これは歴史上で一番血の似合う聖女が不死身の従者と共にいくつもの国を巡る話。
社交界の悪女と呼ばれる公爵家次女、クリスティーナ・レディングには一つの秘密があった。
それは彼女の従者リオが特殊な体質『不死身』であるということ。とはいえ、日常に
於いて従者が不死身であることなどがバレる場面などそうそう起こり得ない。
従者が『不死身』且つ自身が悪女と呼ばれる嫌われ者であること以外、至って普通の一令嬢としてクリスティーナは過ごしてきた。
しかしその日常は一変、『普通』であった彼女は『規格外』となる。
負傷した騎士へ近づいたクリスティーナは相手の傷を瞬時に癒してしまったのだ。
この世界で回復魔法を使えるのは『聖女』と呼ばれるただ一人の存在のみ。
聖女の力に目覚めたクリスティーナの日常はこの日を境に失われた。
魔物の襲撃、殺人事件、果てには皇太子暗殺未遂容疑を掛けられるという怒涛の非日常イベントを網羅したクリスティーナは、聖女であるにもかかわらず気が付いたら追放を告げられ、あれよあれよという間に国を出ることに。
国外へ逃亡したクリスティーナは聖女という立場に降り掛かろうとする厄介事を避けるべく不死身の従者と共に果てなき旅路の第一歩を踏み出した。
――ところで、どうして私は従者の生首を抱えて走っているのかしら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 23:26:06
2071909文字
会話率:34%
星降る夜に転生した鈴音(りんね)――今世は鈴(りん)――
彼女の頭上で煌く星――記憶の欠片――が転生した元ペットへと宿り、記憶が蘇る。
前世、鈴音のペットだった黒猫、赤茶の兎、白いオウムはそれぞれ獣人に転生していた。
「鈴音は俺のツガ
イ」今世こそ番いたいと願った者
「ずっと共に在りたい」と執着する者
「今世はオレが守ってやる」と兄として見守ることを決意する者
それぞれの想いを抱いて
だけど、当の本人は……
「君は、”鈴音”?」
「……リンネって、誰ですか?」
前世の記憶持ちなのに、肝心の思い出は一切覚えていなかった。
追っ掛け獣人×ワケあって恋愛に消極的な女の子
時も種族も超えた一途な追っ掛けラブコメディ!
★服装はアジア一帯を混ぜ込んだ感じで、一般的な服装はアオザイ、チャンパオの他、民族衣装など。
★人族の国は洋装(西洋衣装)です。交易しているので日本でいう大正時代のように、和と洋いいとこ取りな食文化が獣人国にも広まりつつあるという独自の文化設定です。
★男女主人公なので、同程度に視点描写があります(他者視点もあり)
「***」は鈴、「◇◇◇」は蓮生、「◆◆◆」は他者視点です。鈴以外が主体のものは、side○○とタイトル脇につきます。
★残酷描写は中盤に少しあるかな?程度。その他設定はゆるめのご都合的な部分も多いかと思います。法律や文化などはあくまでこの世界線での創作物として読んで頂けると幸いです。
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 23:25:06
224483文字
会話率:42%
摩天楼の裏に潜む深い闇。東京の裏社会で、冷酷な戦闘能力を持つ「始末屋」エミリア・シュナイダーは、金髪碧眼の美貌とは裏腹に、過去の悪夢に苛まれながらも、復讐の依頼や裏社会の揉め事の解決など、様々な依頼をこなしていく。幼い頃に家族を失った彼女は
、過去の悪夢に苛まれながらも、依頼をこなしていく。元銀行員の相棒、過去を知る刑事、そして、過去の因縁を呼び覚ます謎のライバルとの出会いが、彼女の運命を大きく変えていく。これは、孤独な女の再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 23:20:00
456585文字
会話率:20%
バイト代をギャンブルで溶かし切った桐藤孝也(きりふじたかや)は、一人夜の海で萎えていた。
ふと、耳に歌声が聞こえてくる。歌っている者を見つけると、その女は海へと飛び込み消え去った。女に足は見えず、代わりに魚の尾ひれのような物が見えた。
人魚を見た貴也は、捕まえて金儲けしようとたくらむ。捜索の手伝いのために集めた人の中に、人魚と同じ顔の女が現れた。
彼女の正体は、人魚に戻りたいと願う、元人魚の人間であった。
人魚に戻るための条件は<自分を愛する人間を海に引きずり込むこと>。女は、貴也に人魚に戻るための手伝いをお願いする。報酬は、人魚の鱗。
貴也は、鱗だけでも大金を稼げると企み、女と共に行動するのであった。
女は貴也に惚れられ、彼を海に引きずり込む算段を立てる。貴也は、そうとは知らず鱗欲しさに奔走する。
