刑事課に所属する主人公は、『通常』の証拠とは別に、『特殊』な方法で事件の真相を追うことができる。それは、事件現場に残った被害者の霊から出される思念を読み取ること。
霊達から感じる後悔、無念、時には背筋が凍るような恨み…、様々な声にならない声
に、主人公は耳を傾けながら事件の真相に迫る。
「あなたは、なぜ死んでしまったの?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 09:12:26
58426文字
会話率:57%
これはそう、嘘から出た真の話。
「よくぞ来てくれました、異界からの救世主よ」
「今この世界は恐ろしい邪神と、その眷属たる魔神によって支配されています」
「どうかあなた方に与えられた力で、この世界を救ってください。あなた方にしか出来ないこと
なのです」
ー片腕のねじ切れた女神は"お決まりの台詞"を吐いて、もう何人目かも分からない転移者を己の世界に送り出したー
ありゃ、またあの女神さんが誰か連れてきたみたいだ。何と言うか毎度毎度申し訳ないなぁ。私の嘘が大きくなりすぎたばっかりに…この世界ってばハードモードになっちゃったんだよね。ま、取り敢えず頑張って☆
「せいぜい我を見て発狂しないよう気を付けることだな」
「貴女様を煩わせはしません。私がまた消し飛ばしますので」
ー触手を束ねた王座に座る邪神は"得意の演技"でにたりと嗤い、もう何人目かも分からない転移者を歓迎した。傍らに背筋が凍るような美貌を携えた魔神を置いてー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 00:00:00
23071文字
会話率:28%
十年に一度の寒波です。
キャスターの方々はそう仰いましたが、私の周囲はとても平和で余り実感が湧いておりませんでした。
でも冬はとうに訪れておりました。
本日はそれに気付かせて戴いた話。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われ
たら申し訳御座いません。
注意事項2
平和が一番です!!(寒いの駄目な人)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 13:53:56
905文字
会話率:0%
―――たった一つの命を銃に乗せ、あまねく怪異と戦い抜き、莫大な報酬を手にするというコンセプトのフルダイブVRホラーゲーム『ダークスイーパー・オンライン』。
妹に無理やり誘われる形でこのゲームを始めた柳田 光太郎こと“レイス”は、ひょんな事
から“リザ・パラベラム”という自分のアバターキャラのロールプレイを貫き通す、変な少女と出会う。
彼女のロールプレイに乗る形で、光太郎も自分の“レイス”というキャラクターを演じ、リザの相棒としてこのゲームの攻略に乗り出した。
そんな二人を出迎えるのは、プレイヤーメイドの背筋も凍るような恐怖のダンジョン達。
くねくね、八尺様、三本足のリカちゃん、禁后、きさらぎ駅、コトリバコ――――。
あらゆる都市伝説がひしめく闇の世界を、少年少女は薬莢を躍らせながら突き進む。
我らはスイーパー、命よりもスリルを求める者なり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 20:05:55
363781文字
会話率:39%
マシュー・グレゴリー・ルイス(Matthew Gregory Lewis, 1775年7月9日-1818年5月14日)は、ゴシック小説『修道士 The Monk』(1796)が大当たりして「マンク・ルイス」と呼ばれるに至った作家であると同時
に詩人でもあり、自作他作のゴシックなバラッドを集めた本作(1801) を出している。邦訳は今まで出ていない。
ロンドンでは年初に2巻セット、年末に1巻の第2版を発行した。この第2版は改訂版というより、(別に発表済の)ロバート・サウジーの作品を削除した縮小版。翻訳には Google books にて配布されるロンドン初版2巻物を用いた。当然ながら、原文に著作権はない。
この本については、別の本 Tales of Terror と抱き合わせにしたものが流布したのだが、最近になってこれを研究したロードアイランド大学の Brett Rutherford 教授によると、Tales of Terror は別人の作で、ルイス作品への侮辱であり、中でも Henry Morley による校訂版(1887)は脱漏も多く、序文は間違いだらけで読まない方が良いという。そう主張するラザフォード教授が出した校訂版(2010, 2012)https://www.poetspress.org/cat_tales_wonder.shtml
を頼りに翻訳を進め、但し翻訳権など持たないので、教授による序文など全文は掲載できないが、裏表紙に転写された宣伝文句の一部を引用させて頂くと
第1巻:紀元300年頃に書かれた幽霊または吸血鬼の物語。10世紀のルーンの葬送歌。イングランドを侵略したサクソン人とローマ人の幽霊との出会い。北欧の女戦士が父親を蘇らせるために唱えた呪文。ゲーテの血も凍るような複音声の「エルフの王(邦題『魔王』)」に、運命の水の精たち。魔女の母を悪魔から救おうとする(失敗した)修道士と修道女。誇り高き画家のサタンとの出会い。スペイン継承戦争の惨状を舞台にした運命的なロマンス。そして、果てしなく続く森の旅
