「失敗作の人があきらめない」というたった一行のプロットで書かれたサイボーグSF。心の壊れたサイボーグの思考補助がテーマ。
二十代前半のおれは機械企業に勤めている。サイボーグ手術を受けたその日から、自分の心の主導権を握れているのか自信がな
くなる。心の一部が機械化され、デジタルの思考が混ざる。おれは自分の中の機械と話し合う。おまえは誰なのかと。機械の思考が向上していくにつれ生身の考えることの量が減っていき、やがて、人類は機械の人生の観客になってしまうのだろうか。
※これは第12回ハヤカワSFコンテストに応募したものを改稿したものである。
※機械史という題名は2024年1月10日に応募した時にすでに書かれていたものであり、第11回ハヤカワSFコンテストの受賞作が〇〇史とWEBで宣伝されているのを見たのは、2024年1月15日であり、私の応募の後のことである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 09:17:05
32561文字
会話率:10%
大国と呼ばれる国々では、1950年代初頭から長年に渡ってひとつの研究に膨大な資金が投入されてきた。
学問では超心理学といわれ、有識者からはオカルトと批判されるようなパラノーマルな研究だ。
すなわち、ESPやサイコキネシスなどと呼称される
超能力である。
1960年代以降にはサイバネティックスと呼ばれる学問も成立し、人間と機械のシンクロを解き明かす科学的試みも実施されてきた。
1980年代後半には日本が誇る世界的なコングロマリットが超能力研究所を開設し、透視能力やテレパシー、気の科学的な検証などを行っていたことを知る者も多いだろう。
現代において、超能力というものはフィクションの世界ではテーマとして取り上げられることも多いが、現実社会のニュースとしては記事として記されることがほとんどない。
生まれつき高いIQ値や才能を持つ者は、天から才能を授かったとしてギフテッドと呼ばれる。近年ではメディア露出の多いパワーワードだが、彼らこそが超能力者なのだろうか。
答えは否である。
超能力は過去には神通力とも呼ばれていた。しかし、実際には天や神から授かった能力ではなく、先天後天問わずに脳や遺伝子の突然変異で現れる能力との見解もある。そして、それは鍛錬や思考により、複雑なロジックを形成して昇華を可能とするものだと考える学者たちも存在した。
その理論から、一部では超能力者はホルダーと呼称されている。
一般的な視点から考えると、ギフテッドに比べて超能力者のメディアへの露出が極めて少ないことに疑問を感じる者もいるだろう。
では、超能力の研究は衰退したのだろうか?
これも答えは否である。
それらは国家機密として厚いベールに包まれながらも、様々なレベルで国家安全保障の名目において継続されてきた。
数万、数千万にも及ぶ実証実験。
そして、禁忌とされる人体改造や脳機能への介入など、倫理から外れた研究が行われていることを知る者は稀である。
その研究の結果、生み出された超能力者のひとりが、閉鎖的な日々に辟易して研究施設から逃走を決意した。
彼を待ち受けるのは過酷な未来か、それとも心躍る至福の人生だろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 13:18:07
83773文字
会話率:11%
星野レイは、突然現れた流れ星に願ったために、目が覚めると異世界の森の中だった。
その地で、無一文、住むところもなし。
そして無職。
そこで出会ったドン底な画家の少年、サーザント・クリス。
共に魔物に襲われかけたところ、ドン底な剣士の青年、ネ
イチル・サンダリアンに助けられる。
彼もまた上手くいかない人生を嘆いていた。
だかそんな二人はレイと出会ったことで、悲観的だった人生に対して少しずつ前を向き始める。
そんなどん底3人の奇妙で奇怪な生活が今、始まる――!
『異世界×アート』をテーマにしたハートフルコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 14:16:47
142826文字
会話率:54%
日常をテーマとしたショートストーリー。
5年後の世界の僕は、どんな生活をしているだろうか。
家族は夢を叶えただろうか。
僕はまだ生きているのだろうか…
最終更新:2024-06-09 16:55:36
1384文字
会話率:0%
日常をテーマとしたショートストーリー。
苦しいとき、辛いときほど、人は人生に意義を見出そうとする。困難に立ち向かうために。
でも、それが余計に重荷になってしまうこともあるかもしれない…
最終更新:2024-05-29 13:18:45
1073文字
会話率:0%
恋愛をテーマとしたショートストーリー。
人生で初めてのデート、あなたは誰とどこへ行ったのか、覚えていますか?
