主人公の誠が恋人の瞳といた部屋に、義理の妹の美幸が就職して上京したから同居したいと突然押しかけてきます。誠と美幸は幼い頃から仲の良い兄妹でしたが、二人が大学生のころに両親から義理の兄妹と知らされて、将来の結婚を意識するようになっていました。
美幸と自分が似ていると気づいた瞳から、誠は別れを告げられます。誠は美幸から「恋愛ごっこ」をして一人の男性として好きかを確かめたいと言われて「恋愛ごっこ」が始まるのですが、誠はしたたかな美幸に翻弄されていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 06:00:00
36784文字
会話率:60%
リニューアル前に書きかけていた物語を幾つか、こちらへと併せて掲載しようと思っております。
2作目以降の投稿は不定期です(^_^;)
始めの二つは、
もともと交流相手の方との雑談から生まれたものであり、600文字のショートショート企画として
書き始めましたが、
ネタが600文字に収まらず、別の形で出そうと置いてあったものでした(・・;)
今回ネトコン企画に併せて投稿といたしました。
お気軽に見ていただけると嬉しいです(*^^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 05:47:13
5944文字
会話率:26%
この出会いが、誰も運命だとは思わない。
この春が、素敵な風を運ぶというのなら、花粉だけは勘弁してくれよと思う。
憂鬱な始まりを、気だるげな意地悪で繋ぎ、そこから終わりまで甘酸っぱい匂いがする。そんな青春時代の切り抜き。
あの子といたあの坂道
には、あの時しか分からない匂いがした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 11:23:13
3170文字
会話率:23%
俺こと如月修は中学校の卒業式を終えて家に帰宅したが、家にいるはずの親がおらず、ダイニングテーブルの上には『修、お前ももう中学卒業だ。もう一人で生きていけるだろう。俺と母さんは旅に出てくるよ。高校一年分の学費と生活費は銀行の口座に残しといたか
ら、それで頑張ってくれ。また会おう』と書かれた手紙が、
と今はここまで。続きをあげたら言えるところまで順次足していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 17:00:00
94017文字
会話率:43%
飛び降りだ飛び降り! 飛び降り自殺だ! うん。そうに違いない。いや、絶対にそうだ。あのオンボロ団地にはうんざりしていたんだが、まさかの大事件に遭遇だ! 今朝、外出てすぐのところに警官がえーっと四人、いや、もっといたな、うん。ブルーシートで
何かを囲っていたんだ。あれは飛び降り自殺に違いない。誰かな誰かな。隣の部屋のやつかな、上の部屋のやつだといいな。顔は知らんが窓を閉める音がやたらうるさいんだ。ひひっ、死んだかな。死んだんだろうな。あの警官たちの暗い顔。死体だ死体。そうに違いない。朝早くから嫌なもん見ちまったなーって顔してたからなぁ。きっとひどい有様だったんだろうなぁ、ひひひ。あー、早く帰りてえな。それで妻から事件の詳細を聞いて、ああ、でもあいつの得意げな顔を見るのも嫌だなぁ。『ねえねえ知ってる!? 今朝ね! なんとねぇ……』って、おれが先に見つけたんだぞ。おれのもんだ。大体、お前が見送りに出てきて上から『ほら! なに立ち止まってるの! 電車乗り遅れるわよ!』なんて大声で言うから、警察の人たちに何があったのか話を聞きそびれたんだ。それがなければ、おれが上手いこと聞きだしたのに。そうしてればこうして吊革に掴まっている今、もやもやせずにいられたんだ。大体、お前、朝からあんな大声で何だよ、はしたない……。結婚する前はそんなんじゃなかったくせに。ご近所さんに聞かれたかもしれないし、警察の人たちに、『ああ、野次馬か』みたいな目で見られちゃったじゃないか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-17 11:00:00
5352文字
会話率:0%
「あっ」
「……やっ、ちょっともおおおおおぉぉぉぉぉいたぁぁぁぁぁぁーい!