と謳われている(大半がルイス自作)。標題の Wonder は「ワクワク」ではなく「ゾクゾク」に属する「ドキドキ」と受け止めて頂きたい。19世紀初頭、当時はまだ当たり前だった死と向き合う不思議の味わいを、ここに初めてお届けする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 19:56:15
62096文字
会話率:9%
青鳥文子は五歳の女の子。文子の父は自然美をこよなく愛する画家で、風景しか描かない。美しい風景を求めて日本中を飛び回っている。
道東の山村から戻った父は、一枚の絵画を描き、姿を消した。
描かれたのは、木漏れ日に包まれる森の中、ヤグルマギクの花
が咲き乱れる、美しい風景。
それら自然美を背景にして佇む、背筋が凍る程、美しいこども。
文子と母は父の行方を追って、父が失踪前、最後に訪れた道東の山村を訪れる。
そこで、文子は父が描いた美しいこどもーー神様と邂逅する。
文子に与えられるもの。それは愛か、それとも祟りか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 23:52:30
36632文字
会話率:41%
貴族令嬢ミリア、吸血鬼ハンターのジェスター、吸血鬼のリチャード、三人の三角関係が出来上がるまでの話。
しつこくジェスターにベタ惚れだったミリアは婚約式当夜に彼に手酷く振られてしまう。
吸血鬼に両親を連れ去られた彼女の傷心に追い打ちでしかなか
った。
傷付いたその夜、彼女は吸血鬼の少年リチャードを助け、彼を屋敷に連れ帰る。少年だと思っていたリチャードはしかし姿を青年にも変えられて年齢不詳だった。
吸血鬼ハンターの周囲の人間は吸血鬼から狙われる事が多い。故にミリアを想う者として彼女を吸血鬼の危険から遠ざけようとこっ酷く振ったジェスターは、彼女の傍に吸血鬼がいる事も、その吸血鬼がイケメンな事も容認できなかった。
傍に置くなと彼女を説得に出向くようになる。しかしミリアの方はリチャードの理想に共感し、人間と吸血鬼との共存を願っていた。しかも失恋した事でジェスターへの感情は凍り、冷めた態度を取るようになっていた。意見の対立だって平気でする。
一方のリチャードはミリアを理想への同志と考え、そして彼もまたミリアを想っていた。
ミリアとジェスターの主張は平行線のまま、恋も揺れ動くまま、三人がミリアの両親救出に向かう朝までを書いたお話。
11話までが振られて凍るまでで、それ以降が後日の話です。
全体的にほのぼのはしてませんが、よろしくお願いします。m(__)m
AlphaPolis様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 16:00:00
94397文字
会話率:33%
九州大学文藝部2021年度初冬号の作品です。カクヨム様にも掲載しております。
キーワード:
最終更新:2021-12-25 11:23:01
6050文字
会話率:0%
冬の日だった。息が白く凍る中で、同居人はいつまでも部屋の中から出てこなかった。訝しんだ天使は、戻った部屋の中で終わりを悟る。『天の墜ちる世界で』最終作。いなくなった化学者と残された天使の話。
最終更新:2021-10-26 12:00:00
3905文字
会話率:10%
立春学園2年の鳴神 翔は、平凡で退屈な学園を鬱屈な気持ちで垂れ流すように過ごしていた。
冬、頬が凍るほど寒い日のこと、いつも通り同級生の綾と幼馴染の佑華と下校途中のコンビニでの何気ない会話をした後、いつもと変わらない1人の帰り道、
青葉公園に違和感を感じた翔は寄り道をした。すると、公園の砂場に落石した後の様な大きな窪みができていた。
翔は、興味本位で大きな窪みの中心にあった小さな鉄の塊を拾い、塊にあった装置に触れた。触れたと同時に急なめまいと吐き気に襲われ目をこすった。気付くとそこは平凡な日常生活を送っていた町から和洋折衷された街へ一変していた。
異世界に転移した翔は、そこで起きる事件に巻き込まれていくことになる。
これは、翔やその身の回りで起きていく災いを、翔が登場人物と協力しながら迫りくる困難を解決して平凡な日常を取り戻す物語。
※グロなど気分が悪くなる描写を描いていく予定です。それらが苦手な方は、拝読しないことを推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 23:00:00
7465文字
会話率:53%
日常に潜む、不可解な現象、ある1つの他愛もない判断が、将来に与える何か。
そんな物語です。
最終更新:2021-08-06 19:58:56
5258文字
会話率:20%
亡くなった祖母の家に、遺品整理をしに行った加奈子。
彼女の身に起こる不可思議で、血の凍る様な恐怖体験。
最終更新:2021-08-02 06:07:22
6409文字
会話率:2%
夏のホラー2021投稿作品。
200文字ホラー。
本当に必要な情報だけを厳選(できたか分からないけど)して、構成。
君の心は、このかくれんぼに耐えられるか?
