殺人罪の刑期を終え、出所した元ホスト『桐敷拓哉』は、当時ホストクラブのオーナー身元引き受け人『角田敏生』の経営する小さな運送会社で再出発をはかる。だが、緩やかに過ぎていく時間の中で、自分は無実であり、冤罪である事をどうしても誰かに伝えたい衝
動にかられた。そんな時、得意先で『二階堂ゆうり』と出会う。ゆうりは何処か影のある拓哉に少しずつ惹かれていく。拓哉もあいりに少しずつ心を許していくのだが、1番伝えたい事が言えないジレンマに潰されそうになっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 10:38:27
119909文字
会話率:71%
タイトルを読んでください
最終更新:2023-11-23 16:45:35
2333文字
会話率:0%
わたしには生まれつき、ちょっと変わった力がある。
それは何かを主人公と設定すると、他の人の頭の上に、主人公となった人にとっての立ち位置が見えるというものだ。
家族などはファミリーだったりメインキャラ、友人ならフレンドと表示される。
わたしは物心ついてからずっとこの能力を持っていたので、特にそれが可笑しなことだとも思わずに使っていた。
でもある日を境に、わたしはこの能力が嫌いになった。
それは小学校の頃、一番仲の良かった友達が自分をどう思っているのかが気になってしまい、こっそり能力を使って友達を主人公に設定してみたことだった。
友達がフレンドなら親友とかはなんて表示されるのだろうかと軽く考えて自分の頭上を見たわたしの目には。
〝モブ〟
という2文字だけが浮かんでいた。
そう。わたしにとっての友達にとって、わたしは友達ですらなかったのだ。
勝手に友達だと、一番の親友なのだと勘違いをしていただけだった。
目にいっぱいの涙を溜めたわたしは、わたしのことをモブキャラとしか認識していない彼女の隣で、なんとか泣かずに愛想笑いを浮かべることしか出来なかった。
その夜1人で泣いた後に、わたしはこんな力は二度と使わないと心に誓った。
そうしてこんな能力とあの事件のせいで、わたしは酷く内向的な性格に育ってしまった。
使わないと誓っておきながらも、少しでも仲良くなった子がいると本当に自分を友達と思ってくれているのか気になってしまって、結局は能力を使ってしまう。
それで自分が願っていた表示が出なくて落ち込んで、もう傷つきたくないから使わないと考えながらも能力を使わないと本当の友達かどうか信用できない。そんなジレンマに苛まれる続けて、わたしの人生はいつもどこか薄暗かった。
でも中学生のある日、わたしは出逢ってしまったのだ。
絶対に運命だと感じられる、どうしたって運命だと信じたくなる。
そんな、わたしの王子様に。
そうして珍妙な眼を持った少女はこの世界の主人公と出逢い、彼の好みや過去を知るうちにバンドをやることに。恋する少女のバンド【+α】(プラスアルファ)のメンバーたちとの青春の中で、朝比奈萌亜はただ一人の運命の人に届くようにと、貴方にだけ捧げると――――彼のヒロインになるために、恋を歌う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 17:20:49
464165文字
会話率:56%
どっちも大切。どちらも正しい。でもあちら立てればこちらは立たず、ジレンマが生まれる。さてどちらを優先するべきか?自然保護活動でのそんな経験を綴りました。
最終更新:2023-11-02 05:59:04
2391文字
会話率:0%
恋に憧れる女子高生の礇科 茉里(いくしな まり)は、気になる男子と幾度も良い雰囲気になることがあったが、一度として交際に至ったことはない。
彼女は男性と恋愛的な接触、性的な視線を向けられると抗いがたい嫌悪感と吐き気に襲われる【蛙化病】という
持病を抱えていたのだ。
病気による発作が原因で、茉里は望むような恋愛が出来ないジレンマに悩まされていた。
そんな彼女には一人の幼馴染みがいる。
渡和 璃千華(とわ りちか)というクールで端正な顔立ちの美少女だ。
璃千華はこれまで、何度も茉里の愚痴を聞き続けては慰めて来た。
だがある日、璃千華は茉里にある提案を投げ掛ける。
それは……
「女の子同士でも恋愛出来るか試してみる?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 18:33:01
9554文字
会話率:36%
何も良いところもなく学校ではいじめられ家でも何も出来ない瞳が大人になっても過去のジレンマと共存していく。
生きにくい世界を生きていく
好きなのに好きと言えない。
欲しいのに欲しいといえない
嫌なのに嫌といえない
でも、ある時突然友達から愛し
てると言われ瞳は心の氷が溶けていくそして、幸せになりたいと思った
結婚し子供も出来たが、現実を突きつけられる。
何故?とまた、昔の瞳に戻っていく。
そして、別れ、出会い、新たな出発へと続く折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 07:20:47
401文字
会話率:0%
アメリア・ペリクレス、11歳。一年前に、ペリクレス辺境伯に養女として迎え入れられた孤児の娘。実は、中身は現代日本でOLをしていた橋田美羽、32歳だった。
