王太子の第二夫人が子どもを宿した。
愛する彼女を妃としたい王太子。
本妻である第一夫人は政略結婚の醜女。
そして国を奪い女王として君臨するとの噂もある。
あやしき第一夫人をどうにかして廃したいのであった。
※これは自身の「あやしい企画」
参加作品です。
※この作品は「王太子さま、側室さまがご懐妊です」から改題し、ストーリーを大きく展開しております。幼少期の王太子、さらにそれから広がるストーリーをお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 20:43:11
55476文字
会話率:42%
気さくで庶民的な初代皇帝アウグストゥスの後を継いだのは、彼の継子で生粋の貴族、孤高の人ティベリウスだった。帝政期に入ったばかりのローマ帝国を舞台に、2代目皇帝として帝国の統治に尽力した男の孤独な生涯を、彼を取り巻く様々な人々との交流を通し
て描く。
長編になります。ゆっくりお付き合い頂ければ幸いです。
地図及び系図を下記にアップしました。本編完結後は巻末に移します。
https://ncode.syosetu.com/n8164fx/11/
☆
【第一部 目次】
第一章 父の帰還
第二章 アントニア
第三章 父の友人
第四章 動き出した時間
第五章 ゲルマニア戦役(一)
第六章 属州の反乱
第七章 イムペラトル
第八章 テウトブルクの森
第九章 白鳥の歌
【主な登場人物】
〇ティベリウス・クラウディウス・ネロ(BC42-AD37、在位AD14-37)
後の二代目皇帝。ローマ屈指の名門貴族、クラウディウス一門の出身。有能だが誇り高く閉鎖的と言われる。
〇アウグストゥス(BC63-AD14、在位:BC27-AD14)
帝政ローマ初代皇帝。ティベリウスの母リウィアを妻に迎えた。大叔父ユリウス・カエサルに見いだされ、その後継者となった。パクス・ロマーナの立役者。
〇リウィア・ドゥルシッラ(BC58-AD29)
ティベリウスの母。長男ティベリウス、懐妊していたドゥルーススと共にアウグストゥスの妻となった。
〇大ドゥルースス(BC38-9)
ドゥルースス・クラウディウス・ネロ。ティベリウスの実弟で四歳違い。ゲルマニア戦役中に死亡。享年29歳。
〇小ドゥルースス(BC13?-AD23)
ティベリウスの最初の妻、ウィプサーニアとの間の子供で、唯一の実子。ウィプサーニアはアウグストゥスの親友、将軍アグリッパの娘。
〇アントニア(BC36-AD39)
アウグストゥスの姉オクタヴィアと、アウグストゥスの政敵アントニウスとの間に生まれる。大ドゥルーススの妻となる。ティベリウスが唯一心を許せる女性。
〇ゲルマニクス(BC15-AD19)
アントニアの長男で、小ドゥルーススとは兄弟同然に育つ。快活な美男で、皆のアイドル的な存在。
※アマゾン・楽天での取り扱いは終了しました。(中古本は除きます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 09:40:50
256684文字
会話率:50%
主人公久本信吉は土地の売買の為に大野海岸にある恩田宅に行く。その途中、海岸を見ようと久本は護岸堤防に登ろうとする。
その時、眩しい光りが久本を包み込む。眼がくらみ、失神寸前となる。光りが薄れて、眼を開けた時、眼の前には大きく拡がる白浜と
、青々とした海、褌姿の日に焼けた男達、素裸で遊ぶ子供達が屯していた。
目の前に大きな屋敷がありそこから中年の小太りの女が駆け出してきて、久本を無理やり屋敷の中へ引っ張り込む。彼女は久本を自分の息子――庄助――と思って連れ戻したのだ。
屋敷の主は大野村の網元で、塩崎正太郎、女は妻のうめ、庄助は1人息子だったのだ。
3日後にせまった庄助の婚礼に、庄助本人が外に飛び出して、行方知れずだったのだ。久本は庄助と瓜2つだった。
久本は明治3年の大野村に入り込んでしまった。もはやここから出られないと知って、庄助になりきって生きていくことにした。
