もし、鏡に映った自分の姿が、見すぼらしかったら・・・。
がっかりしかせんか。こんな風に自分は、人に見られているのかなと。
でも、シャツを替えただけでは、解決はしません。
なぜなら、風姿は、その人が生きて来た人生そのものですから。
残酷なことです。生き方を変えないと、姿かたちも良くなりません。
しかし、自分だけのことなら、自分ひとりの中で決着はつきます。
それが、リーダーだったらどうでしょう。自分ひとりの話ではありません。
組織が、国が、その人の生き方に懸かっているからです。
リーダーの風姿に注目しましょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 08:08:24
980文字
会話率:0%
名を握り城の従者を支配するリンデンバウム領の領主リューンのもとに、貧しくみすぼらしい少女が侍女として雇って欲しいとやってくる。少女は名を持たず、リューンの支配が届かない唯一の人間だった。リューンは仮の名前を「ムイ」とし、言葉を話せないムイに
字を学ばせようとする。置かれた環境に深い孤独を感じていたリューンだったが、ムイの健気さに惹かれ、次第に愛するようになる。だが、ムイには胸に秘めた秘密があった。
✳︎✳︎✳︎
切ない両片想いを目指しました。
以前投稿しましたお話を改稿しエブリスタさんで投稿していますが、こちらでも再投稿することにしました。元の作品は検索外にさせていただいています。以前、ブクマや感想をくださり、ありがとうございました。お読みいただければ、幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 09:02:49
248003文字
会話率:39%
少年はみすぼらしい少女を憐れんでいた。
貧相で恋に破れ、賢げに振る舞う庶子の従妹は、平民の少女の魅力に遠く及ばない。
※ 過去他サイトで書いた作品の設定等を修正し改稿したものです。
アルファポリスにも掲載しています。
最終更新:2021-05-19 05:00:11
12790文字
会話率:29%
ラーメン屋のバイトのついで、深夜のアワビ漁(密漁)で生計を立てていた二十八歳の羽条英弥(うじょう えいや)は、ある日アワビ漁(密漁)の帰り道、大量のアワビを積んだスクーターで帰路についた際、ハンドル操作を誤って海へと沈んだ。
それから彼が目
覚めると、そこは見知らぬ世界だった。しかも自身の年齢よりもかなり若い、みすぼらしい少年の体に乗り移っていた。
魔導士が幅を利かせ、魔法を使えない者は無魔力者(マナレス)と呼ばれて差別される世界に降り立った彼は、それでも拾った命をまっとうしようと、助けてくれた治癒魔法を使う魔導士の少女、レティシアや、自分と同じくマナレスの少女、コランの助力もあり、少しずつこの世界での生き残りの方法を学んでゆく。魔法も使えず、チートも無い、そんな彼の過酷な日々はまだ始まったばかり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 22:21:53
118679文字
会話率:35%
ナティアは公爵令嬢だった。
正確には今でも公爵家に籍は置いているからまだ公爵令嬢だ。
でも、五年前のあの日に実の父親と彼の愛人とその娘によって追い出されてから家には帰っていない。
共に追い出された母親と命からがら隣国へと逃げ延び、それから
二人でひっそりと生きてきた。
五年前のあの日、それはつまり王太子ロイスとの婚約が決まった日。
その日から彼とは会っていない。会えていない。
その間に彼は異母妹と親しくしているそうだ。
今日、きっとナティアは婚約を破棄されるのだろう。
公爵令嬢とは思えないようなみすぼらしい姿のナティアとは対象的に、ロイスから贈られたドレスやアクセサリーを身に着けた妹と彼が近付いてきて、そしてーー。
※不穏なのはあらすじだけです。安心安全のご都合主義です。
いつも通り登場人物達の頭はおかしいですがハッピーエンドです。
R15タグは念の為です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 13:50:57
