※バッドエンドです。主人公は不幸になります。
Sランクパーティで呪術師をしているフールが突然リーダーに「要らない」と言われた。
理由を尋ねたら、仕事をしていないように見えているらしい。
つまり、ただ一緒に居るだけで依頼報酬を分け与える仲間
になっていると……。
フールの力で相手を麻痺にして足止めや毒にして弱らしていたと伝えるも魔法師リオの一言で全てが終わる。
「私が超強力で広範囲の技を使えばアンタなんて要らないじゃない?」
相手を足止めする必要もなければ僕は何をすれば……?
あぁ、わかった。抜けるよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 07:00:00
16991文字
会話率:42%
「あーっ! もうっ! どうやったら私死ねるのよー」
転生特典『不老不死』を手に入れて、レーナがこの世界にやってきて九百年。
彼女はそろろそ死にたがっていた。だが、『状態異常無効化』『物理攻撃無効化』を持つレーナを殺すことのできる者は
この世界にはいなかった。
死にたい、と思いながらも死ぬ方法が簡単に見つかるはずもなく、今日もレーナは自堕落な生活を続けている。果たして彼女は、この短いお話の中で死ぬことができるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 12:05:07
5067文字
会話率:61%
ある日主人公ダリオは前衛の癖に倒れるのご早すぎるという理由でパーティーから追放されてしまう。
彼はそのショックから星を眺めていると、突然体が光と音を発し始めてしまう。
その正体は状態異常「無敵」というもので、自分の体が害とみなした物を破
壊する能力だった!
そんな力を手に入れた彼の運命とは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 12:18:00
2530文字
会話率:34%
起きたら異世界転移されていたモミジは病と毒を振り撒く能力の魔王になっていた。
そしてダンジョンを造れと言われたのでどうせなら嫌らしいダンジョンを造ってやろうと考えた。
最終更新:2022-07-24 21:01:09
161039文字
会話率:30%
最近、若者が唐突に失踪するという事件が話題になっていた。そしてこの日、事件を探る一人の探偵が動く。
キーワード:
最終更新:2021-05-07 17:01:09
7259文字
会話率:46%
死んで、生まれて、また死んだ男の話
最終更新:2022-07-04 01:04:55
1230文字
会話率:0%
シュラハト。それは人間が人間を使役し、人知を超えた異能力を以て戦い合うという、世界的に有名な競技。そんなシュラハトにおいて、ある年、無名にも等しいチームが日本の頂点に輝く。そのチームには大人だけでなく、年若い二人の少年の姿もあった。次世代を
感じさせる新たな波の到来に世間は湧くが、しかし日本一となった直後にそのチームは解散となり、シュラハトの世界から呆気なく消えてしまうのだった。――それから、数年。シュラハトの教育機関の一つ、弐条学園に通う一人の少年がいた。彼の名は、黒星堅一。かつて日本の頂点に立ったチームの一員だった少年だ。しかし堅一は、とある事情からどうしようもなく無気力になっていて――。特殊で高めの能力を持つが、その発動には他者と比べてとある欠陥がある。そんな少年が一人の少女と出会った時、彼の再起の物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 22:42:55
351492文字
会話率:27%
「俺」は沢村健。野球が上手そうな名前だが小・中・高と一貫して補欠だった「万年補欠」。ただ野球への愛と情熱は誰にも負けない。
俺はその野球愛を買われ、高校3年の夏、ラストナンバーを手にした。しかし、大会前の合宿にあえなく野球部ともども転落
死。しかしそれは異世界への集団転移だった。しかし、テキトーな女神のせいで背番号順にスキルが割り振られ、ラストナンバーの俺には対単体の支援魔法と状態異常魔法だけという外れスキルだけ。
異世界でも補欠・足手まとい認定され、挙句の果てには仲間に見捨てられて死亡。再転生の憂き目に。だがしかーし!よく考えたらさ、支援魔法って野球に使ったら最強選手になれんじゃね?
この発想の大転換から生まれる俺の無双野球人生が幕を開ける!目指すは甲子園優勝!?いやいや五輪金メダルだってWBC優勝だってメジャーリーグだって手に入れてやんよ!
万年補欠のどん底野球少年の大逆転!痛快!爽快野球人生がここに開幕!
