連合国軍から見た
歴史感ではなく
わが日本から見た歴史として
南方を舞台に話を進めます。
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最終更新:2014-04-08 19:16:54
793文字
会話率:15%
時間に関わる歴史と技術を研究している老クロムは、自身が担当する講義で使用する学生向けの参考書を執筆していた。しかし時計を発明した祖国への誇りを胸に邁進してきた彼の情熱は冷めつつあった。
製作技術の熟成と共に、人々は時間を掌握してきたとの
自負から、その探究心を停止させ、もはや真理の追求よりも装飾の芸術性こそが時代の本流であるかと言わんばかりの姿を呈していた。
そうした隔世の壁を強く感じ積み重ねてきた老クロムは、自身が培った研究に意義を見出せなくなっていた。時代は次第に老人を厭世させ、枯らせてしまった。
時代に埋もれ消え行く自信を見つめることでしか日々を過ごせなくなっていたころ、老クロムは夜の湖畔で一人の少年と出会う。少年は街で生まれたことも知らない程に、あらゆるものから拒否をされ、それでいて街でしか生きられないのであった。少年に許された居場所は、広大無辺の黒きカーテンに散らばる、無数の星達との対話でしかなかった。
これは時の意義を見失いかけた老人と、時の動きにしか拠り所のなかった少年の、出会いと再発見の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-17 22:10:56
10232文字
会話率:16%
眉目秀麗、八面六臂、義理人情に厚いと人々から慕われる領主様の日記。
彼は知らなかった。
辺境にも関わらず彼の行き届いた善政を人々が親しみを込めて語り継ぐ事を。
彼は知らなかった。思いもしなかった。
遠い遠い未来、彼が人々の憧れとな
った頃。当時を知る貴重な文献として、日記が一般公開される事を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-14 16:39:30
6229文字
会話率:0%
名門貴族の娘であるアリサは屋敷から出られない程身体が弱く、できることといえば刺繍と庭の手入れぐらい。仲の良い兄のレイが与えてくれた庭で、花を育てるのが唯一の楽しみで、体調さえ良ければ外に出て土いじりをしていた。
ある日、いつものように庭に出
てみると、庭の端に植えている木陰に花が咲いているのを見つける。レイがアリサのために植えてくれたその花は鮮やかで可愛らしく、アリサはその花をとても気に入った。
しかし、その花が咲き始めた頃から少しずつ、今までの平穏で静かな日常が崩壊し始め、アリサの周囲はめまぐるしく変化をしていくこととなる…。
狂気の愛だと言われても、かまわない。どんなに拒み、逃げても決して離しはしない。この愛を貫くためなら、どこまでも堕ちよう…。愛する人を道連れに……。
18~19世紀のイギリスをイメージした、西洋が舞台です。話の都合上、実際の習慣や歴史とは異なる点もありますが、ご了承いただきたいと思います。また、この作品は純愛作品ですが、異質で少し残酷な部分も出てきますのでR15にしました。それでも大丈夫という方は読んでください。
※批難や中傷の書き込みはご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-09 21:07:08
52213文字
会話率:26%
今日の生活において、魔法は欠かすことの出来ない生活の一部として親しまれいる。しかし、その原理について考えたことはあるだろうか。なぜ図形の上に手を置くだけで火が点くのか。図形をなぞるだけで夜を過ごす灯りを作り出せるのはなぜか。魔法理論を大成し
たのは、今から数百年も昔の、ある学者だった。彼はあらゆる魔法の基礎となるものを生み出し、後に『魔法学の父』と呼ばれるようになったという。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-01 03:54:47
4253文字
会話率:63%
ブラックコード・・・それは幾多の者達が何千年ものの時をかけてこの暗号に挑戦するものの解くことが出来ず、黒歴史となり歴史の狭間の奥深くに封印されていた暗号のことである。神はこう示した。「この暗号を解いた者は解いた者にふさわしい武器が手に入るで
