これは、よくある話だ。
俺がこよなく愛する妻のマリッサは、かつて祖国でなまけ者令嬢と呼ばれていた。
魔力なし。美貌なし。学力なし。特殊能力なし。
おまけにいつもぼーっとして、すぐに居眠りしてしまう。
家族には早々に見捨てられ、婚約者が手
を尽くすもどうにもならず、成人を前に本人の希望もあって、俺とともに帝国へ渡った。
そこで、スゲー能力を解放させてしまう。
話しはそこで終わらなくて、祖国からピンチだから助けて!マリッサを返してって、王太子や元婚約者、元家族が押しかけて来た。
当然、それはマリッサが撃退したけど、まだ奴らは諦めていない。
そこで、俺は王太子相手に話をすることにした。
俺と双子の妹のアリスと、マリッサの真実と愛の話を。
☆「あらあら、おかしいですね? 先に見捨てられたのは私ですが。 ~なまけ者令嬢は隣国で能力を全解放する」のスピンオフ。ヒーローサイド。このお話だけでもわかるようになっています。
☆クールでかっこいいヒーローはいません。とても口が悪くて毒舌なので、苦手な方はお気をつけて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 15:25:24
12992文字
会話率:9%
17歳、童貞、高校生。右目は義眼。両親は死に、親戚も昨日いなくなった。
そんな俺が、放課後に“それ”を読んだ瞬間、国家に命を狙われることになった。
今さらだけど、本気で生きなきゃいけないらしい。
最終更新:2025-06-09 21:00:00
14515文字
会話率:31%
【マジックパンク!】【バイオレンスアクション!】【人が死ぬ!】
剣と魔法と銃の世界、超巨大都市国家クイントピア。
魔法使い、冒険者、そしてギャングが支配する街。
「それじゃ今日をもってお前はクビだ。ジョン」
クイントピア東区を支
配するギャング組織『ヒュドラ・クラン』のヒットマンだった俺は、クランの敵を殺し尽くしたその日に、親父――ヒュドラ・クラン組長ブルータル・ヒュドラに殺されかけた。
だが子が親の都合で死ぬなどファックオフだ。
俺はその場で親父をブッ殺し、慰謝料代わりに親父愛用の8ゲージショットガンを奪って南区に高飛びした。
そんなわけで当座の危機を逃れた俺だったが、生きていくためには金が必要だ。
俺は南区を支配する冒険者ギルドの門を叩き、過去を隠してE級冒険者『バックスタブ』として登録を済ませた。
しかしその直後、俺を追ってきたヒュドラ・クランのカチコミ部隊が冒険者ギルドに装甲トレーラー突撃。冒険者ギルドの1階で血みどろの銃撃戦が発生し、ヒュドラ・クランの内紛はたちまち区を跨いだ大抗争へと発展した。
おかしい。ヒュドラ・クランはこんな見境のない真似をする組織ではない。きっと組長を失ったクランの内部で、どこぞの誰ぞが好き勝手を始めたに違いない。
俺はギルドマスターに話をつけ、妙な経緯で知り合った女冒険者3人と行動を共にすることとなった。そして次々と襲ってくるヒュドラ・クランの追手を順番に殺しながら、一連の事件の真相を探り始めた。
冒険者ギルドとヒュドラ・クラン、血で血を洗う闘争が幕を開けたのだ。
※小説家になろう、カクヨムで連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 17:15:28
498310文字
会話率:42%
自己肯定感の低さは幼少期に起因している事が多い。
だから成長して『自己肯定感を上げよう』などと言われても、今更何を我が物顔で言ってるのか。という気持ちにしかならない。
今まで散々否定して、やっと駄目だと自覚したのに、何故今さら其れを撤回す
るの?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
何故、メンヘラが治らないか、自己肯定感が低いままなのか、分かります?
