死霊術士御用達の死体専門店――もとい、素体専門店。
デッドメイカーを営む主人公グリムは謎多き骸造師(かいぞうし)。
彼の仕事は生物の死骸を撚り合わせて、依頼主の要望にあった素体を創り出すこと。日陰者の職業だが、その中でもグリムは頭一つ飛び
抜けた才能を持っておりその界隈では名が通った存在だった。
そんな彼の元には様々な依頼主がやってくる。
齢一万を超える不死の王。
魔力源を司る、元素精霊。
古の封印から目覚めた魔王。
彼らの要望は、最高級の素体を創って欲しい、というもの。
権力に溺れ固執する愚王にも。
お忍びで観光旅行をしたいと言い出す精霊にも。
再び世界を滅ぼさんとする魔王にも。
グリムは選り好みせず仕事をこなす。望む報酬を提示してくれるのなら、彼にとっては皆大切なお客様。
そして今日もまた、デッドメイカーの入店ベルは鳴り響く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 21:36:06
8448文字
会話率:34%
ある日の早朝、1人の牛乳配達員に恋をした。
日陰者の自分が、勇気を振り絞って声をかける物語。
※「なろうラジオ大賞2」応募作品になります。
最終更新:2020-12-05 21:40:56
896文字
会話率:9%
地方に住む高校生である少年と少女たちのハロウィンを題材にした、ほの酸っぱい短編ストーリー。
最終更新:2020-11-01 01:12:19
12022文字
会話率:47%
「ミカ……お願いがあるの」
全ての始まりは、そんな何の気ない一言から始まった。
男は筋力を、女は魔力を持つこの世界で、ミカは、男性でありながらもその身に魔力を宿し、魔法を扱う事ができた。
故に、ミカはひたすら日陰者に徹し、目立たぬよう
に生きてきた。
女顔に小柄で華奢な体。母を以ても、黙っていれば女の子にしか見えないと言わしめるその容姿は、こんな世界で目立たないためには好都合だった。
けれど、ある日託された一つの任務。
それは、魔導騎士を育てる為の女学園に潜入し、内側から生徒たちを守る事。
失敗はその瞬間、自分の正体を露見させることになる!!
潜入系男の娘ラブ? コメディ。開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 19:12:54
10692文字
会話率:42%
私、下蕗杏里(17)は、いわゆる腐女子である。
腐女子とは、男同士の恋愛が描かれた創作物をこよなく愛する、言ってみればホモ大好きな女の子のことである。
といっても私はそのことを周囲にひた隠しにしていて、表面上はリア充を装っている。
メイクもするしスカートだって短くする。
腐女子はやっぱり日陰者で、公に胸を張れる趣味じゃない。
『ホモが嫌いな女子なんかいません』と言っても、やっぱりそういう話題を出すと眉をひそめる人もいるんだから。
私はその辺にいる節操のないオタクとは違う。
正しく節度を保った、慎み深い隠れ腐女子なのだ。
……だから何だと言われたらそれまでだけど。
そんな腐女子高校生が唐突に異世界に吹っ飛ばされた!
神官が言うには、『恋を結ぶ恋神様』として、王族に嫁ぐためにイケメン(男)に召喚されたらしい
まわりはみんなイケメン様で、妄想がはかどることはかどること!
しかしいつしか妄想の対象だったイケメン様たちに好意を向けられていき……!?
