『女子高生がもたらす、珈琲文化による…魔術小国の振興物語』
学級委員長も図書委員としての仕事も押し付けられている女子高生【霧島なつき】は、その日の放課後も図書室で一人、仕事を任されていた…
返却された本を元の場所へと戻す最中、あるはずの
ない床下への入口に気付き…なつきは、好奇心の赴くままに、その床下へと入る。
その扉の先には、魔術が当たり前の世界が広がっており…なつきは、魔術を習う学生の一人となっていたのだが…魔術師としての素質は大して無く、落ちこぼれの烙印を押されていた。
そして、魔術学校の授業の一つとして登山を行うが遭難してしまい…命の危機に瀕した状況で、瞳に映り込んだ木に成る赤い実が…霧島なつきの…転移先の小国『ウリ・バルデン』の運命を変える。
※アルファポリスとカクヨムにて、一部先行更新しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 18:38:15
38805文字
会話率:41%
【短歌】音楽に背中押されて
大好きな音楽やミュージシャンを絡めて詠みました。
キーワード:
最終更新:2024-07-12 19:14:25
2007文字
会話率:0%
青い髪の高校生碧星 翔は高校で初めての学級委員長になった。だが、翔には悩んでいる事があった。
それは桃色髪の女子生徒 夢咲 叶が不登校な事だ。そんな不登校な子と一緒に夢を叶え幸せになる学園ストーリー
最終更新:2024-07-06 07:25:55
16517文字
会話率:74%
この世界では、十歳になると洗礼の儀が行われ、すべての民に<職業>を与えられる。
その洗礼の儀の場で<職業>を得られなかったステラは、王太子によって魔属の烙印を押されて、追放されそうになってしまう。
「――そん
な事はさせないわ」
そう言い放って王太子を止めたのは、仲良くなったエリシアーナ王女だった。
「――おまえに相応しい力をあげる」
そうしてステラは、エリシアーナに口づけされて。
与えられた知識は、この世界の真実。
与えられた力は、彼女を守る為のもの。
そして蘇る記憶は、前世に生きた病弱少女だった自分で。
「――わたし、異世界転生してたの!?」
それは病弱だった前世で憧れ続けた展開。
けれど転生したのは、星の海と科学万能な世界だった。
これは銀河皇女に近衛騎士にされた幼女が、持ち前の負けん気と思い込みの強さで、宇宙英雄へと成長していく物語。
人々が楽しむファンタジーテーマパーク惑星を守るために、ふたりの幼女が奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 16:00:00
101613文字
会話率:29%
没落名家のひねくれ親から、すさまじい虐待や罵倒を受けて自己肯定感ゼロに育った宇治春(うじはる)は、持ち前の自己犠牲で人助けをする毎日。
一見ヒョロガリメガネだが、彼は拳を握って熱弁する。
「自分が傷つこうが関係ない、なぜなら自分は世界の
ウジ虫だから…! でも誰かが泣くのだけは絶対嫌だ…!」
そんなモットーのもと、暴走トラックの大群から幼児を救って死んだ宇治春は、女神から太鼓判を押されて転生させられる。
「あなたのように苦行を積んで、しかも私利私欲ゼロの聖者、今まで見た事がありません! どうかこちらの世界で活躍して、世界を救ってくださいな!」
「悪用の心配ないですし、神の権限で最強賢者にしちゃいます!」
得られたのは無敵の力。
普通ならチートでウハウハの転生人生…または何物をも恐れぬスローライフのはずだったが……そこは自己肯定感ゼロの宇治春、ただで済むはずがない。
無自覚に人助けをして感謝され、惚れられながらも一切の出世や幸せを悲鳴を上げて嫌がる宇治春、なぜなら「自分には幸せになる権利が無いから!」
はたして宇治春は悪癖を治し、異世界で幸せになる事ができるのか!?