(重複投稿)この小説はカクヨムさんで50万PV超えの作品です。大谷さんがブームになる前年から書き始めたら大谷さんブームに乗って人気が爆発?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 22:43:44
323774文字
会話率:33%
私には彼女がいない、
奥さんがいない、女友達がいない。
モテない、金ない、友達いない、カッコよくない、もっと言えば太っている
まあいわゆる最近の若者である。
更に最近、発達障害であることが分かった。
なんとなく分かっていた事である
ので、ショックはない、ただまたステータスに状態異常が増えたなと思うくらいである。(説明が嫌いな私にとっては自分のステータスに情報が増える事は歓迎しがたいのだ)
それが私という人間である。
そんな私が発達障害の治療と奥さん探し、ダイエット、自分探しを兼ねてエッセイを投稿してみよう。
本当であれば、エッセイなんてものはどれか一つに主眼を絞らなければひどく読み辛いモノになってしまうも思ったが、やっぱそんな事はどうでもいい。
これは私の手記なのだ。
それを私が人ごみの中にポーンと投げ捨て、それをひろったあなたが盗み読む。
そんな程度のものなのでそんな程度に読んでほしい。
また私には学もなければ、文章を書いた経験もないので、きれいな文章には期待しないでほしい。
やはり物事を始めるにはこれくらい保険をかけておかないと落ち着かない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 10:00:00
3338文字
会話率:5%
とある世界で魔王を倒した主人公は勇者と呼ばれるようになった。
あともう少しで世界が闇の覆われてしまうという危機を救い、世界に平和をもたらした勇者は人々から称えられて、多大な富も手にした。
しかし、勇者に平和は訪れなかった。
魔王を倒し
ても、その意志を継ぐ悪は世界に蔓延っている。来る日も来る日も魔王の仇討ちや後釜を狙う魔物と戦い続ける日々を送り、体と心は疲労を積み重ねるばかりだった。
そして、勇者が3日3晩戦い続けたある日のことであった。
久々に訪れた村でも魔物が悪さをしているということを知った勇者は限界を感じてしまった。休まないと死んでしまう。そう思ったから言った。
「確かに俺は勇者ですけど、眠いんでちょっと待っててもらっていいっすか?」
――事情を知らない村人たちは怒り、勇者を罵倒した。
それでも眠くて仕方がない。村人の反対を押し切り眠ってしまった勇者。
そんな彼に対して、村に住む呪術師は1000年の眠りを付与する呪いをかけてしまう……。
「そんなに眠りたければ、一生眠ってしまえ」
呪いは成功して、勇者は1000年の眠りにつく。
しかし、1つ誤算があった。勇者のスキルが「状態異常学習」であったということである……。
1000年眠って最強になった勇者が安眠を求めて異世界を過ごす話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 18:03:11
34659文字
会話率:46%
勇者パーティーに所属している主人公:スレイブ=アストレイは聖域というスキルを持っている。このスキルはありとあらゆる状態異常を治すことが出来ると言う物であったのだが、それ以外には使えず戦闘には参加できない。そのことを邪魔に思った勇者パーティ
ーのリーダー、ゼルドリス=フレックスはスレイブを勇者パーティーを追放することにした。そのことには一名を除いて反対する者はでずにスレイブはパーティーを追放されることになる。
翌日、ソロ冒険者となったスレイブはお金を稼ぐために冒険者ギルドへと足を運ぶ。そこで見つけた依頼書には、娘にかけられた呪いを解いて欲しい書いてあり、依頼主はこの国の国王様であった。
依頼を受けて王城へとやってきたスレイブは依頼主である国王様と依頼について詳しく話を聞くため王様と会うのだが、王様がスレイブを見たときかなり驚いていた。それから話を聞く中で、悪魔族の名が出てきたのと同時に何故勇者パーティーを追放されたのかと効かれることになる。そのため、昨日の出来事の説明をすると、王様は少し考え込んだ後、勇者は君だと、スレイブだと発した。スレイブは最初何かの勘違いかと思っていたのだが、国王様の娘でもあるお姫様の呪いをあっさりと解除した後すぐ気を失ってしまう。その気を失っている中でスレイブは女神様と出会う。女神様から自分が勇者であり、他に四人の仲間がいることや、ゼルドリスが能力が覚醒するまでの間自分を守るために集められた者であることを告げられた。
