とある学園の卒業パーティーで、私――エリカ・レームクールは、婚約者である第一王子ダニエル殿下に
「エリカ、きみとの婚約破棄を宣言する!」
と、言われた。彼の隣にはアデーレ・ボルク男爵令嬢がいて、勝ち誇ったような表情を浮かべていた。
「かしこまりました、お幸せに!」
私の祝福の言葉は、彼らにとってとても意外なものだったらしい。
ありがとう、アデーレ・ボルク男爵令嬢。この人の心を奪ってくれて!
毎年一回は浮気相手といちゃいちゃしているところを見せつける男性なんて、私は必要としていませんので!
笑顔でそう言うと、アデーレがわなわなと震えていたのが見えた。
とりあえず、婚約破棄イベントは終わったのだから、次の婚約者を探さないとね。今度は浮気をしない、一途な人が良いわ。
――そう考えていたら、お父さまに紹介された男性がなんと私の好みにぴったり当てはまっていて、一目惚れをしてしまった。
さらには、彼も私のことを一目見て気になっていたようで……?
あれ? もしかして、私……幸せになれるんじゃないの?
※アルファポリス様、カクヨム様、ツギクル様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 19:00:00
77142文字
会話率:49%
紙を広げて、何気なく色を塗っていたら、真っ黒になった。そのあと、きみと、何色なんだかよく分からない色のアイスを食べた。
最終更新:2023-04-06 15:39:39
4138文字
会話率:31%
きみの現状を知っているぼくがどうにかしたいがどうにもならない心情
最終更新:2023-03-22 12:19:52
704文字
会話率:30%
君に会うための研究の成果をみんなにもみて欲しい。
最終更新:2023-01-16 20:08:13
471文字
会話率:34%
【いつの日か、きみとサンタクロースと】の番外編です。
本編の後日談、主人公以外の登場人物の話などを不定期で投稿します。
先に本編を読まれることを、おすすめします。
アルファポリスさんへも投稿しています。
最終更新:2023-01-15 11:00:37
76663文字
会話率:47%
舞台はアメリカ西海岸あたりの架空の街で、携帯電話やスマホの無い、少し前の現代のお話です。
地方の高校を卒業し、とある街に就職と同時にやってきた18歳のエリーゼ。通称リジー。少しばかり不運でも、仕事に人生に前向きです。リジーは母親の従弟が
経営するアンティークショップの2階に部屋を借り、その店で働くジョンと出会います。母親の知人だというジョンは、最初からリジーに対して戸惑うくらい優しく接してくれます。母親に頼まれているから……というだけではなく、他にも何か理由があるようです。ジョンと接しているうちに、次第に彼に惹かれて行くリジー。リジーの恋の行方は? ジョンの秘密とは?
出会い編(1話~29話)、ハロウィーン編(30話~57話)、クリスマス編(58話~94話)、以上本編は完結しました。番外編【いつの日も、あなたと】を不定期で連載中です。どうぞよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-06 06:05:50
312801文字
会話率:45%
ハナちゃんとの結婚を許してもらうため、彼女の実家にあいさつにいった俺。だが、そこには思わぬ罠が待ち構えていた。俺とハナちゃんの明日はどっちだ。
最終更新:2023-01-06 23:01:35
3308文字
会話率:50%
高校2年になった赤沢青磁は過去にあった、ある出来事で女子が苦手となり、もう誰も好きにならない。本当に信頼できる3人を除いて、決して距離を詰めないと心に決めていた。
しかし、ある日を境に幼馴染である琴葉との接し方にも迷いが生じ始め、距離が開き
始める。
悩みと葛藤、高校生の恋と人生を描いた青春物語。
※現在は仮。今後多少変化する可能性あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 10:35:38
12436文字
会話率:9%
新田光(あらたひかる)は学校では平凡な高校生、裏では小説作家として活動をして生活をしていた。
そんなある日、彼の作った小説をアニメ化しないかという話が出る。
小説のヒロインにある罪悪感を抱えていた光は、その案に乗ってアニメ化すること
にする。
光が高校生ということもあり、声優のオーディションは現場の皆さんにやってもらい、いよいよ作成を始める日。
原作者としてスタジオに行ってみると、そこには学校の美少女、皆川琉花(みなかわるな)がいた。
彼女はこの物語のヒロイン役をするらしく……?
