たちはその人達の事を救済委員と呼んでいた。でもそんな委員会は無いのだけれど。(一話完結:オムニバス形式)
最終更新:2020-12-24 14:55:50
22865文字
会話率:43%
人の子として生まれた少年は、ある日突然……死の淵へと続く、闇の中に放り込まれた。
そして森羅万象の理 (ことわり)は必然的に、その少年と八百万 (やおよろず)のものを引き合わせた。
少年にとっては当然、はじめて目にする『人ならざるもの』の存
在。
それは奇しくも……『死神』だった。
目には見えない輪廻の縁 (えにし)に導かれながら、少年が感じるその先の……
思いもよらない不可思議な世界が今、広がり始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 00:00:00
142963文字
会話率:22%
主人公はの女の子は、「実在する私」と「実在しない私」が、むかしばなしの設定や視点を変えて、自分勝手におはなしを考え、作ることが趣味。おはなしは、基本ハッピーエンドでありたいと思いながら、自分好み というか、その時の気分で作るので、次も同じ内
容になるとは限らない というか、同じおはなしで何度も楽しめる趣味がやめられない。今回は、 桃太郎 笠地蔵 一寸法師 の三つ。次はどんなおはなしを変えようかな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 16:56:26
24780文字
会話率:22%
息子「ねーパパ何でお月様は2つあるの」
父「月ってのは二つあるもんなんだ、星もまた生物同様自然淘汰の生存競争を勝ち残るために、時に変異を遂げて2つに分かれたのかもな、一寸《ちょっと》難しい話になっちゃったね」
無能と言う言葉、能力や才能
がないこと。役に立たないこと。また、その人や、そのようなさま、そんな人間が勇者の血筋を引いてしまった
月が二つ見える世界イデアロン
時代は異星からの侵略者との戦いの最中
少年の風琴《オルガン》は特殊能力Six sense Selections《第六感の選択》のメッセージを受信した、相手は自分に年齢が近しい女性からのメッセージに闇しか見えなかった無能勇者オルガン風琴《オルガン》の人生が変る
この世界は何なのか何故存在し月が二つあるのか人間の起源とは、徐々に明かされる秘密の数々折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-05 07:00:00
206719文字
会話率:67%
日本昔話の「一寸法師」が令和によみがえる!
最終更新:2020-10-29 15:54:10
1363文字
会話率:52%
一寸法師 対 鬼。
その決着は、
最終更新:2020-10-24 07:43:20
535文字
会話率:3%
「神さまが引き起こした事故」に巻き込まれて、別の世界に転生することになったユイとその仲間たち。
生来の大柄な体格が嫌な彼女は、「小さくて可愛い女の子にしてほしい」と転生の神さまに要望を伝えたのに、身長3センチちょっとの一寸法師サイズの小さ過
ぎる女の子として転生させられてしまう。
要望通りではないと神さまに転生のやり直しを求めるが、なんだかんだと誤魔化されてしまう。キリギリス、トンボ、ネズミ、スズメ…前世では気にもしていなかった生き物に翻弄される人生が始まった。
果たして彼女は打出の小槌を手に入れて、このデンジャラス人生を抜け出せるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 13:03:43
126645文字
会話率:23%
ほっこり心が落ち着いた 暗い私の独り言
キーワード:
最終更新:2020-09-24 23:39:29
211文字
会話率:0%
クラスメイトから向けられている視線の正体とは。
最終更新:2020-08-22 23:18:39
507文字
会話率:0%
ラブコメでよくあるモブが美人に絡まれている場面にことごとく関わってしまう人間の視点
最終更新:2020-05-31 07:38:58
471文字
会話率:15%
物語の舞台は、天極と天獄を隔てる世界。主人公は、綴られる頁に異質を刻んだ男――特異なる者クローゼ・ベルグ。
行き着く先は、至極神 天界を司る起源の・≪アーロラウム≫の意――魔王降臨なる『天災』に、神の威光や威力の『神威』なる光景。
その結末は何れか……。
楯突くなら、獄神を退け魔王を倒し、六つの守護者と魔王の魔力を纏う、特殊で異質な力。
そして、魔族の一団を統べる楯魔王であり、『双翼の盾』の称号を持つ、ヴァンガーナル辺境伯に至った、転生者クロセのクローゼの全て。
<黒の六楯>な双剣の魔術師擬きが、専用魔動術式――操作可能型自動防護式≪アクティブプロテクション≫を駆使し、それなりに生きる物語。
激しくド派手な? 日常に切り札は、神をも拘束する六楯の魔動術式。