やだもおおぉぉぉぉ! あーん! ほんといたい! やだやだぁもぉぉー!」
嫌い、私はこの人が。
『嫌い』その言葉が身を乗り出すように
真っ先に頭に浮かぶほど、
芽衣は目の前の女、万里子を嫌っていた。
何かと仕草が大げさな会社の先輩。
書類を渡す際、静電気がピリッとなっただけで大げさに床に倒れ込み
オフィス中の注目を集めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 16:00:00
3438文字
会話率:16%
義母からひどい扱いされても我慢をしているアンジェリーヌ。
メイドにも冷遇され、昔は仲が良かった婚約者にも冷たい態度をとられ居場所も逃げ場所もなくしていた。
そんな時、アルコール入りのチョコレートを口にしたアンジェリーヌの性格が激変した。
ま
るで別人になったように、言いたいことを言い、これまで自分に冷たかった家族や婚約者をこぎみよく切り捨てていく。
実は、アンジェリーヌの中にずっといた魂と入れ替わったのだ。
それはアンジェリーヌと一緒に生まれたが、この世に誕生できなかったアンジェリーヌの双子の魂だった。
新生アンジェリーヌはアンジェリーヌのため自由を求め、家を出る。
アンジェリーヌは満ち足りた生活を送り、愛する人にも出会うが、この身体は自分の物ではない。出来る事なら消えてしまった可哀そうな自分の半身に幸せになってもらいたい。でもそれは自分が消え、愛する人との別れの時。
果たしてアンジェリーヌの魂は戻ってくるのか。そしてその時もう一人の魂は・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:35:40
97196文字
会話率:45%
何としても三分以内にヤツとの決着をつけなければならない。
何故ならば……。
※虫、黒い悪魔がダメな人は閲覧やめといたほうがいいです。
※この作品はプロフィール記載の各投稿サイトにも重複投稿しています。
最終更新:2024-05-11 15:23:35
1315文字
会話率:12%
『この世界』のぬいぐるみは、持ち主との結びつきが強くなると生命を宿す。
生命を宿したぬいぐるみは、人間のように身体を動かし、人間のように言葉を発し、人間のように感情を持つ。
感情を持つということは、時には負の感情を抱いてしまったり、悩み
を抱えてしまうということ。
『もといた世界』から『この世界』にやって来た会社員・花咲彩は、心に傷を負ってしまったぬいぐるみを救うことを主業とする店【ぬいぐるみのクローゼット】の面々と出会う。
ぬいぐるみの話をしっかりと聞き、持ち主にも話を聞いて、そこから得た情報をもとにぬいぐるみの心の傷を癒すための提案をするところまでが彼らの役割。
ぬいぐるみのクローゼットの面々と、ぬいぐるみのクローゼットに訪れる心に傷を負ったぬいぐるみたちと関わっていくことにより、彩が『もといた世界』で負った心の傷にも向き合っていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 17:16:33
62671文字
会話率:38%
コシル国を興した4人のうちの一人、大賢者の血筋のメヒレス伯爵家の朝は、名前と年齢の確認から始まります。最初は母国語で、次に古代語で。
赤い羽根をつけている人は古代語が流暢なので、古代語をマスターするといただけるのではないかと思います。多分
。
赤い羽根持ちに憧れる侍女見習いリナが、知ってしまったメヒレス家の秘密とは?
◇◇◇◇
連載として投稿していましたが、ご指摘をいただいたので短編として投稿し直します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 06:46:44
3896文字
会話率:29%
あいつは黒くてでかくて何考えてるかわからないやつだけれども、ニゴーチなんて伝説上の魔物に似ていないし、その名前で呼ばれる筋合いはないぞ。
※『真実の愛ソムリエといたしましては、それは星なしですわ』のランドルフとルーカスの学園時代のお話です
。この物語だけ読まれても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 14:14:04
5171文字
会話率:40%
2年ほど前から流行り始めたこの「真実の愛」に目覚めてからーの婚約破棄パターンの物語は小説や舞台が大成功するたびに、より身分の差が激しくありえなさが加速していっている。
子爵令嬢のリーチェは流行る前から注目していたいわゆる古参である。ありとあ
らゆる真実の愛パターンを読み比べ、吟味し採点することが趣味になってしまった。
でもねー
と、いっぱしの自称・真実の愛ソムリエとしては、やっぱり恋に落ちる根拠は納得できるものが欲しいし、あまりに荒唐無稽な設定ではふとした時に我にかえってしまうので、それでは味気ないと思ってしまう。
婚約者のルーカスさまに婚約破棄されるとしたら、どんな設定が萌えるかしらーなんて妄想していたらバチが当たるかしら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 22:42:42
7980文字
会話率:43%
私は獣人です。私は獣人だからみんなと仲間はずれにされました。居る意味あるの? って言われました。私もそう思います。
関係ない!私たちでチームを組もう!きっとそれが楽しい!1番楽しい!!