最終更新:2024-03-01 12:36:43
1935文字
会話率:3%
※この作品で登場する主人公の再婚相手が、「愛のないはずの結婚で」という作品の主人公になっています。
2人のそれぞれの心情を見ることができますので、ぜひ「愛のないはずの結婚で」もご覧になってみてください。
あらすじ
大学を卒業してから介護士
として働いていた斎藤優希、22歳。
そんな優希は一人暮らしを始めた時に隣の部屋に住んでいた本田真波と出会い、結婚する。
優希は真波とも義両親とも良好な関係を築くことができており、幸せな結婚生活を送ることができていたが、真波の勤めていた市役所に上司としてやってきた大宮和也が真波と不倫関係になってしまう。
この不倫によって優希は離婚、人生のどん底に叩き落とされることになるが、なぜかその後の優希の人生は良い方向に向かっていく。
※結婚・妊娠といったテーマを扱うことから若干性的な描写に感じる部分もあるかもしれませんが、基本的には気にせずに楽しんでいただけると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 22:50:20
64866文字
会話率:48%
近藤周作は、警視庁警察官であった。幼少のころから剣道一筋、幼いころは『神童』と言われていたが、高校生からは、全国レベルの才能を持つ者たちの中に埋没し、『3番手の男』と呼ばれるようになった。大学卒業後、剣道を仕事にしたいと警視庁巡査を拝命、
剣道選手として日夜努力をするも、どうしてもチャンスに恵まれない。38歳の時、どうしたことか全日本剣道選手権に初出場、運にも恵まれ、決勝戦まで進出した。しかし、長時間の延長戦の結果、疲労困憊した周作は、心臓発作のため、最後の一本を取られたと同時に意識を失い、昇天してしまった。死んだことが信じられない周作は、幼いころに善行を行ったことと、生涯悪事を行ったことがないことが評価され転生することとなった。転生先は、公爵家の3男、しかし、特にチート能力を授けられたわけでもないはずなのに、何か普通ではない気がした。周作は、今一度剣の道を究めたいと思うのだが、どうやら他の才能も有り、波乱万丈、抱腹絶倒の新しい人生が始まることとなった。異世界転生ものとしては、使い古されたテーマかも知れませんが、新しい切り口を感じていただければと思います。
今後の展開としては、①幼児期~才能の芽生え ②少年期~異能の無双 ③学園期~仲間たちとの友情 ④旅行期~剣聖への道 ⑤領地編~内政の成功 ⑥三国期~周辺国の平定 などを考えています。前回の投稿作品はチート過ぎて、ネタが尽きてしまいました。いまだ2部が完結していませんが、この作品は、きちんと構成を考えて、100話程度?での完結を目指します。
応援してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 14:41:17
564989文字
会話率:37%
初代乙女ゲーを押し続けて数十年
事故にも過労死にもなってないのに異世界転生!?
女王を目指すべきか!?推しに生きるべきか!?
悩み、迷い、やっぱり悩み
それでも、人生というテーマに向き合い続ける女の話
最終更新:2024-05-28 02:56:42
1447文字
会話率:16%
2020/3/25 書籍化決定。小説第一巻は2020/6/10に発売。第二巻も2021/3/19に発売になります!
またコミカライズも某サイト様で連載中。第一巻が2021/4/1に発売になります!
彼女は追われた。生まれ故郷を、住む場所
を、人としての存在意義を。だが彼女には救いの手が差し伸べられた。数年が経ち、美しく、逞しく成長した彼女は、一度は自分を拒絶した世界を知るために今、旅に出る。これは、奔放で好奇心の塊のような彼女が、世界を滅ぼした魔王と呼ばれるまでの物語。
女剣士を主人公とした、彼女の成長と人生を追う物語です。登場人物は多く、群像作品でもあります。ちなみに主人公はチートではありません、むしろ敵がチートです。
日常パートはライトタッチで描きますが、残酷な部分もあります。苦手な方はご注意を。作品のテーマは……皆さんが確かめてください。現在第五幕連載中。だいたい一話2000~4000文字くらいでしょうか。連載当初は一話あたりの文字数がもう少し多いです。
ついにPV 2500万突破!& 180万ユニーク達成できました! まさか100万ユニーク突破できる日が来るとは、感激です! 書籍化も決定し、応援してくださる皆さんに、この場を借りてお礼の言葉を。