女神様との話が終わり目を覚まして見ると、聖域のスキルのレベルが二へと上がっている。それにより戦闘で使えるスキルを獲得する。姫様を助けたことと、本当の勇者でありその能力が覚醒したことにより王様より姫様と婚約して欲しいと言われる。王様の言葉に混乱するスレイブであったが、呪いも解けて目を覚ました姫様にまで自分と婚約をして欲しい言われ話を受けることに、その上、姫様が新しく作られる勇者パーティー仲間になることになる。
新たに始まるスレイブ達勇者パーティーの冒険、新たな仲間を加えて村を救ったり、別国の崩壊の危機を救ったりなどいろいろな国々で勇者としての名を広めていくことになる。それに連れて名を落とすゼルドリス達。
これは、裕福でもなく、幸せでもなく、夢を奪われた一人の冒険者が、ある一つの出来事をきっかけに幸せになっていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 19:06:41
121059文字
会話率:46%
俺は17才にしてSランク冒険者に上り詰めた。そしてすぐ聖剣の儀を受ける事になる。聖剣に選ばれれば、勇者に認定される。だが俺は4本ある聖剣に選ばれなかった。「あの隅にある黒い剣はなんだ?」「あ、あれは魔剣でございます!近づくのは危険!お、お待
ちを!」魔剣を掴むと、魔剣の記憶が流れ込む。エルフとして迫害された聖女。聖剣に選ばれ、強引に瘴気を溜め込む魔法陣を使われ魔剣化する悲しい記憶。魔剣と契約すれば国に居られないだろう。関係ない!俺は魔剣の持ち主となり国を追放された。辺境の地で魔剣の瘴気を惜しみなく使い、自らが瘴気に蝕まれながら戦う。腹が減れば魔物の肉を食らい、眠くなれば状態異常解除の魔法で眠気を覚ます。魔剣が聖剣化するころには俺の記憶が欠けていた。目の前にいるきれいな女性が俺を抱きしめる。抱きしめた女性の名前が出てこない。俺はうなるように泣き、女性が俺を抱きしめる。これは絶望から始まるハッピーエンドのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 11:19:32
5898文字
会話率:15%
異世界に送る側のトラック運転手がまさかの異世界転移!
旧タイトル
(異世界転生に巻き込まれたトラック運転手)
長距離トラックを運転していた主人公、喜久嶺こうだいはその運転中、不運が不運を呼び不慮の大事故を起こしてしまう。事故により自ら
を含め多大な犠牲者を出してしまったこうだいは、神を名乗る人物と出会い、犠牲者達が異世界に転移した事を知る。
異世界に関心はないが事故による責任を重く受け止めた珖代は犠牲者達を元の世界に返すため神とある約束を交わす。それは異世界を救うこと。
コワモテトラック運ちゃんは『勇者が必要とされた世界』を今日も必死に生き抜く。──のだが、運ちゃん以外の犠牲者は誰も彼もチート級に強かった!!
味方であれば頼もし過ぎる犠牲者達と、オマケでついてきたクズ女神と共に新たな世界の冒険が始まる。
「もしかして、一番弱いのは俺なんじゃ……」
ステータスは貧弱、能力はたった一つ、さらに謎の状態異常《不条理叛逆》を背負う散々ぷり。
それでも約束のために努力は怠りません。
とりあえず最初の街で1年鍛えます。
不条理を体現した世界で果たして彼は、無事旅に出ることはできるのでしょうか──。
こんなのが読みたい人にオススメ!
①ヒロイン達の大活躍(チート)!
②テンプレへの反逆!
③強い老人や男の友情!
④主人公になりきれない主人公!
⑤シリアス中の不意打ちギャグ要素?
⑥おとこの娘。オトコノコ
⑦章ごとに判明。キャラの強さや能力の解説!
⑧深めの戦闘描写!(序盤は少なめ)
⑨たまに入る微グロ描写に耐性のある方(各話ごとに※注意書きをしていこうと思います。)
※毎週 月、木 更新予定。時間帯は18時頃を目安に頑張っています!
章のクライマックスに入ると、毎日投稿に切り替わったりしますのでお楽しみに!
