魔王を倒したと思ったら封印されたドジな平民出身のバルバロイ青年。
詰めが甘いッ! まぁ、魔王は倒せたし、まぁいっか!
そんなことを思って封印から目覚めると、そこは298年後の世界だった。
そこでは魔王を倒した功績で勇者と崇められ、英雄視され
ていた。
だが、封印後の身体の異変に気づく。
その異変の正体は、身体に宿っていた魔王の魂で──
「お主は魔王となるんじゃよ」
魔王が勇者を封印していた間、身体をいじくって【魔王の依代】へと仕立て上げていたのだ。
その挙げ句、魔王に封印されたのが、異人種の仲間たちの責任になっていて。
「今更、俺のドジで封印されたって言えないし、魔王ってのも言えないし……!」
魔王の依代にされた勇者は異人種達への誤解を解くように立ち回りながら、魔王の力を持っていることを隠して生きていく。
【作者からのコメント】
古典ファンタジーの勇者が現代ファンタジーに来たらどんな感じになるのかな。
そんなひょんな思いでプロットを組みだした結果生まれたファンタジーバトル作品です。
全体的にポップな作風にしてますが、時折シリアスな展開を挟みます。
コンテストに応募していますので、応援よろしくお願いいたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 00:00:00
98122文字
会話率:42%
別にいいんじゃないんですか? 上手くならなくても——。
後輩マネージャーのその一言が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗
因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
だから、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると思っていたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。
しかし、そこに香奈が現れる。
成り行きで香奈を家に上げた巧だが、なぜか彼女はその後も彼の家を訪れるようになって——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
甘酸っぱくて、爽やかで、焦れったくて、クスッと笑えて……
オレンジジュース(のような青春)が好きな人必見の現代ラブコメ、ここに開幕!
※これより下では今後のストーリーの大まかな流れについて記載しています。
「話のなんとなくの流れや雰囲気を抑えておきたい」「ざまぁ展開がいつになるのか知りたい!」という方のみご一読ください。
【今後の大まかな流れ】
第1話、第2話でざまぁの伏線が作られます。第1話はざまぁへの伏線というよりはラブコメ要素が強いので、「早くざまぁ展開見たい!」という方はサラッと読んでいただいても構いません!
また、そのあとは第10話手前くらいまで、巧と香奈との日常回が続きます。基本的にはラブコメでシリアスな展開はないので、ほっこりしつつ甘さも補給できると思います!
そして、ざまぁが行われるのは大体第15話を過ぎたあたりを予定しています。
読んで後悔はない内容に仕上げられたと自負しているので、どうかお楽しみに!
少しでも「面白いな」「この後どうなるんだろう」と思った方は、それまではざっとでいいので内容を把握してもらって、とりあえず第20話、いえ第2話くらいまでお読みいただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 21:00:42
882543文字
会話率:47%
ゲスな父親が結婚式でド修羅場を演じて急死。巻き込まれて気絶したマルティーヌは、気がつけば前世を思い出していた。
アラサーだった私が十二歳の美少女に! そして一人娘の私が伯爵家を継いで当主になるという。うーん、ちょっと思考を放棄したい。とに
かく甘い物を食べて横になろう――と思ったけどできるはずもなく。
面倒ごとは大人に押し付けてぐうたらしたいのに、領主ともなればそうもいかず。怠け癖のついた使用人の解雇やら、後見人探しやらで、もう息つく暇がない。
あれ……? なんか調子に乗ってあれやこれやと手や口を出しちゃったけど、領地でまったりスローライフという選択もあったんじゃ……?
前世の知識と魔法のお陰で生活環境は改善されつつあるけれど。後見人の公爵の要求レベルが高すぎてついていけない……。あれ? 王都からうちの領地までは馬車で二日もかかるのに、公爵閣下、頻繁に来すぎではないですか? それってあれですよね? うちでしか食べられないご飯とお菓子が目当てですよね? イケメンだけど食いしん坊な公爵閣下――。
◇恋愛はスローテンポで甘さ控えめ。後半にちょっぴりシリアスな展開を挟む予定ですが、どうなるかわかりません。でも、どんなことがあってもハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 12:10:00
314870文字
会話率:33%
オススメポイント!
・俺ツエーを控え目に剣や魔法や糸でバトル!
