ふと気付いた時には、いつもの天井。
子どもたちを起こすシスターの声、五歳の身体。
それはいつも突然で、十七歳で戻ることもあれば、七歳で戻ることもある。
眠って起きたら戻っていることもあれば、ご飯を食べている時に戻ることや、水浴び
の途中で戻ることもあった。
共通しているのは、必ず五歳の時に戻ることと……絶対に十八歳になれないこと。
つまり大人になれない。私は永遠に子どものままなのだ。
「……人生に、飽きた」
五歳の幼女が急に死んだ目でそう呟いたのを見て、シスターは何を思っただろうか。
自死しても五歳に戻ってしまうことを知って絶望した私は、ある事故をキッカケに、新しい事実に気付く。
「魔力が、増えている……?」
五歳に戻る度に体力も筋力も人間関係もリセットされるのに、どうやら魔力だけは蓄積されていたらしい。
え、世界最高レベルの魔力量?
え、私が侯爵家の養女に?
え、魔塔の後継者になってほしいって?
大人になれないんだから、無理だが?
そうは思うけれど、これまでにない選択肢は悪くない。
よし、暫くは魔法でも習ってみますか。
それはそれとして。
……もう!
一体誰なの!? 何度も人生をやり直してるのは!
私を巻き込むのはやめてもらえませんかね?
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:00:00
251233文字
会話率:32%
《あらすじ》 蔡国の鎮魔司の長司(長官)であり、唯一の鎮魔師である房空燕(ファン コンイェン)は、鎮魔司の解体により官位、家、何もかもを突如として失い、清々しくも途方に暮れていた。
そんな時、隣国である湊国の将軍・盛子豪(シャン ズ
ーハオ)が空燕の前に現れる。
鎮魔師としては初めて会う筈の子豪に「一緒に湊国に現れる魔を鎮めて欲しい」と請われ、実のところ魔を見ることも聞くこともできない空燕は困惑するが、報酬に目が眩みこの依頼を引き受ける。
湊国南の国境の神隠し、馬の名産地の人食い事件、都で起こる不可解な自死と病死、北の地での人攫いと子豪に迫る影。
空燕は旅の仲間達と共にこれらの魔を鎮める中で、今までの人生で得られなかったものを得ていく。
全てを失った男が大切なものを得て、それを守ろうと奮闘し、周囲の人々の人生をちょっとずつ変える。そんな人生の物語。
(参考年代 AC200年代。出てくる魑魅魍魎は中国の妖怪の名前を使っていますが、詳細は捏造です。レイティングはほぼなしです。)
《主要登場人物》
房空燕…30歳。主人公。
人の良さそうな顔の普通の人。
金にがめつい。
肉と酒、美女(観賞用)が好き。
元蔡国鎮魔司長司。
ある日いきなりリストラされる。
盛子豪…23歳。
厳つい顔。豪商の家の出。
金に困ったことがない。
美女(同衾用)が好き。
湊国鎮北将軍。
女の趣味が悪い。
禍々しい影の持ち主だが……。
『真叶』…空燕の剣舞用の愛剣。
真叶…空燕の剣舞用の愛剣に宿った剣霊。
虎?猫?の形をしている。
姐さん喋り。
憐…11歳。稀に見る美少女。
ひょんなことから空燕の弟子になる。
許可なくコンテンツまたはその一部を転載することを禁じます。(日本語版、翻訳版とも)
Reproducing all or any part of the contents is prohibited without the author's permission. (Both original and translated ed.)