Web版はそのまま残しますので、10年あればどのくらい文章が変わるのか、書籍版と比較してみるのもよいと思います。誤字修正は適宜行いますが、三点リーダや算用数字の使用はわざとなのであしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 18:10:00
7049521文字
会話率:63%
——知ってた? わたし、キミのことが好きなんだよ。たぶん、この世界よりも。
二年前の春、僕はひとりの女の子に出逢った。
暗い海の底に沈んでいるみたいだったそれまでの僕の人生を、温かい太陽の光が当たる芝生のような世界に変えてくれた女の
子に。
だけど彼女は普通の女の子じゃなかった。
彼女は〝魔法使い〟で、僕はそんな彼女に色々なことを教えてもらった。
この世界の秘密や、〝魔法〟の存在。それから〝魔王〟と呼ばれる人類の敵についても。
彼女が戦う姿を見ていく中で、いつしか僕は強くなりたいと願うようになった。
彼女を守れるくらいに強く——。
——でも、そんな願いが叶う前に、彼女は世界を守るために犠牲になった。
僕の胸に、僕にはどうすることもできない悲しみだけを残して。
彼女のいなくなった世界で、僕は〝魔王の残滓〟と呼ばれる存在との戦いを続けている。
来栖くんやエリック、新しいパートナーであるエリとともに。
いつ癒えるとも知らない心を誤魔化しながら——。
◯主要登場人物
——桜宮 幸人(サクラミヤ ユキト)
——風戸 アンリ(カザト アンリ)
——杉屋町 エリ(スギヤマチ エリ)
——来栖 凛太郎(クルス リンタロウ)
——エリック
◯補足
文庫本1冊ほどの長編……の予定です。基本的には週1回の更新になりますが、他のサイト(カクヨム)で投稿していた分26話までは完成しているので26日間は毎日投稿します!(正確には23時間に1話投稿する予定)
その後は週1回で更新していく予定です。
1話の文字数も多分バラバラなので、完結まで気長に待っていてください。
※この作品は「カクヨム」でも公開しております。
魔法の設定が出てきますが、ファンタジーというよりも主人公の心の成長がテーマであるため、ジャンルは「ヒューマンドラマ」にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 09:29:40
129237文字
会話率:46%
光兎真白(こうさぎましろ)。元OL。24歳。故あって、人生に絶望しました。
真白はハードモードな現代日本の人生に疲れ切っていた。しかも信頼していた人からのひどい裏切りに遭い、そろそろ人生からドロップアウトしようと夜空を見上げていると、
この世の者とは思えない謎のおじいさんと出会った。
真白は謎のおじいさんから「どうせ死ぬなら人の役に立ってから死ね。わしの代わりに異世界を救ってくれ」というありがた迷惑な言葉をもらい、彼の力によって異世界へと飛ばされる。
しかしそこは、死霊や魔物が闊歩する戦乱の世界だった――――
異世界転移をきっかけに真白はおじいさんが持っていたチート能力と十歳若返った体を手に入れた。ところが息つく暇もなく様々な困難が真白の前に立ちはだかる!
ハードモードな異世界でいきなり死の淵に立たされた真白を助けてくれたのは、鉄製のヘルムをかぶった少年だった。
※よろしければ励みになるので、ブックマーク、いいね、高評価をよろしくお願いいたします!
※ゾンビが出ます。苦手な方はご注意ください!
※主要っぽいキャラも死ぬことがあります! 感情移入のし過ぎにご留意ください!
※女性向け「恋愛」「ファンタジー」をメインテーマとしてますが、ゾンビとミステリーが混じります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 13:40:14
201787文字
会話率:51%
主人公は、Aランク冒険者だ。彼は変わり者で有名なのだが、本人に自覚はない。
彼について述べると、まあまあ田舎なアドリー村で生まれ育った。ガタイがよかったり、運動神経がよかったこともあり、冒険者になった。それからは、依頼を受け、収入を得ては
家に帰るという平凡な生活だった。
そして、いつの日か、いつもどおり彼は狩りの依頼を受けていた。そして、どこかの田舎の危険な森で狩りをしている最中に彼はまったく予想していなかった”なにか”に出会った。
この出会いを機に彼の人生は変わり始める!
そして、人生が変わり始めるのは彼だけではない…。
◆こちらは家族をテーマにした物語になっております。
◆主人公を中心にストーリーを進めますが、他のキャラクター視点も入れていきたいと思っています!