交通事故で死亡するも、気が付いた時には異世界に転生していた。
見知らぬ世界の片田舎で転
生していた美羽は、庶民として一から人生やり直すつもりが、なぜか王位継承の動乱に巻き込まれる。
魔法使いが権力者に使役される世界で、尋常でない魔力を持ってしまった美羽。
養い親で魔法使いのサジュームは、その美羽をアメリアの背後に見ることができた。転生を理解しないサジュームは、その力を精霊の力だと考えて、美羽を精霊だと思っている。そして、アメリアはその依り代だと思っている。
アメリアは心の奥底でサジュームを慕いながら、それを表に出せないジレンマに思い悩んでいく。
*当該作品は、小説投稿サイト「エブリスタ」で「王位奪還の王子と精霊に隠れし孤児の姫(上)(下)」として掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 05:00:00
30045文字
会話率:26%
考えろ。考えろ。考え続けろ。
死ねるまで。
最終更新:2023-09-18 08:33:01
1462文字
会話率:5%
ハリネズミのジレンマ
近づきたいのに、お互いを傷つけあってしまうがために近づくことができない」という心の葛藤のこと。
では、近づけるのは針があるのに一歩踏み込む人間なのか。
それとも触り方を考える人間なのか。
ぼくは、多分。
最終更新:2023-09-18 07:40:01
1137文字
会話率:3%
手出しをしてはいけないジレンマ
最終更新:2023-08-25 09:41:34
1424文字
会話率:6%
平凡な25歳(アクセサリー店員)の楓は、憧れのインフルエンサー[シオン]のSNSに、一通のメッセージを送る。
「今、幸せですか?」
楓のDMにどこか惹かれたシオンは、おもむろに「わかりません」と返信。
このストーリーは、そんな2人のD
Mから開かれてしまった、男女5人のジレンマ物語。
楓から見るときらびやかな世界に住むシオンには、どのようなジレンマがあるのか?
平凡ながら、平凡だからこそ抱える楓のジレンマとは?
抜け出せない“今”から、変わりだす“今”に向かう物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 22:00:00
13332文字
会話率:37%
長編を書きたい意思がありますが、なかなか書けない現実を書きました。
最終更新:2023-08-13 18:53:34
1059文字
会話率:0%
これは存在が不可能な世界でのストーリー。AI(エーアイ)や分子ナノテクノロジーが存在出来ず、バイオテクノロジーも中途半端でしか実現出来ない中、それでも人類は生き残り、「光速移動」の方法を取得し: 現在は過去にとっての未来である。
船は、星
の近くに出現するワームホール、オルダーソン・スターラインを通って移動する。 スターラインのネットワークは密集で緻密(ちみつ)、予測不可能な構造で太陽系(ソル)を中心に10億本以上の道で星々をつなげているが、多くの星は地球の望遠鏡(ぼうえんきょう)では見えないほど遠くにある。 ほとんどの植民地(コロニー)世界は、人類が住む宇宙の中心である地球から一回のジャンプでしか離れていない。
植民地星系・Huygens(ホイへンス)から、巨大科学船「不可能・可能・世界」(インポッシブル・ポッシブル・ワールド)の乗組員は、とあるスターラインでかつて観測されたことのない量のオルダーソンフォースを調査するために出発した。 到着したインポッシブル号は、新星の残骸(ざんがい)を発見し、そして…
「宇宙人!!」
#これはオリジナル作品ではありません
「三世界の衝突」はEliezer・Yudkowsky(エリエゼル・ユドカウスキー)のThreeWorldsCollide(スリーワールズコライド)、のファン翻訳です。オリジナル作品は一般に公開されており
(lesswrong.com/s/qWoFR4ytMpQ5vw3FT)で無料に英語で読めます。
作者からの一言
自然主義的なメタエシックスと、合理的な行動に関するその他のさまざまな問題に関するいくつかの点を説明するために私が書いた物語です。当然のようにそれは小さな小説に成長し、今やそれは広く人気を博はくし、同じく批判ひはんもありました。冒涜的な内容やPG-13の内容が含まれていることに注意してください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 00:53:12
31385文字
会話率:38%
この物語は、アリス・ナイトシェードとロージーの冒険を描いたものです。アリスは吸血鬼の探偵であり、ロージーはサキュバスです。彼らは非凡な能力を持ちながら、人間界と超自然界の両方で正義のために戦います。
アリスとロージーは異界から地球にやって
来ました。彼女らは人間社会で生活しながら、真のアイデンティティを隠し、超自然の事件を解決するために活動します。
物語は、特別な能力を持つ子供が行方不明になったときから始まります。彼女らはその子を探すために謎に満ちた旅に出ることになります。子供の行方を追いながら、彼女らは闇に包まれた古代の秘密を解き明かしていきます。途中で、アリスとロージーは新たな仲間であるエルフのエラリスや魔術師のマラカイと出会います。彼らは子供を探す旅に協力し、共に邪悪な敵と戦い、未知の領域に進みます。
