ある嵐の夜、雷の音が轟いた瞬間、私は前世の記憶を取り戻した。セツィーリア・ノワール4歳。それが今の私だ。
よく分からないが、夢での友人との会話のおかげでここがその友人がハマっていた乙女ゲームだということに気づいた。彼女が何度もセツィーリアと
いう名前を口にしていたのを思い出したからだ。
と、まあここまでは百歩譲って良しとしよう。でも、問題はこれからだ。
その友人に毒されてというか、まあ地味に私もそういう知識があったからってのもあるんだけど……これってもしかしなくてもベタに私そのゲームの悪役令嬢ってのになってない?ベタな嫌がらせとかいじめとかをヒロインちゃんにして最終的に破滅する道しかない悪役令嬢に転生してない?私……マジかよ
え、タイム!タイムください!!こういうのってフラグ知ってるプレイヤーがなるもんじゃないの?私プレイヤーじゃないんだけど、一回もこのゲームに手つけたことないんだけど!!どうしろと!!?そのまままっしぐらに死亡フラグに突っ込めと?嫌だよ!!アホか!生きるわ!!
でも、どうすれば………あーーーーーー!!!!もうめんどくさい!!!
死亡フラグがなんぼのもんじゃい!!たとえ死ぬ運命だとしても私は最後の最後まで自由に生きてやる!!文句あるか神様!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 20:35:56
268731文字
会話率:53%
世界の秩序を守る13人の守護者。 人は彼らをパラディンを呼ぶ。 彼らは森羅万象を司るエレメントをエネルギーに変換する能力を持ち、 その力は強大である。 それゆえに人々から崇拝され、時に恐れの対象となっていた。 戦乱を知らない平和な時代を謳歌
する人々。 舞台は、ヴェントゥム王国第二の都市、ヴェントゥム・テラ。 貴族の血筋を持つ豪商メルカン家の姉弟は何不自由なく、日々を穏やかに暮らしている。 そんなある日、長年の夢であった、王立アカデミーへの入学許可の知らせを受けた姉アメリアが、王都へと旅立つ。 その夜、空に凄まじい光が瞬き、同時にシロの手に不可思議な刻印が浮かび上がる。 それはこの世で最も不吉な紋章。忌むべき呪われたパラディン13の印であった。 家名を守るため、母親は恐ろしい策を講じる。 息子の抹殺であった。 嵐の夜、シロの寝室に現れた暗殺者フローリアンは、少年の手から発せられた閃光を見て、彼が「守護者の継承者」であることに気づく。 そして表向きには彼を殺害したように見せかけ、密かにシロを連れて姿を消した。 いずれ来る真の災禍に立ち向かう守護者、パラディン13を守るために。 望まずして呪われし守護者の烙印を刻まれたシロの数奇な運命。 そして、謎の男、フローリアンの正体とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 07:20:17
237245文字
会話率:25%
ある嵐の夜捨てられた二人の子供がいた
それは世界の歯車を動かした
最終更新:2023-04-28 20:06:23
9670文字
会話率:52%
麹山駅前商店街で中華料理店を営む両親を持つ高校生・菱美カズヤの前に、ある日怪獣が現れる。踏み潰されるかと思われた瞬間、カズヤは無意識のうちに巨大化するが、怪獣には手も足も出ないまま逃げ回るだけだった。怪獣は、地球侵略を目論むヴォーダン星人
が送り込んだものだった。
カズヤの父・コウジは自分がかつて地球を守ったヒーロー・アストロマンであると明かすが、「ただ巨大化するだけで、山をも砕く力も鋼の体も持っているわけではない」カズヤでは怪獣には太刀打ち出来ないと諭す。一方で、彼の同級生である高峯ユウと黒部シンイチは、アストロマンとともに戦った地球防衛組織・ATMを復活させていた。
数日後の嵐の夜、店を訪れた家族とコウジとの会話から、怪獣と戦う決意を固めるカズヤ。ユウとシンイチの協力の得て試練を乗り越えたカズヤは、大勢の住民の協力を得て怪獣を倒す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 11:08:05
157097文字
会話率:62%
妖精たちの国で愛され育てられた取り替え子マーヤ。少女は平和だけど退屈な楽園で幸せに暮らしていました。
けれど14歳の誕生日――嵐の夜、マーヤの運命は動き出す。
――やめて、巻き込まないで! なんで私なの‼――
妖精たちに授けられた魅了の祝福
のせいで次々と現れる運命の番や真実の愛からマーヤは逃げ切ることができるのか⁉
※ 猫じゃらし様主催「獣人春の恋祭り」企画参加作品
※ ツバメ獣人、ヒキガエル獣人、モグラ獣人、ネズミ獣人が出てきます
※ 参考文献
アンデルセン/山室静訳(1967) 『おやゆび姫 アンデルセン童話集Ⅱ』 新潮社
※ アルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 10:30:29
9213文字
会話率:57%
「ああああ……づがれだぁぁぁ……」
連日の残業続きで過労死寸前のホームセンター店員、真心(まこ)。夜道で痴漢を一蹴し、なんとか帰宅を果たすも、疲れから玄関で寝落ちしてしまう。
次に目覚めると、彼女は見知らぬ草原の中で横たわっていた。