共に過ごす時間がやがて、互いの心を近づけていく――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 23:17:13
3991文字
会話率:13%
幸福をもたらすと言われるケサランパサラン。
彼は、人の姿をしながら現代を生きていた。
人の願いを叶えることが存在意義であり、生きる意味なのだと語る彼。
そんな中、願いを叶えるべき相手を見つける。
病を患った少女。
彼女
の願いは、病気を治すこと。当然のようにそう思っていた彼だったが、彼女の願いは違った。
誰かの願いを叶えることで幸福をもたらし、一つの生を終えるケサランパサラン。
不治の病を患い、家族からも捨てられ、周囲からも見放された少女。
そんな二つの命が次第に寄り添い合い、互いを求めあう。
彼女の願いを叶えれば―—彼は消える。
不治の病に蝕まれる彼女が願ったこととは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 17:32:52
79037文字
会話率:26%
月光国軍に入隊する直前、ひょんなことから皇帝の秘密を知ってしまった近衛黒兎。前代未聞の重罪人となった彼が裁かれた直後に目覚めたのは、魔法や魔獣が存在するまったく知らない世界だった。
うっかり白雪姫と呼ばれる絶世の美女を生き返らせ、流れで
彼女の継母である女王を倒し、英雄となった黒兎。故郷では重罪人の彼だが、幼馴染みの第一皇女の下に帰る為、仲間と共に大陸一の魔法使いが統治するオズ王国を目指して冒険の旅に出る。
「ちょお待って! 道ないやん!」
黄色いレンガ道はどっちだ?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 23:00:00
530665文字
会話率:47%
二〇二二年、四月七日。
その日、神城千里は陽陰町の禁忌を破った。
森の中に入ってはいけない。それでも進んだ彼女は突然体調を崩し、原因不明の怪我を負う。命の危機に瀕した彼女が目撃したのは、町の癌である妖怪だった。
助けに入った式神セ
イリュウは、困惑する千里を想って彼女の出生秘話を語る。千里は、セイリュウと共に数百年生きた先代スザクの忘れ形見だった。
どうして生まれてきたのだろう。
陰陽師に仕える式神の半妖、千里は、生まれてきた意味をつける為に妖怪退治を決意する。人と妖を両親に持つ高校生の彼女は、両者の千年にも及ぶ戦争に終止符を打つことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 23:00:00
410000文字
会話率:49%
二〇二三年、四月一日。
その日、綿之瀬有愛の結婚式が行われていた。
十一年前、突如陽陰町に姿を現して大火災で両親と記憶を奪われた謎の少女アリアは、その謎を知る綿之瀬五道の手によって人工半妖となってしまう。
何もわからない自分を必要
としてくれる声に応える為、能力を行使するアリアだったが、さらに強くなる為に《紅炎組》の炎竜神炬の家来になることを誓う。
彼女が本当に愛していた人は、誰だったんだろう。
愛に飢え、出逢う人全員に〝家族〟として接し、誰もが愛したアリア。出逢いと別れを繰り返し、彼女の謎と確かに有った愛を辿る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 23:00:00
1110000文字
会話率:57%
目が覚めると、そこはダンジョンの中。
俺ことヒムロ・マコトは、気がつくとミミック(宝箱に擬態しているやつ)に転生していた。
喋ることも文字を書くことも移動することも出来ず、ひたすら蓋を開閉して意思を訴えては素通りされる日々。
そんな中、冒
険者っぽい少女が、俺の前に立ち止まった。
彼女の名前はヒナさん。
俺と同じ、日本からやってきたらしい。
すごく強くてかわいいヒナさんに、なんとか近づきたくて、俺は宝箱から人間の姿をとれるよう頑張る日々。
ところが、彼女にはとても深い秘密があるみたいで……。
これは、「自分の人生」を選んだ少女と、そんな少女のために魔王になる魔物の物語。
別名義でカクヨムで先行連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:46:22
128009文字
会話率:27%
坂口静羽(さかぐちしずは)はいつも元気なクラスのー軍美少女で、勉強はちょっと苦手などこにでもいる愛されるおてんば娘。のはずだった…。実はこれら全て演技で、本来の姿は頭脳明晰!そんな彼女の秘密がとある理由で柴田駿(しばたしゅん)にバレてしまい
秘密を守ってもらうための条件として彼と付き合うことになるが…。
二人の天才がおくる青春ラブコメ!
