幼い頃に両親を亡くしたアキラは、母の部屋で見つけたオルゴールの音色に誘われ、幼馴染のハルと共に、時空を超えた冒険と試練に立ち向かう。
最終更新:2022-02-12 18:31:01
80407文字
会話率:46%
平民の村娘アリスは、親友のサリィと遊びに行った森の中で魔物に襲われ、崖に追い詰められてしまう。
絶体絶命のピンチの中、なんとアリスはサリィに崖へ突き落とされて大怪我を負ってしまう。
その反動で前世の、星川有栖としての記憶を思い出したアリス
は、有栖の知識を併せた我流の魔法を開発することでどうにか生き延びることに成功した。
その後アリスは魔物の元へ残ったサリィを探して森を駆け回り、結局見つけることは叶わず村へと帰還する。
そこで村の人達にサリィの捜索を頼もうとしたアリスだったが、訝しげに眉を顰めた彼らの言葉に愕然とした。
「サリィって、誰だ?」
知らない筈はない。何度も一緒にご飯を食べた。遊びに行った。お泊まりだってした。小さな村だし、誰も知らないはずがない。ましてや両親が知らないなんてあり得ない。
しかし誰に聞いても、答えは同じ。あまつさえ、サリィの両親までもが、私達に娘なんていないと言い放ったのだ。
何かがおかしい。
村の人達全員から記憶が消えた? それとも私が狂ってしまっているのか?
それすらも分からなくなり追い詰められたアリスだったが、サリィから貰ったオルゴールを自分の部屋で見つけたことにより、サリィは存在していたんだという確証を得る。
サリィの存在を確信したアリスは、彼女の失踪の真相を確かめるべく、親友探しの旅に出る決意を固めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 01:27:55
508266文字
会話率:33%
大掃除の日、僕と親方は『クラヴィトー』を修理できないか考えた。だって僕らは魔法玩具師。玩具や道具を作るのはお手のものだ。だが、この楽器は若かりし頃の親方が魔法玩具にも使う特別な材料を使った一点物。同じ材料は二度と手に入らない。
壊れたクラ
ヴィトーを解体したその夜のこと。空で星がたくさん流れた。それを見た親方は「もったいない。少し拾っておくか」と呟いた。流れ星を拾うって? 親方に渡された道具は銀色の円盤と、黄色いコンペイトウ。こんなのでほんとうに流れ星が捕まえられるのかな……――。*****魔法玩具師とぬいぐるみ妖精シャーキスのお話第四弾です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 13:00:00
12312文字
会話率:23%
ひよんなことから入院生活を送ることになった、中学生のあかり。病棟で聴いたオルゴールの調べで、音楽の道へ進みたいという希望が湧き上がった。しかし、いざ音大を目指す予備校へ行ってみると、予想もしないレベルの学生たちがゾロゾロいる。へこたれそう
なあかり。ところが意外なことに、あかりに手を差し伸べたのは、予備校のスターである涼子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 12:26:31
1285文字
会話率:29%
事故で両親と記憶を失い、叔父一家から疎まれて暮らしている鈴花。
ある日、美貌の異国人・リカルドと、彼がパトロンを勤める奇術師・朔と出会い、叔父の家にあるオルゴールを盗み出すように持ち掛けられる。
彼らの目的はとある隠された財宝で、その手掛か
りがオルゴールにあるというのだが……?