婚礼も終わり、冬に妻が懐妊する。野間の富具岬から1人の女が、久本の身の周りの世話のためにやってくる。名前を菊という。
毎日、菊と過ごすうちに、彼女が好きになる。久本は菊を連れてあちらこちらを歩いて回る。こうして1年がすぎる。
秋になり、その年の10月に菊は野間に帰される事になる。
菊の家は水飲み百姓で、不作に為、年貢を納められず、菊を名古屋の女郎部屋に売るために、一旦家に戻される事になったのだ。
菊を好きになった久本は、意を決し、菊と一緒に船で伊勢に逃げる事になるが、野間の富具崎を遙かに望む海岸に来た時、追っ手が現れて、菊と共に海に飛び込んで死を選ぶ。
久本は気が付いた時は、恩田宅の近くにある病院に寝ていた。彼は恩田宅の近くで眼がくらみ、そのまま護岸堤防を上り、海の中に入っていったのだった。運よく助けられたのだ。
助けられて、白日夢を見たのだと言われる。
久本は――あの世界の出来事――はあまりにも生々しいので調べたが明治3年には大野村には塩崎家という網元は存在しないこと知るのみだった。
それと同時に久本に身辺に異変が起こる。夜寝ている時にもう1人の自分が側にいるのを知る。
――庄助――が久本の体から出ようとしているのだった。
そして菊がこの世に生まれ変わっているのを知った。久本は菊と結婚しょうとするが、その矢先、久本の体から飛び出した庄助と、元の世界へ行ってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 09:03:36
43878文字
会話率:12%
第一章 1 風景
2 ムー先生の文学教室
3 あくむのアルバイト
4 過渡期
5 この焼かれた声帯が再び唄い出すまで
6 真夏の憂うつ
7 慈眼寺の散歩道
8 追憶し、魘される
9 ファイトと徒労
第二
章 ① boy`s talk
② 愛慕、それと後悔
③ どぶねずみ
④ 草の指輪
⑤ 高慢ちきのベンチヒッター
⑥ 浜市精神保健福祉課
⑦ YASUNARI KAWABATAの妖夢
⑧ 倍音で惑う、小憎たらしく千分に揺れる
⑨ 初音
終章 懐妊
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-08 23:15:16
113055文字
会話率:42%
昴宿殿の女御、蓮華に仕える女房の鈴鹿は武家の娘。他の女御に比べて身分の低い蓮華がいじめられているのに日々悪戦苦闘していた。
そんな中、蓮華が懐妊する。
帝の寵愛篤い女御の懐妊に、他の女御とその実家が騒めきだす。
北斗殿の女御、蝉時雨は右大臣
家の姫。
恒星殿の女御、蛍風は左大臣家の姫。
帝には蝉時雨との間にできた皇子しかおらず、蛍風との皇子を亡くしている。
蓮華を寵愛する帝は、中宮を誰に据えるのか?様々な憶測が内裏を飛び交い、ついに呪が蓮華に襲いかかる……!
「呪? 夢でも見てたんじゃないですか」
呪も妖も、目に見えないモノは信じない! すべては物理で解決する!
そんな鈴鹿と陰陽師・晴縁の織り成すサイキック・アクション・ラブコメここに開幕!!
いきなり自分の職業全否定された晴縁の恋の行方は!?
*全話書き終わっています。全十話、一日一話更新。のんびりお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 07:00:00
39426文字
会話率:49%
私カデリーナ=ロワストは魔将軍ことヴェルヘイム=デッケルハイン様と楽しい新婚生活始める予定でした…。ところがヴェル君のお義母様のご懐妊…ガンドレアからやってくる魔物達…。おまけにヴェル君を付け狙うガンドレアの王女様…まだまだ二人でまったり出
来ません。ご主人様とまったりゆったりスローライフが希望なのです。
【魔将軍のご主人様になりました】の続編になります。物語の時系列として
魔将軍のご主人様になりました
↓
魔将軍の奥様になりました
↓
乙女の召喚に巻き込まれただけです!
