※本作は『《光背》のユヴォーシュ ~不信心な俺、異端認定され棄てられる。この世の果てで拾ったのは知られざる神だった。今更慌てたって知らん、俺は自由に生きてやる~』の番外編です。
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上記作品のネタバレになる内容が含まれますのでご注意下さい。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 23:00:00
8704文字
会話率:36%
「ユヴォーシュ・ウクルメンシル。君を、異端と認定する」
ある日唐突に告げられた言葉は、この世界における死刑宣告。
神を信じられないという先天的欠陥のあった彼は、それだけを理由に《人界》から追放される。
行き着く先は《枯界》、万象が枯れ
果てた死する世界。
しかし彼は、そこで人ならざる声を聞く。
「───協力しよう。ボクがキミに力を授けてあげるから、キミのいた世界へボクも連れて行ってくれ」
棄てられた神と棄てられた男の出会いが、《九界》すべてを揺るがす。
これは《光背》のユヴォーシュが、勇者となる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 21:00:00
695742文字
会話率:36%
信心深い女が蛇に呑まれようとする蛙を救う。蛇に蛙を放させる条件は、女が蛇の妻になることだった。約束の期日、蛇が女の家へとやって来る……
最終更新:2021-08-17 03:02:56
2808文字
会話率:14%
かつてこの大陸には信心深い人族によって数多の国家が並立して繁栄し、畑は富み、水は澄み、人々は幸福に暮らしていた。しかし、東大陸に突如出現した魔竜王ダーガは魔族を結集して人族に戦いを挑み、ついには東大陸全域がダーガの手中に落ちた。神々の住ま
う中央山脈にもその魔の手は伸びつつある。ダーガは西大陸の支配までも目論み侵攻軍を派兵し、西大陸最強の騎馬軍団を誇った大国フィフアはその軍勢の前に滅亡、人族は西大陸の過半を失うこととなった。人族は南部山脈地帯に逃れ細々とその命脈をつなぐも、侵攻軍はすぐそこまで迫り、もはや滅亡は必至であった……だが、そんな絶望の果てに、奇跡は起きた。南部山脈地帯の亡命都市のひとつにて一人の勇者が立ち上がった。彼はのちに竜殺しの異名をとって、人族の英雄となるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 03:40:26
11440文字
会話率:61%
アージェント国では奴隷にしかなれない魔族である少年、ヴェルダナは敬虔なスピリットの信者だった。ある時、追っ手から逃げていたヴェルダナはスピリットの声を聞き、地下にある国、サンレスに呼び出される。そこでヴェルダナは重大な使命を与えられる。信心
深い魔族による、世界の命運をかけた旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 22:15:25
188339文字
会話率:22%
私はどんな人でも、小説家でも、平等にすくわれなければ、おかしいと思っています。
キーワード:
最終更新:2021-02-10 12:49:43
619文字
会話率:0%
こんにちは。九州大学文藝部です。
今年の春から、部誌のオンライン公開を行うことになりました。今回は追い出し号をお届けします。楽しんでいただければ幸いです。
九州大学文藝部の日々の活動はTwitterでご覧いただけます:https://twi
tter.com/kyudaibungei
また、カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 22:13:00
9596文字
会話率:0%
201X年。
世界各地で、未曽有の大災害が立て続けに群発し、魑魅魍魎や未確認飛行物体が多数目撃されるようになった。予兆はそれにとどまらず、数々の陰謀論が現実的な色彩を帯び始め、そのそばでは、悪魔信仰が今まさに広まろうとしていた。
世界に謎
の疫病が蔓延し、神によって信心深いものが天に引き上げられる準備が整い始めた。
そして、裁きの時が来る。
もはやそこに慈悲はない。
絶対唯一の正義だけが、他の価値観を駆逐する。
生きとし生けるものたちが、どんな思いで何をなそうとも、それが許されることはない。
そんな時代に、一人の大罪人がいた。
彼は今まさに地獄に落ちようとしていた。
これは、彼を救おうとあがく友たちの迷いと願いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 18:18:53