『腐ってたっていいじゃない、女の子なんだもの』
恋と妄想が交錯する異世界トリップファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 22:12:05
89532文字
会話率:43%
「レーダーに探知されない、戦略核弾頭かな。ただし、この世界の他の国に、核はないの。それがどういうことか、分かるよね?」
超自然的な現象を引き起こす魔法力が、大気に満ちた、転生世界。
魔法力を一度に体内に取り込めるキャパシティの大きさ
で、絶対的な武力格差が生まれるこの世界では、必然的にその個人量を測定する技術が発達。
各国の実力者は、常に全ての国からの監視対象となり、全ての軍事行動は、そういった実力者たちの動向を前提に決定される。
「転生者であること」と「ある特殊な才能」の両方をもった主人公の登場によって、虐げられてきた無能力者・弱小種族などに日の目が当たっていく。
不遇の身を主人公によって救われた仲間たちと共に、明らかになった強国の陰謀を阻止すべく、大陸をまたにかけた暗躍が始まる。
・基本的に、王道ファンタジーの世界観を踏襲しています。出てきそうなものは大抵出てきます。
・転生もので、主人公最強ものです。
・ハーレム要素はありまくりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 03:40:49
9118文字
会話率:38%
神は言った。
"暇だから剣と魔法の異世界を創って現代人を転生させたら面白そうじゃね?"
人類のアニメ・マンガ文化に興味を持った神々が、その力を最大限行使してそんなことをしでかした。
一人の神が一人の人間を選び、異
世界へ送る。どの神が選んだどの人間が一番面白いことをしたか、それを競い合う不毛な戦い。
神とは名ばかりの神々は困惑していた。八百万の神たちだった。八百万の神々の中でも妖怪と間違われる神もおり、彼らは神格の高い神々の暇潰しに巻き込まれる形になった。
不毛な戦いの公平を期すため、日本の神格が低い神たちは下級八百万連合として括られた。
そんな下級八百万連合に指名を受けたのは、特筆すべき点がハモりが上手いだけの普通の少年だった。それ故、少年は自己肯定感が低かった。有り体に言えば自信がなかった。誰よりも自信がなく、卑屈で、日陰者の人生を好んで歩んでいた。
巻き込まれた力無き神、その神に更に巻き込まれる卑屈な少年。
不毛な神話戦争を卑屈に生き残る少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 22:01:59
30848文字
会話率:42%
日光即死の枷を背負い空を駆ける黒衣の者は何様に生き抜くのか。
最終更新:2020-05-15 19:00:00
4269文字
会話率:18%
「人生はつまらない」
残念ながら、そう言い切れるほど、新田伊織は敗北者だ。貧相な顔立ち。最低クラスの成績に最低限の友達。部活も補欠な上にクラスの皆からも嫌われている。要するにインキャ、日陰者、全てまとめて「弱キャラ」だ。だけど、そんな伊織に
圧倒的な容姿を持つのに「弱キャラ」な彼女は言った。お前には努力が足りないと。
だから、伊織は始める事にした。努力を。絶対に。君に好きだと伝えるための努力を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-24 19:56:02
27049文字
会話率:66%
日陰者……そう陰口ならぬ陽口を叩かれている小さき存在は引きこもりから今卒業する。
転機はたまたま地面が脆くなり落とし穴に人間が落ちてしまった事から始まる。地面を脆くした犯人である小さき存在は、人間が大ダメージを負った事で、大量のEXPを
GETする。
大量のEXPにより、知能が上昇し、太陽の光に耐性が出来た。……即ち引きこもりの要因がほぼ無くなったのだ。
知能が上昇した事により、今までの理不尽さを思い知らされる。そして、尊大な欲まで芽生える。
「おいらは今まで穴蔵生活に満足していたけど、そんなの間違っているもぐ。魔物や人間が踏みつける地面の下で生きるなんて耐えれないもぐ。魔物をはっ倒し人間を蹴散らし、おいらは高い塔の上で暮らすもぐ。おいらを足蹴にしてきた奴らを見下してやるもぐ。ぐあっはっはっはっ。ぐあっはっはっはっ」
ゆっくり更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-04 23:35:52
2060文字
会話率:24%
日本に住むもう青年とも言えなくなった年齢になりながら派遣をし、親元でぼーっと生活をしていたある男性、野村雅彦(まさひこ)がいた。そんなある日寝ている間に見ていた奇妙な夢から覚めると目の前に神様が!