11345文字
会話率:53%
勇者との激闘の末、戦いに敗れた魔王。
死の覚悟をする魔王に勇者は剣を収めた。
殺さなければ後悔する、そんな負け惜しみに対して勇者は笑うのだ。
命は奪わないが、力は奪う。
何を言っているのかわからないまま、勇者の行動を見守る魔
王。
自分を中心に巨大な魔方陣が展開、魔王たる力を奪うのかと察するが、力が抜けていく感覚はなく、あったのは肉体が変化する感覚。強靭に鍛えた肉体は細々しいものに変わっていく、急激な肉体の変化に意識が朦朧し始め、気を失う間際に見た自分の体は、みすぼらしい細いものであった。
戦う力を奪われ、勇者の傍らで二年の時が過ぎた頃、悲願の時が訪れた……訪れてしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 12:54:28
113509文字
会話率:57%
神聖紀1781年、ルテルジア王家に一人の姫が誕生した。
名は、アリスティーア・フォン・ルテルジア。第十五代国王であるラインハルト二世と宰相を務めるルスタリオ公爵が長女フルール姫との間に生まれた第一子である。
少女は姫らしからぬ奔放さでありな
がら、王家に名を連ねるものとしてふさわしいカリスマ性を備えていた。まさに、未来は王国を代表する姫君になるだろう——その趣味が、お忍びで城下に赴くことでなければ。
ある日、アリスティーアはみすぼらしい少女を暴漢の手より救った。少女の名はルア、孤児であった。
……二人には知る由もなかった——これが世界を再び戦火に巻き込むことになることなど。
この年、アリスティーア・フォン・ルテルジアは11歳、ルアは9歳であった——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 02:02:19
12477文字
会話率:36%
世界で唯一のユニークスキル「納豆生成」をもつナットゥーは、パーティーが食うにも困る極貧Fランク時代から、仲間の食卓をささえてきた。しかし、中堅Cランクにあがったとたん、パーティーメンバーから「納豆生成とか、冒険者として意味不明なんだよ!」「
納豆臭いって、ギルドで女の子達から嫌われてんだよ!」と理不尽に追放されてしまう。ホームレスになった失意のナットゥーが、みすぼらしい野良犬に納豆をあげたところ。「この臭さ! ネバネバ! たまらん!」となつかれた。この汚い野良犬、実は、「神殺しの魔獣」として知られる伝説の魔獣フェンリル様だった。元仲間たちにはパーティーに戻ってきてほしいと言われるけど、もう遅い。「俺は納豆犬フェンリルの散歩に行かないといけないのだ」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 14:23:40
24757文字
会話率:37%
最強の殺し屋と呼ばれた者が居た。その人物の名は一殺羅。
これまで数々の人を殺して来た彼は当然、何度も警察に追われてきたものの、いつも消えるように警察の目を欺き、逃亡する。
そんな殺羅には殺しをする上であるルールを設けていた。それは、依
頼を受けていない相手は例えどんな相手だったとしても殺さないという物だった。
ある日、殺羅は何者かに撃たれて死にかけた。その中で殺羅は中学校の頃のクラスメイトと共に異世界転移してしまう。
本来ならば召喚されると特典が一人一人渡されることとなっているが、殺羅だけ満身創痍で異世界に召喚されたため、神は傷の回復こそしたものの、殺羅に特典を渡すのを忘れてしまい、殺羅だけ特典無しで異世界の地に降り立つことに。
しかし、勇者として特典無しは認められず、追放されてしまう。
そんな殺羅はある青髪、青眼でみすぼらしい服装の少女と出会い、殺羅の異世界冒険譚が始まる。
殺羅は元の世界で培った殺しの技術で異世界にその名を轟かせる。
これからもタグを追加するかもしれません
2021/2/3、投稿開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 07:00:00