一つ屋根の下での三人暮らし。期限は財宝の手がかりが見つかるまで――……
【全35話・書き終わっています】
※明治中期以降をイメージしていますが、都合良く創作しております。広い心でお読み下さい。
※カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 15:00:38
82023文字
会話率:43%
長年愛用していたオルゴールが壊れてしまった。最近は、あまり使わなくなったそのオルゴールを捨てようとするが、壊れたはずのオルゴールから「ポロン」という音が聞こえ......。
最終更新:2021-11-19 21:57:44
4017文字
会話率:20%
ここは『時の休息』と言う小さな喫茶店。
お客様は多種多様で、皆様いつも疲れきった状態で、ご来店して来てた。そんな喫茶店の店内は、壁と天井は星々が散りばめられ輝いており、床は焦げ茶色の木目の床だ。その小さな空間には、小さなテーブル席が1つ
とカウンター席が数席、そして店内の一番奥には、160弁の巨大なディスクオルゴールが、カノン等数種類の曲を、耳心地の良い音色を奏でて、店内を包み込んでた。
そんな喫茶店で働くのは、マスターである私クロとウェイトレスのノルンの2人だけた。
さてさて本日ご来店のお客様には、どの様なおもてなしをしましょうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 06:34:17
5613文字
会話率:59%
よそ者で父親なし子だった俺は、田舎町で母親と二人で暮らしていた。
ある日壊れたオルゴールを直してやった事で、二つ年上の少女と友だちになり、やがて彼女の家族とは家族ぐるみで親しくなっていった。
そして口には出さなかったが、いつしかお互い
に結婚して一緒にいたいと思うようになっていた。
しかし、十五の時に俺の母親が亡くなった時に、突然少女が聖女に認定されて王都へ行ってしまった。
しかも聖女は王族と結婚しなければならない決まりになっているという・・・
癒やしの魔力はあるが、その代わりにその人にとって大切な物を対価として壊さないと治せない少女と、生き物でなければなんでも直せる直し屋の少年。
二人は幼馴染みで助け合って暮らしていたのだが、彼女が聖女認定を受けた事によって、人生の歯車が狂わされて行く・・・
何度見直しても誤字脱字がなくなりません。
いつも誤字脱字のご連絡ありがとうございます。助かっています。
気になるに方は申し訳ありませんが、読まずにパスして頂きたいと思います。(読み終えた後できついご意見を感想に書かれると心が病むので・・・)
よろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 23:51:40
61821文字
会話率:25%
爆発音と共に燃え盛る大きな炎の前で、ケントはある女性の名前を叫び続けていた。
幼馴染みで、初恋の相手で、そして彼の唯一の女性の名を・・・
「サラーっ! ラサーっ!」と……
何度も火の中へ飛び込もうとして、周りの人に体を拘束され
、思い留まるように叱責された。
今燃えている伯爵家の娘サラは、その婚約者のハリスツイードと昨晩結婚式の打ち合わせをしていたのだが、逃げ遅れてしまった。
そして翌朝、黒焦げた焼跡戸に姿を現したある二人の人物に、居合わせた人々は不審の目を向けたのだった……
四人の幼馴染みの愛憎劇です!
初めてのドロドロもの(自分的には)です。最初からそれを目指していた訳ではないのですが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 19:57:06
13127文字
会話率:23%
家にあった古びた壊れたオルゴール……。それは作曲家だった亡き曽祖父が妻のために遺した最後のラブレターだった。
出逢いと別れ、そして再会の物語。時を超えて届けられる優しい愛の物語。
最終更新:2021-08-13 15:35:51
13007文字
会話率:65%
幼い頃、人を庇ったことにより消えない傷を負ったアイビー・ゼルジョア。
キズモノとして扱われ、恋すらしたことのなかった彼女の元に一通の手紙がやってくる。
それは名前しか知らないジングレイ公爵からの縁談の手紙だった!