説明がややこしい部分などもあるかと思いますので質問などあれば、気軽にどしどしコメントください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 20:22:08
1016939文字
会話率:44%
魔王の部下である大魔導元帥は異世界転生勇者の力(チート)の一部である【ステータスオープン】という未知の力について考察する事にしたのであった。全ては魔王様の幸せでささやかな家庭を守るために……。
最終更新:2021-08-13 12:28:51
18643文字
会話率:56%
『第1部:冒険者おっさん編』完結しました。
『第2部:悪役令嬢おっさん編』完結しました。
〚第3部:VRプレイヤーおっさん編』準備中です。
有江内 太郎はおっさんである。
『小説家になるぞ』という小説投稿サイトに異世界もの小説を投稿
していた彼は、ある日【読み専の女神】という相手からの感想を受け取った。
『異世界にもモンスターにも、リアリティーがありません』という感想に『俺だって実際に異世界を見られりゃ、リアルな描写ができるさ! 女神とか名乗りやがるんなら、俺を異世界に連れてくぐらいしてみせろ!』と返事をしたら、マジで異世界に転移されてしまった。
とりあえず大したスキルもステータスも持たないおっさんが、おっかなびっくりな冒険者生活をしながら異世界というものを経験し、いつか自分の小説に生かそうと『状態異常:老化』にもめげずに奮闘努力をする――そんなお話。
話が進めば俺TUEEっぽくなる予定ですが、当分は情けないおっさんです。
第2部の悪役令嬢編は、少しだけ無双します。
※ 脳活小説なので、ハードルは低めでお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 20:00:00
919716文字
会話率:19%
地味で周りからも避けられがちな私、亥城もみじはある日クラスメイトの夜舞くんに告白された。その気持ちに応えたいけど、私にはとある厄介な能力が……
最終更新:2021-07-09 23:30:27
101867文字
会話率:41%
禁断の果実。それは口にした者に祝福と呪いを授けるもの。
メリットとデメリットの等価交換。
その内容は果実によって異なり、運が悪ければデメリットで命を落とす。
それでも魔法やスキルを持たない者たちはメリットを目当てに果実を囓る。
人生の底辺を
生きて来た梶木響希《かじきひびき》は仕事を首になり一文無しに。
路頭に迷ったあげく自分の状態異常無効スキルを信じて禁断の果実を口にする。
それにより授けられたメリットとデメリットは、人知を超越した速度を得る代わりに寿命の消費が激しくなるという強烈なもの。
しかし、スキルがデメリットを無効化し、メリットだけを得ることに。
こうして響希は圧倒的な速度を手に入れることになり史上最速の人間となる。
底辺を抜け出し、新たな人生が幕を開け、最強となるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 19:03:02
20543文字
会話率:49%
詳細不明のスキルを持つ逆月総也《さかづきそうや》はダンジョンで親友たちに裏切られてしまう。
重傷を負っていた総也は見捨てられ、迫りくるゴブリンの群れの囮として使われた。
満身創痍の状態で死を覚悟したが、正体不明だったスキルが覚醒する。
「ミ
ッション達成。報酬、ゴブリン特攻+1」
それは与えられた使命を達成し報酬を得るスキル。
報酬は自分にしか使えないスキルであったり、魔物に対する特攻であったり、属性や状態異常に対する耐性であったり、冒険者の役に立つアイテムだったりする。
総也は与えられたミッションを達成し、次々に報酬を手にして成り上がっていく。
そうしてどん底から這い上がった総也は自身のギルドを大きくしていき、裏切った者たちを後悔させることになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 11:31:09
58942文字
会話率:43%
熱で霞む意識の中、リッカ・ロードライトは前世の記憶を思い出した。
リッカは、ここが前世でプレイしていたゲームの世界であること、そして自分が、かつての『推し』だったラスボス、オブシディアン・ロードライトの妹に生まれ変わっていることに気がつく。
「えっ、わたしが死んじゃったから、お兄様は闇堕ちしちゃったの? なら、わたしが死ななければ、お兄様は闇堕ちせず、ラスボスとして破滅することも無くなるの?」
――がんばれ、わたし! 全てはわたしとお兄様の平和な未来のために!
「……ところでこの身体どうしたの? ……えっ呪い!? 治るのこれ!?」
せっかく名門貴族の令嬢に転生できたのに、呪いですぐ死ぬってあんまりじゃない!?
しかも魔法使ったらただでさえ少ない生命エネルギーが尽きて死ぬ?
ちょっと、こら、おーい! 責任者出てこーい!!
転生させたんなら、せめて限定スキルくらい解放させなさいよ!! こんな縛りプレイあんまりだよ!!