60550文字
会話率:43%
ある日捨てられてしまった一枚の毛布。
よたよたでみすぼらしい毛布に一体何が起きるでしょうか。
MAGNET MACROLINK、カクヨムにも掲載中。
最終更新:2021-01-21 22:04:16
2468文字
会話率:52%
思い返せば色々なことをイザベラに仕掛けたものだ。
言葉遣いを嘲笑った。服装の汚れを嘲笑った。
髪の毛が跳ねていたのを大声で嘲笑った。
教科書を忘れてきたことを大声で嘲笑った。図書室へ行けば貸してもらえることをわざと教えて、恥をかか
せた。
教科書とノートにくだらないパラパラまんがを描いてやった。さぞ勉強するときに邪魔だったろう。
テストの点数を大声で嘲笑った。テスト勉強で時間を潰す姿は滑稽だった。
風邪を引いたあの子の体調管理を嘲笑い、頭に響く高笑いを浴びせかけて医務室へ惨めに追いやった。
席の横を通り過ぎる時に足を引っ掛け…たのはあそこの令嬢Aだったか。セコい女だ。
得意の風魔法でスカートをめくり上げた…のも令嬢Bだな。私は炎魔法しか使えない。
みすぼらしい弁当をここで食うなと教室で責め立て、屋外の一人か二人でしか食べられないベンチへ追い込んだ。いつもその姿を間近で笑ってやった。
最終的には階段から突き落とした。あそこの令嬢Cが。怪我でもしたらどうするつもりだったのだあのバカ女Cは。
他にも色々やったが、どれもあの子を追い詰めるものだった。
そして大半は私がやった。ええ確かにやった。
考えつく限りの悪逆非道だと思う。
とても楽しかった。ええ、それはもうとっても。
涙を流すあの子の顔は今思い出しても笑えるわ。
今思い出しても笑顔が抑えきれないほどに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 18:00:00
6610文字
会話率:34%
これはいつかどこかの誰かが語り記したもの。
四つの文明が世界を争う時代に、山のような男がいた。
男はかつて戦に生き、今は『答え』を求め、隠者を探して旅をしている。
ある街で気まぐれに男はみすぼらしい少女を拾った。
こうして男に初めて旅の仲間
ができた。
それは男の旅路に初めて彩を与えるものだった。
『色』持つ者たちがひしめくこの世界で、男は今日も『答え』を求めて彷徨い歩く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 20:24:02
105926文字
会話率:35%
「この不細工でみすぼらしい女は聖女ではない」
“聖女”として召喚された二人の女性のうち、平凡な容姿をしていた紗代を見た王子様は、聖女ではないと彼女を冷たく切り捨てた。
聖女ではない紗代は「不用だ」とされ使用人としてお城で働くことになり、不当
な扱いを受けていた。
ある日、森で偶然見つけた転移門をくぐり抜けた先でもふもふ毛並みの獣と無愛想な魔術師の少年を出逢い、彼の身の回りの世話をするという契約を結ぶのだった。
最果ての地に建つ魔術師の塔で美少年魔術師に翻弄されながら、もふもふに癒やされるオマケ女子、紗代の異世界家政婦生活が始まる。
*活動報告に頂いた紗代のイメージイラストがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 18:13:37
114325文字
会話率:35%
私は稀有な光系統魔法を持っているだけで平民ながら有名貴族の巣窟である王立魔法学園に特待生として通うことになったんだけど、毎日といっていいほどある人物に絡まれていた。「おほほ! 相変わらずみすぼらしい格好をしていますわね、ティアさん!!」シン
シア=ゴールドリリィ公爵令嬢。もう絵に描いたような高慢な彼女はとにかく自慢ばかりで腹が立つことこの上ないのよね。本当それだけで、美人さんだなとか、実は優しいんじゃないかとか思ってないんだから!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-07 12:08:41
8879文字