(後半から伏線回収&シリアス展開になります。ミステリーもどきです。原作はカクヨム版です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:40:00
9502文字
会話率:40%
わたし――薛不習は、小説家の端くれである。
舞台は、安史の乱以後、衰退して行く唐王朝の都である長安。薛不習は、小説の取材のために街中を歩くのを日課としている。しかし、そこでは、かつての華やかで、国際的な文化は失われていた。もちろん、彼女の
親しい友人も、家族も……。
ある冬の日、薛不習は呂氏と名乗る美貌の男性に声をかけられる。呂氏曰く、わけあって妓楼に潜伏しているのだ、と。彼の仕草や口調を見ると、冗談とは言い切れない様子である。薛不習は、呂氏につきまとう危険な香りに惹かれて、彼との特別な交流に身を乗り出して行く。
物語は、こうして唐朝の混乱期をきらびやかに、哀しく展開する。
理想と孤独の狭間で、自らの生き方を求める人物たちの中国伝奇ロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:36:14
12190文字
会話率:21%
―行く蛍 雲の上まで 行ぬべくは 秋風吹くと 雁に告げこせ
『伊勢物語』四十五段
蛍の方は、叶わぬ恋に胸をこがし、自らの人生にひとつの結末を与えようとしていた。二度と会うことはないはずの貴公
子への片想いに耐え切れず、その心までをも失くしてしまおうとしていたのだ。
しかし、その貴公子は彼女のことを覚えていて、高貴な友人を彼女のもとに使いに出す……
これはひとりの少女が幸せな恋を見つけるための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 12:04:13
232719文字
会話率:14%
次期王妃として、幼少期から感情を持つことを許されず、厳しく育てられた主人公アレシア。
どんな時も微笑みを絶やさず、怒りも悲しみも喜びも、その一切を顔に出さない姿を、周りからはドール(人形)と揶揄されていた。
『アルティーノ家のドール』
それが彼女の別名だ。
アレシアは、自分には心そのものがないと本気でそう思っていた。意思のない自分は、言われた通りの人生を歩むべきだ、自分には感情など必要ではない、と。
しかし、ある日突然思い出した前世の記憶とともに、強烈な感情を抱いた。それは拒絶だった。
一度嫌だと思ったら止まらなくなったアレシア。
言いたいことはガンガン言おう。
我慢なんてもう無理。
婚約も解消しよう。
自分がやりたいことをやるのよ。
覚醒したアレシアと喜んでそれに巻き込まれる王子のドタバタラブコメディ(予定)です!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:35:30
196670文字
会話率:42%
目覚めたとき、俺の記憶は消えていた。
自分の名前は「高木謙太郎」。それだけは、医者や周囲の人間から聞かされて理解していた。でも、それ以外の過去は何もわからない。俺は何をしていたのか、どこに住んでいたのか、誰を愛していたのか――すべてが霧の中
だった。
そんな俺の前に「まい」という女性が現れた。
彼女は俺の「恋人」だと言った。戸惑いながらも、彼女は俺を支え、笑顔を見せてくれる。記憶がない俺にとって、まいは唯一の拠り所だった。彼女といると、どこか懐かしく、温かい気持ちになる。俺は少しずつ、彼女の存在を受け入れていった。
しかし、俺は知らなかった。
彼女の言葉の裏に、たった一つの「嘘」が隠されていることを。
その嘘は、俺の失われた記憶と深く結びつき、決して明かしてはならない「真実」を覆い隠していた――。
この物語は、記憶をなくした男と、愛する人を失った女が織りなす、切なくも温かい愛の軌跡である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:32:03
97098文字
会話率:34%
これは、クラスの誰も名前を憶えていないような少女――鈴咲 涼姫の物語。