・個性的な登場人物の笑えるやり取りやコメディ回。
・普段はそう見えなくても、決めるときには決めてくれる人々のバトルシーンやシリアスな展開。
・そして時には想いを寄せる相手との恋
愛模様。
・この世界には人間以外にもエルフやドワーフ、リザードマンに精霊や魔族、獣人やその土地独特の亜人種、天上には神々もいます。
・竜や巨人、植物型から水棲型など様々モンスターや魔族との戦い、果ては国同士の争いも予定。
・大陸の隅にある王国の首都の、そのまた外れにある教会から、やがて大陸全土やその外側にまで広がっていく物語を、アナタも是非ご覧になりませんか?
もし良ければこの機会に是非、一度読んでみてください。かなりの長編を予定しているので、じっくり物語を追いたい方や、その世界に長く浸りたい方にもオススメですヾ(*´∀`*)ノ
↓ここからがあらすじ。
どこにでもいる平凡な29歳、彼女いない歴=年齢の糸野紡(いとのつむぐ)は、仕事からの帰宅中に事故死した。
気がつくと神を名乗る女性がいて、行き先は選べないものの、どうやら異世界に生まれ変わらせてもらえるらしい。
しかし転生先ですぐに捨てられ孤児となり教会へ。祖母や姉のようなシスター、筋骨隆々な神父などに見守られながら育ち、ある事件をキッカケに皆を守る決心をして、バトルマニアな騎士や変態な治癒術士らに教えを受け、様々なことを経験しながら成長していく…。
生まれ変わって多少の変化はあれど、中身はありきたりな男が、頑張って大切な人たちを守り、共に生きていこうとする話です。
どの程度でチートと呼ばれるかは判断いたしかねますが、ある程度は努力の結果として強くなるものの、バランスに気をつけながら俺ツエーみたいなのは控え目に物語を進めていこうと思っております。(ただし訓練と成長の積み重ねで、ドンドン強くはなります)
それと第一部の途中までは糸使い関係ないじゃん!と、言いたくなるくらいに剣や魔法などで戦いますが、主人公の成長や人との出会いなどを描き、その後の物語の下地を作るために、第一部の進行はゆっくりです。
前・後書きは初投稿か少し後のものです。その時はこうだったんだなぁというのを感じていただきたく思い、また自分への戒めも込めて当時のまま残してありますので、話半分程度でご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 19:28:20
3844665文字
会話率:51%
ある段ボールを拾ったら六つ子が捨てられていました! お父さんになる決心をし、十五年。その子供たちは成長し、高校生に……。
お父さん、気付いたら六人の中の三男が好きになってしまいました!
「それって、ライク? ラブ?」……こ、これはもう!
「
僕もです」……好きになるしかないだろぉぉ!!
忙しい父親と、愛されている一人の息子と、怪しんでいる他の兄弟たちの、壮絶な日常ほのぼのラブコメが、今始まる!
「しん、しんや、しゅう、しゅうと、しゅうや、しや。実は……」
愛も悲しさも六分の一、捨てられた段ボールから始まる六つの愛! 六人を捨てた母親とは!? 彼らの本当の父親とは!?
「いやいや。これ、ラブコメだから。シリアスな展開、いらないから」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 21:16:49
65424文字
会話率:54%
某県・某市・某所にある県立の精神科、その閉鎖病棟に入院中の青年・雨宮 嵐は退屈していた。否、入院患者はみんな退屈していた。淡々と過ぎていく、彩も何もない日々。なにか大事件でも起こらないか、と誰もが変化を求めていた。そんな時。嵐の病室の隣り、
一番重たい症状の患者が入れられる個室に一人の女の子が入院してきた。その女の子・中谷 智恵里はパッと見、普通の女の子だった。が、精神科病棟で「普通に見える」とは「普通じゃない」ことの証明でしかなかった。勇敢にも中谷さんへの接触を試みる嵐。それは全て、退屈という病を治す為。──しかし、嵐は後に知る。退屈とは尊いものであったのだと……。
記憶障害の主人公、雨宮 嵐。度の過ぎた繊細さで入院している、ゲイの後藤さん。喧嘩っ早く、血の気の多さをどうにかする為に入院させられた、徹君。そして「K型」が原因で入院してきたヒロインの中谷さん。部屋番号・223の3人が隣室の中谷さんに翻弄される日々が始まる……!