会話率:45%
彼女は、自分にとって、全てだった。
生きる意味
生きる価値
存在理由
全てが、彼女ありきだった。
幼くみすぼらしく、汚い自分を拾ってくれて
拙いながらも育ててくれて
……料理は酷かったけれど、彼女は自分を、俺を、愛してくれた
俺にとって
の世界の中心は、彼女だった
でも、彼女は―――
俺は、何が何でも彼女を守ろう
何が何でも、彼女を救おう
かつて、俺が救われたように
俺から彼女を奪うのであれば、誰であろうと赦さない
仲間だろうと、一般人だろうと、王だろうと、神だろうと
絶対に、赦さない
愛している、愛している
俺の、俺だけの魔女
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 11:35:51
231769文字
会話率:61%
大陸最強の名声を欲しいままにした、歴代最悪の黒魔導士レイア・フォールン。
あらゆる魔法に精通し、魔獣すらも従わせる彼の悪名はとどまることを知らず、遥か海を超え大陸の外にまで轟いていた。
当然、そんな彼を野放しにしていいはずがない。大陸
中の名のある大国が精鋭を集め、彼の討伐に奮起したのだ。その中には数千年の時を生きる賢者や、人智を超えた大精霊、誇り高き獣人の王までもが重い腰を上げた。
しかし、彼を止められる者は、誰一人としていなかった。
いかに優れた魔法でも彼を傷つけることはできず、いかに堅牢な封印でも彼を縛ることは叶わず、いかに研ぎ澄まされた牙でも彼を敗ることなく無残に散った。
時を巻き戻し、死すらも回避するおぞましき魔法。
《暴君の帰還(リザレクション)》
それが彼を最強たらしめる、彼だけの魔法であった。
のちに不滅の魔導士と呼ばれる彼は、悠久の時間を持て余した末、大陸最古の魔法を求め迷宮の最奥を目指す。
彼は己を阻む全ての障害を蹴散らし、瞬く間に最下層へと辿り着く。
そこで彼を待ち受けていたのは、なんともみすぼらしい一人の少女だった。
強者との戦いを望むレイアは、淡い期待を裏切られ、がっくりと肩を落として嘆いた。
馬鹿らしくなり少女ごと迷宮をぶっ壊そうと力任せに魔法を放つが、次の瞬間、レイアは迷宮の外にある湖畔で目が覚めた。
我に返ったレイアは湖に映った自身を見て驚愕する。
そこには先程のみすぼらしい少女と同じ年頃にしか見えない、目つきの悪いガキの姿があった。
それはレイアの魔法が発動したということ、つまり、時間が巻き戻ったことを示していた。
「……あのクソガキ、俺を殺しやがったのか?」
吐き捨てるような言葉とは裏腹に、レイアの口元が隠しきれぬ高揚感でだらしなく歪む。
不敗を重ねて数百年、とうに忘れかけていた敗北の味が、じわりと何かに火をつけた。
ーーかくして、不滅の物語は幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 01:06:35
1587文字
会話率:34%
むかしむかし、ではなく、ちょっとだけ昔。
あるお屋敷に、ゼゾッラと呼ばれる結構勝ち気な大公の娘が住んでいました。
彼女は、王子の許嫁。
美しくも愛嬌のある顔立ちをした彼女は、剣聖と呼ばれる腕前の父と精霊使いの母に愛され、幸
せに暮らしていました。
ですがしばらく経ったある日、病を患った母が亡くなり、悲しむ彼女を不憫に思った父親が、後妻を迎え入れました。
同じく夫を病で亡くした、かつて『氷の剣姫』と呼ばれた義母は、二人の娘を連れて共に暮らし始めます。
しかしその後、隣国へと出かける途中。
ゼゾッラは馬車ごと谷底に落ちて、父と共に亡くなってしまいました。
その葬儀が終わって、数ヶ月。
後妻と二人の娘が遺された屋敷に、一人の侍従が姿を見せるようになりました。
いつも灰に汚れた長い髪で顔を隠し、みすぼらしい服装をした彼女は、義母と二人の娘の身の回りの世話をしていると言われていましたが。
何故かほとんど、お屋敷から出ることを許されていないようでした。
義母と二人の娘は、彼女をこう呼んでいました。
ーーー『灰被り』、と。
その少女を冷遇する後妻と、二人の娘。
許嫁の死が、何者かの陰謀ではないかと疑う王子。