© 2023 Kagishippo折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:36:19
172531文字
会話率:27%
時は2222年の日本。
あることがきっかけで国から医師免許を剥奪されてしまった東乃宮琉乃。
自死を決意するがひょんなことがきっかけでいざなわれたかのように3333年にタイムスリップしてしまう。
そこは残された文明と後退化した未来だった。
そ
こで巻込まれる事件の中で琉乃は自身の身の回りの秘密を知ることになる。
琉乃は一体何者で、未来の国の主(あるじ)である壮馬の正体とは⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 03:33:11
86399文字
会話率:47%
とある理由が原因で2年前に東京を離れて地方へと逃げ出した常盤 大河は、たった一人の親友の自死の報せを聞き久しぶりに東京へと戻って来ていた。
そこでかつての中学の同級生である、成美悠理と偶然の再会を果たす。
親友の死の報告の後、なぜ
か大河と別れたがらない悠理を疑問に思いながら、新宿中央公園をデートする事になる二人を、経験した事のない規模の地震が襲う。
同時になんの脈絡も無く、東京都庁の側に騎士甲冑姿の大剣を担いだ歪な巨人が現れ、都庁や高層ビル群をまるで積み木を崩すかの様に薙ぎ倒していく。
次いで地面から湧く様に出現した様々な姿の奇々怪々な異形の生物が、周囲の人間を無惨にも食い散らかしていく。
混乱しながらもなんとか新宿駅構内へと駆け込む二人のスマホに、突如鳴り響く奇妙なアラーム音。
『チュートリアルクエスト モンスターを10体討伐せよ』
『クエストレベル☆ 三日間生き残れ』
全てのアプリが消え去り、代わりに表示された見覚えのないアプリに表示される謎の文章。
右手の甲に現れた、剣の形をした刺青。
太陽を覆い隠す様に天に鎮座する、謎の黒い球体。
全てが全て理解の追いつかないまま、やがて異形の生物たちはタイミングを図っていたかのように駅構内へと侵入する。
東京はこの日を境に、絶望的な変容を遂げた。
それは魔が闊歩し、生者が追い詰められる世界。
出来の悪いロールプレイングゲームの様なシステム。
明らかに理不尽を押し付けてくる高難易度のイベント。
拡大し、縮小し、樹海化や砂漠化、果ては凍土や焦熱地獄へと成り代わる23区。
生き残った人々は最初に与えられた『剣』を戦う事で進化させ、マジックアイテムを駆使し、レベルを上げて肉体を強化し、生き残る事を強いられる。
誰一人として理解の及ばない土地と化した東京で、ただ一人。
大河だけが奇妙な既視感を抱いていた。
モンスターのその姿や習性。
特徴的で纏まりのない、出来の悪いゲームシステム。
イベントギミックや設定に垣間見える、懐かしさ。
それは、自殺した親友が長年妄想していた理想のゲーム。
『東京ナイトメア』の世界と全く一緒だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 14:07:35
676315文字
会話率:36%
ゾンビウイルスの保菌者、実験体001。
名前も付けられず、性別を奪われ、人としての最低限の尊厳さえ奪われた幼子『︎︎︎︎︎︎︎︎』は、ある日その研究所から逃げ出した。
それは記憶も曖昧な両親の元に帰るためでも、自分を実験体として切り刻んだ
研究者達に対して復讐するためでもない。
自分を利用した暴力によって、自分が愛した家族を傷つけさせないため、つまりはひとえに愛のため。
替えのきかない彼自身と、人から怪物へと変えられてしまった実験体達による集団自殺。
計画は成功した。
世界を壊す怪物は世に放たれるより先に自死を選び、元凶たる幼子自身もきれいさっぱり海の藻屑となった。
世界の滅びは夢幻と消え、世は全てこともなし。
チャンチャン
と、綺麗に終わった彼の物語に待ったを掛けたのは意外にも死と殺戮を司る一柱の女神だった。
女神は言う。
『どんな願いでも叶えてやろう』
尊厳を奪われ、命乞いを無視され、悲鳴を嘲笑される事が彼の人生の全てであったなら、そこはつまり彼女の司る領域だ。
もしも、彼がただの一言でも呪いの言葉を吐けば、女神は躊躇しない。たとえそれが世界の広さを知らぬ無垢な子供の願いでも、女神の権能は容赦なく三千世界を焼き払うはらうだろう。
歴史上、多くの者が望みながらもついぞ出会うことのなかった後期の前に、しかし幼子が口に出したのはたった一言。
『何を願えばいいのかわかんない……』
人として在るための最低限さえ奪われた幼子には叶えるべき願いも、星に願うような夢もなかった。
