「ずっと一緒にいたいな」
「うん。一緒にいようね」
それは、花びらの舞う中で交わされた幼い約束。
あれから十年の時が経った。
「レイチェル・キングスリー公爵令嬢。お前との婚約を破棄する」
学園での卒業パーティーの中、壇上から言い渡
された王子の言葉は、レイチェルに衝撃を与える。
「そして、罪の無い令嬢を虐め、挙句、殺害しようとした罰として、国外追放を命ずる」
憎々しげな表情の王子に、レイチェルは内心の動揺を抑えて淑女の笑みを返した。
彼女の胸にあるのは、幼い頃の思い出だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 11:19:45
2805文字
会話率:27%
魔法使い学校の生徒たちやピエロたちのドタバタコメディ♪一話完結の読み切りショートストーリー集です。本編を知らない方もぜひ!
☆『魔法使いと業火の娘』あらすじ☆
貧しい村から人買いに売られた少女リリー。
──買ったのは「魔法使い」だった。
ある日、主人の部屋で魔法の呪符を暴走させたリリーは、魔法使いとしての素質を見いだされるが‥‥?
「変えたいと思わないか。この理不尽な世界を──僕たちの手で」
少年と少女が交わした幼い約束。
二人なら、世界を変えられると思った。
★『からくりピエロと大罪の姫』あらすじ★
魔王を倒して世界に平和をもたらした勇者は、神聖スカイアーク王国の初代巫女王になった。
五百年後──魔物が復活し始めた世界で、サフィアはおかしな格好の青年トトと出会う。
言ってることも行動もひょうきんでメチャクチャ。
だけど、どこか憎めない道化師トトの話を信じて、少女は魔物にさらわれた子どもを捜しに、悪魔の森に向かうが──?
──過去の後悔にさいなまれる少女と、心をなくした孤独な青年が繰り広げる、癒しと再生の勇者奇譚。
(本編はこちら→→ 『魔法使いと業火の娘』https://ncode.syosetu.com/n6915fy/ 、『からくりピエロと大罪の姫』https://ncode.syosetu.com/n5684fw/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 15:05:58
11776文字
会話率:99%
貧しい村から人買いに売られた少女リリー。
──買ったのは「魔法使い」だった。
ある日、主人の部屋で魔法の呪符を暴走させたリリーは、魔法使いとしての素質を見いだされるが‥‥?
「変えたいと思わないか。この理不尽な世界を──僕たちの手で」
少年と少女が交わした幼い約束。
二人なら、世界を変えられると思った。
※ショートストーリーの連載を始めました。リリーたちのコメディを掲載しています♪(2021.2,24現在)
https://ncode.syosetu.com/n8062gu/1/
※追記:この物語は、前作『からくりピエロと大罪の姫』の世界観をもとに構成されています(設定・ストーリーは変更されている場合があります)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 14:20:51
167667文字
会話率:30%
魅惑の土だるまファンタジー! 破ってしまった約束を追い続ける少年の黒と風の冒険譚。
ずっと一緒と幼い約束を交わした三人の子供達。しかし谷から旅立ったのは少年ただ独りだけだった。彼は不思議な土だるまを肩に乗せていて……?
剣と風を武器に奇
形種を退治しながら行方不明の幼馴染みを探す少年は、とある街でレグサスという青年に付き纏われる。彼は巷で蔓延する致死性の黒の病と少年の関与を疑っていた。
黒の病による死者の発生、罹患者を巡り相対する二つの団体、複雑に絡まりあう状況の中、少年の元に幼馴染みとよく似た少女が現れる。彼女もまた黒の病と関係がありそうで……?
「土だるま君の肌を撫で回して~、3サイズを測りたい♪ 暗闇監禁してみたり~ぃ、布でぐるぐる縛りましょ♪」
「怖いキモチワルイ寄らないでクダサイ」
「おおっ!声なき 土だるま君の気持ちがわかる! 凄いな目鼻口ないのに意思表示──あれ? 二人共どこ行くの? 待て待て待て。嫌がること何もしないよ。ちょっ! ホント待っ! お兄さん怖くない! 怖くないよー!?!?」
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 16:12:31
74510文字
会話率:52%
――あのね、おおきくなったらね、せーごのおよめさんになるの!
――うん。佳代の事、待ってるよ。
幼い頃の、幼い約束。
守れぬまま、彼は去った。
しかし、少女は淡い約束を胸にその地で生きている。
忍とは何たるか。
甲賀に住む
子らがその問いを探している時に、相模の山の奥深くにて紡がれた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-31 08:18:52
8524文字
会話率:19%
前作「幼い約束」の捕捉
決して寝取られではない。
最終更新:2018-04-17 18:45:20
916文字
会話率:97%
幼い頃の約束を信じて王都ベルーガへと向ったルミーア。ケンフリットで学ぶうちにマドレーヌ、ラルディアという大切な友人にも恵まれる。ルミーアはただひたすらに幼い約束を交わしたシャルディとの出会いを信じているけれども、シャルディはこの国の王子。
そんな困難すら乗り越えて出会ってしまう2人。けれどもその先には喜んでばかりいられない事が起きていって…。
ルミーアとシャルディを中心に、色々な恋愛の姿や家族の姿を描きます。
ちょっと心に残ることが出来たなら幸せです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-12 20:00:00
309617文字
会話率:49%
記憶の引き出しというものがあるのなら、僕はそれがとても大きく多いらしい。だからきっと彼女を救えると思っていた。僕なら今日も、明日だって作ってあげられると思っていたんだ。そんな幼い約束をずっと守り続けていた。作り上げた今日が、色褪せるまでは。
■ ■ ■ カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-18 00:05:05
5345文字
会話率:14%
子供から大人になる十年の時間は、長くて、本当に長くて。たった一つの幼い約束だけを信じていることなんて、できるわけがなかったの。あなたも、――わたしも。
最終更新:2016-01-14 12:05:57
9510文字
会話率:44%
生まれる前から「お隣さん」の幼なじみ、悠里と悠麻。家族のような距離を築いていた二人だが、高校二年の夏、その関係は少しずつ変わり始める。
「すきだよ」「あたしも一応、すきだよ」
幼い約束の行方は、二つの恋の行方は。
さよならに向けて進む、子ど
もだった二人の物語。
(他小説サイトにも掲載予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-03 20:35:12
5059文字
会話率:33%