なろうにあるまじき異世界チートのカウンターファンタジー、究極の自虐賢者無双、どうぞお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 21:24:37
3687文字
会話率:32%
社会人四年目にしてしっかり挫折していた大貫周(おおぬき・あまね)は、ある日突然、異世界に転移する。
転移直後に魔物に襲われた周は、剣すら握れないながらも特異なバフを付与できることに気づき、その場に居合わせた少女・アネサとともに難所を逃れた
。
聞けば、アネサは冒険者ギルドのマスターだという。老舗ではあるものの競合ギルドに押されて、解散の危機に瀕しているという。
アネサには助けてもらった恩がある——。
何より、自身と似た目をしている——。
行くあてもない周は、自分のバフを冒険者向けの商品とすることで、アネサのギルドの立て直しを手伝うことになる。
小さくて古くさいギルドを通じてアネサたちと関係を深めていく周は、次第に地域での存在感を高めていく。
足元をすくおうとする者、躍進を押さえつけようとする者も現れる中、アネサと周は大陸全土を巻き込む大きな事件の中心となっていくのだった——。
※毎週更新です。この連載は毎週土曜日0:00に更新されます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 00:00:00
25864文字
会話率:33%
場所は日本。時は大正五年――
古来より日本を影で牛耳る裏華族《うらかぞく》の一家・古野羽《このは》家の次女として生まれた娘・真鶴《まつる》。
日の国を守る祝貴品《しゅくきひん》の一つ・長雅花《ながみやばな》も咲かせることもできず、草木としか
心を通じ合わせられない彼女は、出来損ないの烙印《らくいん》を押されていた。
それだけではなく、幼いときに長雅花の花粉を口にしたことによって感情のほとんどが欠落し、まともに人付き合いもできないありさま。
そんな中で、ある日実父より『まつろわぬもの』――すなわちあやかしたちの長・星帝《せいてい》たる天乃加賀男《あまのかがお》と結婚せよと命令されてしまい……。
これは、不器用な二人が心を通じ合わせるまでの物語。
※エブリスタ・カクヨムでも掲載中
※毎日18時過ぎに更新します
※レーティングは念のためにつけてあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 18:18:37
100908文字
会話率:53%
アラサーの咲希は、仕事帰りに酔っ払いに背中を押されて死にかけたことをきっかけに異世界へ召喚された。
一緒に召喚された三人は癒やしなど貴重なスキルを授かったが、咲希のスキルは「温泉」で、湯に浸かる習慣がないこの国では理解されなかった。
「温泉
って最高のスキルじゃない!?」とうきうきだった咲希だが、「ハズレ聖女」「ハズレスキル」と陰口をたたかれて冷遇され、城を出ることを決意する。
王に見張りとして付けられたイケメンと共に、城を出ることを許された咲希。
咲希のスキルがちょっぴりチートなことは誰も知らないまま、咲希は銭湯を経営して温泉に浸かり放題のスローライフを目指すのだった。
※スキルで活躍するのとスローライフは後半です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:33:39
102844文字
会話率:49%
異世界に召喚されるも失敗作としての烙印を押されてしまった主人公のユウト
失敗作として投獄された彼の事を救ったのは、女騎士レイとその仲間たち
しかし、再び地獄をみることになり……地獄を見る中で彼が思ったのはただ一つだった
『俺は復讐なんてし
ない。今の仲間たちと平穏に暮らしたい』
復讐をしない、成りあがらない事を信条とした主人公が辺境の村に引っ込んで仲間とのんびり暮らす、そんなお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 21:00:00
24205文字
会話率:45%
放課後の教室で。何気なく拾った一冊のノート。
誰の?