故に、
故に、これは願いを叶えるための物語では無い。
夢を叶えるための物語でも、ましてや過去を精算するための物語でもない。
これはかつて少年であった幼子が、女神の愛娘として夢を探す旅。あるいは行くべき場所のない少女が自らの在処を決める始まりの物語。
不幸で不憫で、不快で不愉快な鬱物語の後に続く後日談。
ある1人の幼子が辿った結末の後、世界を救った幼子のその後の物語。
女神によって『アヤノ』と名付けられた少女が異世界で紡ぐ幸福と成長の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 18:30:00
3569文字
会話率:25%
人はこの現世に蔓延する理不尽から心を守るために――
非業の死を遂げた者は”天国”で安らぎを得、
裁かれぬ悪人も、いずれ”地獄”で報いを受けるのだと、
そんな物語にすがりつく。
だが、実際の死後の世界は幻想とは程遠い。
そこに待つのは現世の
延長にすぎず、
ほとんどすべての魂が、行いにかかわらず地獄へと堕ちてゆく。
天国へ昇るのは、政治家や実業家、医者など、
現世で”特権”をほしいままにしてきた者たちと、その身内ばかりである。
そんな世界において自死した者は、地獄にて最下層の犯罪者に次ぐ卑しき存在と見なされ、
「病人」として”自殺防止医院”に収容される。
そこでは「治療」という名目のもと、絶え間ない苦痛と屈辱が延々と与えられるのだった。
しかし、その病棟にいる”ホッカルさん”と呼ばれる男はどこか様子が違っていた。
過去のある出来事をきっかけに衰弱し、今では寝たきりの生活を送っている彼は、
他の患者と同じ自殺者であるにもかかわらず、”天国行きの有資格者”として、
”特別顧問”の地位を与えられ、すべての職員から格別の待遇を受けていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 05:05:45
10282文字
会話率:20%
本作は、現代社会にある“正義”と“悪”の境界を問う、全話完結型の社会派短編シリーズです。
1話ごとに異なる事件・異なる視点から、
善と悪の“ゆらぎ”を描きます。
『あなたの悪、わたしの善。―それは、誰のため?―』
正しさの裏にある、もう
ひとつの物語を、あなたに。
※本作は、現代社会における報道、SNS、正義と悪の境界をテーマとしたフィクションです。
物語には自死や犯罪、性的支配、誹謗中傷など、センシティブな内容を含む描写が登場します。
苦手な方はご自身のご判断で閲覧をお控えください。
また、本作はいかなる違法行為・暴力・差別・自死などを助長、肯定、容認する意図は一切ありません。
あくまで「何が善で、何が悪なのか」を考えるきっかけとなることを目的とした創作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 00:30:09
1501文字
会話率:18%
ヒーロー事業を行う社員として思うような結果を残せていない主人公・塩尻は子どもを助けられなかったことを悔やみ、自死を決意する。そんな中、最期に謝ろうと塩尻が自身の母へかけたはずの電話は、なぜか退職代行に繋がってしまっていた。
最終更新:2025-05-05 21:19:43
3685文字
会話率:48%
安楽死制度が可決した、芸術の国“フランス”。
フランスの安楽死技術は世界一と評されており、海外からの自死希望者の申請も殺到している。
希望者は安楽死の申請が通り次第、国の施設機関“永眠センター”で、40日間優雅な時間を過ごす事を義務付けられ
ている。
そこでは動機は違えど、同じ境遇者同士が出会い、“生”からの解放・“死”を望む、それぞれの希望者達が友情・愛・共感・喪失感など様々な“感情”を体感する。
そして人々には、天と地の狭間の“休息園”と呼ばれている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 20:00:00
44208文字
会話率:27%
幸せでない恋愛から、抜け出せないでいる千尋。
ある日、雑誌で目にした連載小説が、亡くなった友人の盗作であることに気づく。
千尋の匿名の訴えで受賞は取り消しとなったが、その後、千尋にDMが届く。
「気づいてくださる方を探していました。僕をど
うか止めてください」
伏せられた名前に疑念を抱きながら、わずかな痕跡をもとに相手と接触を図った千尋だったが・・・・・・。
・本作では、交際相手からの暴力の描写があります。
・筆者が苦手なので、性描写は仄めかす程度で、ほぼありません。
