転生悪役令嬢レイチェル、断罪されました!
思い起こせば、幼いあの日。公爵家の美少年を「婚約者」と紹介されたそのときに、前世の記憶が洪水となって押し寄せてきた。あまりのあり得なさに脳内情報処理が追い付かず、その場で卒倒してしまった。あろうこ
とか、その拍子に、セミにおしっこ引っ掛けられてしまうという非常事態。――以来、「セミ令嬢」と呼ばれ、後ろ指を差されることに。そのうえ前世時代(人材コンサルティング会社の営業職)のトラウマから、軽い対人恐怖症も併発してしまう。
前世の自我が忠告する。――あなたは悪役令嬢なのよ。将来『ざまぁ』されるのよ。だから、あの婚約者とは、円満かつ穏便に婚約解消するのよ――! 貴族学園に入学するも、はて、ヒロインは誰だろう――? 攻略対象は誰だろう――? これって、乙女ゲームとしてはバグってないか――? そして、運命の婚約破棄劇のあとには、転生悪役令嬢レイチェル仰天の新展開が待っていた……。
ジャンルを迷いましたが、〈文芸/推理〉にしました。「転生悪役令嬢の断罪劇からの大逆転」を描きたい――というのがメインテーマです(だから冒険・バトル優位の〈ハイファンタジー〉には入れにくい)。ただし、後半に突入するまでは推理っぽくありません。前半は、転生悪役令嬢の足掻きで物語が進みます。恋愛要素は入ってますが、オママゴト程度です(だから〈異世界/恋愛〉にも入れにくい)。ガチガチのミステリではないですが、最後にすっきりしていただければ幸いです。
(特記事項)本作の転載・複写・改変・翻訳等は固くお断りいたします。世界観に緩いところがありますが、寛大なお心でお読みいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 20:04:42
112282文字
会話率:40%
貧乏貴族令嬢のレイチェルは、悪い噂があるライアン伯爵と結婚することにした。幼い弟にしっかりした教育を受けさせるために、お金が必要だったからだ。
顔合わせの日、美しい夫は『ドS人格破綻者』の悪評に相応しく、鬼畜発言をする。
――『君を愛するこ
とはない』そして『私は君を犬扱いするつもりだ』――
レイチェルは納得の上、これに同意した。
時は流れ……幼かった弟は姉を想い真面目に勉強し、お金を貯め、一人前になって姉を迎えに行く。
「姉をやっとあの鬼畜から取り返せる!」そう意気込み夫妻の屋敷に飛び込んだのだが、え――……なんか思っていたのと違うんですが???
☆シスコンの弟が執念で大金を稼ぎ、ついに姉を救出して、念願のざまぁを果たすのか? と思いきや、まさか……な話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 07:00:00
7966文字
会話率:22%
聖女候補だったが、聖女候補の条件であった治癒魔法が弱まったので親友のレイチェルが聖女になり、実家に帰されたカティア。実家では聖女候補として家を出ていた間に父は再婚して、腹違いの妹がいる状況なのだが、そんな話を一切聞かされていなかった。そん
な彼女を辺境伯に治癒魔法を使える人が欲しいからと持参金も用意せずに送り出されたのだが、鬼やら悪魔やらと噂されているらしい辺境伯であるアルバードはとても優しく愛が重い人で辺境で暮らしているうちに弱まっていたはずの魔力が……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 13:00:00
48387文字
会話率:40%
しんしんと降り積もる雪の中…。
大切なものを失い、あてもなく彷徨う青年が虚ろな瞳で迷い込んだ雪深い森は"魂の墓場"。
人生に翻弄され、不遇な最後を迎えた魂が迷い込む【悪魔伯爵】の領域だ。
もう全てがどうでも
良いと自暴自棄に思考を放棄して、ただただ雪深い森の奥に進んで行こうとする小洒落た眼鏡の青年。ロン・フォーブス。
………しかし彼を呼び止めたのは、道の脇の切り株にちょこんと座っていた、長髪でボサボサ頭の薄汚れた少女の人形だった。
「引き返しなさい」
冷たく切り捨て警告するボロボロ姿の小さな人形に、ロン・フォーブス"は人形が当然の様に自分に向かって話す姿に疑問を抱くよりも先に…。
気づけばその人形を両手でガッチリ。逃がすものかと"捕獲"していた。
にっこりと笑顔をかまし、まだ間に合うと【伯爵の人形(ドール)コレクション】にされる前に警告しようと独断で出てきていた人形(彼女自身も伯爵のコレクション)をその場で強奪し、これは運命だとそのままその足で自分の家兼仕立て屋の店舗に持ち帰るメガネ。ロン・フォーブス。
青年と悪魔伯爵のコレクション。ボロボロ人形の少女とおりなす、てんやわんやの不思議な大スペクタクルコメディ………。ラブロマンス?
