僕はニザ。魔法玩具師の弟子だ。いまは木工細工職人のフリをしている。僕と親方とおかみさんは境海を越える際に海賊に襲われた。攫われた僕はなんとか逃げ出せたけど、異郷の地でひとりぼっちに。でもぬいぐるみ妖精のシャーキスがずっと一緒にいてくれたん
だ。僕は親方の手掛かりをもとめ、親方が昔住んでいたかも知れない〈職人がたくさんいる国〉へたどり着く。そして魔法玩具師の古い言い伝えをたよりに〈月と太陽の砂時計がある街〉を訪れようと考えるが、そこは、魔法玩具師がけっして訪れてはいけない理由があったのだ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 04:00:00
186320文字
会話率:31%
僕はニザ。魔法玩具師の弟子だ。新しい魔法玩具が思い浮かばず悩んでいた僕は、年に一度会う配達業者のおじさんに『クリスマスの宮殿』へ連れて来てもらった。そこはクリスマスの女王が治める美術品の宝庫。女王は僕を歓迎してくれる。滞在する間に女王の名
前を当てたらすばらしい贈り物をもらえるらしい。ところが、宮殿の案内役を言いつけられた魔法使い人形とひねくれ小熊のぬいぐるみは、僕に意地悪をしようと企んでいた。僕はぬいぐるみ妖精シャーキスと共に、つぎつぎと罠をくぐり抜けるが……。さて、女王の名前はどこに……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 23:05:11
44376文字
会話率:46%
子どもたちに素敵なクリスマスの夢を見せてあげられる魔法玩具が欲しい。
魔法玩具師の親方と弟子のニザが冬の休暇に入る直前、そのお客様はやって来た!
親方からこの仕事をまかされたニザはぬいぐるみ妖精シャーキスに連れられて、夢の世界へ『最高
のクリスマスの夢』を探しにいく。巨大なクリスマスツリーのある夢の世界。そこで見つけた世界でひとつの『クリスマスの夢』は、ニザの想像とはまったく違っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 22:02:50
18825文字
会話率:36%