名前も何もないノート。誰のものか確かめたくて、ノートを読んだ俺は、胸が苦しく切なく、泣きたいぐらい、ワケのわからない衝動に駆られる。
「読んだのか? これを」
慌てて戻ってきた
ノートの持ち主。クラスメートの桜町。
「頼むから、このノートのことは忘れてくれ」
そう懇願され、俺も忘れるつもりだったのに。
そこから、少しずつ、少しずつ。
友だち、五木と川成とバカをやるだけの日常が変わっていく。
ついさっきまで見てたはずなのに全く覚えてない夢。自分の体なのに、別の誰かが乗り移ったような動き。不気味な既視感。
歯車が軋んでズレていくように、俺のなかの何かが少しずつ変化してる――気がする。
「頼む! あのノートの小説、もう一回読ませてくれ!」
拝み倒し、どうにかノートを借りることに成功するも、桜町から「これはあくまでフィクションだから」、「読んだら内容は忘れてること」と念を押されて。
(……これって、まさか)
小説の内容と、掴むことのできなかった夢の記憶が、少しずつ重なっていく。遠いとおい昔、戦乱の世にあった、悲しい男女の物語。俺の身の上に起きた、遠いとおい過去の記憶。
(俺の前世って、まさか……姫?)
悲恋の片割れ、千寿姫。瞼を閉じるたびにまざまざと浮かび上がる姫の姿。胸に響く姫の心情。これで俺が姫じゃなければ、誰だったっていうんだ。
(ってことは、どこかにアイツも、どこかで生まれ変わってるのか?)
久慈三郎真保。姫の父親を殺した男。許嫁のいた姫を、領地と一緒に我が物にした、傲慢極まりない男。俺がここに生まれ変わってるってことは、アイツもこの世界のどこかいにるってことか?
千寿姫だった俺と、真保かもしれない桜町と。
前世の俺と、現世の俺と。前世のアイツと、現世のアイツと。
過去と今を巡る、新里千尋と桜町和真の物語。
※ この作品は、PIXIVさまと、アルファポリスさまにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 17:00:00
87341文字
会話率:35%
私たちは、生まれた時から神様からに烙印を押されている。誰の目でもわかるような場所に、誰の目でもわかるような形で。
最終更新:2024-04-19 23:43:43
11099文字
会話率:43%
後藤健二は癌を患い死に至った。通夜がお壊れる中、棺に魔方陣が展開され、死に装束を着た少女が現れて、人々は恐ろしくなり逃げようと試みた。少女は恐れることはないと語ると、自分は異世界人であり、後藤健二の幼少の時に体に入れてもらったと語った。人々
は大笑いした。小太りの青年は、少女を他の部屋に連れて行き布団に寝かせた。次の日、小太りの青年は少女を見に部屋へ行った。目を覚ました少女は、再び、異世界人であることを告げ、名を、時乃澄香と言った。信じることができない青年は、時乃澄香を突き飛ばした。時乃は、やれやれとわき腹から剣を取り出すと、小太りの青年に見るように言った。剣に無数の目が現れ、それを見た小太りの青年は失神して倒れた。小太りの青年はしばらくして目を覚まし、時乃に真摯に接した。食事をした時乃は元気をとりもどした。自分の母船の位置を把握するブレスレットが輝きだし、二階の部屋で空間を結合した。母船の中に入り、冷凍睡眠中の部下を解凍し、再び、小太りの青年の前に出た。青年は恐ろしくなり言葉を失った。その後、時乃は仲間とともに、軍資金の調達に出る。そこに地球にいるはずのないプレアディスの兵器がいた。このことから、この地球で何か大事が起きると考え始める。日本に戻った時乃たちは会社を立ち上げることにした。会社の業績は伸び、時乃たちは力をつけていった。時乃は営業も兼ねて東京へ旅立った。しかし、そこでプレアディスの襲撃にあう。時乃は軽く叩き潰す。この時期から、マスコミでは宇宙人の存在を語る。時は進み、時乃澄香は、高校へ行くことになった。ある事故から、石原瑠奈と仲良くなった。時乃は彼女に対して特別の思いを持つようになっていた。時乃は運動会でプレアディスの襲撃に合い生徒を庇い傷を負った。時乃の仲間はプレアディスの暗殺者を倒した。この出来事からマスコミが宇宙人の存在を多くとりあげた。