これ以上傷つきたくないから、人に裏切られたくないからなんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 09:29:14
1032文字
会話率:35%
大人しくて、冴えなくて、でも優しくて気遣ってくれる。そんな子の魅力は自分だけが知っている。なんて思う人がいるらしい。
じゃあなんであの時私はいじめられたの?
体の良い玩具にされたの?
今さら良いって言われても、なんも信用出来ないんだけど
。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
私は冴えない子でした。大人しい子でした。
だから良いところを作るために頑張りました。
でもその結果、何も良くなりませんでした。
今更なんなんだよ!! 何が『自分だけは良さを知っている』だよ!! 散々玩具にした癖に!!
という気持ちを持ってます。
だから信用出来ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 14:55:32
1081文字
会話率:27%
公爵令嬢アリアンナは、顔に刻まれた呪いのせいで「醜い化け物」と虐げられていた。婚約者の王子からも、実の妹である聖女リリアーナからも蔑まれ、ついに満場の貴族の前で婚約破棄と国外追放を言い渡される。
「お前のような醜女は我が国の汚点だ。とっと
と消え失せろ!」
全てを失い、雨に打たれながら国境を彷徨うアリアンナ。死を覚悟したその時、漆黒の馬車が目の前に停まった。
「ようやく見つけたぞ、我が至宝」
現れたのは、冷酷無比と噂される敵国ガルヴァニア帝国の皇帝、ジークハルト。
彼はアリアンナを「醜い」と笑う者たちを一睨みで黙らせると、彼女の前に跪き、その手を取った。
「その呪い、俺が解き放つ。お前こそが、世界を救う“本物の聖女”なのだから」
絶望の淵から、敵国の皇帝に攫われたアリアンナ。
彼女を待ち受けていたのは、身も心も蕩かすような激しい溺愛と、彼女が秘めた本当の力が目覚める、劇的な運命の始まりだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 04:56:39
2197文字
会話率:24%
伝説の死にゲー「妖精たちの狩人」のモブに生まれてしまったミッカネンは、ゲームの知識から己が生き残るためにはパーティーから「追放」されるしかないと考え、メンバーからのヘイトを集めることに努めてきた。
だが、地獄のような戦地で暴れまわってきた
ミッカネンは英雄と讃えられるようになったはいいものの、まったく「追放」されそうにない。
そのことに焦ったミッカネンはもはや手段を問わなかった。メンバーたちがミッカネンを「追放」するよう説いてまわろうとするものの、なぜか嫌われていたはずのメンバーからは逆に激重な愛をみせられて……?
「追放」されることで死にゲーから逃げたいモブと、今さら逃げることなど許すつもりのない病みきったメンバーによる誰が望んでいるかもわからない戦いが始まる――――――!
※カクヨム産ですが、せっかくなのでこちらでも書くことにしました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 19:10:00
128529文字
会話率:31%
幼馴染なんて、大嫌いだ。
それなのに、どうして今さら、泣きたくなるんだろう。
喧嘩ばかりの日々。
素直になれない想い。
そして、最後の春。
「君に伝えたいことがあるんだ──音楽で」
そう言って渡された一枚の楽譜。
これは、すれ違い続け
た二人の、最初で最後のララバイ。
青春と別れが交差する、切なくも温かい学園ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 21:23:31
490文字
会話率:16%
スカウト――それは戦えず、魔法も使えない“見るだけ”の職業。
世間ではハズレ職として扱われ、誰からも期待されない。
勇者パーティーに所属していたカイルも、例外ではなかった。
「才能を見抜ける」スキルを持ちながら、その力を理解されることなく
、“無能”として追放される。
だが、彼だけは知っていた。
──この世界には、まだ誰にも気づかれていない“本物の才能”が眠っていることを。
