今から1400年前の日本では、二つの宗教を交えた権力争いが勃発しておりました。仏教を信仰する蘇我一族と、神道を信仰する物部一族。そして、これは、そんな権力争いに不運にも巻き込まれてしまった無名の巫女のお話でございます。
※史実を元にして
おりますが、独自解釈なども含めます。あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-25 22:32:05
3317文字
会話率:63%
秦河勝と常世の神の話。
最終更新:2017-11-25 20:27:35
5449文字
会話率:61%
萩野は十一歳の誕生日に、十夜から紫陽花の描かれた土鈴を貰う。
その時から萩野の身に不思議なことが起こり始める。
実はその土鈴には、遠い昔、忘れ去られた悲恋の物語が秘められていた。
霜月透子さん主催されるひだまり童話館「ころころな話」参加作
品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-22 00:00:00
4337文字
会話率:32%
古代日本では、鎮護国家の思想つまり仏教によって特に国内の社会秩序を安定させていくという考えが主流となり、当時の奈良大和の朝廷は法会という仏教行事を定期的に行っていた。
しかし古代日本の政治では、後に藤原道長が代表格といえる摂関政治を主導
してきた藤原氏が当時の政界で次第に力をつけていくことになる。当時の法会は、朝廷が主宰をする法会以外は各有力貴族が独自に行っていた。そのような中で藤原氏主宰の法会であり、『維摩経』を中心とした「維摩会」は藤原氏の権勢が拡大していくに比例して平安時代には藤原氏だけではなく朝廷つまり国家に対する法会に事実上なっていくことになる。
その「維摩会」が事実上の朝廷つまり国家に対する法会になっていく原点として、奈良時代以前後の藤原鎌足そして不比等、仲麻呂の三者と仏教との関わりを見ていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-03 13:17:25
16843文字
会話率:6%
時は飛鳥時代後期。百年前、白雲の剣を守っていた龍王の娘である燐姫は、竹早と名乗る神の仕業により、剣を奪い取られてしまう。
失われた剣を探し求めて、燐姫は各地をさまよった。
だが、なかなか、見つからず、ついに彼女は力つきてしまった。
その後、
燐姫の最後を看取った巫女の椎奈は彼女の魂を祠に封じた。
百年後、椎奈の子孫である由津彦はひょんなことから、燐姫の封印を解いてしまう。
燐姫に体を貸し、失われた剣を見つけてほしいと頼まれてしまい…?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-19 21:55:41
76622文字
会話率:36%
時は飛鳥時代。
中大兄皇子から天智天皇までの激動の生きざまを日本書紀等に基づいて描いたものです。
最終更新:2016-05-10 10:00:00
35729文字
会話率:35%
飛鳥時代に封印されてた聖徳太子と蘇我氏の封印が解けてしまい,彼等は自分達を封印した黒音浪合の血を引き継ぐ黒音闇に復讐をしようと企む。
しかし、闇も黙ってられない。
闇は札と代々伝わる黒音家の封印書を持ち、彼等と闘いを挑む。
そして、闇
と彼等の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-27 01:14:32
289文字
会話率:0%
建築士の見習い長柄陽一は気になる大学時代の友人、桧枝りらと親友、鄭竜成と共に出雲旅行をすることに。そこで拾った不思議な勾玉の力によって、なんと神話時代のイズモ王国へと飛ばされてしまったのだった。同じく飛ばされてきた他の若者たちと、オオクニヌ
シの元で過ごしていると、高天原から不穏な挑戦が…。そして、イズモ王国から再び不思議な力によって飛ばされた先は、7世紀のヤマト。イズモからやってきた陽一たちは隠された出自を持つ大海人王子の仲間となり、壬申の乱に巻き込まれていく。これはイズモ王国時代から続く、神々の戦争なのだった…。
※pixivと個人ブログに重複掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-13 22:20:16
505579文字
会話率:50%
新しい都に行っても、ずっと一緒よ・・・・・・謀反の疑いで捕らえられた有間皇子は、紀伊への護送中、ある少女との日々を回想する。(※この作品は、旧合同サイト『花信風』で掲載したものを一部改訂したものです)
最終更新:2013-05-06 16:01:05
4416文字
会話率:29%
文武二年(698年)、飛鳥の朝廷に、対馬で砂金が発見されたとの報がもたらされた。
日本国で初めての、金の産出であった。
思いがけぬ吉事に都は沸き、そして金を精錬し朝廷に献上するため、対馬に一人の金職人が遣わされた。
名は、三田五瀬。雑戸とい
う、奴婢に等しい身分であったと史書は伝える。
賤しい職人に過ぎない彼の名が歴史に刻まれることとなったその裏には、飛鳥史の影と、悲劇があった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-07 23:23:00
149891文字
会話率:42%
謎の多い飛鳥時代、密かに受け継がれた史実を、語り部の家に生まれた娘の口から語った物語
大化の改新の前夜。中大兄皇子の妃になるはずだった姫は、当日になって姿を消してしまった。…歴史の影に隠された悲恋
最終更新:2011-05-29 19:31:35
20195文字
会話率:12%
「殺人剣」それは、人を殺める剣。飛鳥時代から、歴史の陰で白刃を振り続けてきた刺客組織「影馬(かげうま)」。赤子の頃に拾われ、幼少時代から厳しく激しい鍛錬を重ねてきた男、丹波竜衛(たんば・たつえい)は、組織の重役にまで上りつめる。しかし、竜
衛は組織を抜け出してしまう。竜衛が去った後、組織の重役たちが謎の死を遂げる。竜衛は、あくまで孤独を尊重し、謎の真相を求め、壮大な旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 21:51:46
3005文字
会話率:51%
殯(もがり)――古代において貴人を葬る際に行なわれた葬儀儀礼で、死者を長期間安置して復活を願うとともに完全な死を確認するもの。時は飛鳥時代。歴代天皇で唯一、臣下の手で暗殺されたことが史書に明記されている崇峻(すしゅん)天皇。なぜ彼は殺されな
ければならなかったのか、複数の歴史上の人物の独白を通じてその謎に迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-23 11:42:36
7575文字
会話率:35%
686年10月2日大津皇子は謀反の疑いをかけられ、自害させられた。その前日、大津皇子の皇子・粟津王は吉備の船乗りの手によって救い出されていた。10年後、粟津王・カイは養父・リキとともに帆船に乗り半島を行き来していた。旅の途中、児島の津で恐ろ
しい妖物に遭遇する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-05-29 19:51:58
55792文字
会話率:34%