老舗連なる職人街。紳士服専門仕立て屋「カフス」にて巻き起こる、店主の小洒落た眼鏡の青年と、悪魔伯爵のコレクション。ボロボロ人形令嬢レイチェルとの不思議で奇妙なそれぞれの物語…。
※これは、ピッコマの小説大賞に応募済みの作品で完結済み&落選した作品を手直ししながら、新たに内容も充実させて更新&書いていこうと思っている作品です。
温かいメッセージや的確なご指摘を元に、締切まで何とかギリギリに書き上げた作品をより読者様の期待に応え楽しんでもらえる様にと思っています。
(本当に拙い作品を最後まで読んで下さりありがとうございました(T人T))
本当に感謝ばかりです。
更新の後も、多少手直しが後から入る可能性も含め、温かい目で見守って応援して頂けると嬉しいです。
楽しんで読んで下さった方の為に、続きもお届けできればと考えてます。
新たに生まれ変わる、より良い作品になれるよう頑張ります!よろしくお願い致します♪ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 03:21:08
16754文字
会話率:23%
初夏の宴で、侯爵家の長男エイベルが、婚約相手を換えるために婚約破棄を宣言した。彼の新しい婚約者には、元婚約者アマンダの義妹、レイチェルが据えられるという。
「アマンダ! 貴様のような女は要らん!」 あまりに強引な言いざまに周囲は鼻白んだが、
当のアマンダがあっさり容認したことから、大きな波乱もなく交代劇は終結した。
レイチェルに引き継がれたのは、婚約者エイベルと、アマンダが所持していたエイベルの実家に伝わる指輪。
その指輪が、何を宿しているかを知らないでねだった義妹に待ち受ける運命とは──。
※カクヨム様にも同名小説を投稿していますが、爵位と季節を変更しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 11:11:45
2750文字
会話率:43%
小国の王女レイチェル。
少女は国と共に歩み、国と共に終えるつもりだった。
そんな少女に幸せに生きて欲しい。少女をよく知る研究者はそう願い、少女を遥か遠くへ逃がす事にした。
少女はその地で何を求めて、何を知るのか。
最終更新:2023-05-02 20:00:00
882文字
会話率:0%
レイチェルと王太子の仲は冷めていた。
婚約者といえど与えられるのは限られたティータイムのみで、その時間すら早く帰れと言わんばかりの態度で。
それもそのはず、王太子には他に気になる令嬢がいたのだ。
それでもレイチェルは王太子のもとへ通う。
その理由は、王太子の騎士に恋をしていたからだが――……。
王太子妃になればもっと騎士に近づける?
その体に触れ、溢れんばかりの愛を伝えることだってできちゃうかも?
それには邪魔な令嬢を王太子から引き離したいんだけど、お待ちください殿下、婚約破棄ですか――!?