リーナ、セラ、ゼノ。
剣の才能を見捨てられた少女。
死に場所を探していた暗殺者。
狂気に身を委ねた神の失敗作。
彼らを見抜き、拾い、育てたのは、戦えないスカウトだった。
「俺の目に狂いはない。証明してやるよ、全部──“選ぶ側の価値”ってやつを」
戦わずに世界最強を作る、スカウト無双の逆転劇が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 21:30:00
17736文字
会話率:42%
地味で目立たない私には、家の決めた婚約者がいた。
その婚約者は、私が稼いだお金を他の女性に勝手に貢ぐような最低な男だったが、家の期待に応えるために理不尽に耐えるしかなかった。
だが、ある日、婚約者が妹と浮気している現場を目撃してしまう。
問い詰めてみると、謝るどころか、「華のないお前より、妹の方が相応しい」と、婚約破棄を突きつけられる始末。しかもその浮気、父も了承済みだという。
真偽を確かめようと父を問いただすと、彼は「今さら気づいたのか」とでも言いたげな顔で、あっさりと事実を認める。加えて「家のために、婚約者を妹に譲れ」とまで言い放つ。
さらに理不尽は止まらない。
私の渾身の作品を「妹の名義で公表しろ」とまで強要されたのだ。
もう限界だと、私は家との縁を切り、無名の画師として一人で生きていくことを決める。
そんなある日、後宮に勤める青年が私の店に訪れる。
最初は心を閉ざしていた彼だったが、少しずつ打ち解けて、やがて優しく笑うようになっていく。
いつしか私は、陰ながら愛されるようになり、画師としても、女性としても幸せになっていく。
一方で、私の絵を利用して、名声を得ようとした妹は、嘘が露呈してしまう。協力した父と元婚約者は、真実が暴かれたことで、後宮を欺いた罪に問われ、破滅していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 19:08:05
16434文字
会話率:48%
「君は完璧すぎて、重いんだ」
そう告げて、王太子は“真実の愛”とやらを平民の少女に向けた。
貴族令嬢クラリスは、婚約を一方的に破棄され、家の名誉を潰され、雪の辺境に追放された。
そして、吹雪の中で死にかけた彼女を拾ったのは――“冷酷王”の
異名を持つ隣国の王、ゼフィルだった。
「お前に価値があるなら使う。なければそのまま埋めてやる」
そう言い放つ王のもとで、クラリスは知性と誇りを武器に再び立ち上がる。
やがて王子はスパイに裏切られ、国を壊し、自らの手で全てを失う。
その頃クラリスは、冷酷王に見初められ、各国の前で王妃として戴冠する。
――後悔しても遅いわ。
今さら、私の名を呼ばないで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 17:33:37
11810文字
会話率:23%
高校生の俺、里中哲史は今さら恋をしてしまった。
あろうことか、長年お笑いコンビを組んでいる相方の女の子、水原杏子のことを。
昔は男みたいな恰好をしていたの杏子だったが、今では美少女に成長した。
そんな彼女が昔と変わらずスキンシップをしてく
るものだから、俺はいつもたじたじだ。
男女芸人のジンクス――『男女コンビが付き合ったら面白くなくなる』という呪いのせいで、俺は杏子に気持ちを伝えられずにいる。
この気持ちを伝えたら『お笑いでテッペンを取る!』という俺たちの夢が遠ざかってしまうかもしれないからだ。
というか、そもそも杏子は俺のことなんて好きじゃないだろう。
そう思っていたのだが、最近、少し杏子の様子がおかしい。
まさか両想い……って、そんなわけないか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 17:14:36
83813文字
会話率:44%
生まれたときから「厄災の王女」と呼ばれ疎まれてきたフロスティーン。
両親の顔は知らず、たまに部屋へとやって来る兄や姉からは虐げられた。
生きるための最低限の暮らしをしながら、王族の務めとして書類仕事に追われる日々。
そんなフロスティーンが
外国へと嫁ぐことになろうとも、おかしな王女を温かく迎え入れてくれる国などあるわけが──あれ?