478文字
会話率:49%
僕、星崎光(ほしざきひかる)の通う高校には、「聖女」とあだ名される、少し変わったクラスメイトがいた。
名前は、風間雪(かざまゆき)。人に評価されない地味な事をこなし、困っている人が居れば助ける。そして、温和で怒らない。
まさに、彼女は
「聖女」と言うのにピッタリの女の子。でも、僕はそんな彼女にどこか取っ付きづらさを感じていた。
ある放課後の夕方、僕は、風間さんが、目を閉じて何かに祈っているような仕草をしているのを目撃する。
その仕草に興味を持って話しかけたら……彼女は言ったんだ。「君は神様を信じる?」って。
これは、そんな問いから始まる、僕と、不信心者の「聖女様」との、ほんのり甘い恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 09:38:56
40632文字
会話率:54%
「話をしよう。これは、昔俺が知り合った不思議な少女の話だ――」
――令和二年、島根県の片田舎から東京の高校に進学した俺、杵(き)築(づき)直(なお)衛(え)は、五月の休日に一人、明治神宮の杜を歩いていた。
別に信心深いというわけじ
ゃない。ただ東京の観光地をいろいろ回ったうちの一つというだけだ。 特に願い事もなく、適当に社殿の賽銭箱に五円玉を投げ入れて手を合わせ、その後、そのまま杜の中をぶらぶらしていた。
「癒やされるな……」
年寄り臭いと思いながらも、ついそんな言葉が口をついた。
東京の中心地にありながらも先が見えないほど広い昼下がりの杜は、慣れない東京の生活に少し疲れていた俺に多少の安らぎを与えてくれた。
適当な道を選びながら歩き、奥まった場所の小路に差し掛かった時、大樹の近くでたたずむ一人の少女が目に留まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 23:11:21
6733文字
会話率:56%
むかしむかし辺境にある火の山に竜の縄張りがあった。
人は名誉や金を、竜は縄張りを求めて挑戦を繰り返すが、種族の中でも小さき竜に敗北はない。
時が流れ、神と祀られた竜は、平穏な火の山の上で今日も過ごす。
信心深き人々は神の竜を敬い火の山
を登る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 09:35:02
123620文字
会話率:33%
ある女の、信心深さが我が身を救った話です。
最終更新:2020-10-14 16:53:44
3450文字
会話率:0%
私、ルナ=キャロル!16歳!聖女《アイドル》やってます!歌とダンスを通して、信者《ファン》の皆を元気づけているの。そんなある日、信者との対話《ファンサービス》中に、怪しい男に話しかけられた。どうやら私から何かを聞き出そうとした様子。こっちは
忙しいんだから、不信心者《アンチ》の相手までしてられないわよ!これっきりの出会いだと思っていたら、巡業《ツアー》先でばったり再会!魔法史学者がいったい私に何の用!?
いがみ合いながらも絆を深めていく、そんな折、国家級の陰謀に巻き込まれてーー!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 17:15:33
11765文字
会話率:47%
「二十年後」の粗筋
秀一は字が読めないことや書けないことで苛められた。それを庇うのが学である。
中学を卒業すると、秀一は寺に出され、
出家してを暗記することもできないので、寺の掃除ばかりで一日が終わる。そのため同僚からはバカにされてい
る。
僥雲は本尊の前で惰眠を貪ったと叱られ、寺から追い出される。
一方、学は某風俗街で女誑しとなり、たまたま見かけた妙信尼を手練手管で一夜を共にする。それから学は追いかける妙信尼から逃げ回る。
僥雲は某風俗街で、お経は覚えられないので、「あなた様は心が清らかでございます、有り難いことことでございます」と唱え続ける。それを学は何度も見ているが、僥雲が秀一であることには気づかない。だが僥雲は学に気づく。
ある晩、僥雲は原因不明の病気で捨て置かれたタイのソープ嬢を救い、掘っ立て小屋で最期を看取り、そのまま自分も餓死して死ぬ。
学は妙信尼に捕まり、嫌われるために掘っ立て小屋でデートをするが、妙信尼に無理心中を計られ、二人は生死の境をさ迷うことになる。
極楽で釈迦といる僥雲は学と妙信尼を助けてくれと頼む。なぜなら学は心中した時に真っ先に弔いの金を恵んだからだという。釈迦は学の願いを叶え二人を助ける。
助かった二人は互いを忘れて生き返り、元の生活に戻る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 15:13:07