『獣人春の恋祭り』企画
悪役令嬢×ブルドッグ騎士折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 06:38:57
8958文字
会話率:34%
昼も薄暗い、城のほとりの魔の森に一人で暮らす、ちょっと・・大分お金にガメツイけれど、腕の立つ薬師の少女のニコラと、思考過敏症に悩まされる、美麗な魔法機動隊長、ジャンのほのぼの異世界恋愛話。
世界観としては、「レイチェル・ジーンは踊らない」
に登場するリンデンバーグ領が舞台ですが、お読みにならなくとも楽しめます。ハッピーエンドです。安心してお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 23:24:32
207249文字
会話率:21%
魔力なし、地味な見かけの子爵令嬢。手芸に魔術の読書ばっかりしていた残念令嬢こと、レイチェル。
デビュタントに着て行った、自分で魔改造したドレスが引き金で、国で最も高貴な人達の関心を得てしまい。
地味で平凡な令嬢が、幸せを掴むまでの、ほのぼの
異世界恋愛。
*アルファポリス様にて先行公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 10:04:53
506401文字
会話率:21%
読みやすくするために単話にました。
ローデンハイム王国のコンモドゥス王は不安だった。
混沌勢力からマータイル平原を堅守しても、弟のリキニウスに王座を奪われるのではないかと猜疑の中にあった。
リキニウスには『英雄』と呼ばれるギガ
テスがいて、その人気がコンモドゥスには疎ましかった。
そんな彼の前に現れたエルフのヘイミルは、国内の高名な勇士達を決闘させ、最後の一人を『英雄』に祭り上げ、リキニウスを牽制する策を、進言する。
マドッグ、レイチェル、ベルリオーズ、ブローデル、ボガート、ミュルダール、異世界人・白矢。
強さで国のために貢献していたはずの勇士たたによる『勇士決闘』がはじまる。
事情があって全話を先にアップしていますが、おそらく長くて大変だろうと思うので、単話版を上げます。
楽しんでいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 18:00:00
116891文字
会話率:25%
ローデンハイム国王コンモドゥスは不安だった。
混沌の軍勢を退けたというのに、弟のリキニウスに王座を奪われるのではないかと猜疑の中にあった。
何せリキニウスの配下には武勇で名をはす『英雄』として人気のギガテス伯がいる。
そんな
彼の前に現れたエルフのヘイミルは、国内の高名な勇士達を決闘させ、最後の一人を『英雄』に祭り上げる策を進言する。
『英雄』に目が眩んだコンモドゥスはそれを入れ、『勇士決闘』を宣言する。それはマドッグ、レイチェル、ベルリオーズ、ブローデル、ボガート、ミュルダール、異世界人・白矢と、名と功績のある者達を戦わせる行為だった。
こうして、多額の金と領地と『英雄』の名を懸けたサバイバルが始まる。
生き残り真の『英雄』となるのは誰か?
本格ダークファンタジーです。以前投稿したものを直して、完結させました。
シリアスでハードな内容ですが、楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 08:12:14
116910文字
会話率:25%
辺境伯令嬢レイチェルは学園の卒業パーティーでイラリオ王子から、婚約破棄を告げられ、国外追放を言い渡されてしまう。
レイチェルは一言も言い返さないまま、パーティー会場から姿を消した。
邪魔者がいなくなったと我が世の春を謳歌するイラリオと新たな
婚約者ヒメナ。
しかし、レイチェルが国からいなくなり、不可解な事態が起き始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 06:00:00
90316文字
会話率:24%
普通の人間を自称する騎士隊長と悪魔を自称する獄吏官長が事件を解決する話
星ルーニア騎士団の第五騎士隊長であるレイチェルはある日、騎士団長から呼び出しを受ける。その用件は連続殺人事件を解決するために、ある人物の橋渡しになってほしいというもの
。
その人物とは犯罪者を収監する監獄棟が始まって以来の鬼才、獄吏官長の少女ラウネ。
その能力と人柄から悪魔として畏れられ、そして自らもそう自称する変わり者のラウネにとってレイチェルは、士官学校からの唯一の友人であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 18:00:00