あろう。」・・・と。
・・・これは現代の地球とは違う世界での戦乱のお話。主人公は20歳の誕生日の時に恋人や家族、大事な親友を特殊な武器を持った者共が集う組織、「ホワイトクラブ」のメンバーの1人に殺されてしまう。ただ1人残ったこの主人公の男、「クロノクル・ワード」は大事な人達を殺したこのホワイトクラブのメンバーの男をこの手で倒すため長い長い旅を通し、様々な仲間に出会い、暗号を解いて武器を手にする。
果たしてクロノクル・ワードは仇を取れるのか。謎の組織、「ホワイトクラブ」の野望とは何なのか?そしてブラックコードの真実とは・・・!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-27 16:48:10
2803文字
会話率:27%
共和暦25年、春。首都ザクリアの高等修学院で教鞭を執るエリンの元に、1冊の写影が持ち込まれる。
「難敵だよ、心したまえエリン教授」
恩師に言われて引き受けた古書の解読を進める内に、エリンはそれが不敗将軍として名高いイダルガーン大公の手蹟
ではないかと気付き始める。謎の多い時代とされる帝暦20年代頃の記録には今までエリンが知っていた歴史とは全く異なる事が綴られていた──
「私たちは、巨大な嘘を見ていた」
「それはあまりに巨大に過ぎて、嘘だとさえ、思わなかった」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-03 19:07:37
91526文字
会話率:23%
岸透真(きしとうま)は中学二年生の頃、厨二病を駆使して異世界を救ったことがある。
それから数年経ち、彼は厨二病を卒業。過去に世界を救った思い出は過去の黒歴史となり、普通の生活を送っていた。
だが、ある日彼は再びその世界に来てしまう。
魔
王の子供が魔王になり、再びこの世界の脅威となる。
だから透真は再度魔王討伐に行くよう王様から言われ、彼は厨二病の思い出したくない記憶を無理やり思い出されながらたんっと冒険に行くことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-01 08:50:58
4233文字
会話率:27%
忘れ去りたい黒歴史がある。
人には、生きていれば多かれ少なかれひとつやふたつは掘り起こしたくない、されたくない過去というものがある。俗に黒歴史と呼ばれるものだ。
若さに任せて、幼さを盾にして言った、行った報いは巡りめぐってまわっていく
ものだと偶然にも再会した人物を見て、話して痛感することになる。
「うんともすんとも言えないなら、ワンとでも鳴いてみろよ」
「ワン」
おまえの十年間はどこいったんだ。約束は反故にしたはずだろう。一体いつまでおまえはあたしの言うことを聞くんだろうか――
ざっくばらんな言動で遠巻きにされることに慣れた一匹狼の少女と、彼女を主人と慕う頭と顔はいいはずの無口などこまでも忠実な少年の話。
※自サイトに転載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-01 17:00:00
8686文字
会話率:27%
サイト掲載作。
「その種の、完璧な形を作ってみない?」――花作りの少女・ミルカの旅は一人の少年のその言葉から始まった。その旅の途中、少女が出会ったのは『破壊屋』と呼ばれる「遺跡を発掘し歴史と思想を解き明かす」遺跡探索者の青年、クラウ・アーバ
ンルード。
花を作る少女と歴史を解き明かす青年。これはこの二人の、「汗と埃と土にまみれた、人の思いと歴史と世界をめぐる」冒険。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-11 01:25:06
51234文字
会話率:35%
善と悪。考え方次第でどうにでも捉えられる概念だが、人の数だけ形があるのは当然だろう。「善」と「悪」を生み出したのが人なのだから。
だが歴史というものは誰かの「善」が築いていくものであり、それが他人からみて「悪」だとしても、本人が正しい
と思えばそれもまた「善」なのだ。