◎筆者の実体験を織り交ぜた、何でもありの精神科(ラブ)コメディです。◎精神科病棟が舞台のお話ですので、読者様の中には何らかのフラッシュバックを起こしてしまう方もいるかもしれません。自傷行為のお話やシリアスな展開等も出てくるので苦手な方はそっとUターンしてください。◎控えめな描写を心掛けていますが、性的な描写があります。また、同性愛の描写もあります。◎あくまで筆者の「実体験を織り交ぜた」お話です、ほとんどがフィクションであることをご承知ください。◎設定等はゆるゆるで、執筆しながら修正する点も出てくるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 16:55:58
191619文字
会話率:58%
ある世界に最強の魔王がいた。名は、レイア。正直その魔王は強すぎて、神でさえも怒らせて敵に回さない方がいいと思うくらいだった。
そんなある日、女神から亡くなった姉と同じ魔力を持った子が人間界にいると聞かされる。
半信半疑だったが、気になって人
間界に行ってみるとその子が何者かに狙われていたので咄嗟にレイアは、その襲撃者を倒すが、その襲撃者は、自分と同じ魔族だった。
その魔族に、襲った理由を聞くと、その子は先代魔王の娘で名前は真理亜というらしい。
理由はわからないが、真理亜の命を奪えば褒美を与えると言われてやったとのこと。
そして、自分以外にも、そういう連中がいることを知る。
レイアは、魔族が人間界にいるということは、姉が亡くなったのは他の魔族に殺されたのではないかと考える。
そして、このままにしておくと真理亜も危険だと判断し、姉が残した大切な娘、真理亜を守るため人間界に行くことを決意する。
これは、最強の魔王レイアが、亡き姉の娘、真理亜を守るため人間界で色々頑張る物語。
こんなあらすじですが、基本魔王様は、人間界で真理亜達と一緒に楽しんだりする日常系な話が多いと思います。
襲ってくる魔族との戦いもシリアスな展開もありますが、大体は日常系な話が多くなると思いますのでよろしくお願いします。
息抜き程度に楽しんでいただけると嬉しいです。
19話までは、人間界に行く準備の話になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 19:55:28
909053文字
会話率:65%
主人公は自信満々で破天荒な少女、獅子神 凛
狙うは学園最高の権力、「生徒会長」の座!しかし、ここは一筋縄ではいかない学園。生徒会を巡る権力争いと謀略が渦巻き、次々と立ちはだかるクセの強い生徒たちに、凛はどう立ち向かうのか――?
個性豊かな仲
間たちも物語を盛り上げる!
笑いあり涙ありのドタバタコメディーを展開しながらも、仲間との絆や、権力を巡る学園の闇に迫るちょっぴりシリアスな展開も見逃せない!
果たして凛は、仲間たちとともに生徒会長の座を掴み取ることができるのか?それとも、学園の闇に飲み込まれてしまうのか――?
青春×策略×友情が交錯する、痛快学園ストーリーが今始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 16:56:59
9075文字
会話率:42%
『最強のボッチはスローライフをしたかった。』
・ヘンテコな仲間たちを通じて主人公が心理的に成長していく物語
・ダークファンタジー × SF、濃い世界観
・アクション多め、シリアスな展開
禁忌を犯した聖女の腹から生まれたルシエンは「穢れの
子」として忌み嫌われているが、魔物を狩る「ハンター」の頂点に上がりつめ、誰も寄せ付けず、孤独で自由気ままな生活を送っていた。しかしそれは長く続かなかった。たまたまの任務で世界の裏側に巻き込まれ、忌々しい過去の因縁に憑りつかれた。幸い、彼には心強い仲間たちがいた。見た目と中身のギャップしかない、少女の姿をした死神。執拗に絡んでくる性別不明のエルフ。はじめは鬱陶しいと思いながらも、彼は徐々に心を開いてゆく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 07:10:00
312955文字
会話率:41%
とある高校があった。
その高校は個人実力主義だった。
肩書通り、個人の強さを求める学校である。
勉強だろうが、運動だろうが、協力よりも、個人の実力が絶対。