最終更新:2021-07-16 01:00:00
200文字
会話率:15%
雪女の末裔である秀一には、コントロールができないことがあった。
それは、凍るように冷たい唇の温度を調節できない。
「秀一くん、私のことどう思ってる?」
秀一には、咲希という中学の頃から付き合っている彼女がいる。
だが、最近二人の仲
が悪くなっていた。
唇が触れることにより、雪女の末裔であることを知られたらと、秀一から拒絶してきたのだ。
「正直に言ったらどうだ。俺は雪女の一族だって」
親友で、口裂け女の末裔でもある亮輔に促されるが、秀一は決断できない。
雪女の一族の掟は厳しく、もし人間に自身の素性がバレた場合、知ってしまった人間を殺すか、あるいは一族に無理やり入れるしかない。
そんなある日、雪女の一族である麻美が、咲希の前に現れた。
麻美は、大好きな秀一に振り向いてもらうため、存在を疎ましく感じていた咲希に、雪女の末裔について話してしまう。
麻美の策略で、素性が知られてしまった秀一は、決断をすることになる……。
©Fortuna 2021
※エブリスタのコンテスト(妄コン「冷たいあの人」)用に書き下ろしました。
※この作品は「エブリスタ」「note」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-19 19:56:36
3456文字
会話率:43%
赤い服には理由があるかもしれない?
キーワード:
最終更新:2021-04-14 17:22:52
259文字
会話率:7%
犬と猫の友情の話です。あのこはどこへいったのかな?
最終更新:2021-01-12 10:11:46
1401文字
会話率:0%
今年は寒いのかもしれない
キーワード:
最終更新:2020-11-15 23:00:00
208文字
会話率:0%
【征騎士≪せいきし≫】
王都、ベオルガーデンに所属する騎士団にして、世界の守護神。
征騎士の存在と、その力により世界の平和と秩序が確立されている。
その王都、ベオルガーデンから遙か北の大陸。
永久凍土の地、ボストーク大陸に一人の征騎士が降
り立った。
「寒…いや、痛い…」
「早く任務を終わらせて…
王都に戻らないと………死ぬ!!」
時にマイナス90度を記録することもあるといわれる、
死の冷気が征騎士の寿命を刈り取っていく。
肺に冷気が入るたび激痛が走り
吐く息はその場で粉雪のように凍る。
白以外の色のない世界。
(もう…無理…)
そう思った瞬間、征騎士の視界に微かな灯が入ってきた。
その灯こそこの大陸唯一の街。―デナリ
この町にきっと手がかりがあるはず――
既に死にそうな征騎士は、最後の力を振り絞りデナリの街を目指した。
――そして征騎士≪カノジョ≫は消えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 09:00:00
5334文字
会話率:39%
夏のホラー第二弾。
寝過ごした彼が降りたのは小さな無人駅。
特に駅から出られないわけでも、心霊現象が起きるわけでも無いが、彼が味わう背筋が凍るようなお話です。
最終更新:2020-08-27 20:47:06
5579文字
会話率:18%
これは、誰かの物語。
それは、他でもない"私"かも知れないし
それは、他でもない"君"かも知れない。
現実とは違う。
しかし、現実に近い所で生まれた物語。
甘酸っぱい恋の話し
這い寄るような背筋の
凍る話し
にわかには信じがたい笑い話
胸を締め付けるような悲しい話し
君は、どんな話しが好きかな?
もしかしたらそれは
案外近くにあるかもしれない。
・・・
※投稿不定期。完結予定なし。
気まぐれで、どんどん更新していきます。
物語に終わりはないのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 22:28:27
17596文字
会話率:10%