話を聞くと能力を授けるので異世界にいっても
らいたいそうだ。というのも人口過多なこの世界から彼のような日陰者に力を与え文明未発達で魔物の脅威におびえる異世界を立て直させることをしていて、そのために意図的に呼んだそうだ。もともといてもいなくてもいい人間なので地球からいなくなってもあまり問題ではなく、現地人としても能力的にも領地運営や社会運営などの知識的にも即戦力の人材がやってきて、神様などの天界側としても自らの理念に沿った世界を形成できる三者win-winな状況であり誰が文句を言うだろうか(そもそも唯一の絶対者の意志を誰が妨げられよう。)といっても特にこれをしなければというのもなく基本的には自由にしていいそうだ。
30過ぎで派遣、親しい友もいないというように元の世界に戻ってもしようのない事情ゆえ快く引き受け、異世界に転生する。(世界の絶対者たる神の能力による事象改変によって行方不明で死んだことにし、元の世界の家族や友人らも深く執着しないようにしてもらった。)事実上は転生というより転移ではあるが神の力で姿(原義に照らせば物質界のこの体はアバターということになる)もデフォルトの年齢も自由に変えさせてくれるそうなので実質転生と変わらないだろう。ともかく心機一転し15歳のイケメンにしてもらい、この際心機一転にと名前もジョアンと名乗ることとした。
現地にて少し歩くと魔物に襲われている人たちが。早速力を使い助けるとその主であるラスコー子爵の邸宅に泊めてもらうことになった。
魔物退治の時に見せた能力から冒険者としての資質を見込まれ、ギルドマスターを紹介してもらった。能力測定によりいきなりCランクからはじめ半日でBランク、3日でAランクと着々と地位を上げ爵位ももらい、雅彦は異世界にて栄光ある異世界生活の嚆矢を飾るのであった。しかし同時に、能力とそのあり方についてもジョアンこと雅彦は考えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 01:51:54
2371文字
会話率:41%
「こんなロクでもない小説に2が出たことが驚きだぜ。」
物理法則無視の最強のド変態、原田 優茂と、
そんな個性の強い兄のせいで日陰者扱いをされてきた弟、原田 優後。
今回はそこに日本刀と正義の拳を振り回す美少女、真島 要が加わり、
前回より
もハードでカオスなコメディー小説となっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-06 18:00:00
6362文字
会話率:32%
凡人まえすの転生
弟といつも比較され日陰者の人生を送ってきたまえすのリベンジ転生
最終更新:2020-02-27 17:53:53
631文字
会話率:17%
おれは負け組だ。
「高学歴」「親リッチ」将来の約束された大学生が過ごす日常を
「陰キャラ」「コミュ障」日陰者の偏屈な視点から語るドキュメンタリー
最終更新:2019-12-29 23:00:00
5569文字
会話率:2%
異世界転移。しかし、金もコネも能力もなく、俺は常時募集中の兵士になるのだった。
成り上がりたい。
生活の質を向上したい。
魔法を使ってみたい。
そんな俺でも頑張っていれば幸せになれるのだろうか。
最終更新:2019-11-25 01:54:40
999文字
会話率:13%
都会のとある私立高校に進学した私、宮下那菜はある日とある男に助けられた。
自分とは全く関わりの無いスクールカースト三軍、いわゆる日陰者の男・工藤修斗に。
あの時の私は、どうかしてたんだ。だから、工藤と私もあの時っきりで関係が終わると思ってた
。
でも、私と工藤もどうやらそれが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 16:36:11
809文字
会話率:30%
スクールカーストという悪しき制度が蔓延る昨今、学校と呼ばれる空間においてオタクの扱いはやはり良いものでない。
ただ自分なりの生き甲斐を見つけただけなのに、彼らは教室で、あるいは行事において、積極的に学校生活を楽しむ事を許されない。