温かいご飯。温かいお湯。温かい部屋。温かいベッド。
「天に召されたのね」
フロスティーンはかつての自分は死んだものとして、天に召された後の暮らしを楽しみ始めた。
「いや、召されていないからな?」
夫となったゼインは、フロスティーンを見ていつも楽しそうに笑っている。
「やっぱり召されているわ」
「目のまえにいる俺はどうなる?」
「……召されていらっしゃるの?」
「そこは聞くのだな」
夫婦で楽しく暮らしているのですから。
今さら帰って来い?
無理ですよ。もうこの国の王妃なので。
※アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。
※R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 19:17:06
82704文字
会話率:24%
後宮痛快ラブ(?)コメディー。
「皇帝になったら、迎えに来る」
幼なじみとのそんな約束を律儀に守っているうちに結婚適齢期を逃してしまった私。
彼は無事皇帝になったみたいだけど、五年経っても迎えに来てくれる様子はない。
今度会ったらぶ
ん殴ろうと思う。
皇帝陛下に会う機会なんてそうないだろうけど。
嘆いていてもしょうがないので結婚はすっぱり諦めて、“神仙術士”として生きていくことに決めました。
……だというのに。
皇帝陛下。今さら私の前に現れて、一体何のご用ですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 12:10:00
94547文字
会話率:43%
妻が裏山の祠をちょっと壊したら、呪われた。
「一週間後に死ぬ」って、なんだそれ。
暴力は振るわない主義だ。空手を始めたとき最初に誓った。
ただし──相手が神なら別だ。
俺は妻を守る。そのためなら、祠ごとぶっ壊す。
祠は粉砕したけど、夫
婦の絆はしっかり強化されます。
今さらですが『祠もの』、2500字程度の愛が深いコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 07:15:37
2584文字
会話率:31%
現在、良くも悪くも話題になりがちなアニメ映画の特典商法。
毎週特典、ランダム特典が最早当たり前になって久しい感もありますが、昨今の状況を見るとさらに加速してきた気がします。
そしてそういった商法を取れない作品が、興行収入面で圧倒的不利に追い
込まれるという状況も当たり前に……
このエッセイでは特典など、様々な方面で話題になったアニメ映画を取り上げ、特典商法の是非を考えていきたいと思います。
映画特典に詳しいかたからすれば「何を今さらw」なことばかり書いているかと思いますが、ひとつの問題提起エッセイとして捉えていただければ幸いです。
また、このエッセイでは自分が調べた結果を順を追って、出来る限り客観的な目線を心がけて書いていきたいと思います。が、時折かなり私的感情が混じる(特にゲ謎関連)のはご容赦くださいm(__)m
※※※ 本エッセイで問題視しているのはあくまで特典商法であり、特定の作品の内容そのものを貶す意図は全くございません。その点は十分ご理解いただければ幸いです。※※※
※このエッセイは「カクヨム」にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:33:10
24647文字
会話率:2%
「ずっとお慕いしておりました…」なんて、今さら言えるわけない。 何年も焦がれた初恋の人、隣国エルドラード公国の貴族エリオット様。やっと再会できたと思ったら、彼の隣にはもう別の人の姿が…。
胸の痛みと諦めきれない想いに揺れるリリアンタール王国
の伯爵令嬢、クラリス。そんな中、若き騎士、アーサーに声をかけられる。
初恋を忘れらない令嬢が失恋を乗り越えて前を向く物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 21:02:27
4610文字
会話率:27%
ある日、サイラス宛に元同級生より手紙が届く。中には、婚約破棄の原因となった事件の驚くべき真相が書かれていた。
かつて侯爵令嬢アナスタシアは、誠実に婚約者サイラスを愛していた。だが、サイラスは男爵令嬢ユリアに心を移していた、
卒業パーティ
ーの夜、ユリアに無実の罪を着せられてしまったアナスタシア。怒ったサイラスに婚約破棄されてしまう。