彼女の夢は、ネットで有名になって「友達を作ること」。
『〝フェイテルリンク・レジェンディア〟第一章〝胎動〟編。宇宙を滅ぼそうとする謎の敵に挑もう!』
ある日、
突如として鳴り響びいた声に、世界中が動揺した。
それは、未知の存在が運営する、謎のゲームの開始の合図だった。
ゲームに参加できるのは、選ばれた者のみ。
自他ともに認める「ボッチ」である鈴咲 涼姫も、謎のゲームの「プレイヤー」として選ばれた。
だが涼姫は敵が怖くて、ずっと訓練モードばかりしていた。
そんな訓練モードに現れる、誰もクリアできない最高難易度〈発狂〉。
涼姫はこの誰もクリアできないこのモードを、世界で初めてクリアして有名になろうと、さらにVRに引きこもる。
3年後。最高難易度〈発狂〉をクリアした涼姫は――史上最強のプレイヤーになっていた!?
―――これは、クラスの誰も名前を憶えていないような少女が――銀河に、その名を轟かせる物語。
~~~
あとがきに時々、補足情報を書くかも知れません。もしかしたら一箇所にまとめるかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:30:00
1179816文字
会話率:41%
神託を受け、将来を嘱望されていたエリス・ヴァールデンは日々をグータラに過ごし、彼女の通っているグリスフォード学園の同級生からは『神託デブ』と蔑まれていた。
そんなグータラ生活もグリスフォード学園が夏季休暇に入ったタイミングで終わりを迎える。
500年前に活躍した英雄がエリスの身体に転生したのだ。
エリスの身体を駆る英雄の学園無双劇が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:28:02
75709文字
会話率:56%
ヴィオラ・フィルスは11回目の人生を生きようとしていた。
だがしかし、その「命」は自分一人のものではない──
彼女の婚約者であるジルラート王国第一王子リーベルト・ラインシュタインと一つに繋がっているのだ。彼は彼女のために。彼女は彼のためにそ
の身に受けし呪いを解こうとするが、失敗する。
そうして、呪いが命を奪うことを阻止できる最後の人生。
彼女はその11回目の人生で彼を救い、幸せを掴むことを決意する。
このお話は悲恋を交えながらも恋人である二人がお互いを思いあって呪いに立ち向かうそんなお話。
※最後はハッピーエンドです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:25:13
6736文字
会話率:36%
フローラ・ハインツェ伯爵令嬢は、婚約者ディーターから婚約破棄される。
元々父親一代で男爵から伯爵に格上げとなった彼女の家を妬む者も多く、ひそひそと悪口が始まった。
そして、ディーターは新しい婚約者を紹介する中、フローラは幼きディーターの異母
弟ルイトの手を繋いで見守っていたのだ。
「フローラ、何か言いたいことはあるか?」
ディーターの宣言を受けて、フローラは『貴族の縁組み許可書』を見せて言う。
「私がルイト様を引き取り、うちでお育ていたします!」
(でも、私が育てられるのは契約で決まった1年だけ……)
これは家族から虐待を受けていた元婚約者の異母弟(四歳)を婚約破棄をきっかけに引き取って育てるうちに、第一王子から求婚されて溺愛されてしまう「子育て溺愛物語」です。
※他サイトでも公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 20:36:14
19056文字
会話率:48%
『白百合には黒い薔薇が潜んでいる』
そんな噂が社交界では囁かれている。
トラブル体質でありながらも、『白百合の君』といわれるほどの非の打ちどころのないリュミエット・ミラード侯爵令嬢。
そして、そんな彼女の傍にいつも控える専属執事・通称『黒
薔薇』ギルバート。
見目麗しい主従関係のこの二人にはある秘密がある。
それはお嬢様であるリュミエットが数百年も存在を確認されていない『聖女の力』を持っているということ。