143114文字
会話率:32%
政略結婚により、伯爵家令息ジェームズと子爵家令嬢レイチェルの婚約が結ばれることになった。
正式な書類を交わす前に、二人の顔合わせの席が設けられる。
顔合わせの席でジェームズがレイチェルに放った言葉が「私はあなたに愛されることはない
」であった。
「愛することはない」ではなく
「愛されることはない」である。
混乱するレイチェルと、真面目な顔のジェームズ。
ジェームズの「愛されることはない」と言った心根とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 19:00:00
1874文字
会話率:59%
大陸の国境間近に広がる村落――ベルグラーヴに凶刃が走った。保安隊は襲撃犯マーク・トンプソンの応戦するため、村の中心部で銃を持って出撃していくが、たった一人の襲撃犯に対して時間と血ばかりが流れていった。トンプソンは行方不明となり、ベルグラーヴ
は多数の死者を出す結果となった。
また同時刻に教会が襲撃されていた。教会に務めていた教司ランベール・ウィルソンとその守護士ジャン・ノートも死体となって発見された。襲撃犯は不明のまま、月日ばかりが過ぎていった。
王都エンフィールドでは事件を重大視し、当時のベルグラーヴの領主を廃易にすることを決定した。代わりに、交易によって財を成したカーライル家を新たなベルグラーヴの領主として任命した。カーライル家の家主アダムは、末娘のフェリルをベルグラーヴの現場統治に任せることを決めて、送り込む支度を始めた。
ベルグラーヴに到着したフェリルは、この僻地ベルグラーヴの発展を目指して、財政を鑑みながら策を実行していく。
巡視官のユーリ、事件の真相を追うカイル、王都を夢見て故郷を出た青年ハンネス、猟師生活を捨てて街に憧れたエレーナ、カーライル家の財政を扱うレイチェルとメリル、そして、ベルグラーヴの教会に新たに就任したリディアとその守護士クレア。
様々な視点からベルグラーヴの再生と、事件の謎を描く、ミステリー近代ファンタジー群像劇。
5/26現在[7/12]公開中。随時更新投稿してまいります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 16:00:00
227542文字
会話率:35%
「ずっと一緒にいたいな」
「うん。一緒にいようね」
それは、花びらの舞う中で交わされた幼い約束。
あれから十年の時が経った。
「レイチェル・キングスリー公爵令嬢。お前との婚約を破棄する」
学園での卒業パーティーの中、壇上から言い渡
された王子の言葉は、レイチェルに衝撃を与える。
「そして、罪の無い令嬢を虐め、挙句、殺害しようとした罰として、国外追放を命ずる」
憎々しげな表情の王子に、レイチェルは内心の動揺を抑えて淑女の笑みを返した。
彼女の胸にあるのは、幼い頃の思い出だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 11:19:45
2805文字
会話率:27%
『モルドレッド子爵の長女レリアが王太子の婚約候補の一人に入っているなんて信じられない。今度彼女の屋敷で開かれる誕生日会で、あの女にどんな思惑があるのか尻尾を掴むのよ』
雇い主である伯爵家のわがままな娘の命に従い、ジャンは標的のレリアに近づく
が……。
優秀であるが人との接し方が不器用な間諜と、貴族として抜け目なく生きてきた子爵令嬢のモノローグ。
地名や時代は架空です。
*アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 21:57:34
123771文字
会話率:36%
「恥を知りなさい」
イグナーツ・トットはいやいやながら参加した舞踏会で、悪口を述べていた女たちを厳しく叱責する一人の令嬢に目を奪われた。堂々としたふるまいやホールで優雅なダンスを披露するその姿は、まさに貴婦人そのものだった。
しかしそのすぐ
後にイグナーツは、父親と言い争い、涙を流している彼女の姿を見つける……。
軍人の男が、舞踏会で一目惚れした侯爵令嬢との距離に戸惑う物語。
地名と時代は架空です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 23:03:54
185593文字
会話率:40%
ドンと誰かがぶつかったとき、リーズは首が少し引っ張られた気がした。いけない……物取りだわ!