そんな高校に通っているのが、|文月楓《ふみづきかえで》だった。ここでは、楓と呼ぶこ
とにする。
楓は最強だった。
最強とは何か。
小学生だって中学生だって勉強もスポーツも一位。
それが楓だった。
理解能力が常人よりも高かった楓。
ある程度テスト勉強をこなせば一位。
ちょっと上手い選手を見れば、それを真似してすぐにスポーツをこなしてみせた。
そんな楓は高校でも無双。するのではなかった。
勝つのが当たり前だった楓だが、何事も面倒になってしまった。
結果、勉強だって、運動だって、手を抜きまくり、楓は入学後の半年間、ただの凡人として過ごしてきた。
楓は半年間をドブに捨てた。それによって、Bクラスに上がれないのではないかという焦りがちょっとずつ出ているところなのである。
そんなだらしない最強主人公の文月楓。
小さい頃から何事にも勝ち続けた結果、高校でやる気をなくす。
だが、楓にはまだ知らないことがあった。
それが、恋だった。
楓は恋を知らなかった。
モテないとか、そういう話ではない。
なんなら楓はモテる方である。
楓は恋というのが根本的に分からなかった。
「彼女が欲しい。」
そんなことを思いながらも、「好き」という感情が分からない楓が恋愛をすることはなかった。
実力もあるのに、学校での生活はだらしない。
恋ができない楓は人の恋愛を見るだけ。
そんな文月楓に、彼女ができる日はくるのだろうか。
色々な視点から繰り広げられる恋愛はシリアスな展開から、甘酸っぱい青春まで。
そしてポイントを争っての学校内でのバトル。
色々な展開が繰り広げられるこの作品をぜひお楽しみください。
カクヨムにも投稿しています
※挿絵(AI生成)を含みます。
あくまでイメージ画像なので、制服違うなどのツッコミは御遠慮ください。
苦手な方は非表示にするなど御手数ですが対応お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 11:23:01
9193文字
会話率:36%
主人公、坂月誠也は受験会場へと向かっていた。が、その途中でトラックに轢かれそうな人をかばった。
坂月誠也の夢は幼馴染の夢を叶えることだった。
「俺は死を迎えるから夢を叶えられない」
と、悟りを開いていたが、生きていた。だが、周りは広大な草
原にポツンと一人の女性。
「俺、もしかして転生した?」
不思議な雰囲気を感じ取った坂月誠也だった。
そんな坂月誠也は、のんびり楽しく、ときには前世のトラウマを思い出しながらも、異世界での生活を堪能していく。
「俺、一生弱いの?」
戦闘面では一切成長しない坂月誠也くんでした。
※シリアスな展開は稀に出現します
※この作品はカクヨム様でも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 21:30:17
67135文字
会話率:41%
マルリースは妖精とのハーフ。ひょんなことから子爵家に引き取られ、愛情深く育てられた彼女だったが婚約破棄に遭い、行き遅れとなってしまう。そこで平民として王都の片隅に錬金術店を構えるが、店は閑古鳥が鳴くばかり。そんな中、常連客である娼館マダムか
らの何気ない話をきっかけに、夜のおともグッズを開発することに。
一方、彼女を幼い頃から慕う弟であり剣聖のリオネル。彼女に「弟にしか見えない」と振られた過去があるものの、再起し彼女との婚約を目指す。しかし恋愛に疎いマルリースは、ある日、妖精として成人を迎えたことで――弟リオネルが、自分の運命のツガイだと気づく――。
☆残酷な表現が含まれていますので、ご注意ください。
☆第一話は明るい雰囲気に見えますが、この作品は全体的にシリアスな展開となります。
☆この作品は、私が独自に設定したファンタジー世界を舞台としています。そのため、世間一般のファンタジー設定とは異なる場合がありますので、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 22:51:06
252047文字
会話率:40%
【TOブックス様より大好評発売中です!】ラノベ作家であり、アラサー女子の本田由梨は困惑していた。自作の小説のキャラクターに『母は駆け落ち、父と兄からは不義の子として愛情を得られず、この先とにかくシリアスな展開しかないキャラ』ユリアーナが、自
分だという現実に。
これはもしや転生!? よりにもよってユリアーナに!? 勘弁してよ!!