それを知っているのは、専属執事のギルバートだけ──。
お嬢様×執事のちょっぴり危険で淡く甘い恋物語。
※この小説は他サイトでも公開予定です(小説家になろう先行公開です)
※以前投稿した短編版を改稿して長編化しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 07:00:00
8761文字
会話率:40%
顔面偏差値Fランクの喪女、白鳥百合、二十九歳は、雷に打たれて死んだ。
もしかしたらワンチャンあるかも――そんな淡い期待とともに再び目覚めた彼女は、異世界で超絶美少女に転生していた。
今生の彼女の名は、リーゼロッテ=リシュテンガルド。シ
ーラン王国西方一帯を領有する辺境伯の一人娘だった。
持って生まれた圧倒的な美貌、高貴な身分、それに加えて、前世の知識と経験。
白鳥百合、いや、リーゼロッテ=リシュテンガルドは、すべてを手にしていた。
そして彼女は思う。
これはもう勝ち確ね――と。
前世で諦めていた喜びを取り戻すべく、確定した勝ち組の人生をゆるりと、そしてときにはドタバタと、楽しく過ごすリーゼ。
しかし、家族の愛に包まれ、友人に恵まれ、そして前世を含めて初めての恋を知った幼女を待っていたのは、自らの持つ『神の贈り物』ゆえの苦悩と身の危険、さらには、もしかしたら異世界よりも遠い世界の出来事だと思っていたもの――戦争だった。
それでも、リーゼは挫けない。
喪女のメンタルを舐めてはいけない。
幼女の可愛さを舐めてはいけない。
揺らいでしまった『勝ち』を確定させるため、ついには彼女は戦場へと降り立つ。
その姿は、さながら伝説の聖女のようで――
ほのぼの。ときに、シリアス。
幼女の成長と喪女の初めて恋を描いた異世界ラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:22:00
101085文字
会話率:32%
大学二年生の本郷颯大(ほんごうそうた)は、最近少し疎遠になっていた一歳年下の幼馴染の沢渡未来(さわたりみく)から、“大切な話があります”と呼び出された。
彼女の言う“大切な話”が、自分への告白だと確信した颯大は、興奮と期待を抱きながら、以前
よりもぐっと大人びた未来と再会する。
そして、昼食を摂る為に入った牛丼屋で、早々に未来から“大切な話”の内容を打ち明けられるが……それは、彼の予想したものとは全く違っていた。
「そうちゃん、私ね……彼氏が出来たの」
思いもよらなかった未来の言葉に、颯大は大いに愕然とし、激しく狼狽しながら、ひとつの決断を下すのだった。
果たして、彼の下した決断とは……?
自分から離れてしまった幼馴染の心を取り戻す為、奮闘する幼馴染“たち”が繰り広げるドタバタ恋愛譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:18:04
812406文字
会話率:51%
「あー! どうしたらいいかなぁ~?」
居酒屋に、同僚の美優の声が響く。
また俺は、会社の先輩に叶わぬ想いを抱く美優の愚痴に付き合わされていた。
嘆く彼女を横目で見ながら、俺は苦いビールを飲み込む。
胸の中から出かかっている、彼女
にだけは決して伝えられない、とある悩みの澱と一緒に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 08:25:03
5112文字
会話率:47%
ガイリア王国首都ハルマイラ。
その城下町に店を構える武器防具修理工場『ダイサリィ・アームズ&アーマー』の、見目麗しい代表取締役兼工房長マイス・L・ダイサリィは、お客様の笑顔と安全と、何より愛する自分の店を守る為、笑顔と愛嬌で、日々の営業に勤
しんでいる。
――だが、たまには、招かれざる客(クレーマー)も現れる。そんな時には、彼女のもう一つの顔が表に出るのだ――。
これは、うら若く美しく、たまに鬼と化す、一人の美人工房長、そして、そんな彼女に振り回され、翻弄され続ける哀れな社員の若者の奮闘記――かも?
