戦乱に明け、数多の災害に苦しんだ天武朝。
その混乱の中でともすれば消えゆこうとする物語の、痕跡だけでも留めようとした人々を描きます
カクヨムより転載。
大きく改稿する可能性があります。
最終更新:2022-03-05 16:07:23
71161文字
会話率:12%
萬葉集の歌から連想した現代高校生の日常生活の短編小説を添え、さらに歌の時代背景や登場人物の経歴などを解説したもの
早くに父と死に別れ我が身の才覚のみて宮廷にのし上がっていった藤原不比等と、祖父母の思いを次世代に繋ごうと奮闘する元正天皇との
確執。仏教文化が花開く天平時代、一族の命運を担う家持の苦悩と破滅を当時の若者たちの恋愛事情や兵役につく男たちの思いなどと絡めて纏めてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-29 08:00:00
40554文字
会話率:2%
時は1300年前。あおによしとうたわれた都・平城京にて彼らは再会した。藤原不比等の四人の男子、ご存知「藤原四子」の三男・藤原宇合。遣唐使にも選ばれた法律のエキスパート・大倭小東人(やまとのこあずまひと)。そして、数多くの歌を万葉集に残した異
色の歌人・高橋虫麻呂(たかはしのむしまろ)。身分を超えた三人の男の友情を描く。3話完結。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2020-05-17 19:48:10
4121文字
会話率:48%
古代日本では、鎮護国家の思想つまり仏教によって特に国内の社会秩序を安定させていくという考えが主流となり、当時の奈良大和の朝廷は法会という仏教行事を定期的に行っていた。
しかし古代日本の政治では、後に藤原道長が代表格といえる摂関政治を主導
してきた藤原氏が当時の政界で次第に力をつけていくことになる。当時の法会は、朝廷が主宰をする法会以外は各有力貴族が独自に行っていた。そのような中で藤原氏主宰の法会であり、『維摩経』を中心とした「維摩会」は藤原氏の権勢が拡大していくに比例して平安時代には藤原氏だけではなく朝廷つまり国家に対する法会に事実上なっていくことになる。
その「維摩会」が事実上の朝廷つまり国家に対する法会になっていく原点として、奈良時代以前後の藤原鎌足そして不比等、仲麻呂の三者と仏教との関わりを見ていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-03 13:17:25
16843文字
会話率:6%
藤原不比等の考えとは如何に。歴史創作です。
最終更新:2015-05-24 15:43:05
784文字
会話率:50%