どうして?なぜ?と思いつ
つも、手紙から伝わる誠実さと押しに負け、会うことになるが…
ジングレイ公爵とアイビーのちょっと年の差恋愛ストーリー…を目指してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 03:59:42
259文字
会話率:0%
「ちがうって、いけないことなのかな」
うららの目は青い色をしています。うららのママも、おばあちゃんも、みんな青い色をしています。みんなとちがう、これっていけないことなのかな……。そう悩むうららに、男の子が声をかけます。
あなたに贈られた、大
切なものを思いうかべて――
※こちらは、黒森冬炎様主催の、『劇伴企画』参加作品となります。カテゴリーはBになりますが、もしよければあなたが大切にしている、贈り物の音楽を聴きながらお読みください。
※こちらは作者が以前、同人誌『オルゴール』に掲載した作品を加筆修正したものとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 13:22:41
2768文字
会話率:61%
オルゴールの中にある骨の欠片は『私の骨』 決して 無くすなよ
これからお前は 時を旅して 過去の私と出会う 私は未来の亡霊
生きている過去の私はお前の敵だ 白銀の髪をした美貌の女ケンタウロス
レグルスは少年アーシュにそう言った
魔法使い
の弟子 二本足で立ってお喋りする 犬の姿のワン子
彼の家 そのガラクタの中にあったのは宝石箱タイプのオルゴール
時の魔法のオルゴールだった
それを開いた エイルという少女 姫は バラバラとなり 時の狭間に消え
ワン子と年下の恋人 貴族で焔の魔法の使い手アーシュは
彼女を探して幾つかの時間の中を旅します
過去、未来 それから・・
魚、小鳥とエイルは様々な姿に変身 無事に彼等は探し出せるのか?
幾つかの時間 そこで幾度も 出会うのは 白銀の髪 女ケンタウロス レグルスだった
他サイトあります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 01:01:21
1499文字
会話率:40%
多重投稿 サイトにもあります・・また御話は 後編で 単発でも読めます
(と・・思います^^;)・・
前編は 「すべての事は 遥か時の彼方に・・
(前編 にやんこの大魔法使い お菓子祭りと竜の虫歯)」
小説家になろうサイトさま内 https
://ncode.syosetu.com/n1426eu/
・・・にやんこたちの時代から見るとそこは 遥か古代・・
森にすむ魔法使いの弟子の元に一人で訪ねた 白の国のエイル(エルトニア姫)
彼女は禁断の時の魔法のオルゴールに再び触れてしまい・・遥か未来・・
にやんこの王国のお菓子祭りの会場である 広場に出現した・・
知らせを受けて エイルの恋人である黒の王アーシュ(少年の姿だが・・?)と
友人でもあるアルテシアが駆けつけて・・
そして そこに・・あの白銀の髪のレグルスが 時の導き手として エイルを連れ戻す為の時の扉を
開く・・
エイルを捜す アーシュが途中で 出会ったのは・・
大魔法の暴走で 炎に包まれ 絶対絶命の猫耳つきの人間達・・ リア達であった・・
・・アーシュは そこで知ってしまう ある真実とは・・?
全ての事は‥遥か時の彼方・・伝説の中・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 18:01:38
23277文字
会話率:57%
※他サイトに貼ってます 重複投稿
みてみんのイラストhttp://15025.mitemin.net/i172353/
ファンタジー
魔法使いの弟子のわん子の家に遊びにきた 訳ありの二人
金髪の少女でお姫様 愛らしい オッドアイの持ち
主エイル(エルトニア姫)
黒髪の少年 見た目は少女より少し下アーシュ
紅い瞳目つき悪し、火の魔法を使う(彼は・・実は?)