そんな中、北朝鮮からミサイルが日本に発射された。時乃は日本を守るために能力を使いミサイルを殲滅した。しかし日本は北朝鮮と戦争になり日本は押されていた。その理由は、北朝鮮の背後に、時乃澄香の弟、真奈がいたからである。時乃は現在地球にある自分たちの兵器でこれを打ち砕き戦争を終結した。そして、日常を取り戻し、石原と楽しい毎日を過ごしていたが、再び、プレアディス本体の攻撃が始まった。時乃は、石原瑠奈に力を授け、戦いへ赴く!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 14:26:59
75192文字
会話率:40%
大学三年の悠斗(ゆうと)はある日を境に幼馴染で年下の彩夏(さいか)と距離を置いていた。そんな状態が続いたままのある日、ふと彼のスマホに彩夏から家に行くというメッセージが送られくる。成長した彼女との距離感を摑めずにいた彼は対応を悩んでしまう
。インターホンが押されて彼女の姿を見て、様子に違和感を覚えた彼は話を聞くことに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 23:10:53
8063文字
会話率:53%
アルス・マルティスには、生まれながらに特別な能力があった。それは他人の持つ力を奪うことができる《グリーダー》というもの。しかし、その力があったために、マルスはいわれない迫害を受けてきた。
「パーティーの資金が盗難に遭った。犯人はマルスだ
!」
強奪者という名前が一人歩きし、その日マルスは盗人の烙印を押されてパーティーを追放される。そしてその罰として、高難易度ダンジョンにたった一人で取り残されることになった。
無実であるにもかかわらず、それを被ったマルスは自身も今まで使ってこなかった《グリーダー》をついに発動する。そして魔物の能力を奪い続け、ダンジョンを脱出することに成功するのだった。
だがしかし、マルスは復讐は考えない。
自分はもう過去の自分とは違う。これからはもっと自由に、好き勝手に生きてやろうと誓うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 11:28:36
3922文字
会話率:35%
魔王ギルガドはある勇者の動向を探っていた。
その勇者――アクロはある日、失格の烙印を押されて追放処分となる。
「アクロを魔王軍に迎え入れろ!」
そんな少年勇者を、ギルガドは魔王軍の軍師として招聘することを決めた。その理由は、アクロ
の持つ特異な能力。魔物との意思疎通を可能とするアクロ、その能力を活かそうと考えたのだ。
ギルガドは多くの無能な者たちが活かせなかった人材を育て上げ、魔王軍を強化していく。
そして、いつしかその軍勢は最強の名を欲しいままとするのだった。
その勢いに焦りを見せたのは、かつて勇者などを見限った無能たち。
ギルガドはその者たちに向かって宣言した。
「今さら返せと言っても、もう遅いのだ!」
こうして魔王は、かつて失格と呼ばれた者たちを率いて快進撃を見せ、一方多くの才能を見いだせなかった者たちは急速に落ちぶれていくのだった。
これは一人の魔王と、それを慕う者たちによる改革の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-27 12:06:04
4457文字
会話率:38%
世界最高峰の学園、魔法第一高等学校を入学した石神は入学早々最弱の烙印を押されてしまう。
学生たちは「世界貴族」の資格を得るために上位三組を目指していくが、主人公:石神のグループは足並みを揃えず大事件を起こしていく。
絶体絶命と思われたグルー
プだったが、石神が隠し持っていた実力を発揮していき全てを薙ぎ払っていく。
式神と天才学生たちが繰り広げる学園バトルと頭脳戦が今ここに幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 20:04:56
2078文字
会話率:26%
わけもわからずに、おしくらまんじゅうの只中にいる男。
原案:ハシモトさん