市場の人混みの中、リーズは形見の首飾りを少年にすられそうになるが、すかさず相手の手首を掴む。
「お願いよ、返して! それは亡くなったお母様の肖像画な
の!」
必死の懇願に、少年は立ち止まると舌打ちしながらも首飾りを返してくれて……。
路上で生きてきた青年ルカと、彼に恋をする商家の娘リーズの物語。
※「聖女」「ねずみ」は比喩のため本物は出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 00:03:09
142994文字
会話率:43%
千文字作文の短編版…のつもりで手をつけましたが、そんなに変わってないです。
レイチェルは色々な意味で偽物だった。唯一の理解者で偽物の公爵令息であるリチャードと共に、すべてから逃げることを決意する。二人は幸せになれるのだろうか。
最終更新:2023-01-17 15:42:41
1388文字
会話率:64%
ペーターは近所に住むぬいぐるみが大好きな少女レイチェルのことが気になっていた。
ある日、その彼女から招待状が届く。
これはぬいぐるみが好きな少女にまつわる、あるおとぎ話。
最終更新:2023-01-12 16:47:02
2323文字
会話率:45%
現世界"ニッポン"に住むどこにでもいる普通の男が
気まぐれの旅行で、不可解な事件に巻き込まれてしまう。
ある組織に目を付けられ、実験対象となり
囚われた後に薬物投与による人選後、一命を取り留め"実験体"
;となってしまった。
気絶させられている間になぜか二年以上の時が飛び、
その間に自分のやってきた記憶も欠落してしまい、
"セカイ"は似て非なる"世界"と変わってしまっていた。
元の生活にも戻れなくなり、
いつの間にかにある組織の"対人外種戦闘員"となり、
何も分からないまま突然起きた一つの事件が終わると、過去に深い関わりのある悪魔の存在があきらかに。
そして男は自分が悪魔の末裔だと知り、数ある異世界や変わってしまった世界に存在する人外種の話題が出ている中で、突如意識が悪魔に切り替わり"魔王"と名乗りだす。
魔王は男に魔法や特殊能力の使い方を思い出させるため、地球に存在するプラズマ亜空間の先にある異世界へ転移するが、男の突発的行動と謎の魔力量に驚かされる魔王。
そんな中で現世界では人外種に関わる新たな事件が勃発してしまい、
問題が続く中で恵華の中に何者かが入り込み魔法に似た何らかの力で過去に負った怪我を治し去って行った。
再び異世界に転移した男達は人の姿となった龍神と共に国王が主催する一国の姫レイチェルのパーティーへ行き、またしても事件が――。
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
個々のタイトルは重要で無い箇所以外は(仮)です。
毎週金、日曜日に更新していますので
どうぞよろしくお願い致します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 20:32:53
436837文字
会話率:29%
登場人物紹介
アーサー・ウインナイト公爵代行25歳一部記憶喪失だったが突然記憶を取り戻し妻にお前は誰だといい放つ。
レイチェル・ウインナイト公爵夫人20歳愛し合い結婚したと思っていたが夫が記憶を取り戻し私との結婚は間違いだと言い出した。
オフェイーリア・ユルナンベル公爵夫人23歳 アーサーの元婚約者で今は兄の妻になっている元ブロイド伯爵令嬢。
ユアース・ユルナンベル公爵27歳弟がなるはずだった公爵になり弟の元婚約者と結婚する。
*
旦那様が朝起きると俺の妻は君では無いと言うのです、戸惑う私と使用人達私は訊ねました、では貴方は誰で奥様はどんな方ですか?
俺は螺旋階段から背中を押され受け身をしながら落ちて少し頭を打つ位ですんだが一部記憶が消えて婚約していた女性とは解消して違う女性と結婚したようだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 12:11:22
5306文字
会話率:22%
敗戦国シリルから賠償品の書類を持って勝利国ドーランにやってきたレイチェル自身も賠償品の一つだった。
国王の気まぐれの結果平民との間に産まれ、塔に幽閉されて育ったレイチェルにとって、ドーランでの生活は意外と過ごしやすいもの。冷遇にも気づかず精
霊ピットの力を借りて生きていくレイチェルは、やがて自分の力で生活したいと思うように。
ドーラン国王太子フェンシルが優しく見守る中、人としての感情を知りゆっくり自立していく女性の物語。
追記・レイチェルを溺愛し独占欲のかたまりの精霊ピットと、レイチェルの純朴に癒されいつの間にかかけがえのない存在と感じるようになったフェンシルとの恋の行方の物語でもある折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 17:05:09
123128文字
会話率:48%