人類が地球を捨て宇宙へ旅立った遠未来。
廃墟の植物園に忍び込んだ少年が出会った不思議な老人の正体とは……
完結済みSF短編。
最終更新:2018-10-10 14:25:56
9988文字
会話率:48%
灯子は、“死”という象徴から、かけ離れた世界に生きる少女だった。
塔子は、“生”という象徴から、かけ離れた世界に生きる少女だった。
初夏の、ある日のこと。灯子と塔子は、植物園の、秘密の部屋で出会った。
互いを羨望の目で見ながら
、二人のトウコは、それぞれに絡みつく“生“と“死”を交換するべく進んでいく。
───とぉこ
───はぁい
トウコの唇に、赤い線が引かれた。紅を引いた唇は、幼気な少女には違和感となって、そこに在った。
トウコは微笑む。
花と死の匂いが、満ちた。
複雑に絡まりあった、糸が、解けていく。
血肉と、死臭と、花を巡る、二人のトウコの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-05 19:24:53
26777文字
会話率:32%
大切な人を失った二人の少年少女が、植物園で巡り会う話。
最終更新:2018-05-15 07:17:29
20454文字
会話率:37%
それは、緑色の同道―――
奪われし『ホーム』の夢に、日々現実への悲壮を募らせるララ・アンダースン
こと"ディライト・ビリジアン"木咲 桜。謎の女性、東雲 杏との交流をきっかけに、
拙くとも前進の日々を送る彼女だったが
―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-21 12:00:00
29514文字
会話率:50%
植物園で薔薇とお茶する話。
かなりの短編です。お気軽にどうぞ。
最終更新:2018-04-12 17:00:00
705文字
会話率:0%
洋子は休みのとれた休日に娘と植物園へ行く。数週間前に切り出された縁談の話が気にかかっていたが、即売所の職員から薔薇を買う中で、縁談を断る決意をする。
最終更新:2018-03-25 22:37:17
5334文字
会話率:46%
海の向こうの珍奇な植物を集めた王立植物園の別園は、”呪いの森”と呼ばれていた。
貴重な植物を守るために、そこは高い塀に囲まれ、警備兵が巡回し、世と隔絶されていたせいで、あらぬ疑いを抱かせたからだ。
その場所で働くトムと呼ばれる青年は、人嫌い
で気難しく、彼の森と同じように人々を拒絶した。
そんな”呪いの森”に、ある夏至の日の満月の夜、ジャネットと名乗る少女がやって来る。
どこか浮世離れした彼女は、トムの頑なな心に入り込んでいく。
しかし、トムにはある秘密があり、ジャネットもまた、ある事情を抱えていた。
二人が出会うことで、互いの運命が切り開かれることになる――。
*
『婚約破棄の忘れ形見』(N3030EH)の蛇足編・第四弾ですが、本編よりもずっとファンタジー。
スコットランドに伝わるバラッド『タム・リン』をモチーフにしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-05 21:00:00
54190文字
会話率:35%
少年は女子クラスメイトに告白して成功するが、彼女は別れの名所の東山動植物園に行きたがる。別れのフラグを立て続ける彼女に少年は振り回される。
2012年、第6回ショートストーリーなごやに応募した短編。
初めて書いた短編です。
最終更新:2017-06-23 20:00:00
5809文字
会話率:50%
「一緒にバラを観に行こう」。
年に一度、ふたりで植物園に出かけるのが樹と祖母の恒例行事だったが、今年に限って、樹が祖母に誘われたのは、例年より十日ほど早い五月の半ばのことだった。不審に思いながらも出かけた樹は、祖母から思わぬ秘密を明かされる
。その数日後、突然亡くなった祖母の遺品整理に追われていた樹が見つけたのは、祖母と見知らぬ男が写る数枚の写真だった。祖母の誕生日に、もう一度、植物園に向った樹を待っていたのはーー。そして、祖母が長年植物園に通っていた本当の理由とはーー?
※この作品は、同人誌「青い約束」および、小説サイト「エブリスタ」「カクヨム」に掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-29 03:24:30
5085文字
会話率:32%
少年少女のある日のオハナシ。
キーワード:
最終更新:2017-05-10 14:51:32
1210文字
会話率:61%
植物園から異世界になぜか転移してしまった女子大生、造香耶。
いつの間にか手に入れていた地面から竹を生やす能力で異世界を渡り歩きます。
最終更新:2017-05-06 20:00:00
12490文字
会話率:51%
幼い頃よく遊んでいた蘇鉄(そてつ)と雪豹(ゆきひょう)だったが、ある出来事をきっかけに全く係わらなくなってしまう。雪豹は惑星では〝月の人〟と呼ばれる、惑星から見える五つの月のうちの一つ、『青い月』に元々住んでいた人々で太陽に弱い体質をしてお
り、惑星では差別の対象とされ、雪豹は格好の的だったが、ある時に再会し友達としての関係も始まる。一緒に【地球熱帯植物園】に夜、二人で忍び込む事にしたのだが————。その小さな冒険が、二人の今までに無い日常のきっかけになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-07 21:35:24
29498文字
会話率:42%
幼い娘を溺愛するシングルファザー。
優しい父にずっと甘えていたい一人娘。
そんな二人の、甘く切ない物語。
※カクヨムでも同時連載をしております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881220684
最終更新:2016-09-05 12:00:00
64119文字
会話率:40%
熱帯植物館に生えるアンブラーレ草の最後の一日。
最終更新:2015-10-06 16:06:09
2288文字
会話率:5%
極彩色の幾何学に迷い込む。
まるで蜘蛛の巣に絡めとられた脆弱な蝶のように。
路地裏の娼館は幻想?
少女娼婦に腕をつかまれ、アティスにされた少年は光を見いだせるか。
最終更新:2014-05-07 22:35:18
29581文字
会話率:36%
時が止まったまま生きているわたしと大切な人の記憶から消えていく僕の物語。
最終更新:2013-12-04 07:56:02
11443文字
会話率:23%
自分をサボテンみたいだと思っている彼女の名前は有賀花。彼女は自分の名前も、自分の性格も大キライだった。しかしある日、クラスメイトの一言が、彼女を変える……!?
最終更新:2013-04-07 16:38:32
761文字
会話率:41%
植物園の園長を母親に持つ私こと如月澪は、ある日母から「妖精の花」の種をもらう。
最終更新:2012-11-18 20:19:19
19322文字
会話率:53%
植物園の三代目管理者の日向葵は、祖父である日向健造の遺産のである植物園で不思議な少女と出会う。白い長髪、珍妙な服のその少女は一体誰なのか。そして、少女に秘められたものとは一体?一般人の少年と過酷な運命を背負う少女が紡ぐ、心温まる物語。
最終更新:2012-10-25 00:35:35
30398文字
会話率:28%
“ぼく”は、彼女と植物園にデートに来ている。これを最後のデートにするために。そこで“ぼく”は、姉の友人と出会う。全ては、姉と繋がっていて――短編恋愛モノ。
※他サイト、および同人誌での掲載歴があります。
最終更新:2012-01-10 15:19:51
16274文字
会話率:49%