・主人公の友人の遺作(自死)から始まる物語ですが、これを推奨するものではありません。その詳細については、最低限に触れるにとどめています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 09:56:02
49767文字
会話率:29%
公爵令嬢リリム・フネラル。黒髪の一部が深緑色に染まっている、奇妙な美貌の持ち主であった彼女は不幸な少女だった。実父と義母、義弟の冷遇。平民に誑かされた王太子からの婚約破棄。その果てに彼女は、自死を選んだ。
たが――彼女は美しい姿そのま
まに、自分を追いやった者たちの前へ何度でも舞い戻ってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 18:00:00
89784文字
会話率:33%
霜村涼は偏差値の高い進学校に通う高校一年生。ある日、サッカーボールが頭に当たってから彼の視界がときおりぶれるようになった。
涼が入っている塾で、新しい英語教材が導入された。フェイスディスプレイをかぶって、英語しか通じない仮想世界へ留学できる
というものだ。それを初めて使った晩、涼が仮想世界の中にある扉を開けると、そこは暗い雨の路地だった。
その路地は、涼の世界のパラレルワールドにつながっていた。
そこは、小惑星が地球に衝突して気候が変動し、人々も多数亡くなり、生き残った人間たちが共同生活をしている世界だった。涼は、そこでパラレルワールドの同級生、野見山碧に出会う。
毎晩英語教材の仮想世界からパラレルワールドに行くうち、涼は自分の住む世界の不条理や生きづらさに気づいていく。
パラレルワールドのミドリのことから、涼は現実世界の碧とも親しくなっていく。
涼には兄がいた。兄の洪は反抗的で素行不良と言われ、高校二年のときに更生キャンプに送られている。両親は兄のことを口に出そうとはしない。涼は、兄が反抗した理由や兄の生き方について考え始める。
高校で窓から飛び降りて自死した生徒があり、学校は教室の窓に鉄格子をつける決定をする。それに反対する生徒たちが体育館で集会を開くが、教師たちに暴力で鎮圧される。優等生だった涼は停学をくらい、級長からもおろされる。父は激怒し、母は泣く。しかし、この騒動で涼はひとりの教師と知り合い、そこから兄へとつながることができた。兄は更生キャンプを出て、社会を変えていきたいと思う仲間たちのもとで暮らしていた。
春。涼は兄に会いにいく。現実世界の碧は海外へ行くことを決めていた。
高校二年になった涼のまわりの世界は、これまでとはあまり変わらないように見える。けれど、涼の内には変わったものがある。やがて大きく跳ぶための助走を、涼ははじめたところなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 20:09:05
110713文字
会話率:36%
とある国で、魅了によって高位貴族令息達が害されるという事件が起きた。
事件自体は収束したが、それが原因で貴族の令嬢が一人、自死してしまった。
その後の、ある少年の復讐のお話。
※直接ではないですが、残酷描写を推測させる部分がありますので
苦手な方は注意してください※
※作者のオリジナル異世界のお話ですので、現実世界の歴史や常識などとは違う場合がありますが、ご了承ください※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 19:00:00
5649文字
会話率:0%
三年前死んだ婚約者に向けて手紙を書きました。彼に対する思いや思い出、死んだ当時の気持ちを綴っています。
いろいろ思うことはあるかもしれませんが、メンタルが豆腐なので、どうか批判的な感想はご遠慮いただけますと幸いです。なにか応援してくださ
る方は、最後の☆やいいねなどでもいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 20:10:00
11097文字
会話率:0%
【Thanks20th】HSP、うつ病、摂食障害、自死遺族、それぞれの傷にペタッと「なろう絆創膏」を貼っていくお話。主人公は、ひといちばい敏感な二人。料理好きの高校生 & 療養中の箏楽師。「チートや冒険だけが勇気じゃない。弱さや醜さ
に向き合おうと足掻くことも、立派な勇気」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 18:06:44
135363文字
会話率:43%
これは偽装婚約だったはずなのに、気づいたときには惹かれ合っていて――?