ヨイヤサ作品№19 テーマは『独善的な主人公が繰り返す』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-28 09:54:50
7304文字
会話率:12%
「ぼく」はちょっとだらしがないだけの、ごく普通の小学5年生。嫌いなものは算数と“悪い人”。好きなものは、お笑いや漫画とゲームにごっこ遊び。学校へ行き、放課後は友達と集まって遊ぶ毎日。いつものとおりの生活が明日も明後日も続くと思っていた。
そんなある日、黒いロングコートの男に「ヒーローになれる帽子」を渡される。男は、その帽子を被れば超人的な能力を発揮できるという。
「ぼく」は不審に思いながらも帽子を被ってしまい、その不思議な力によって超人的な身体能力を身に付けることになるのだが…
現代社会―――。生活は便利になったが、心は貧しく、人は他人を思いやる余裕をなくし、世界には争いが絶えず、未だに数多くの人々が戦禍に苦しんでいる。人間の歴史と共に語られるのは人と人の戦いの歴史。しかし、人は歴史を学んでも、歴史に学ばず、争いの歴史は繰り返される。それでも人が滅ばないのは、どんな時代も子どもが生まれ育ってきたからであるのは語るまでも無い。
我々は気付く必要がある。この社会は我々が形作っていることに。
我々は考える必要がある。この社会が次の世代に移り変わる事を。
我々はうごく必要がある。この社会を次の世代に胸を張って受け渡す為に。
少年は人の未来を小さな双肩に乗せ、人外の者と対峙する。
“ぼくはヒーロー”だと自身に言い聞かせ、恐怖に震えるその身を奮い立たせて。
小学生の少年達が織り成す現代SFファンタジー。
“ぼく”は闘いの先に何を思うのか。
※初作品となりますが、厳しいご指摘やご指導お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-19 18:00:00
27128文字
会話率:26%
化学と、魔術が複雑に絡み合い、美しき発展を遂げた素晴らしき世界、「ヴィエネス」。
そんな「素晴らしさ」が「絶望の戦争」とともに古き歴史となって幾百年。
ここは生と死と血と暴力と歓喜と怨嗟と希望と絶望に満ち溢れた世界、「ヴィエネス」。
毒の空
気が満ち、火薬と剣と魔法が入り乱れる世界でメガシェルターからメガシェルターへと旅をする者たち。人は彼らを「渡り鳥」と呼んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-05 15:00:00
4626文字
会話率:27%
遥か昔、虹の七神者と呼ばれる者達がこの世には実在した。その者達は歴史と共に忘れさられ、そしてその能力だけが輪廻を繰り返した。百年に一度、千年に一度、輪廻転生された異形の能力はその世界の王を決める程の力を有した。しかし現在、その偶然は重なり新
たな歴史の幕が開こうとする。ごく普通・・・ではないが、主人公の虚神奏は一人の少女と出会う。全てが始まり新たな世界に踏み込む奏。
の、物語です('∀`)
読んで下さった方々。ありがとうございます。よろしければ今後の参考にもなりますので、感想、指摘などよろしくお願いします('∀`)o気に入り登録なんかもして頂ければ、読者様がいるという強みになりますので、よろしくお願いします(´・ω・`)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-29 22:54:36
234728文字
会話率:46%
ひょんなことから、平安時代へとタイムスリップしてしまった少年、神楽日向。平安京の町並みを前に、出会った少女はかぐや姫!?
今まで誰も知りえなかった、新たな歴史。かぐや姫に隠されたある秘密とは...?
あれ?だんだん話が重くなってきた。ていう
か俺・・・帰れるの?いつ帰れるの?ねぇ、マジで!!
かぐや姫に隠された秘密をしった日向が取った行動とは!!
歴史としてつむがれることのなかった、1人の少年とかぐや姫の、1つの奇跡の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-23 12:58:46
9742文字
会話率:47%
神の怒りに触れた二人の天使。
彼らが戻ってきた時の失敗から、少しずつ狂い始める。
※フィクションです!実在の宗教、及び歴史とは何の関係もありません!