「でしゃ
ばるな」「空気を読め」「何をイキってんだオタク風情が」
いわれのない軽蔑を恐れ、オタク達は自分を抑えて空気の読解に勤しむ。
しかし思春期の自尊心はそんな下らない事に屈したりしない。
「オタクだって、青春して良いじゃない」
かくして、三人のオタクが立ち上がった。
ライトノベルを創作したり、好きな曲の踊りの振り付けを考案したり、イラストを描いてみたり。
これは開き直ったオタク達が全力でイキってみせるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 03:00:00
1805文字
会話率:30%
「"にんげん"っていう言葉を知ってるかい?」
あの日聞いた言葉。なんだったのだろうか。
今は「日陰者《ヒカゲモノ》」の主人公、神崎麗夜は不当な条件で名古屋へ。
名古屋で起こる出来事、謎の現象は、麗夜の絡まれていた糸をその
まま絡ませ、綻ばすこととなる。
麗夜が歩む路の先には何があるのか。
そして糸が全て綻んだ先には何が見えるのか。
トラブルも多発しながらも進んでいく。
現実×謎の現象を解明する希望的観測ラブコメ、ここに現る。
YOUTUBEにて、これのゆっくり版が作られます↓
https://www.youtube.com/watch?v=44qTm1tyv7I折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-28 22:24:53
4453文字
会話率:15%
大道寺陰人は謎の男桜宮太陽に異世界へと誘われてしまう。その理由とは?
最終更新:2019-09-13 09:03:53
1735文字
会話率:34%
半グレ生活を送っている鈴村圭佑はカネに困っていたとき、イタリアンレストランの不始末の被害にあい、それにつけこんでカネを得ることに成功した。しかし、その肉体的代償はひどく、手当を受けなければいけないほどであった。そこに若い女性が手を差し伸べて
くれたおかげで何とか目指す場所まで帰り着くことができた。幼少のころから育てられた養護施設である。そこには姉の様な存在の瞳美が離婚して戻っていた。圭佑にとっては姉の様な存在でもあるが、美しい瞳美は圭佑の初めての相手でもあった。
ケガが治った圭佑の元に仲間内の信夫が「兄貴が探しているぞ」と声をかけに来た。要はギャンブル負けのツケが貯まっている若旦那に取り立てろということであった。圭佑、信夫、そして兄貴分の恭次は裏で賭けポーカーを開いており、それがすっかり稼業になっていた。冷酷でカネと女にしか興味を持たない恭次はカードに細工をする胴元として、周辺の小金持ちからカネを巻き上げ、支払うことができない奴からは女を取り上げていた。
ツケが貯まってなかなか支払わない若旦那を恭次は大勝負で最後の追い込みをかけ、たまったツケを倍増させて支払いを強要した。支払えないことがわかると、若旦那の婚約者を売り飛ばす算段に出て、若旦那に無理やり女を連れださせる。圭佑は瞳美が再婚の為の見合いをしたことを知り、イラついていた。待ち合わせ場所の海岸に圭佑を先頭として、三人が赴く。顔を見知っている恭次が間違いなく若旦那の婚約者であることを確認した。同時に、圭佑もその顔をみて驚いた。
圭佑の傷の手当てをしてくれた、あのときの若い女だったのである。圭佑は恭次の前に立ちふさがり、この女だけは見逃してほしいと頼むがあっさりと断られる。圭佑は腹を決めて恭次との対決を選んだ。ナイフの扱いに慣れている恭次に追い込まれるが、最後に捨て身で恭次の胸に信夫から受け取ったナイフを突き刺し、気を失って倒れ込んだ。病院で目を覚ました圭佑はおぼろげな記憶の中で、瞳美が見合い相手の元に嫁ぐことを知り、警備のすきをついて脱出し、あの帰る場所へ向かった。
自分のブログにも掲載していますhttps://potesara.work/hikagemono/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 15:20:57
29937文字
会話率:43%