ボクは……まだ喋れない、勉強中。チーム、難しい。や
めといたほうがいい。
ごちゃごちゃうるさい! 私とチームを組もう!
俺は普通に人間なんだけどな……お前人間じゃないって言われてさ。俺は人外なのかな? 俺は人間だと思ってるんだけど
知らん! うちのチームにそんなのは関係ない。どうせみんな人外なんだぜ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 22:34:14
12674文字
会話率:57%
「イチゴンザレス、です」
「いや、それは ‥ 」
‥ 分かる。
なんで、イチゴンザレスが、『現実化して、存在してるか』と云うのが、問題。
イチゴンザレスは、ミカッパと並ぶ、ゆるキャラ案。
有力候補にまで上がったが、最終的にプレゼンに出
したのは、ミカッパ。
イチゴンザレスは、ミカッパに比べて、かわいさが足りなかった。
「なんで、イチゴンザレスが、生きてここにおんねん?」
「分かりません」
「ワシも、分からんねヤ」
ヨシノとイチゴンザレスが、揃って答える。
ミラノ(ミカッパ)のプレゼン資料は、リュースケのノートパソコンで、
イチゴンザレスのプレゼン資料は、ヨシノのノートパソコンで、
各々、独立して作っていた。
‥ ああ ‥ なんや分かったような気がする。
「ヨシノ」
「はい」
「お前の使っていたプレゼン・ソフトは、何や?」
「センパイとおんなじやつ、です」
「いつも使てるプレゼン・ソフト、やないんか?」
「こっちもプレゼンに掛ける可能性あったから、
『センパイのソフトと合わせといた方が、ええかな』と思て、
センパイからもらったソフトで作ってました」
‥ ああ ‥ それでか。
「 ‥ それやな」
「どれです?」
「PP」
「えっ?」
「プレゼン・パスポート」
「センパイから、もらったソフト」
「元凶は、そいつやな」
ヨシノは、小首を傾げる。
「はい?」
「いや、PPが元凶」
「いや、意味が分かりません」
「俺もよう分からんのやけど、
PPに載ったゆるキャラは、現実化するらしい」
「そんなアホな」
ヨシノが笑い飛ばそうとした時、リュースケの胸元が震える。
ガサゴソと、微かに音を立て、動く。
リュースケのYシャツの、第二ボタンが外れる。
ジリジリ、ジリジリ、外れる。
第二ボタンが外れると、一呼吸置く。
一呼吸置いて、そいつは急に、顔を出す。
バッと云う風に、顔を出す。
オレンジ楕円形で、頭に水平に乗せた、緑の五芒星。
確かに、ボタンを外さないと、顔を出せない。
「よっ」
そいつは、ヨシノに挨拶する。
ヨシノとそいつの眼が、合う。
ヨシノはそのまま、眼をズラして、リュースケの眼を捕らえる。
「センパ~イ」
「なんや?」
「これ、何ですか?」
ヨシノは、リュースケの視線を捕らえたまま、黒目だけをピョコンと一回、下方に動かす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 10:35:16
25317文字
会話率:43%
「本来選ばれるのは私じゃない」と思い悩む乙女ゲーのライバルキャラ、「あの方とは住む世界が違う」と諦めた身分差の恋、「私なんかといたら彼は幸せになれない」と自信なく不安がる少女……。
こ の 世 界 に そ ん な も の は な い !
! !
葛藤!?謙遜!?憂慮!?んなのに惑わされる暇があるならさっさと告って幸せになれ馬鹿野郎ども!!!!
これは、そんな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 21:00:00
13447文字
会話率:92%
高校2年生の萩野海斗(17)は同級生の宮園姫奈にずっと憧れ、恋心を抱いていたが、勉強ばかりしてきたせいで女子と話した経験はさほどなく自分に自信がもてず、話すことすらできずにいた。
しかし、掃除当番で一緒になったことをきっかけに少しづつ距離が
縮まっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 01:57:38
42470文字
会話率:45%
僕は大人の記憶を持ってこの異世界に転生した。
こ、これはもしかしてこの世界では英雄になれるんじゃないか?
