「人間の王よ。我が助けてやろうか?」
オレの口から指を抜くと、その指を妖艶に彼女は舌で舐めながらそう囁く。
真珠のような瞳を細めて、純白の髪をした少女は微笑んだ。
「魔力と唇を引き換えに――――」
※「首輪という名の指輪を」の出会い
編です。ただ出会い編を書いただけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-10 11:31:58
14018文字
会話率:31%
「魔力と唇を引き換えに、助けて差し上げましょう。我が王よ」
純白の魔女はオレを嘲笑う。
キス魔な魔女に遊ばれる若き王がうっかり惚れてしまったお話。ややヘタレな若き王視点。
奪われたのは魔力か?唇か?───それとも心?
最終更新:2012-08-17 22:58:43
6693文字
会話率:31%
人間の汚い争いで、僕は大切な人を失いました。
僕はヒトを恨む、僕はアラソイを恨む。
その大切な人は、最後に僕へのテガミを送りました。
君は、僕とつながるテガミを捨てろと書きました。
最後の君の本当の姿を…
僕は君のありのままを残したかっ
たのに。こんなカタチは嫌だけど。
君にとって、僕とのアルバムはそんなものなのか?
それとも…
君の真実はここにはないのか。
ただ、僕がこの瞳で見ることができたのは、君の最後のコトバ。
争いの街では、争いの音しか聞こえなくて、君の最後は見ることしかできなかった。
君はアノトキ…
唇をかすかに動かして、僕に一体ナニを…
君の真実は、どこにあるんだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-03 21:36:46
6457文字
会話率:32%
未婚のまま亡くなった娘たちの妖精、『森の乙女』――ウイリの一番の下っ端であるフィーは、同じウイリたちからいつもいじめられている。怖がりで泣き虫なフィーは、いつものように言いつけを守れなかった罰として、とんでもないことを命じられてしまう。森の
魔術師として恐れられる大男ヒラリオンの昼寝中に、彼の頬に口付けして来いと言うのだ。ところが、頬にではなく唇を合わせてしまい――眠りの森と呼ばれる不思議な森で繰り広げられる、優しい恋物語。(第160回コバルト短編小説新人賞、投稿作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-30 19:12:53
10175文字
会話率:30%
『OPEN』をテーマにした短編小説の一作目。片思いの彼と、親友との結婚式に出席する『私』。ずっと閉ざしていた唇が開くとき、こぼれ出た言葉は……。
最終更新:2012-09-28 07:10:28
1561文字
会話率:24%
とある学校の屋上に少年はいた。そこで出会った1人の美少女。彼女の唇がゆっくりと動いた。「ねぇ、死ぬの?」
最終更新:2012-09-04 21:00:00
2035文字
会話率:36%
その花を殺したのは誰?
最終更新:2012-08-22 23:27:11
283文字
会話率:0%
アオがトリップした世界は、皆が獣耳と尻尾を付けている世界。
『王になるには“餌”の唇に噛み付く事』と言うルールのせいで唇を狙われることになったアオは、猫のシュウの家にかくまってもらってます――。
最終更新:2012-08-15 12:37:26
1755文字
会話率:51%
アオがトリップした世界は、皆が獣耳と尻尾を付けている世界。『王になるには“餌”の唇に噛み付く事』と言うルールのせいで唇を狙われることになったアオは、猫のシュウの家にかくまってもらってます――。
最終更新:2012-08-14 17:38:29
2254文字
会話率:38%
初恋の味と言われて、何を思い浮かべるだろうか。
多くの場合、初恋という言葉の前に付くのは「甘い」であったり、あるいは「甘酸っぱい」というような形容詞であることが多いと思う。
でも、僕が僕自身の初恋を振り返ってみると、それは「苦い」とい
うことになると思う。
「つらくて苦しい」という意味での「苦い」ではなく、本当に、味覚的な意味での「苦い」だ。
今でも僕は、初恋のあの子のテディベアのような黒いつぶらな瞳と、ちょっと怒っているようにも見えるやや突き出した唇と共に彼女の味を思い出すことが出来る。
これは僕の、そんな初恋の思い出だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-09 01:05:41
4997文字
会話率:18%
馬の尻尾が唇からだらーーーんw
キーワード:
最終更新:2012-06-28 13:33:55
622文字
会話率:100%
「何するのよっ!」駅裏の路地に響く鈍い音。…でも、だって仕方ないと思う。知り合ったばかりの人に唇を奪われたとなれば。以前自サイトに掲載していたものの再録です。
最終更新:2012-06-19 09:00:00
5031文字
会話率:20%
「世界の誰よりも誰よりも嫌い」「先輩、大っ嫌いです」 その白い肌も細く引き締まった手足も括れたお腹も慎ましやかな胸も柔らかい唇も赤い舌も切なげな喘ぎも、全部、全部、嫌いです。
最終更新:2012-04-01 00:03:45
3504文字
会話率:66%
神様は、これ以上何を引き剥がそうというのか?