13285文字
会話率:32%
初めて出来た彼は、私とは違う世界を生きている人でした‥‥
最終更新:2020-08-27 22:07:05
1048文字
会話率:49%
高校二年の時宮悟は及川裕也の友人達がでっち上げたカンニング疑惑によって成績を抹消され、クラスから孤立してしまった。時宮の想い人である姫神柚木からも非難の目で見られている現状に絶望した時宮は自棄になって家の奥からご本尊を取り出して祈り始め、こ
れからは創価学会員として生きていくことを誓った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 20:00:00
52387文字
会話率:33%
己に降りかかる不運のあまり、人類を憎むようになった1人の信心深い男。ある日、彼は自らの手で人類を滅ぼしたいと夢想した。すると翌朝、奇妙なボタンが届いて…
キーワード:
最終更新:2020-05-18 22:47:32
1491文字
会話率:0%
孤児として教会で育てられたシャーデは、教団の巫女となるべく神学校で学ぶ日々を送る。気の置けない学友に囲まれ過ごす健やかな日々は、彼女自身が予想もしてなかった巫女の一人に選ばれたことで終わりを迎える。
巫女となったことで見えてくる市井の人
々の暮らしぶり、そして信心のあり方は、それまで教団の外の世界を知らないまま生きてきたシャーデにとって、その生き方を大きく変えるきっかけとなっていく。
そんな巫女としての生活が始まってまもなく降って湧いた、西方への旅。『教えなきもの』との邂逅と、それにまつわる人々との触れ合い。
シャーデが得た新たな地平は、彼女を否応なく取り返しのつかない事件の渦中へと巻き込んでゆく。
彼女の瞳に映るものは、はたしていかなる景色なのか。これは、ある少女がたどった成長と選択の物語。
§この作品は2009年の少女向けレーベルの新人賞一次通過作品です。
(残念ながら二次で落ちました)
この時代の投稿作品がどういったものだったのか、多少なりとも参考になれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 21:00:00
93944文字
会話率:29%
俺は何の変哲もない至って普通の子供。
小さな農村に産まれて、父さんはいないけどちょっと勝ち気な母さんに育てられ、穏やかな村の皆に囲まれながらすくすくと育った。
少し普通の人とは違った【特技】は持っているけれど、誰だって特技の一つぐらいあ
るもんだよね。
今までずっとそう思っていたからさ。あの時にそれが裏目にでるなんて考えもしなかったんだ。
俺は普通とは違う。
そういう自覚があって、自分の特技のことをちゃんと理解してればあんな事にはならなかったんだとは思うけど。
俺がしたことは周りからしてみれば馬鹿なことだったんだろうな。
【神様】を探しに行くなんてさ。
******
まるで龍が海を泳いでいるかのような形をした島国、【龍駕】(りょうが)。
天子がおわす地、それを天子が坐る神輿の名になぞらえこの国名が生まれたという。
この龍駕には、天子を始め、人々の心には「神」の存在が強く息づいていた。
そしてそれに相反する魑魅魍魎達の存在も……。
恐怖
悲壮
憤怒
狂気
それらは魑魅魍魎共の力となり、
親愛
信心
尊信
感動
それらは神々の力となる。
そんな人間の【感情】の賜物を糧に存在する人ならぬものが、この国にはいた。
それらは総じて【妖】と呼ばれる。
これから語るは人が織り成す戦と、人ならぬ妖と共に戦う人間の物語。
人々は彼等をこう呼んだ。
妖人(あやしびと)、と…………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 20:55:05
37525文字
会話率:44%
久しぶりに会った友人同士、お酒が入れば愚痴もでる。桜田綾子はクリスマスイブに起こった理不尽なことを、盛大にこぼすのでした。……が、何やら内容は理不尽というより、うらやましい話へとなっていくようです。
この話はアンリ様の活報で書かれたSS「
クリスマスイブに信じるべきものとは?」を元に、書かせていただきました。アンリ様が書かれた前半部分に他の方が後半部分を書くというものでした。
投稿するにあたり、アンリ様の前半部分もかなりアレンジさせていただいています。
こちらは銘尾友朗さまの「冬のドラマティック」企画に参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-15 20:00:00
19175文字
会話率:50%
神さまを裏切ったとしても
最終更新:2020-01-31 20:07:17
431文字
会話率:0%