うっかり 魔法のオルゴールを開けてしまった少女エイルは
時空の彼方に飛ばされ・・
魔法使いの弟子のわん子と黒髪の少年アーシュは 過去の時間や未来の時間で少女エイルを捜す旅をする
オルゴールの中にはいっていたのは 小さな骨の欠片
そして そこで繰り返し出会う 白銀の髪の美しい女ケンタウロス
レグルス
「わが名はレグルス・・このオルゴールの中の骨の欠片は私の骨
私は未来の亡霊 お前は これから過去の時間に旅をする
生きてる過去の時間の私は お前の敵」
時の輪がめぐり・・始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-10 18:12:44
63479文字
会話率:39%
「「デブなんて嫌 (だ)!!」」
「なんだと?!」
「なによ!」
おデブな王子とおデブな公爵令嬢。
「綺麗な青い目だって聞いてますけど?」
「お前、肉に埋もれて、目見えてないじゃないか!」
【王子の側近の、ヴィル視点のお話。】
最終更新:2021-04-28 07:49:54
13580文字
会話率:71%
TS異世界転生チートしたい。
そう望んでつまらない死に方をした山田何某は本人の注文通り、TS異世界転生チートした。
アメリア=ロア=エリナード子爵令嬢と名を変え優れた美貌、才能、地位をもって生まれ直した。
バラ色の人生が訪れるかと思ってい
たが、蛮族と呼ばれる化け物たちの軍勢が人類に対して大攻勢を仕掛け、戦乱の時代が始まってしまう。
兵を連れて戦場に出たアメリアだが、援軍の望みはなく、孤立していた。
才能に物を言わせて自分だけ突破することは可能だったが…さすがにそれは無責任が過ぎるだろう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 11:24:29
24635文字
会話率:30%
恋人の昴と、同居を始めることになった裕子。大好きなのに、いざ一緒に生活するとなると、不安が過り、憂鬱になる。
そして、同居を始めた翌日、昴が裕子の想い出の宝物である『からくりオルゴール』をばらして言いかと訊いて来る。壊れているといっても
、前夫からプロポーズする時に貰った大切な想い出の品で、捨てる事ができずに、ずっと取っておいたもの。
裕子は、何時までも前夫の想い出に縋っていてはいけないと、許可を出すと、昴はそれに夢中になって、相手すらしてくれない。
不満になる裕子だが、翌日のクリスマスイブの夕刻、専門家でも修理不可能と言っていたオルゴールの小鳥の囀りが聞えてくる。そして、「旦那さんとの大切な想い出の品でしょう」と、プレゼントしてくれた。
裕子は、前夫を忘れられずにいる自分事、愛してくれていると、嬉し泣きするのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 16:42:25
7131文字
会話率:26%
ジーコ……ジーコ……とネジを巻く音がして、オルゴールのメロディーが拡がる。曲目は「月の沙漠」 幕が開く。舞台には何もない。赤ずきんが手に四角いバスケットを持ち、ニコニコとオルゴールの音色に合わせてクルクルとまわっている。オルゴールのネジがゆ
るんで、ややななめの角度(少し後ろ向き)でとまる。キッと顔だけ正面に向ける……その顔は、もう笑ってはいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 06:49:55
15878文字
会話率:3%
歌を歌うオルゴール。道を定められる。
キーワード:
最終更新:2020-12-29 16:09:31
2040文字
会話率:35%
仕事で心身ともに疲れていた香奈は、最近知り合った友人である直樹から一番欲しいものが手に入るという「伝説のギフトサイト」を紹介される。あからさまに怪しいサイトであったが、直感的に信頼している直樹の強い勧めで利用する。届いたのは音も満足に奏でら
れない古びたオルゴール。しかしそのオルゴールこそ、確かに香奈の一番欲しいものを呼び寄せる、最高のギフトに違いなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 20:34:59
996文字
会話率:36%
皆さんには、大切にしている手紙はありますか。私は、今でも大切にしている一つの手紙があるんです。本人に見られたら恥ずかしいけれど、そもそも見つかることはあるはずないと思うのだけれど、一つの物語として私の人生の一ページを紹介させてください。どう
しようもない苦しみの感情を共感してもらえたり、こういう気持ちの持ち方があるのかと一つの考え方として受け入れてもらえたら、うれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 22:56:03
3065文字
会話率:5%
浮気者の夫を持つ主婦の茉優は、夫と出逢った頃のことを思い出していた。子供ができないのは、どちらの身体の問題があるわけでもなく、”そういうこと”自体が無いのが原因だった。
幼馴染の孝志と十年ぶりの同窓会で再会する。
「オルゴールを鳴らして」
「何度もオルゴールを鳴らして」(ムーンライトノベルズ)
の続編です。
*pixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 08:49:20
17696文字
会話率:46%
妻からよっちゃん、と呼ばれる男は、夜のバーで適当に女の人と遊んで過ごしていた。
ある日知り合ったマリアという女はその枠には入らない、音楽の話ができる友達――
手を出さなかったのは、友達なら別れなくていいから。
出逢って十二年後、もう十年近
く音沙汰の無かったマリアから連絡が来た……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 15:49:03
12736文字
会話率:32%