雪の降る日。フェリは道端で寒さに震える犬を助けた。するとその犬は人間の青年へと姿を変え、「俺をあなたの犬にしてください」と言った。
魔術師フェリと犬獣人ヴァーシュの話。
最終更新:2023-07-03 07:00:00
4072文字
会話率:43%
財閥のお嬢様とお嬢様の飼っている犬(人間の男)がダラダラと自己中心的でマイペースな箱庭的日常の一ページ
最終更新:2018-04-30 22:13:04
4995文字
会話率:23%
忘れ去りたい黒歴史がある。
人には、生きていれば多かれ少なかれひとつやふたつは掘り起こしたくない、されたくない過去というものがある。俗に黒歴史と呼ばれるものだ。
若さに任せて、幼さを盾にして言った、行った報いは巡りめぐってまわっていく
ものだと偶然にも再会した人物を見て、話して痛感することになる。
「うんともすんとも言えないなら、ワンとでも鳴いてみろよ」
「ワン」
おまえの十年間はどこいったんだ。約束は反故にしたはずだろう。一体いつまでおまえはあたしの言うことを聞くんだろうか――
ざっくばらんな言動で遠巻きにされることに慣れた一匹狼の少女と、彼女を主人と慕う頭と顔はいいはずの無口などこまでも忠実な少年の話。
※自サイトに転載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-01 17:00:00
8686文字
会話率:27%