になります。単独でもお楽しみ頂けるようなお話を目指しておりますが、時系列ごとにお読み頂く方がより登場人物の背景などご理解頂けるかと思います。
≪不定期更新になります≫折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-18 15:00:00
133219文字
会話率:46%
ジュリアンは幼な友達のナツミと、十年ぶりに再会する。ジュリアンはナツミの高校にも名前が知られるほどの優秀さだけれど、彼には自覚がない。出会ってナツミのリードでデートをすることになるのだが、彼は気がすすまない。街でジュリアンは自分に社会の危険
性を感じていたが、それを理解したナツミは克服するために演じてみることを提案する。
ナツミはジュリアンに精神の危機も感じとる。ジュリアンの部屋が無茶苦茶だったらどうしようと思うと不安に駆られた。ナツミはジュリアンを気丈に支えようとする。精神科医のもとにも連れてゆく。
有権者となったジュリアンは、地元の地方議員の浦事務所にお手伝いに行く。またクルマの免許をとったジュリアンは、愛車でナツミを湖に連れてゆく。そこでふたりの間がギクシャクするが、「恋人の聖地」へゆく過程で言い合いをしながらもよじれをもどしてゆく。そこで行われていた婚礼式でジュリアンはナツミの幸せをかなえてあげたいという思いが、ジュリアンの胸を通ってゆくのだった。
突如の出火で浦事務所は炎につつまれる。だか、その出火はジュリアンが原因だとされてしまう。取調室でもナツミは懸命にジュリアンの冤罪を訴える。浦に暴力をふるったという誤解も立ちあがる。ナツミはジュリアンにはった。浦はジュリアンの正当性を知ると、逃げるように黒塗りで逃げさるのだった。
出火はジュリアンとは関係がないとされると、ふたりに街角でテレビ・ニュースの音声が聞こえてくる。ジュリアンの冤罪にマスコミが噛みついたのだ。浦の議員としての暗さも言及していた。
街の商店街は、ふたりの将来を後押しするように輝いて見える。ナツミにはジュリアンの子供を懐妊していた。
「エブリスタ」さんのサイトにも、同じ作品を掲載させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-19 00:21:59
27243文字
会話率:60%
とある国の皇太子には、ある噂が囁かれている。
【皇太子には子種がないのではないか】
第一子である王族にしか王位を継ぐことが出来ないこの国は、王位継承者の1番の仕事は子を成すこと。
だが、一向に懐妊の兆候すらないまま、10年の月日が経ち、
婚約者の数は100人に登った。
そんなある日、皇太子は王宮の庭園で1人の少女と出逢ったのだった。
~~~~~~
唐突に思い付いた物語を思い付くままに書いてみました。なので、非常に説明が多い作品になってしまいました。
いつか、さくらサイドのお話も書いてみたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-09 09:12:31
4637文字
会話率:16%
「世界樹ユグドラシルが、枯れ始めてるだと!?」
王国一の占い師が告げた、世界崩壊の前兆。大樹の恩恵を受けて生活していた人々にとって、その不安は隠しきれず、国中を覆い尽くした。
なんとか事態を食い止めようと、王様は奮闘するも一向に大樹の
衰えは止まらない。
「もう手立てはないのか……」
万策尽きたと諦めかけた時、占い師が執務室に駆け込んでくる。
王妃の懐妊の知らせであった。喜ばしい出来事に胸が高鳴るが、我が子が生まれ成人になる頃には世界が崩壊してるだろう。
意気消沈の王様に、占い師は言う。
「王よ。我が葉脈の読みにて、お子は『緑の守り人』と出ました」
「『緑の守り人』? それは、おとぎ話ではないのか?」
「そうです。ですが、あれは決して嘘ではございません。『世界樹の力弱まる時、守り人は現れ、大樹を救うだろう』。まだ、世界を諦めてはなりません」
王様の眼に力が戻る。直ぐさま部屋を出て、王妃の元へ向かう。
もし昔話が本当だとするなら、我が子は世界の命運を背負って生まれてくる。出来ればそのような大役は私が背負うべきことなのに――。