「これって、天国? ……それとも、夢?」
まるでファンタジーRPGのような世界観、頭の中に浮かぶステータス画面、そんな現状に困惑するマコだったが、偶然出会った獣人の双子の少年達に助けられる。
「もうすぐ嵐が来る。ここにいたら危険だから、家に来なよ」
「家って……これ、掘っ立て小屋じゃない?」
しかし、連れて来られたのは粗末な家。このまま嵐が来たら次こそ家が吹き飛んでしまうかもしれない、と困っている少年達。そこでマコは、ホームセンター店員としての知識を駆使し、彼等を助けようと考える。
「〝アングル金具〟があれば、家を補強できるのになぁ……」
そう思案した時、彼女のステータスに変化が起き、特殊スキル《錬金》が目覚める。『あらゆる金属を自在に生み出す』という力を手にしたマコにより、双子の家は見事、嵐の夜を乗り越える事ができた。
双子から尊敬されるマコ。更にマコの存在を知った他の村人達も、彼女に助けを求めて来て……。
これは、工具、建築、農業、ペット等の知識に精通する元ホームセンター店員だったマコが、異世界でそのチートクラスの生活力スキルを駆使し、獣人達の村を発展させつつ自由気儘なスローライフを送る物語。
※〔恋愛異世界転生/転移〕最高順位:ジャンル別日間1位、週間1位、月間1位をいただきました! いつも応援ありがとうございます!
※2020年5月9日、書籍化しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 07:50:12
719728文字
会話率:42%
嵐の夜、僕は一本の電話をもらった。僕の部屋に日記を忘れたので返して欲しいとのことだった。了解した僕はその時部屋の外に小鳥のように雨風に打たれて震えている女生と出会った。それが涼子であった。彼女は解離性健忘症で過去のことは忘れていた。友人の高
橋という医者とドイツから忘れ物の電話をしてきた東野との絡みは涼子の薔薇の絵で血を表している。彼女は過去の接点を探すために長良川の鵜飼い見物に行って初めて自分の名前が理恵ということを確認する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 07:00:00
39903文字
会話率:50%
老いた男が1人で暮らす、村外れの一軒家。
ある嵐の夜、美しい巫女が休ませてほしいと訪ねてきて、男は巫女を家に上げた。
嵐は幾日も続き、やることもない。男は描きかけの絵のことを思い出し、巫女に絵の手本になってほしいと頼んだ――
亡き妻を一途
に想う男と、鎮魂の巫女のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 18:46:24
6647文字
会話率:45%
人に頼ったり甘えたりが苦手だった少女✖️甘やかしたいダンピール皇子のお話です。
周囲の人々とは異なる瞳の色と髪の色を持った妖精のように美しいエヴァは、ティフリス王国のスタール辺境伯の娘として伸び伸びと育ったが、10歳の嵐の夜に馬車の事故で
両親が亡くなってからは一変した人生を送っていた。
全てに於いて閉鎖的なティフリス王国で、他国の母を持つエヴァは“異質”な存在だった。
辺境伯の爵位を継いだ叔父一家からは、異質さ故に対等に扱われず虐げられてきた。
「緑の手」を持っていた亡くなった母は植物を上手に育てる人で、エヴァも「緑の手」を持つ人になりたいと願っている。
庭師と一緒に辺境伯敷地の庭仕事をするのが唯一の喜びで、特に母が作った薔薇園がお気に入りだ。
17歳のある日、大国ダキア皇国から来た青年と偶然出会う。
ダキア皇国はティフリス王国とは真逆の国だ。
人間が治めるティフリス王国は純血の人間以外を受け入れようとしない、考え方が閉鎖的な国だ。
かたやダキア皇国は、様々な種族の国民がいる多様性を持つ国。国民には獣人、竜人、エルフ、ドワーフがいて、そして代々皇帝は吸血鬼の一族から選ばれている。
エヴァが出会った青年は自分の出自から、心に鬱屈した想いを抱えていた。
二人が偶然であり必然であった出会いを経て、お互いに初めての感情を持て余しつつ惹かれあっていく。
第一章 ティフリス王国編
第二章 ダキア皇国編 が始まりました。
完結まで予約投稿 毎日2回更新します(7時 17時)
どうぞよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 17:00:00
206370文字
会話率:49%
人魚姫は嵐の夜に難破した船から王子さまを救いだし、恋に堕ちました。
そして人間になって王子さまに会いに行ったのです。
しかし人魚姫は足の代わりに声を失ったので愛を伝えることが出来ません。人魚姫はゼスチャーでそれを伝えることにしました。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-27 10:27:35
2607文字
会話率:43%
平和な日常を送っていた、加羅という男。
平和な日常を送っていた、刀利という女。
平和を打ち破るのは、孤島への招待状だった。
閉ざされた孤島。嵐の夜。
起きる殺人。
始まる事件。
終わる事件。
終わらせない事件。
挑む事件。
溶ける事件。
二人が孤島での難事件に立ち向かう。
すべての推理の果てに?