【 双翼神乃楯≪イージス≫ 】
※王国の盾の物語の続編的ですが、積み上げでは無く、凡そ、百十五万文字を(裏)設定に、新規投稿的に書く予定にしております。
『続編で新規』と、一寸、何を言っているのか分かりませんが、そんな感じに宜しくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 21:10:42
76481文字
会話率:40%
お爺さんとお爺さんは、子どもを授かることが無かった為、神様に祈りました。
「どんなに小さな子でも良いので子どもが欲しいです」
すると、二人の間にその大きさ一寸にも満たない小さな子どもが生まれました。
一寸法師は大人になっても一寸のまま
で、都へ行って武士になると、お椀と針と藁と箸を持って旅立ちました──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 05:43:57
2210文字
会話率:52%
十分な光がない ・ 暗い ・ 周りが見渡せない ・ 杳としてようとして ・ 暗いくらい
かげりがある・光が十分でない まっ暗やみ ・ 暗い ・ 闇夜 ・ 文目も分からない ・ 冴えない ・ みすぼらしい ・ くすんだ ・ しょぼい 陰
気な どんよりした ・ やぼった見栄えのしない ・ 華がない ・ 見劣りのする 夜陰 ・ 薄闇 ・ 暗夜 ・ 光の届かない 照度ゼロ ・ 墨を流したような ・ 黒々とした 視界不良 ・ 視界が晴れない ・ 視界が悪い ・ どんより ・ 暗欝な ・重苦しい 灰色 ・ 鉛色 ・ 曇天 ・暗色 あやめも分からない ・ 漆黒の闇 暗やみ 不可視 ・ 見えない ・ 無明の闇 ・夜の闇 ・ 夜のとばり ・ 黒々と ・ 漆黒 ・ 黒色を帯びた ・ 目につきにくい 暗闇くらやみ ・ 暗がりくらがり 真っ暗まっくら 小暗いこぐらい ・ 闇やみ ・ 暗黒あんこく ・ 暗いくらい ・ 暗澹あんたん ・ 薄暗がりうすくらがり 仄暗いほのぐらい真っ暗闇まっくらやみ ・ 蒼然そうぜん ・ 薄暗いうすぐらい 光が(少)ない ダーク(だーく) ・ 灰色はいいろ ・ 暗鬱あんうつ 黯あん ・ 暗々 ・ 闇黒 黯澹あんたん ・暗あん ・ 黯淡あんたん ・ 闇々 一寸先は闇いっすんさきはやみ ・ 冥冥めいめい 幽冥ゆうめい 暗がるくらがる ・ 昏い 冥くら 闇くら………これくらいだろうか。
目の前が真っ暗だ。俺は眼輪筋に力は込めている。
しかし、どうしても見えない。
俺の目・・・どうしたのだろうか?
視力を失ってしまったのか?
失明・・・・・・
昨日までは見えていた。
一本道に続く赤信号も、朝日が照らす水溜りも、
見返り美人のパンティも、
この目は全て捉えていたはずだ。
それなのに………………
「新起のバカヤローーーー」
新起、それは俺の名前だ。
くわしく知りたい人のために説明しよう。
祓野新起。「お祓い」の漢字を用いて祓野と書く。中々珍しい名字だ。
新しいこと起こす、と書いて新起。親の希望が手に取るように伝わる名前だ。
俺の名前をいきなり呼んだ主は誰だろう?
しかし、耳も上手く聞こえていないようだ。若干聞き辛い。
どこかで聞いたことのある声だが、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 13:40:47
82897文字
会話率:30%
「俺だって一生懸命頑張ったのに……」
「私だって人並みに努力してきたのに……」
「僕も僕なりにやってきたのに……」
「「「なんで誰もわかってくれないんだ?」」」
あなたの気持ちがよくわかります。将来が不安で不安で仕方がない。
まるで
一寸先は闇で、四六時中その闇に怯えているみたいだ。
『こんなはずじゃなかったんだ……』『あの時ああしておけば……』
過ぎ去った過去に執着し、現在を蔑ろにしてしまう。
もっと勉強をしていれば、
もっと仕事を頑張れば、
学校を辞めなければ、
会社を辞めなければ、
アイツがいなければ、
両親がもっとこうだったら、
常に見えない鎖に体が締め付けられている。
窮屈な暗い部屋に閉じ込められて出られないでいる。
未来で楽しいことが待っている気がしない。
みんながあなたに、「無職は楽そうでいいね……」と言ってくる。
だけど私はあなたにそんなこと絶対言わないです。
無職は辛い。
死ぬほど辛いです。
あなたがもし今、安定しない未来に不安を覚えているなら、もしかしたらほんの少しだけその不安を取り除けるかもしれません。
そんなのいいから金をくれって思うかもしれません。
ですが、もし本当に今苦しいなら、私にあなたの心の重圧を軽くする手伝いをさせてください。
この文章を読んだ後、少しでもあなたの苦しみが和らいでいることを願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 16:23:59
3111文字
会話率:6%