◆作者としては、いまのところ冒険をストーリーに入れる予定はないので、The 冒険物語が読みたい方には向いてないかもしれません。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 20:27:27
7069文字
会話率:23%
翼は、傷心。
それまでの人生において、『どれだけ心が傷付いて来たか』を、翼は表わす。
大きく傷付けば、大きく翼は生える。
何度か傷付けば、何度か翼は生える。
心模様が激しく揺れ動くように傷付けば、美しい模様が浮かび上がるように、翼は生える。
だが、翼は容易に生えない。
ありきたりの傷心では、生えない。
それこそ、一週間ほど飯が喉を通らないような、街から色彩が全て失われるような、それぐらいの傷心でないと、翼は生えない。
小さい翼でも、最低限、それぐらいの傷心はいる。
ならば、大きい翼は然り。
美しい翼も、然り。
[ただ、その傾向が、自殺者増加と正比例していることは、指摘できよう。
翼を生やした人数の増加と、自殺者の増加が、
グラフで合い比べると、正しく比例している。
よって、自己嫌悪、自己憎悪、自信喪失といった、
各自のメンタル衰弱が、何らかの作用を及ぼしていると考えられる。
《翼を生やす》のと《自殺する》のは、
『メンタル上、紙一重のもの』と捉えられる。 ]
博士論文を、一度は提出した。
テーマは、[翼発生現象についての経緯、現状及びそれに対する一考察]。
担当教授は、難しい顔をする。
「博士論文の補足して、追加レポート出してくれたらええよ」
ラバネッリは、教授のこの提案に、飛びつく。
教授と念入りに打ち合わせをして、補足レポートに盛り込む内容を詰める。
翼の生えた人々は、翼の機能を活かして、主に次の三つの職に従事する。
一、運送業
二、旅客運輸業
三、保養業
運送業、旅客運輸業の聞き書き調査の状況を思い出し、保養業の状況を詳しく思い出す。
ラバネッリは、保養業界の会社【ビアッリ・リラックス】を聞き書き調査した時の状況を、詳しく思い出す。
まず、ビアッリ・リラックス三人衆の一人、メラーの翼よる施術に付き合う。
行き先は、彫師のところ。
刺青を入れるところ。
メラーは、黄色の翼格納リュックを開く。
開くと同時に、縮こまっていた翼が、広がる。
途端、青龍がのたうつ、くねる。
翼の動きに合わせて、青い龍が息づく動く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 10:14:34
38855文字
会話率:30%
二大強国の一つ、グリパニアによる南部領地への侵攻によって、理不尽な大戦が引き起こされた。南郡に住む多くの人々は、これまでの平和な日常を奪われるという不安や恐怖により、正気を保てず、精神に異常をきたすようになる。その最中に、記憶を失ったまま
、広大な魔境の森を一人彷徨う、正体知れぬ傭兵がいた。彼は自分の元々の所属と本来の目的を見失っていた。死の森において、生き残るための残忍な殺し合いを続ける中で、ふとした出会いにより、苦境にあえぐ南軍に傭兵として参加する。やがて、彼の参戦はこの戦争に大きな歪みをもたらす。激しい戦闘の舞台と化した、南部の森において、食糧を求めながらも、何とか正気を保とうとする人々、敵軍や盗賊たちとの斬り合いの日々は、ケークという人物の怪奇な半生を少しずつ蘇らせていく。彼を取り巻く多彩な人物の動向は、この戦争のあるべき結末を少しずつ変えようとしていた。先例のないような栄華を誇りながら、やがては衰退していく大国エメリアの存亡。国政を乗っ取ろうとする悪党たちは、いったい何を根拠に未来を予言しているのか。そして、ブランニージュと呼ばれる正体不明の秘宝を奪い合う、全ての時間、全ての国家に属する人間たちの物語。
記憶と予言 戦争と平和 人生の意味 宗教と無神論 差別と復讐 などがテーマになっています。
2020年3月16日 二年ぶりにプロローグを更新 誤字脱字の多くを訂正。
2020年4月 8日 大陸の各都市の紹介、そして大戦初期の展開の部分を修正
2020年4月21日 ホーチスとケークとの出会い。宿営地でのやり取りを更新。1節その3~6まで
2020年4月30日 第一章第二節が完結。第三節は連作短編のような形式になります。
2020年5月 1日 第一節その25 最後の場面の文章を訂正して更新しました。
2020年9月 1日 第一節その7~9までを加筆修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 06:20:53
683208文字
会話率:51%
知性高いコルガン青年は、努力を嫌い、ボヘミアン人生を望んでいたため、大学の授業への出席をほとんど無視するという暴挙に出ていた。運命の夏季試験日には、当然のことながら、進級を賭けた一夜漬けを余儀なくされる。持ち前の機知により試験を乗り越えた
彼だったが、自室に戻ると、ドアには鍵がかけられていたにも関わらず、実家からの仕送り金の一部が盗まれていることに気づいた。彼はわずか10分足らずの思考で、隣室の友人を容疑者として捕らえて警察に引き渡す。犯人特定の決め手になったものは、いったい何だったのだろうか?