由梨ことユリアーナが、シリアス展開しかないファンタジーの世界を魔法と愛?で無双する話。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 20:10:00
349119文字
会話率:49%
三年前に助けた少女は、どうやら本当は白髪だったらしい。
そのことを知ったのは、藍沢ひなぎが歌手としてデビューしたときだった。
白髪で美少女で歌も上手い。曲もよい。となれば売れない理由がない。デビューしてすぐシンデレラのようにスター街
道を駆け上がっていく姿を、柏木飾はテレビの前でなんとなく眺めていた。
出会ったときに連絡先も交換してはいない。だからあれ以来自分とはなにも関わりがなかった。
たった一瞬、関わりがあっただけだから忘れられているかもしれない、と思った。
でも、案外そうではなかったらしい。
「よ、よかったぁ……忘れられていたらどうしようかと思ってたんだぁ」
ひょんなきっかけで再会することになったひなぎは、心の底から安心したように胸を撫でおろしていた。
べつに、ひなぎと再会できたことも、忘れられていなかったこともうれしいけれど。
でも、ちょっと待って。
……すでに人気者になったひなぎが自分のことを好きみたいなんだけど、どうすりゃいいの?
―――
【注意】
ラブコメちっくなあらすじですが、シリアスな展開もあります。ご注意ください。
音楽モノです。
ガイドラインに基づき、実際にある歌の曲名まで記載することがあります。歌詞の引用はしませんが、なんらかの問題が生じた場合は本文に訂正が入る場合があります。ご了承ください。
なお作者は音楽に関してはど素人なので、甘い表現があるかもしれません。
また、引用元についての解説は、ネタバレになる可能性があるのであとがきという形でまとめて注釈入れさせていただきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 00:20:00
277543文字
会話率:36%
公爵令嬢であるレイファール家の長女、リーティア。
才色兼備、眉目秀麗。立場もさることながら優れた魔力を持ち、王妃の最有力候補でもある彼女は学園で憧れの的であった。
貴族としての胸を誇りにもち、規則正しい毎日を過ごしていた彼女であったが、ある
日とある少女が学園に入学してくることを知る。
その名はステラ。平民であり性はない彼女であるが希少な「光」の魔力を持つ彼女は、国の未来のため男爵家に養子として迎えられ貴族の通うこの学園に入学することになったのだ。
その魔力の稀少さゆえ、王太子の妃候補として名を連ねることになるのは明白で、リーティアは一層気を引き締めなければならないと気持ちを改めた。
──しかし
「ステラさん!? 貴女また遅刻する気ですか!? 今月だけで何度目かと……!!」
「……いや、もう、起きるとか……そういうの、無理……」
「ちょっ、なんで寝直すんですの!? いいから早く起き、起きなさーい!!」
いざ学園にやってきた彼女はあまりにも怠け者で、それはそれはだらしなさすぎる少女であった。
「なんで、なんでわたくしが貴女の世話なんか……!」
「だってお付きのメイドさんなんていないし、というか放っておけばいいじゃん」
「そういうわけにもいきませんの! あと言葉遣いも直してくださいまし!」
このお話は学園を舞台にした激しい王妃争い……などではなく、何とか怠けたい少女とそんな彼女を品行方正に躾けたい公爵令嬢のお話。
「……おかしいなぁ。漫画だったらただの悪役令嬢だったのに……」
「え? 何かおっしゃいまして?」
「んん、早く寝たいなぁって」
「さっきまで寝ておりましたわよね!? あと言葉遣い!」
「はいはい……」
「「はい」は1回!!」
果たしてリーティアはステラをキチンと躾けられるのか……
それは誰にもわからなかった。
※この作品は基本的にほのぼのとした物語で、シリアスな展開や誰かが傷つくような描写は出来るだけ出さない予定です。
ちょっと日常に疲れた方にお届けしたい内容ですので、どうぞよかったら読んでくだされると嬉しいです。
平日に時間帯は未定ですが一話ずつ更新する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 21:03:42
105445文字
会話率:58%
物語は、平凡なサラリーマンである石黒太郎(いしぐろ たろう)が、交通事故に巻き込まれたことをきっかけに、謎めいた異世界への転生を果たすことから始まる。
目を覚ますと、太郎は見知らぬ場所に立っていた。彼の周りには、過去の記憶を持ちながら新た