2019年9月7日、コメディ部門日間ランキング8位にランクインしました!
*2019年5月8日、ツギクルに外部サイト小説登録致しました。
*2019年6月6日より、ノベルアップ+でも連載を開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 22:18:10
319734文字
会話率:50%
御堂小春(みどうこはる)は学校では知らない者はいないほどの完璧美少女である。俺は部活が理由で昼休みに屋上に行くと、なぜかその完璧美少女が屋上の柵を蹴りながら本心を吐露する完璧美少女がいて、また、いつもとは違う、本性が垣間見えていて。俺は彼女
の秘密の共有者となってしまった。そして秘密を知ったことをきっかけに俺は御堂小春のことを徐々に知っていき—————折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:17:36
47995文字
会話率:50%
錬金術師学校でトップの成績を修めていた才女フレイア。彼女の目標は、卒業後に王都付近の工房に赴任して、そこでだらだらと消耗品のポーションを作ることだった。
だがフレイアは巨大オオカミが校内に出没したという事件で、学院で処分されるような失態を
やらかしてしまう。このせいで赴任先の工房でいい立地条件のものを選べなくなってしまい、不人気の南海の孤島にある工房で暮らすことになる。
産業もろくにないような南の孤島で錬金術師をスタートすることになったフレイアだが、持ち前の錬金術師の知識を使い、島の住人のために様々なアーティファクトを作り、じわじわと村の暮らしを改善・発展させていく。
※もふもふ要素も入れる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:16:27
263977文字
会話率:43%
カップル転生――不幸にも一緒に死んでしまったカップルを救済する企画に、非モテ30歳で彼女ができたこともない俺がなぜか選ばれてしまった。
女神様に哀れまれた俺は、容姿・魅力MAXで、見つめた異性を恋に落とす常時発動魔法【チャーム】までもらっ
て転生する。
俺はこれで非の打ち所のないハーレムチートを作る予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-11 23:16:53
45244文字
会話率:43%
中学校卒業式の日。面識のない女子に告白をされ、今まで感じたことのない感覚を覚えた主人公。
その熱の正体に興味を持った主人公は告白を受けることに。
――したはいいが、めんどくささが勝ってしまう。
そんな主人公と彼女のほんの一幕の物語。
最終更新:2025-03-15 22:10:00
144982文字
会話率:55%
ルヴァイン王国第三弾◆短編「失恋するまでの10日間」「失恋してからの10日間」の続編です。以下あらすじにもネタバレがあります。◆ルヴァイン王国の宰相補佐ユリウスは、十年前に自分と家族を絶望の淵から救ってくれた姉姫ソフィアに憧れ、彼女の傍で仕
えたい一心で官僚となり宰相補佐まで上り詰めた。初めは憧れにすぎなかった思いが、やがて醸成され深いものに変わっていく。知略を巡らせ、国難である魔獣暴走までも利用し、ようやくソフィアの婚約者の座を射止めたそのとき——。「おわかりですか、これが恋するということですよ。——どうかお覚悟を」。ソフィアを前にこの十年の顛末を語りながら、そう結ぶのだった。
◆前作「失恋するまでの10日間」(https://ncode.syosetu.com/n5038ke/)を読まれた方がお楽しみいただけると思います。
◆ヤンデレです。とにかくヤンデレです。耐性のない方は回れ右です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:06:15
24314文字
会話率:36%
◆短編「失恋するまでの10日間〜妹姫が好きになったのは、姉姫に剣を捧げた騎士でした〜」の続編です。以下あらすじにもネタバレがあります。◆ルヴァイン王国の姉姫ソフィアは、至高姫と呼ばれる美しき王太女。未来の女王たる彼女には国内外からの縁談話が