しかし、彼女らは外敵だけでなく、内面的な困難にも立ち向かわなければなりません。アリスは血の渇望と使命感の間で戦い、ロージーは誘惑と魅力の力に立ち向かいます。彼らは自身の道徳的なジレンマに直面し、探偵としての役割と母親としての役割をバランスさせることに奮闘します。
物語は影が広がり、脅威が増す中で最終的な戦いに向かっていきます。古代の予言が明らかになり、彼らの使命の重要性が浮かび上がってきます。
この物語は、アリスとロージーが超自然の世界と日常の世界で闘いながら、真実を明らかにし、正義を追求する姿を描いています。彼らは自分たちの本質に向き合いながら、愛や家族、仲間の意味を見つけていくでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 08:12:12
17036文字
会話率:5%
いつかは一人きりになる。
モテメンの日常というか、修羅場でした。
最終更新:2023-05-30 23:57:58
200文字
会話率:50%
足掻いていくしかないなんて。
ーー悲しい気がします。
最終更新:2021-10-29 23:44:38
200文字
会話率:0%
魔法が使えない者は魔王になる資格なし! そう言われた訳でもないのに四天王の一人、宵闇のデュラハンは思い悩む。ひょっとして、これが五月病!? 膨大な雑務と魔王になれないジレンマにより遂にデュラハンは魔王城を離れ一人田舎へと帰省してしまう。しか
し、実家で待ち受けていたのは、何の変哲も雑務もない生ぬるい生活だった。そんなある日、一人の怪しくも美しい少女(?)が現れ事態は急変を遂げる。
壮大なファンタジーが今、壮大なドロドロ恋愛ものへと変貌を遂げる! いや、遂げない!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 19:53:41
14051文字
会話率:50%
なぜあなたは貧乏ヒマなしの人生を送るのか?
その答えがここにある。
なかったらゴメン。
最終更新:2023-05-02 00:22:00
4215文字
会話率:28%
初めて書いた小説は、志し半ばでエタってしまう。再びブラックな仕事に追われる日々に気力も情熱も失い、小説の中の世界も急速に色褪せてしまう。生き生きとしていたキャラクター達も、次第に活力を魅力も失せてしまう。
中途半端なままになってしまうな
ら、いっそのこと消してしまえと削除することを決めるが、削除ボタンをタップした俺は、別の世界へと転移してしまう。そこは、俺の小説の世界と似ているが、全く違う別の世界。
なぜ俺は転移したのだろう?そして、俺が書いた小説には意味があったのだろうか?それを知るために、異世界での旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 09:00:00
78896文字
会話率:45%
普通の社会人だったはずだが、気が付けば異世界にいた。アシスという精霊と魔法が存在する世界。しかし異世界転移した、瞬間に消滅しそうになる。存在を否定されるかのように。
そこに精霊が自らを犠牲にして、主人公の命を助ける。居ても居なくても変わらな
い、誰も覚えてもいない存在。でも、何故か精霊達が助けてくれる。
自分の存在とは何なんだ?
主人公と精霊達や仲間達との旅で、この世界の隠された秘密が解き明かされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 00:00:00
712342文字
会話率:52%
精霊のジレンマの設定
物語の進行により追加・捕捉
最終更新:2022-08-16 17:00:00
11150文字
会話率:29%
ふとしたことで発見した過去イギリスへの道。
バーンアウトした立花藤四郎は、そこである少女と出会う。
過去を変えてはいけないジレンマと抱えながら、その少女との逢瀬は続く。
なぜタイムマシンが存在しているのか。そしてその少女との行く末は
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 19:54:04
40114文字
会話率:34%
友達が欲しくば〇くなれ――。
本作は『カクヨム』様にも掲載しております。
最終更新:2023-03-30 21:17:24
1298文字
会話率:36%
『楽』、『嫌』、『悲』、『恐』、『怒』
5つの感情を司る5人の王がいた。
感情大陸『エモ』の上で5つの国を作り、大陸の覇権争いが始まった。
時は現在。
『楽国』出身の低身長がコンプレックスの少女、スペアは旅に出ていた。訪れたのは紫色の目を
持つ民が住まう国、『嫌国』。
『嫌国』は恐怖を司る『恐国』と戦争をしている最中だった。
そこで、カーティという女と出会うことから、物語は始まる。
仲間を殺すことで強くなるという特別な能力を持ったスペアが、ジレンマに悩まされながら戦う、悲劇の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 21:16:17
239727文字
会話率:26%