な人生を歩むために転生した者たちが集まっていた。彼らは「転生者」と呼ばれ、それぞれが異なる前世の経験や能力を持っていた。
太郎は再会した藤原瑞希(ふじわら みずき)と共に、新たなる冒険の旅に身を投じる。二人は仲間たちと共に謎解きやモンスターとの戦闘、古代遺跡の探索などを行いながら、互いの友情を深めていく。
彼らはさまざまな国や文化を巡りながら、多くの新たな仲間たちと出会う。個性的なキャラクターたちは、それぞれの前世の経験を活かして、困難な局面を乗り越えていく。
物語はギャグやユーモアの要素とともに、シリアスな展開も織り交ぜながら進行する。彼らは喜びや笑いの瞬間を共有しながらも、時には敵との壮絶な戦いや別れに直面することもある。
転生者たちが集まる特別な場所での音楽祭や競技会、国家間の争いなど、物語はさまざまなエピソードを通じて展開していく。彼らはそれぞれの目的や運命に向かって前進し、最終的には自身の運命や世界の秘密に迫ることになる。
最後に、彼らの友情と絆が全てを救い、物語は壮大なクライマックスを迎えるのだが、その結末や彼らの運命については、お楽しみいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 03:17:27
24336文字
会話率:1%
目が覚めると、そこは異世界。突然、少年の身体に転生してしまい、夢だと思い色々試すが、目覚める事は無い。仕方なく、この世界を巡っていくと、ショタコンおねぇさんや、貴族令嬢、マッチョな冒険者、ドSな受付嬢、ドMな王様などと関わっていく破茶滅茶ス
トーリー。また、学園や冒険者生活と共に、国同士の争い、魔族との戦いにも巻き込まれていきます。王道の俺つえー系、主人公ご都合主義物語ですが、転生した謎、世界の危機などシリアスな展開も。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 01:00:00
301656文字
会話率:21%
異世界から地球に転移した少女。
彼女は異世界では最強すぎたが為に孤独であった。
彼女は地球で無事ほのぼのライフを送ることはできるのか?
最初はかなりシリアスな展開が目立ちます。
だんだんと主人公も心を開き、落ち着いた話になっていきます。
最終更新:2023-01-11 23:04:13
2986文字
会話率:18%
発症すると、人を食べだしてしまうという大きなリスクがある代わりに、特殊な能力を得ることができる未知のウイルス「襲人病ウイルス」に感染してしまった青年、只見 春乃は、研究所に通院しながらアルバイトをして日々を生き抜くギリギリな生活を送っていた
。
そんなある日の夜、その襲人病ウイルスを発症してしまった人間「襲人」が彼の目の前に現れ、襲われてしまう。
しかし、そんな彼は突如現れた赤髪の少女、式日原 麻火恵に助けられる。
超人的な身体能力を持つ彼女に驚いた春乃だったが、そんな彼に麻火恵は言う。
「アナタ、私の襲人退治に協力してくれない?」
それは、夜の町で徘徊する襲人を倒し、町を救う英雄になる誘いだった。
そんな彼女の誘いに、春乃の出した答えは……
これは、呪い(ウイルス)に翻弄された少女と青年による愛と勇気と希望の物語である。
《こんな人におすすめ》
グロ描写が好き。シリアスな展開が好き。重い設定が好き。ボロボロになる主人公が好き。厨二病能力が好き。
《注意点》
展開が遅め。文章が下手くそ。ギャグ少なめ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 18:22:11
46518文字
会話率:39%
「紅い瞳の奴隷騎士は少女のために命を捧ぐ」https://ncode.syosetu.com/n3175he/の番外編です。
本編未読者を想定しておりませんので、気になる方は本編読了後戻ってきていただくことを強くお勧めいたします。
※本スト
ーリー内に本編ネタバレも多分に含まれております。
※本編はタイトル上部のシリーズリンクからも飛べます。
時間軸はエピローグの後。帝都を出立したミレニアが北を目指し建国するまでの期間。
とはいえ建国に伴うシリアスな展開よりも、頑なに奴隷根性を発揮する従者を懐柔するエピソードが多めになる予定。時々シリアス。
恋愛メイン、糖度多めなので苦手な方はご注意ください。
本編中では語られなかった気になるあの人のその後、などにも言及予定。
まったり更新していきます。お楽しみください。
※カクヨムにも転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 00:00:00
421744文字
会話率:39%