伯爵令嬢のフィオナは以前から憧れていた侯爵令息エミリオと親友のジャスティナが、人目を忍んで談笑しているところを目撃してしまう。
ジャスティナは、フィオナにとって美しくて心優しい自慢出来る幼馴染みだった。だが、そんな彼女とことあるごとに比較
されていたフィオナは、絶望的な気持ちになる。
夜会からの失意の帰り道に『急募:俺と結婚してください』という手持ち看板を持った男性に近づいたフィオナ。自分は勇者だと名乗ったシリルがそんな方法で結婚相手募集をしていた理由は、とんでもない経緯があるようで!?
自己肯定感ゼロ令嬢が、女心にはうといけどスパダリ過ぎる勇者様に溺愛されて幸せになる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 19:10:00
100969文字
会話率:38%
――誰からも愛される聖女、なのに自分に自信の欠片もなくて……。
聖女フローラはとんでもない聖女力もあり、人々からとても愛される存在である。
しかし実家の伯爵家では育てにくい厄介者扱いされていて、とにかく自分に自信がなかった。
聖女の護衛を
任務とする騎士団の団長・レオンハルトと仲良くなろうと頑張ってみても、会話がブツ切りになってしまって目も当てられない始末である。
フローラの心の拠り所は、夜な夜な作るビーズアクセサリーだけ。
そんなフローラは、『仮面の魔女ローゼ』として、自作のアクセサリーをノミの市で売り出すことにした。
強大な聖女力を注がれた光るアクセサリーは、願いを叶えるお守り(本物)として大評判になる。しかし人気が過熱しすぎて、ついには暴動が勃発してしまう。
フローラを助けたのは、騎士団長レオンハルトだった。
その優しさに触れ、フローラはレオンハルトのことが気になるようになる――が、彼に『気になる人』がいることを知り、悶々とした日々を過ごすことになる。
ある日、新興商人が仮面の魔女ローゼの願いを叶えるお守りに目をつけて専売契約を持ちかけてくる。レオンハルトの助けで断ったものの、新興商人は偽のアクセサリーを勝手に市場に流してしまい、街は大混乱に陥る。
レオンハルトにフローラを取られる! と危機感を強めた副騎士団長コンラートが、フローラに強アプローチをかけてきたり。
コンラートに誘われて行った高級レストランで、2人のイケメン騎士に取り合われてパニックに陥るフローラだったり……。
偽アクセサリーの調査を通し、自分の強大な力と向き合いながら、レオンハルトとの絆を深めていくフローラ。しかし、肝心な想いを伝えるための一歩はなかなか踏み出せないまま。
一方のレオンハルトは、過去の過ちを乗り越えて、『気になる人』への気持ちが加速していく。
レオンハルト様の『気になる人』って、いったい誰なんですか?
コンラート様、教えてください!
そんな感じの聖女ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 11:39:22
47481文字
会話率:46%
私よりキッつい過去を送っている人だって知ってるけれど、私だってそれなりにしんどかったよ。
フラッシュバックが蘇ってきて、手先が震える。
目の前の机に包丁をぶっ刺したい。
全てを殺してでも、生きてやる。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
私は性格が悪い人間なので、された嫌な事は全て覚えてますし、生涯をかけて恨みます。
だから、次会った時に相手を潰せる程に強くならなくては。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 18:06:53
1118文字
会話率:50%
没落名家のひねくれ親から、すさまじい虐待や罵倒を受けて自己肯定感ゼロに育った宇治春(うじはる)は、持ち前の自己犠牲で人助けをする毎日。
一見ヒョロガリメガネだが、彼は拳を握って熱弁する。
「自分が傷つこうが関係ない、なぜなら自分は世界の
ウジ虫だから…! でも誰かが泣くのだけは絶対嫌だ…!」
そんなモットーのもと、暴走トラックの大群から幼児を救って死んだ宇治春は、女神から太鼓判を押されて転生させられる。
「あなたのように苦行を積んで、しかも私利私欲ゼロの聖者、今まで見た事がありません! どうかこちらの世界で活躍して、世界を救ってくださいな!」
「悪用の心配ないですし、神の権限で最強賢者にしちゃいます!」
得られたのは無敵の力。
普通ならチートでウハウハの転生人生…または何物をも恐れぬスローライフのはずだったが……そこは自己肯定感ゼロの宇治春、ただで済むはずがない。
無自覚に人助けをして感謝され、惚れられながらも一切の出世や幸せを悲鳴を上げて嫌がる宇治春、なぜなら「自分には幸せになる権利が無いから!」
はたして宇治春は悪癖を治し、異世界で幸せになる事ができるのか!?