剣聖が持っていた地位を継いだ弟の、現大公。
思惑入り乱れる、今宵。
顔も知れぬ者同士が剣舞の美しさを魅せ合い、強さを競う王家主催の『仮面舞闘会』が開かれます。
その最中、王子の前に姿を見せたのは、灰色の仮面を被った細身の舞闘士。
剣聖の血筋にしか操れぬ硝子の双剣を振るう者に、王子は剣を掲げます。
「私と踊っていただけますか? ーーーゼゾッラ」
問いに答えぬ灰仮面と、青髪の王子の輪舞。
決着がつかぬまま、十二時の鐘が鳴り。
その、残された硝子の双剣の片割れを王子が手にし、持ち主を探すお触れを出した時。
ーーー十年前の謎の扉が、音を立てて開くのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 23:08:31
25413文字
会話率:38%
「マッチ……マッチはいりませんか」
みすぼらしい身なりの少女が一人、マッチを売っていました。
その悲壮な姿を撮影した動画は瞬く間にSNSで拡散され、世界中でマッチ売りの少女を支援しようとする気運が高まります。が、しかし……。
あまりの黒
さに童話ジャンルでの投稿を断念した問題作、ホラージャンルにて御披露目!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 06:22:52
1818文字
会話率:8%
「ストロングゼロ……ストロングゼロは要りませんか?」
衰弱したみすぼらしい少女は一人、寒空の下で酒を売り歩いていた。
人々はそんな彼女を無視して呆気なく通りすぎてしまう。
おお、神よ……彼女が幸せになる方法は無いのですか!?
いや、あ
る!
ストロングゼロだ!
ストロングゼロのストロングな力が奇跡を生む!
名作童話をアレンジした感動的短編!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 06:32:15
1669文字
会話率:49%
メカフィッシュ・バトル!それは22世紀の若者達が己の青春を賭けて挑む究極の戦いである。
新人メカフィッシュバトラー、田代太郎は、藁でできたみすぼらしい手製のメカフィッシュであるストローハイムと共に強敵、水麗院・アンドレ・杏子に挑む!
最終更新:2020-10-28 22:27:02
6046文字
会話率:60%
【あらすじ】
辺鄙な土地にある集落で、意地悪な継母や義姉たちから嫌がらせを受け続ける少女。彼女はいつもみすぼらしい格好をし、灰にまみれていたことから「灰被り」と呼ばれていた。しかし、彼女の正体は国の一部を守る役目を持つイーストプレイン家のお
嬢様だった……?
彼女を慕う使用人たちに救われるも、ある呪いをかけられた直後。
呪いを解決するため、そして貴族として立派に育つため、庶民癖が抜けないお嬢様と彼女を溺愛する(?)使用人たちの返り咲き生活が始まります。
【舞台】
舞台は龍に支配されたテイル王国。この国は金龍に支配されたセントラルランド、黒龍に支配されたノースキャニオン、青龍に支配されたイーストプレイン、白龍に支配されたウェストデザート、赤龍に支配されたサウスポートという五つの土地に分断され、セントラルランドを王族が、それ以外を土地の名をもらった四つの家系が守護している。王国内でも文化の差が激しく、電子機器が発達した土地もあれば呪術が深く根付いた土地もあるが、これには支配する龍の影響も強い。また、土地を守護する家系は龍と民、二つの存在を見守る重大な役目を持っており、彼らが不安定になると土地にも大きく影響を及ぼすとされている。
【小説情報】
・毎日更新実施中!
・登場人物名は2話以降の各話後書に記載
【見どころ】
灰被りとして育った優里はお嬢様の自覚なし。それでもなんとか使用人たちの気持ちに応えようとした結果無意識たらしが発動します。各地からやってくる個性豊かなキャラクター、そして優里の恋の行方を見守り下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 17:00:00
203644文字
会話率:46%