記憶力をテーマにした簡単な推理小説です。サスペンスではなく、コメディ寄りにしてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 07:35:21
16880文字
会話率:56%
穏やかな村『タトス』で暮らす少年『ヴアラ』。彼は穏やかに暮らしていた。
幼なじみの『ガートリー』、マイペースな母親、隣の家のおじいさん、村長などに囲まれて平和に暮らしていた。
そんなある日妙に親近感を覚える青年の人生の終わりを夢見る。
だが、そんなことは一瞬の思考に過ぎず、彼の一日が日が始まっていく。
幼なじみと山菜採りに行く約束をしていたことを思い出し、森へと足を急がせるのであった。
人間と動物、自然、魔族、魔物、様々な種が生きる世界で少年が見出す勇気とは。
勇者とは?魔王とは?命とは?勇気とは?そんなたくさんの思考がめまぐるしく動いた一日を描く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 15:38:27
14117文字
会話率:31%
エッセイの文学賞応募作品。第二の人生をテーマにしつつ、息子の救急搬送をリアルに描写。
若き日の夏目碧央の夢、結婚、出産、子育てと、短くも赤裸々に半生を語る。そして、息子の為に救急車を呼んだハラハラ、ドキドキの展開を長めに描写する。
最終更新:2024-02-25 16:25:08
55419文字
会話率:27%
私たちを地獄で裁くこと
RPGやファンタジーの形に落とし込んでますが、テーマは戦争反対。悪の帝王ゴルゴロスを倒した勇者シェスターが、地獄で裁かれるというものです。勇者シェスターは真実の裏側を見る。そこにはもう一つの正義がありました。
【筆
者より】
自分が大人になったら、第二次世界大戦のような悲惨で愚かな争いごとはなくなっているもんだと思っていた。高校生(1990年代)あたりから、まもなく成人だというのに、紛争はどこかとあることが常になってきた。そして、次第に無関心で何も思わなくなってきた。
誰かと誰かが争うことは、誰かと誰かが憎しみのバトンリレーをするようなものだ。それにゴールがあればいいが、ゴールはない。
僕みたいな人生の落ちこぼれは、せめて、子どもたちに伝わるように、いろんな媒体で勝手に物語を書いて、タトゥにしていきたいのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 16:53:25
4432文字
会話率:42%
この物語は、思いがけず富と貧困の岐路に立たされることになった謙虚な主人公の旅を描いている。複雑な人生を歩む中で、彼は思いがけない機会や試練に遭遇し、自分の心の奥底にある願望や理念と向き合わざるを得なくなる。賑やかな都市を背景に、物語は野心
、犠牲、幸福の追求というテーマを探求する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 15:00:00
2399文字
会話率:4%
「生きること」をテーマに、主人公が前向きに人生を捉えられるまでのお話です。
※この作品は、小説投稿サイト「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2024-01-13 15:40:06
3701文字
会話率:17%
下記がこのお話の概要です。
◆題:えらぶーと、七つの夜
◆テーマ:
難しい選択。どれを選ぶか?
→ワガママになって、自分が幸せになるものを選ぶ。あるいは何も選ばない。
◆物語の概要:
「どれにしよう」という悩みによりそう、夢先案内ぶた、え
らぶーの夢の旅。
◆読んで欲しい人:
二十代の働く女性。
人生の選択に迷い、悩む人、淋しい人。
◆主役:
メイン:夢先案内ぶたのえらぶー
サブ:各タイトルごとに登場する、夢を見ている人
◆各タイトルのストーリー基本構成:
・夢の中でえらぶーと対話する
・そのあと「二度寝」し、夢を見て、選択をヒントを得る
◆語りの視点:各タイトルごとの主役(迷っている人々)
◆タイトルごとのテーマ構成:
物語の各ジャンル。全体としては童話。
・童話 ・異世界 ・日常 ・SF ・学園ラブコメ ・ミステリー ・百合
◆各タイトルのストーリー要素:ちょっぴり、日本の現代社会を生きる人々の悩みに関係する
◆えらぶーは、何で人間の夢に出てくるのか:
昔助けてもらった男の子に会いたいから折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 13:05:42
9718文字
会話率:44%
陰キャの高1・崖淵 極春(がけぶち きわはる)。クラス1の美少女、佐倉 塔亞(さくら とうあ)と付き合っていたが、11月にその関係は終わってしまう…。これは、陰キャ男子の人生180度逆転をテーマとした、ヒューマンドラマのシリアスさも含めた、
青春ラブコメストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 23:01:18
1747文字
会話率:0%