引きも切らない。そんな彼女が適齢期となっても婚約者を立てずにいたのは、ひとつ上の乳兄弟であるカークにほのかな思いを寄せていたからだった。しかし英雄となって魔獣の王を倒した彼が褒賞に望んだのは、自分でなく妹姫エステルの方だった。失恋を実感する間もなく、二人の婚姻という慶事の前に、未来の王配となるソフィアの婚約者を急ぎ選定しなければならなくなる。この際誰でもいいと父王や宰相の決定に委ねた結果——。「今は政略でもいい、いつか必ずあなたを溺れさせてみせます。本物の恋というものを教えて差し上げましょう」。そう言いながら彼女の手を掴んだのは、王家の未来の懐刀と名高い、若き宰相補佐ユリウスだった。◆前作「失恋するまでの10日間」(https://ncode.syosetu.com/n5038ke/)を読まれた方がお楽しみいただけると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 22:48:59
16273文字
会話率:41%
40歳にして10歳年下のイケメンと電撃婚を果たした友人の叶子(かなこ)。ある日彼女から聞かされた衝撃の事実ーーー「旦那が浮気してね。相手の女に子どもができたんだって」。にっこり微笑んで話す彼女の真意やいかに。
最終更新:2020-06-03 21:59:15
8181文字
会話率:65%
高田栞(たかだ しおり)はごく普通の中学三年生。
ところが、誕生日に小学校時代の同級生である笹ヶ谷九十九(ささがだに つくも)と再会した時から、その生活は一変する。
彼女の平穏な日常は静かに幕を下ろし、波瀾万丈な日々が激しく幕を開け、次々に
起こるハプニングに巻き込まれていく。
「魔法」とか「異世界」とか、漫画や小説の中だけだと思ってたのに、どうしてこうなった?!
……などと、思い悩んでいる暇は彼女になかった。
これは、運命の女神に導かれるように、次々と起こる予想外の出来事を乗り越え、成長していく少女や少年たちの物語である。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
初投稿初作品です。
毎日22時の投稿を心がけておりますが、諸事情により変わることがありますので、ご了承ください。
※ 令和2年10月1日より、文章の体裁を更正中です。
内容に変化はない予定です。
<その他の注意点>
・かなり長いです。
・視点が変わりやすいですが、「○○視点」などの表記の予定は今の所ありません。
・時々、文章の体裁を整えたり、誤字の修正以外に、文章を修正することがあります。
・異世界モノですが、序盤は現実世界が舞台です。
※ 具体的には115話(第7章3番目の話)目にようやく異世界へ移動します。
※ 182話(第10章6番目の話)目から、異世界旅行が始まります。
・「R18」に届かないまでもたまに性的な話があります。
・上記に加え、「R15」、「残酷描写」は突然、割り込んできますのでご注意ください。
上記の点をご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:00:00
8804906文字
会話率:32%
宮本 陽菜(みやもと はるな)は特別な能力もないどこにでもいる普通のOL。
日課であるブラウザゲームを閉じていたら、自分の意識も遠くなって……気が付けば、見知らぬところにいた。
そこで出会った少女の口から出てきた言葉で気が付いた。彼女が口に
した名前。それって10年ぐらい昔にやった乙女ゲームの主人公(その2)の名前じゃないっけ!?
確かに学生時代はやりこんだけれど、もうほとんど忘れてるよ!
社会人としては、恋愛より仕事!攻略対象やライバルたちの気持ちなんか知るもんかと心に決めたところから、彼女の物語は始まるが……?
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二作品目の投稿となります。
令和3年1月10日に無事、完結しました。
今後は、不定期に乙女ゲームから離れた番外編を掲載する予定なので、「完結」としていませんが、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 22:00:00
250880文字
会話率:24%