僕は将来に大きな期待を持っていたのであるが、6才になった日に僕の希望は打ちくだかれてしまった。
それは僕に与えられた<ギフト>
が、この世界で知られている限り最悪なBRDだったからだ。
これは、BRDギフトの謎を少しづづ解明することで希望を見出していき、やがて最強へといたる僕の物語である。
初めて物書きにチャレンジしてみました。
少なくとも物語に一区切りが付くまでは頑張って投稿していきたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 15:00:00
329496文字
会話率:47%
「主様!」 「ノックをしろ、ノックを!」 まったく、使用人学校でお前は何を勉強したんだ!そうブツブツ言いながらも、主である男は話を聞くために手を止めて、無礼な使用人に向き直った。ーーそんな2人、ジャンとニーナの関係性は、“ジャンと王女の結婚
”という王命によって崩れ去る。人類最強の魔術師ジャンと、ニーナの運命やいかに...!?(元々短編でしたが長すぎたので2分割し、連載といたしました。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 15:00:00
27039文字
会話率:29%
目が覚めると、一切の記憶がありませんでした。
どうやら私は『稀代の聖女』で、かなりの力があったものの、今は追放されて封じられているそうです。ですが、そんなことはどうでもよく……。
「……私の旦那さま、格好良すぎるのでは……!?」
記憶を
失くす前の私は、最強聖女の力を悪用し、残虐なことをして来た様子。
天才魔術師である夫のオズヴァルトさまは、『私を唯一殺せる』お目付け役として、仕方なく結婚して下さったんだとか。
「オズヴァルトさまのお役に立てたら、私とデートして下さいますか?」
「ふん。本当に出来るものならば、手を繋いでデートでもなんでもしてやる。――分かったから離れろ、抱きつくな!!」
聖女としての神力は使えなくなり、周りは私を憎む人ばかり。何より、新婚である愛しの旦那さまには嫌われていますが……。
(悪妻上等。――記憶を失くしてしまったことは、隠し通すといたしましょう)
自分の悪行の償いとして、少しでも旦那さまのお役に立ちたいと思います。
……でも、封じられたはずの神力が、なぜか使えてしまう気がするのですが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 10:59:38
302118文字
会話率:47%
前世で家同士が政治敵だった元夫と私は、結婚できたものの、周囲から猛烈に反対されたため、最終的に心中してしまう。天国で幸せになる予定だったのに、生まれ変わってしまった。
今世では元夫と関わらないようにしよう。そう心に誓っていたのに、私達は出会
ってしまった。
元夫に前世の記憶がないようだけれど、ある深刻な悩みがあるようで……。彼が幸せになるために、一肌脱ごうとしたけれど、どうしてか元夫との距離がどんどん近くなってしまい!?
元夫が大好きすぎるご令嬢と、前世の記憶がなくてもがく騎士の、恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 12:00:00
131910文字
会話率:44%
カップ焼きそばにこだわるエッセイを多数投稿してきた私も、若い頃の様に超大盛サイズをおにぎりと一緒に食べたりするのは厳しくなってきたのかも知れません……。
くっ……これは老化なのか……いや、学術的な理由がきっとあるはずだ……!←食わない方が
ヘルシーだろ
くだらない事に今日も己の存在を懸け続ける男のエッセイ。
スープの代わりに、エッセイ界の処世術もつけといたよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 18:04:46
2789文字
会話率:0%
2024年の門出にあたり、今年は良い世の中になることを願います。この地球に住む人々及び、日本人の夢と希望を叶えようとの目的から、タイトルを奇跡といたしました。
最終更新:2024-01-01 10:00:00
5930文字
会話率:34%
お金大好きな参謀スイ、可愛い格好大好きな道具遣いサンナーラ、ふたりといたい俊足のシュミレ。
ぬすっと少女隊を自称する盗賊三人組が宝の眠る島に訪れると、魔法の杖を持った背の高い少年・ライルハントと出逢う。
色んな事情や打算のうえでライルハン
トと六歳の児童・イヴを交えた五人旅へ。
やがて運命は五人を、一国を揺るがすとんでもない大事件に誘う――。
※2021年にカクヨムに投稿した完結済み長編です。
https://kakuyomu.jp/works/16816452218257101768折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 16:02:05
137555文字
会話率:63%