たまに彼女と彼女が重なるヒロインのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 18:00:00
33900文字
会話率:38%
きみとぼくは、ずっといっしょだよ
最終更新:2022-12-26 01:09:52
633文字
会話率:0%
きみがぼくに手を差し出した。
ぼくはきみの手を取った。
それは、想像もしていなかった時の幕開け。
きみは、ここまでなのかい?
違うだろう?
きみがぼくをここまで導いてくれたのだから。
きみとぼくは、もっと先までいけるはずだ。
きみは、ぼくな
のだから。
ぼくはまだ、何もはじめていないのだから。
ぼくは前に進む為に眼を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 18:56:34
2802文字
会話率:27%
ぼくは、きみと旅をする。いつだって、一緒にーー
※この作品は、『第4回「下野紘・巽悠衣子の 小説家になろうラジオ」大賞』への応募作品です。
最終更新:2022-12-01 10:00:00
999文字
会話率:26%
その日はとても厄日だった。
何の良いところもない冬の日に体が凍えないように入った小さな本屋で君と会ったあの数十分の思い出話。
(実話ベースの話な分自分としても小説にするのは気持ち悪いな、と思ったのですがあの時の感動を忘れたくなくて小説にし
ました)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 21:29:02
7834文字
会話率:39%
「きみとは、結婚できない」
それは唐突だった。
エラ・エイブリー男爵令嬢は婚約者にいきなり振られてしまう。
日を重ねるごとに怒りが込み上げてきた。
そんな中、タイミング良く、親友であるルディ・イスラエル子爵令嬢からの通達が……。
親友との二人だけの『お茶会』に招かれたエラは、婚約破棄されたことを愚痴ってしまう。
そしたら、ルディがいきなり「自分は男なんだ」と、告白してきた。
しかも求婚までされてしまうーー!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 18:28:56
4503文字
会話率:35%
やあ、今日も暑いねぇ。
冷たい水を汲んできたから、遠慮せずに飲みなよ。蝉時雨がうるさくて静かなこんな日は、本家の庭で散々に叱られていたことを思い出す。
日差しの底、半泣きで捨ておかれた僕に、きみは無言で麦湯を出してくれたっけ。手
に取るまで頑固にお盆を差し出したままでさ。
涙のせいじゃなく、なんとなく世界が輝いて見えていたあのころは、純粋に正義だとか使命だとか誇りだとかを信じていた。
きみと出会ったころ、僕は青くさい餓鬼だったよね。でも、一番しあわせだったのかもしれない。なにも知らなかったあの頃が。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 14:06:34
62845文字
会話率:32%
アオハルな出会いをテーマに書いてみました。あまり内容とは関係ありませんが、映画館で〈竜とそばかすの姫〉をみたあと、不意に浮かんだタイトルを勢いまかせで物にしたため、粗さも目立ちます。しかし、こういうものは勢いが大事、旬が大事ということで
、ぜひ、夏から秋にかけての御賞味を。ちょこちょこ手直ししつつの不定期連載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 14:10:48
13312文字
会話率:14%
すべてが水にしずんだ町。そこに浮かべた舟には、きみとわたし以外、だれもいなかった。そんな2人を、ただ月が照らしていた。
最終更新:2022-09-11 22:07:28
3340文字
会話率:28%
ある夏の夕暮れ、僕はきみに出会った。 幽霊だというきみとの出会いは、虚しいだけだった僕の人生を大きく変える。
拝啓 きみへ
これは僕からの、きみに宛てた手紙だ。
最終更新:2022-08-27 12:14:28
12445文字
会話率:53%