◆
やがて時は流れ、第一子が生まれたことを民は告げられる。
王に抱かれたその子の腕には『緑の守り人』の証である、葉の紋様が現れていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-10 20:00:00
5669文字
会話率:25%
この小説は主人公華那(はな)が不幸な境遇に負けず頑張って子育てする姿を、華那に関わる人々の生き様を織り込み親子や家族のありようを交えながら書き綴られたものである。
幼児の頃親に捨てられた華那がやがて成人になった時引き起こしたちょっとし
た自転車事故から話は始まるが、接触で怪我をさせた相手は偶然の悪戯で後に華那の養父となる。
華那は児童養護施設に預けられて当然の境遇であったが、幸い幼友達の家に養女として引き取られ高校生までは幼友達の家で育った。高校生の時に女子高生仲間と伊豆に遊びに行ったがそこで見知らぬ学生にレイプされてしまい、やがて懐妊する。
周囲は後々の人生を考えて堕胎を進めるが華那はシングルマザーとして生きる道を選び家を出て一人暮らしを始めるのだが……
本書はフィクションであり、登場人物、団体その他特に断りのないものは全て架空で実在するものと関係はない。なおこの小説は子供たちの読み物としては相応しくない部分が含まれているため、R15の取り扱いとさせて頂いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-07 21:53:06
126316文字
会話率:56%
王妃様編始めました。
現在過去の回想回でシリアス&残酷描写注意です。
王様編〉悪徳と名高い公爵家のお姫様と政略結婚をしたけれど、気に食わない王様は、王妃様の懐妊を期に側妃を迎えます。
王様は、側妃を寵愛する日々を過ごしますが、国は内乱が起
きて・・・・
賊に王城に入り込まれて王妃様は傷を負われて生死の境をさまようも助かり、内乱は終結し、王様は内乱の責任を取って蟄居処分になったのでした。
保険でR15入れてます。
完結までもっていくよう頑張りますのでお願いします。
※素人の作品です、乱文我慢できる方読んでやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-20 19:00:00
43096文字
会話率:8%
一条天皇は藤原道長の画策で、史上初の二皇后制をとりました。同じ藤原兄弟のそれぞれの娘を第一皇后、第二皇后としました。道長の娘は、第二皇后に迎えられましたが、清少納言を抱える第一皇后の文化的魅力には、第二皇后はとても勝つことができないでいま
した。それで待たれる皇子に懐妊も遅れ、道長をあせらせました。道長は、そこで今を時めく源氏物語の作者紫式部をピンチヒッターにとようしました。その状況は、私がすでに訳した紫式部日記に詳しく書かれていますが、今度は清少納言が気になりました。併せ読むことでお役に立てれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-20 08:43:52
2466文字
会話率:0%
正妃様懐妊の報に沸き返るアトランド国の後宮。その華やかさとは裏腹に、その影に隠されし闇は濃く、周囲を密やかに覆い始める―――
*『正妃様の憂鬱』、『弟君の受難』の続編となります。どちらかをご一読した方向けの作品なので、どちらかをお読み頂
くか、『アトランド国設定資料集』で登場人物と用語集を一読してから読まれる事をお勧めします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-05 22:18:55
24437文字
会話率:51%
ムツオはエイコとの同棲を始めてから、三ヶ月が経っていた。
最終更新:2008-09-12 09:52:44
52999文字
会話率:23%
15歳の美緒が妊娠。でも本人は覚えがない。しかし『処女懐妊』と騒がれる。同級生の隆史は、そんな美緒をいつも見守っている。二人の純愛の物語
最終更新:2008-06-13 16:34:56
3542文字
会話率:23%