最終更新:2013-07-25 17:31:24
28972文字
会話率:56%
「皆さんには黒歴史というものがあるだろうか
おそらく誰しも持ち合わせているものだと思う、いやむしろあれ、あってほしい
さて、私の話をしよう むろん私も黒歴史と呼べる行動は何度もしている だが後に残るような黒歴史は実はまだやったことがない
んだ。せいぜい黒歴史を思い出して悶える程度であるb 言いたいことはわかるだろう? 実際に後に残るようなものを作ったらどうなるかだよ もしかしたらネット上に放っただけなので意外とダメージは少ないかもしれない、はたまた面白いように悶え転げまわるかもしれない。まあここでそんな予想を言っても仕方のないことだ そんなわけでこれを見る者には一般大衆にとってイタイ小説になると思う。見るかどうかはご自由にお考えください。
無論批判は構わない、むしろ大歓迎だ。だが一つ注意してほしいことがある ただダメとかを書くのであればどこがダメなのかを書いてもらいたい。つまりは理由づけだ 私はこの小説でついでに文章作成能力を育てたいと思っている。こんなもので育つかどうかは知らんがね。さて、とりあえず言いたいことは終わった。あとはごあいさつということで
この小説を読む方はどうかお楽しみいただけたらこれ幸いでございます、よろしくお願いいたします」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-28 21:54:42
6799文字
会話率:62%
この物語は古来よりスカーレット家に仕える一人の執事が主人公の物語である。警告この物語には、ハーレム、オリ主、原作無視、キャラ崩壊、オリ主マルチチート、作者、文才チリ以下、更新バッラバラ、等が含まれております。あー、俺には無理、と思った方はバ
ックをお勧めいたします。まあ見てやる、といった心広い方は使用上の注意を読み用法を守って、気長に、正しくお読み下さい。・・・・警告は・・しました・・よ? 現在過去編に突入中!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-12 17:51:47
332027文字
会話率:60%
その廃駅は植物や動物、昆虫によって運営されている。噂の真相を確かめるために『ぼく』は件の駅に赴き、荒れ果てたホームでヒロと出会う。ヒロは駅から人が去った後に繰り広げられた血生臭い争いの歴史と一匹の虫の孤独を語り、そして、もう一度語り終えると
錆びた線路に横たわって夜空を見上げた。『僕』もヒロの隣に横になり、間隔を空けて輝いている星たちの空を仰ぎ見る。草陰から夜の虫の声がする。力強くどこか哀しげなその鳴き声は、星のように孤独な駅の構内に深く染み入り、暗夜の中で静かに響いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-08 14:21:28
7784文字
会話率:29%
感染者が怪物と化す奇病、[ガーナ]の蔓延する世界で、
抗いさえままならぬ程に衰退した人類。
もはや抑止不能な勢力を持つパンデミックに対し、
追い詰められた反乱分子達は、
[並行世界(パラレルワールド)の生成]という奇抜な策に出る。
物理法則さえ歪められた新しい世界にて、
青史さえ誤認したまま悠々と生活を送る人々。
そんな中、
意図せず[真実の歴史]へと迷い込んでしまう幾多の若者達。
今は微弱な彼等の力が、やがて全人類の希望へと育って行く。
同時進行するパラレルワールドを舞台とした洋風ファンタジーです。
SF要素も含んだ長編になります。
感染した生物を半不磨の怪物に豹変させるウィルスが世界に蔓延し、
人類存続の危機に陥った歴史を改めるため、
反抗勢力は歴史を分離し、もう一つの世界を生み出します。
だが、その平和で活気溢れる新たな歴史と、真実の歴史とを結ぶ扉を、
好奇心溢れる青年[リエール]が意図せず開けてしまった事から、
多くの人々の運命が激しく動き出し、
やがて世界をも変える大連鎖になって行く物語です。
ファンタジーですが、魔法は登場しません。
しかし、主要登場人物達には、それに変わる特殊能力があり、
その起因には少しSF的な理由付けをしています。
登場する種族は人間のみとなっており、
大まかな時代設定は19世紀前半、
物語開始の舞台はヨーロッパをモデルにした架空の国ですが、
時代や土地の風習にそぐわない物も幾らか登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-30 12:07:20
410238文字
会話率:31%