神さまからの祝福による能力で発展してきた国の公爵令嬢ラナベルは、家門に継承されてきた強力な治癒の能力を持っていたが、ある事件をきっかけに力を失った。
そのときに
幼い妹も失い、それが原因で母は心を病んでしまう。
社交界では神さまから見放された者として蔑まれ、家では母から罵倒される。
頼れる人もなく、どうにか家門の仕事をしながら無為に生きていたラナベルには、実は誰にも言えない新たな力が発現していた。
王宮でのパーティーに参加していたラナベルは、末の王子レイシアに能力を知られてしまう。
問い詰められることや処罰も想定していたラナベルだったが、レイシアは兄王子を殺した犯人捜しの協力を申し入れて来て……!?
偽装婚約から始まる、大事な人を失った二人がゆっくり惹かれ合って心が触れ合う姿をぜひお楽しみください!
*作中のラナベルの能力に関連して、自死をする場面がございますので閲覧の際はお気を付けください。
当作品は「ネオページ」にて先行連載中です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 10:05:08
162648文字
会話率:30%
入退院を繰り返す、うつ病作家のエッセイ。
当時のメモに書いてあるそのままを打ち込むので、文章が変です。
体調により、アップできない場合があります。
前回の入院エッセイは
『突然ですが、閉鎖病棟に入院することになりました!』
です。
最終更新:2025-02-25 14:11:52
31560文字
会話率:1%
2023年2月18日に、最愛の旦那さんを自死で失ったうつ病作家のエッセイ。
当時のメモに書いてあるそのままを打ち込むので、文章が変です。
最終更新:2024-12-10 16:50:10
48433文字
会話率:1%
女子高生の雨宮がひょんなことから憑依したのは、完結したWeb小説の悪役でありながら不人気キャラであり、推しのアメデオ・ドラクロワだった。といっても世界は完結後の物語の時点であり、状況的に推しは地下牢で自らの人生を終わらせていた。元の世界に戻
るため神官から下された使命は本来あるはずのアメデオの魂を探し、その真相を探ることだった。やがて主人公のシンダーと雨宮はその物語の語られなかった背景を知る。
・BL,GLタグが付いていますが「そう感じられる」程度の描写です。
・自死などの多少のショッキング描写があります。
随時注意事項あれば追記していきますので確認ののち、自己責任で閲覧よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 21:51:36
26173文字
会話率:48%
西暦2049年から205-年へ境界を日本がまたぎ始めた頃、相変わらずこの世界では上っ面の平穏な日々と
その裏で怨嗟と怨念にまみれた欲望が渦を巻いて人間達を掻き回していた。
主人公「大木順兵」は自死し、新たな世界で魂を食らう悪魔と呼ばれた
球体として異世界に転生
そこで前世で得た金の知識を最大限に使い、今度は自身が世界を掻きまわす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 12:15:15
5518文字
会話率:30%
ある夫婦は願った。
無残に死に追いやられた、愛娘の復讐を。
ある少女は不思議な『お兄さん』に出会う。
彼女がお兄さんに願った望みは――――
※死人や自死描写があるため、一応R15に設定しています。
※ややダークというか、人によ
ってはもやっとする結末なので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 00:00:00
12374文字
会話率:47%