「メグ・オベリティ、きみとはあくまでも雇用者と被雇用者の関係だ。この結婚の意味をはき違えないようにしてくれ。おれはきみを愛していないし、愛するつもりもない。きみのことは、隣国から亡命してきた国王の孫だということくらいしか知らないし、それ以上
のことを知ろうとも思わない」
婚儀を終え、初夜を迎えるはずだった。花嫁メグ・オベリティは、夫のはずのスカルパ皇国の皇太子アルノルド・ランディに宣言された。雇用期間は愛妾が懐妊するまでで、悪妻としてふるまえという雇用条件まで叩きつけられた。
隣国の国王だった祖父が内乱によってその座を奪われ、亡命してきたオベリティ一家。現在はすっかりおちぶれ困窮しまくっている。その家族の助けになれるのなら、雇われるのも悪くはない。
彼女は快く了承する。そして、雇われたからには立派な悪妻を演じようと奮闘を開始する。
しかし彼女の悪妻ぶりは、逆効果をもたらせてゆく。しかも、「愛さない」宣言をした皇太子まで彼女に絡んでくるようになり……。
このままだと、お給金をいただけないかも。
彼女の焦りをよそに、物語は思わぬ方向へと進みはじめる。
※全十一話。ざまぁ要素あり。ゆるゆる設定です。ハッピーエンドいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 22:47:51
113427文字
会話率:28%
※ご訪問下さり誠にありがとうございます。全十二話。ざまぁは最後の方です。ゆるゆる設定ですので、矛盾やおかしなところがありましたらご容赦願います。お暇つぶしにのぞいていただければ幸いです。
「ああ、きみとは婚約破棄だ。オーケイ?」
第一皇
子に婚約を破棄されたことから、公爵令嬢のカオリ・バルテンの数奇で幸福な運命が幕を開けた。
第一皇子からあたらしい婚約者を紹介された。それは、「呪いの獣」と噂される第十皇子である。
継母と異母姉から逃れるようにし、「呪いの獣」のもとへと向かうカオリ。
が、皇宮の森の奥で待っていたのは、「呪いの獣」という怖ろしいイメージの人物ではなく、美形でやさしいハンス・アインハルトであった。
彼は、カオリに言う。「待っていたんだ」、と。
彼は、「クルーガーの三つ星」としての宿命を背負っており、カオリもまた宿命を背負っていると告げる。
溺愛されながら、自分を変えるために奮闘するカオリ。
そして、ハンスが立嗣子することになり、その式典で元婚約者や継母、異母姉と再会することに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 00:00:00
15506文字
会話率:30%
これは幼い頃のきみとぼくの物語
僕たちはよくにていた
ただ一つを除いては
ぼくときみの小さな恋、そしてとても悲しい恋の話
最終更新:2022-07-15 21:30:06
3433文字
会話率:92%
青春に絶望してしまった中学2年生男子、水鳥法助。彼を囲う環境は荒んでおり、学校も家も彼の居場所とは言えなかった。まともな友達は出来ず内面も酷く歪になっていく。彼はスクールカーストの最下位であり男子、女子共にいじめの対象として虐げられる日々を
送っていた。誰にも手を差し伸べられることなくただただ日々を消費するだけの生活を送っていたある日、クラスの中で好きな相手を無理矢理言わされる辱めを受けてしまう。法助は既にこの世に見切りをつけてしまっており誰も好きではなかったが、虐めにも我関せずを決め込んでいた1人の女子が好きだと宣言する。その日の午後、授業が終わり押し付けられた掃除を淡々とこなす彼の前に…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 12:26:29
246847文字
会話率:70%
アマンディーヌは、公爵令嬢でありながら学園に毎日弁当を持参している。大好きな祖母から仕込まれた料理の腕は相当なもので、自作の弁当だ。それゆえ、周りからは変わり者と称され、浮いていた。でもなんの問題もなかった。群れるのが嫌いだから。
ところが
、いつも一人分だった弁当が、ある日を境に一人分増えた。その一人とは、たまたま知り合った辺境伯の子息で、彼もまたアマンディーヌと同じく、クラスでは浮いた存在だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 20:04:35
35084文字
会話率:46%