(イラスト:カシア様)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 05:39:15
89153文字
会話率:52%
日照りにも負けずに、咲いていた赤い花。
やっと訪れた、めぐみの雨。
だが、その雨は激しい嵐をも連れてきた!
最終更新:2022-08-09 07:00:00
383文字
会話率:0%
嵐の夜、ポケットラジオから流れる男の声。
声が語るのは、誰も知らないはずの『私』の秘密だった。
「夏のホラー2022」参加作品です。
最終更新:2022-08-05 23:00:00
5033文字
会話率:22%
不思議な力を持つマスターが営むバーで、常連の黒ずくめの男と、店員のユリは、静かな恋を育んでいた。ある春の嵐の夜、二人の関係は、突然大きく動き出す。
最終更新:2022-04-13 14:37:57
18879文字
会話率:38%
ある日、嵐の夜に小屋ごと飛ばされた少女ドロシーは竜の上に落下。死なせてしまった竜の呪いを解いてもらう為に仲間を集めて虹の向こうに住むというオズの元を目指して旅立つ。竜を死なせた事で命を狙われるドロシー。この世界でただ1人、特殊な能力を持たな
い少女の冒険物語。一応、モチーフは『オズの魔法使い』なので二次創作は念のため折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 16:00:00
39081文字
会話率:57%
美術大学に通う主人公が、ある女性と出会う。
その女性は、精神病を患っていた。
主人公との触れ合いの中で、病状が安定していく。
このまま、穏やかな日々が続いていくように思われたが、嵐の夜に女性は病気が悪化して、家を飛び出し保護される。
女性は
、精神病院に入院して、家族では無い主人公は会うことができない。
二人が一緒に過ごした、半年間の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 21:27:19
6170文字
会話率:32%
雷が鳴る嵐の夜、突然の停電。
暗闇の中から見知らぬ声がする。足の悪い私は、尋ねた。
お前は誰だ!
最終更新:2021-09-08 00:08:57
1245文字
会話率:37%
不安が荒れ狂う夜。嵐の夜。
みんなは、どうやって生き延びているのだろう。
※カクヨムで一日一作SS更新中の『百花繚乱』(https://kakuyomu.jp/works/16816452220371917465)のうちの一作です。
最終更新:2021-08-30 08:00:00
1157文字
会話率:56%
ごくごく平凡な浪人生――夜闇雷斗19歳――
雷斗はファンタジー小説を読んでから異世界に憧れ、地球という世界は退屈だと思っていた。
そんなある日、銀行強盗をした連中に襲われそうになった女の子を助けに行くが殺されてしまう。
死んで天界に
着いたとき、神に異世界に転生してその世界を救う鍵になってほしいと言われ、雷斗は大いに歓喜し転生することになった。
雷斗は転生し、始めは喜んでいたが、現実はそう甘くなかった。生まれながらにして持つユニークスキル《静電気》は無能、5歳で神から与えられる職業もハズレ枠の『ネクロマンサー』だった。周りの人間からは馬鹿にされる日々、家族も自分のせいでさまざまな迫害を受けていた。
嵐の夜、家族のために家出を決心し森の中を歩いていると凶悪な魔物に遭遇し生きることを諦めた。しかしそのとき!…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 21:20:18
61741文字
会話率:50%
アンジェは竜に会いたい14歳の女の子。大嵐の夜、竜のルルトゥに、虹色に輝く竜の鱗を貰う。山で迷子になったアンジェ。その時、ルルトゥが崖から落ちたアンジェを助け、仲良くなり一緒に遊ぶ。しかし、アンジェはルルトゥを傷つけてしまう。落ち込む所で帝
国の兵士がやって来て、アンジェを連れ去ってしまい…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 12:30:07
14887文字
会話率:46%