ユリアの主張を疑いもせず受け入れ、アナスタシアを糾弾したサイラス。
後で真実を知ったからと言って、今さら現れて「結婚しよう」と言われても、それは無理。だって、あなたは……、
アナスタシアは失った名誉も、未来も、自分の手で取り戻す。一方サイラスは……。自業自得の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 20:02:19
21318文字
会話率:26%
高校時代、俺は毎日のように近所の悪ガキ2人組の面倒を見ていた。
ガキ大将で泥だらけで、口も態度も悪くて──でも、どこか憎めない“甥っ子”だと思っていた。
……そう、思っていた。
8年ぶりに田舎へ帰った俺を待っていたのは、
制服姿で現れた
“悪ガキ2人”──
……いや、双子の美少女姉妹だった。
「あの頃の続き、したかったんです」
「お兄ちゃん、今さら逃げんなよ?」
可愛がっていたつもりが、
いつの間にか“可愛がられる側”になっていた俺。
昔の関係には戻れない、
でも今の関係にも名前がつけられない──
これは、“兄”だった男と、
かつての“妹”たちが再会して始まる、
ちょっと複雑で、甘くて、危なっかしい話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 17:10:03
8971文字
会話率:56%
婚約者のイルに「平凡で退屈」と見下され、婚約破棄された貧乏貴族の令嬢アリシア。その帰り道、傷ついた犬とその飼い主である青年レオンに出会い、秘めていた癒しの力で犬を癒す。それがきっかけでアリシアの聖女としての力が明らかになり、彼女は王族と縁深
い名門エルステッド家の跡取りであるレオンと恋に落ちる。やがて結婚へと進むなか、没落した元婚約者イルが「婚約破棄はなかったことにしろ」とすがってきて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 20:13:11
5351文字
会話率:32%
聖女として生まれたはずだった田舎貴族の少女ルゥ。
ルゥは大貴族の子息と婚約していたが、彼女が一族の象徴である大樹を枯らした不吉な『偽聖女』であることを知られ、婚約を破棄されてしまう。
人々から嫌われているルゥの味方をするのはただ一人、銀髪の
青年レオンだけだった。大国の王子であることを隠したレオンは執事としてルゥに仕え、彼女を一途に慕っていた。
ある吹雪の夜、レオンが高熱を出して倒れる。
彼を助けたいという想いがルゥの中に眠る『聖女』の力を目覚めさせた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 13:43:11
107035文字
会話率:39%
聖女として選ばれた田舎娘のミーシェ。
彼女は聖女の力で第一王子であるロッド王子の病を治すよう命じられるが、その役目を果たせずロッド子に婚約を破棄されたあげく、偽聖女扱いされて処刑を言い渡される。
そんな彼女を救ったのは第二王子のキール王子
だった。
キール王子の助けによって処刑を免れたミーシェは王都から追放され、辺境の町で生活していくことになる――想いを寄せてくるキール王子との二人暮らしで。
クールな美青年キール王子とのしあわせな共同生活。
しかし、その生活は長くは続かなかった。
ミーシェがいなくなってすぐ、ロッド王子の容態がおかしくなりはじめたらしい。
ミーシェの薬が病を治していなかったのではなく病を抑えていたのに今さら気付いたロッド王子は、態度をころりと変えて婚約破棄を撤回するが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 20:13:05
9536文字
会話率:45%
とある不思議な光を放つ石を手にした者たちが
摩訶不思議なことに巻き込まれていく。
「いったい、ここはどこなんだ?」
「この世界を破壊なんてさせてたまるもんですか」
「わしに今さら何をしろというのだ!」
「俺の名前は・・・」
「二つで・・・
一つ・・・」
「なーに、後はわしにまかしとけ」
石に導かれ、石に託された
石の勇者たちの冒険譚
2019/2/1より、復活予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 17:05:14
128304文字
会話率:54%