最終更新:2024-02-26 15:00:00
803文字
会話率:12%
「……お前には失望した。まさか家名に泥を塗る『無能』だったとはな……!」
八歳の魔力測定の日、伯爵令嬢ティリアは何の力もない「無能」の烙印を押されてしまう。
その日から義母や義妹には奴隷のように虐げられ、幼馴染の青年の励ましだけを頼りに生き
てきた。
だが義妹と幼馴染の婚約が決まり、幼馴染からは「愛人になってほしい」と迫られ、遂に耐え切れなくなったティリアは伯爵家から逃げ出す。
頼る宛てもなく王都へやってきたティリアは、そこで悪人に追われていたユニコーンの雛を保護することに。
なんとそのユニコーンは、名門公爵家から逃げ出したものだった。
ユニコーンを助けたティリアは公爵家の令息であるアルヴィスに気に入られ、ユニコーンの世話係兼アルヴィスの専属メイドとして公爵家で働くことに。
二人でユニコーンを育てるうちに、徐々に惹かれ合っていくティリアとアルヴィス。
やがて、ティリアが貴重な聖属性の使い手だという驚きの事実が発覚するが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 22:34:43
166873文字
会話率:34%
デビュタントを一年後に控えた王太子の婚約者であるフィーネは、自分の立場を疑ったことなど今まで一度もなかった。王太子であるハンスとの仲が良好でなくとも、王妃になるその日の為に研鑽を積んでいた。
しかしある夜、亡き母に思いをはせていると、
突然、やり直す前の記憶が目覚める。
異母兄弟であるベティーナに王妃の座を奪われ、そして魔力の多い子をなすために幽閉される日々、重なるストレスに耐えられずに緩やかな死を迎えた前の自身の記憶。
そんな記憶に戸惑う暇もなく、前の出来事を知っているというカミルと名乗る少年に背中を押されて、物語はやり直しに向けて進みだす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 20:50:57
332459文字
会話率:39%
公爵家の令嬢であるリーゼロッテは、どこに出ても恥ずかしくないような完璧な淑女。しかし、婚約者であるアドルフが王女と恋仲になり、全く身に覚えのない罪をでっち上げられて断罪され、悪女の烙印を押されてしまう。
失意の中、リーゼロッテの元に王家から
寄せられたのはラフォン辺境伯であるテオドールとの婚姻の命令。
テオドールは2度目の結婚で、前妻を殺した残虐な男という曰くつき。リーゼロッテは断ることもできずに、辺境の地へ。
ラフォン領に到着した日、案内された部屋にリーゼロッテが大嫌いな蛇が出てくる。部屋の入口で護衛をしていた騎士がとっさに蛇を殺して助けてくれる。
リーゼロッテ、思わず近衛騎士にしがみつき「ああ。最悪の気分だわ。あなたがいてくれてよかった」と漏らし、ちょうど部屋を訪れたテオドールに聞かれてしまう。
テオドールは、リーゼロッテが自分との結婚が嫌で『最悪の気分』と言っていて、早速近衛騎士を誑かしている噂通りの悪女だと勘違いしてしまう。結果、初夜にテオドールは現れず、ふたりは白い結婚となる。
嫌われていると知ったリーゼロッテは、いつか追い出されるかもしれない日に備え一人で生きていけるように生活の基盤を作ろうと考える。法律で離婚が認められる二年後、リーゼロッテはテオドールに離婚を提案するが、彼はそれを拒否。
さらに、偶然のアクシデントからリーゼロッテは幻獣になつかれる珍しい人だということが判明して──。
※冒頭、ヒーローがクズです。また、女性に対する暴力的表現が出てきます。苦手な方はブラウザバックをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 17:00:00
96517文字
会話率:41%
左肩にある番紋に焼印を押されて、それを消されたとき、ユーリアは思い出した。自分がかつて日本に住むアラサーの喪女であったことを。
でもこれって、いいんじゃない? とユーリアは前向きに考えた。
最終更新:2024-01-30 21:00:00
9756文字
会話率:43%