呪い(状態異常)にかけられた少女は、兄を闇堕ちさせないよう今日も奮闘する。
※恋愛色は非常に、ひじょーーっに、薄いです。
妹のこととなると暴走しがちな過保護兄と、そんな兄のことが命よりも大切な妹の、ちょっと濃いめの兄妹愛でお送りします。
第一章完結につき、タイトルを短くしました。
(旧)「呪われた少女は最愛の兄をラスボス化の運命から救いたい〜お兄様、闇堕ちしないって本当ですか!?〜」→「お兄様、闇堕ちしないって本当ですか!?」
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 15:13:34
320629文字
会話率:34%
僕──クロウル・シルベスタは、冒険者ギルドのサポーター組合制度に登録したC級冒険者。
今は、S級クラン「紅龍の牙」の臨時サポーター要員。
呼び名はどん亀、または亀ちゃん。
使えるスキルは、アイテムボックス・真甲羅の2つだけ。
味方の周囲に甲
羅盾を何枚か並べると、自らの背を丸めて亀の甲羅のように変化させ、後は、戦いが終わるのを只管待つのが僕の十八番。
毎回十八番の必殺技を繰り出していたら、そりゃ─、誰だって、いつかはそうするさ。
強敵に負けそうになったら、必ずそうなるだろうって覚悟はしてた。
そう、僕は囮にされた。
重傷を負って、辛うじて生き残った「紅龍の牙」のメンバー達から見捨てられた。
敢え無く強敵に食われた僕は、消化液が溢れる強敵の腹の中で、自分の死に様を嘲笑う。
だが、待てど暮らせど、僕は死ななかった。
真甲羅スキルは、再生化、魔素浄化吸収、状態異常完全無効化の効果もある、ぶっ壊れスキルだったからだ。
今まで貯めていたスキルPTを消費して真甲羅スキルを一気にレベルUPさせた僕は、念願の甲羅素材の一戸建ての家を新築、強敵に一緒に食われた聖女様達と一つ屋根の下、一緒に暮らし始める。
其の内に強敵の内に内在する穢れた魔素をどんどん吸収していき、新たな種族『玄武人族』に進化した僕は、強敵を内側から爆死させてしまう。
大量の経験値を取得した真っ裸の僕は、諦めの表情を浮かべた。
だって、人間の姿じゃなくなったから。
見た目は亀人の魔物。
全身が硬い鱗に覆われて、背中が甲羅を背負った姿。
そして、何故か僕の大事な息子が、とぐろを巻いた喋る蛇になっちゃった?
その蛇は伸び縮みができるけど、元の長さにするのは無理だって言うしさ。
付け根の部分から分裂するみたいに何本も生やせる特技があるって偉そうに自慢をし始める蛇。
さあ、これからどうする。
これは、亀の蛇が織り成す異世界ファンタジー巨編。
ちょっとエロちっくな蛇と臆病な亀が繰り広げる物語が今、幕が上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 18:00:00
113257文字
会話率:27%
転生したい。
そんな事を考えていた現役陰キャ高校生、暁瑠夏は、異世界転生をするべくおなじみの
「トラックに跳ねられ」ようとする
見事成功したと思ったのだが、周りまで巻き込んでしまい...
最終更新:2021-05-17 23:05:49
5348文字
会話率:58%
・簡単なあらすじ
最強傲慢毒舌主人公がなんやかんやで少年の姿に戻ってしまい、色んな変態お姉さんに体を狙われたり、ポンコツ女騎士を育成したりしながら、元に戻る為に奮闘するお話。
・真面目なあらすじ
SSランク冒険者であるヴェリスは、とある
依頼で赴いた先で、呪いか病気かも判別できない状態異常を受け、10歳前後の身体に戻ってしまう。
パーティからは追放されずに済んだものの、それが切っ掛けで隠されていた仲間達の本性が露わになっていく。
ショタコン、淫乱、同性愛者、戦闘狂、等々、一癖も二癖もある者ばかりだったのだ。
時にメンバーの離脱を防ぐ為に文字通り身体を張ったり、厄介事を持ち込まれては後始末を押し付けられたりと、多様な災難に見舞われるヴェリス。
自慢の戦闘力を失った彼は、冒険の片手間に学んでいた錬金術を本格的に習得する事を決め、今までの収集品をも駆使しながら元に戻る方法を模索する。
鍵となるのは、前人未踏の巨大な迷宮。
探索を進め、得た素材を調合し、研究の糧とするのだ。
果たして彼が、無事元の姿に戻れる日は来るのだろうか?
※カクヨム様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 10:00:00
175573文字
会話率:39%