なろうにあるまじき異世界チートのカウンターファンタジー、究極の自虐賢者無双、どうぞお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 21:24:37
3687文字
会話率:32%
【簡単あらすじ】
自己肯定感ゼロの主人公が、大好きなお姉様に囲まれ愛されながら日常を過ごす話
【詳細あらすじ】
幸せの定義は色々ある。お金があったり、愛する人がいたり。
時には人を貶めたり、他人と比べて愉悦に浸ることを幸福とするこ
ともある。
"幸せ"とは、要はいかに自らの欲望を満たすかである。
ーーけれど私は、ただ、敬愛を捧げる姉様たちが幸せに生きてくれるなら。これを、私の至上の幸福と呼ぶだろう。
※一応連載とはしてますが、今のところプロローグ+α程度を予定しております。反響があれば続くかも…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 00:00:00
12703文字
会話率:54%
お姫様になりたかったけれどなれないと気付いた少女がお姫様じゃない自分を受け入れるお話。
うだるような暑さの中、優子は小説を読んで現実逃避を試みるがうまくいかない。そこへやってきた友人の真弓が自己肯定感ゼロの優子に活を入れる。
最終更新:2021-03-17 12:40:20
5388文字
会話率:45%
【いがみ合っているけど、内心意識し合っている系ラブコメ】
『恋塚神社で運命の相手を願うと、赤い糸で結ばれる。しかも物理的に』
『青春』に憧れを抱くも――青春作品に出てくるような格好付けた言動。行動が恥ずかしくてできない! でも憧れる
!!――そんな青春ツンデレ野郎の群青雨乃(ぐんじょう あまの)は、友人から噂話を聞いて、半信半疑に思いつつ、恋塚神社で運命の相手を願う。
「僕だって彼女が欲しいし、青春を謳歌したい! おっぱいだって揉みたいんだよっ!!」
すると、左小指に赤い糸が出現。
結ばれていた相手はなんと、あまりの美貌に直視した人間は全員卒倒してしまうと有名な美少女。学校のアイドルで『青春の象徴』として知られる、碧空春(あおぞら はる)だった。
憧れの相手と結ばれて喜ぶ雨乃だったが、彼女にはある問題を抱えていた。
「私が……可愛い? う、嘘ですよ……私みたいな根暗で見るに堪えないブサイクな女のどこが可愛いって言うんですかっ!?」
碧空春は、自己肯定感ゼロな残念性格美少女だったのだ!
雨乃は、憧れの『爽やかな青春少女』だと思っていた春が、実は面倒くさい性格をした地雷女子だったことに、心底落胆し。
春は、『少女漫画のヒーロー』のような素敵な人だと思い好意を寄せていた雨乃が、境内のど真ん中で「おっぱい」なんて単語を叫ぶような下品セクハラ男だったことに、酷く失望してしまう。
自分たちの中にあった相手の理想像は崩壊し、二人の仲は最悪なものに。
しかし、既に物理的な運命の赤い糸で結ばれてしまったため、仕方なく共同生活を送る羽目になってしまう。
これは、一度互いの理想を失った男女が、相手の本当の一面を知っていき再び好意を寄せていく、青春主人公ヒロイン群像劇である。(カクヨムでも更新中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-28 19:00:00
31312文字
会話率:22%