運命は、いつでも不条理なのです。
喪失の予感に震える唇....二人の出会いが罪だったのか?
この小説は、「星空文庫」でも連載しています。
最終更新:2012-03-11 17:32:58
1685文字
会話率:29%
「見事、わたしを森から引きずり出して御覧なさい」
魔女アーネティリスは最近、誰かに見られている感覚を覚えていた。いつか引きずり出してやろうと誓う彼女の前に、見知らぬ不思議な子供が現れ――なぜか唇を奪われる。
「ボクとけっこんしてくださ
い……っ」
――これは、いきなり現れ魔女に求婚した子供・レストと、一人であることを望み永久を生きる魔女・アーネティリスの、出逢いと、一日にも満たないふれあいと、別れのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-11 09:00:00
20069文字
会話率:27%
帰ってきたら、なぜかキミが彼を抱きしめて眠っていた。どうして彼がここに? って思いと、キミに抱きしめられている彼がうらやましいと思うボクは、やっぱり変なのかな……。
※徒然の館(http://turedure.web-wagamama.n
et/)においては、後日掲載予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-26 15:28:22
1279文字
会話率:32%
高校入学から半月。聖たち【CROSS:ROAD】メンバーが学校生活にも慣れた頃。聖たちはある1人の風紀委員の少女と出会う。何やら聖と凉に因縁がある彼女。そんな彼女の表情に聖と凉は悲しげに唇を噛み締める。同じ頃街では契約者としての能力を使い高
校生くらいの少女ばかりを狙う婦女暴行事件が発生していた。そしてついに1人の少女が遺体となって発見され彼らが動き出す。犯人を咎人にするため動き出した夜の執行人【CROSS:ROAD】犯人の次の狙いは一体誰なのか??そして聖と凉の2人が罪悪感を感じる彼女の正体とは??4人の道が交わるとき新たな少女の道が生まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-12 13:16:38
26516文字
会話率:52%
平凡から逃れるように、彼女は離陸する。
飛行機が向かった先は。
そして、そこで待ってる出会いとは。
最終更新:2012-01-03 12:28:09
1368文字
会話率:0%
あのとき、僕は何を考えていたんだろう。
思い出すのは彼女の柔らかい唇、雪のように綺麗な手。それもだんだん現実味がなくなってきてしまった。彼女がいなくなってから僕はずっと彼女を追い続けていた。姿形ないものを――
そして彼女がいなくなって
から一年。クリスマスがやってきた。綺麗に輝いているツリーを見上げていると――突然、彼女が現れたのだ――
(☆完結いたしました!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-25 16:00:00
15919文字
会話率:51%
キスは素敵だ。
その素敵なことを彼女に教えよう。
夕陽と風と彼女がいれば、きっと素敵なキスができるはず。
最終更新:2011-10-08 22:00:00
758文字
会話率:22%
夜の高速道路で渋滞に捕まった俺。テールランプ。ブレーキランプ。連なる鉄塔。失っていた、神隠しの記憶。彼岸花。朱い着物。紅い唇。幼い日の、約束――。 ※野イチゴからの修正版です。※※2012/04/06あらすじを変更しました。
最終更新:2011-09-24 19:27:00
1577文字
会話率:23%
イケメンでもなく顔が悪いわけでもなく、特にこれといった特徴のない平凡な少年三谷海斗。だが彼は両親に愛されてなかった。授業参観はもとより家族らしいことは一切してもらったことがなかった。そしてある日両親の喧嘩のとばっちりで彼の短い人生を終えてし
まう。彼は死んだと思われていたが、目覚めると彼が十五年間つきあってきた平凡な姿とは、似ても似つかない姿のだった。艶かな長く淡い青色の髪。水晶のように透き通る青い瞳。薄桃色の唇。陶器のようになめらかな白い肌。どこからどう見ようと紛れもなく少女の姿だった。しかもかなりの美少女。ところが彼にはその姿には見覚えがあった。
そう、それは彼の初恋の相手だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-03 16:24:37
57476文字
会話率:47%