迷宮はとっても危険。いつだって傍には死と灰が仲良く隣り合わせに寄り添ってくれる。
仲間は死ぬし、殺される。
大枚はたいて買った装備は失くすし奪られる。
思い出の品も家宝だって落っことすこともある。
そんな所で、そんなことに遭って、
一人で逃げて帰って来たって別にいいさ。命があるだけ儲けもんだろ?
でも、それでも失くしたモノを諦めきれないなら【回収屋】に頼むといい。
屍肉漁り、腐肉喰らいのスカベンジャー。嫌われ者で口が悪い彼は「ハゲタカ」と呼ばれている。
彼は君の替わりに迷宮に潜り、君が過ぎ去った後と悔いの道で、残して失くしてしまったモノを取り戻してくれる……かもね?
※
遺跡と迷宮によって冒険者たちが集い栄える島で、夢と野望に燃える若者たちを尻目に、彼らの死体と遺品で食いつなぐ【回収屋】の青年「ハゲタカ」。
スカベンジャーを蔑むのならそうすればいい。卑しく汚らしいと忌み嫌うのは正しいことだ。
でも、何か取り戻したいものがあるというのなら。
失いたくないものがあるというのなら。
死と灰に埋もれる中で、ハゲタカの羽根は寄り添ってくれるだろう。
これは、自らの失ったモノを取り戻すために飛んでいた、愚かで無力、臆病でちょっとだけ優しい、ハゲタカの翼がもげるまでの物語。
※
基本、一日一エピソードずつ更新していきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 08:00:00
163934文字
会話率:44%
【しんせかいのデスペラード】と読みます。
主人公最強(闇持ち)もの。家族愛、友愛メインで恋愛要素はなしの予定。
七つの大罪の概念をモチーフにしています(好き勝手弄っております)。そういったものが苦手な方はお読み頂かないことをお勧めします。
※指摘されたので
・鏖殺(おうさつ)=皆殺し
◇◇◇
世界には三つの人種が存在している。
神々から魔法という恩恵を授かった――神人族。
神人族の中でも国を治めた者達である――神王族。
特別な力は持たないが数が多い――人間族。
神王族が国を治め、神人族が魔獣という凶悪な獣から人々を守り、人間族が農耕や酪農、商いを行うことで世界は成り立っていた。
しかし突如、人間族が神人族を鏖殺する事件が起こった。
この事件は後に“決別の日”と呼ばれる。
“決別の日”から十年。
「……“決別の日”の真相など、心底どうでもいい。……だが、敵になるというのなら斬り伏せる。それだけだ」
孤独に慣れ、感情を忘れ、常識も忘れ、規格外な力となんでも斬り伏せてしまえ思考だけを身に着けた青年――ユリクスが仲間達と出逢う時、事件の真相は不本意に紐解かれていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 17:00:00
846370文字
会話率:59%
――あぁ、これ、詰むやつ。
月明りに濡れる庭園で見つめ合う、王太子とピンク髪の男爵令嬢。
ふたりを目撃した瞬間、悪役令嬢ミレーユ・ガスタークは前世の記憶を取り戻す。
ここは恋愛ゲームアプリの世界、自分は王太子ルートの悪役令嬢だ。
貴族学
園でヒロインに悪辣非道な仕打ちを続け、卒業パーティで断罪されて修道院送りになるという、テンプレべたべたな負け犬人生。
……冗談じゃありませんわよ。
勝手に私を踏み台にしないでくださいね?
記憶を取り戻した今となっては、王太子への敬意も慕情も消え失せた。
だってあの王太子、私の推しじゃあなかったし!
私の推しは、【ノエル】なんだもの!!
王太子との婚約破棄は大歓迎だが、断罪されるのだけは御免だ。
悠々自適な推し活ライフを楽しむためには、何としても王太子側の『有責』に持ち込まなければ……!
【ミレーユの生き残り戦略】
1.ヒロインを虐めない
2.味方を増やす
3.過去の《やらかし》を徹底カバー!
これら3つを死守して、推し活目指してがんばるミレーユ。
するとなぜか、疎遠だった義兄がミレーユに惹かれ始め……
「王太子がお前を要らないというのなら、私が貰う。絶対にお前を幸せにするよ」
ちょっとちょっとちょっと!?
推し活したいだけなのに、面倒くさいヒロインと王太子、おまけに義兄も想定外な行動を起こしてくるから手に負えません……!
ミレーユは、無事に推し活できるのか……?
* 完結保証、ざまぁ多めのハッピーエンドです。
* 注:主人公は義兄を、血のつながった兄だと思い込んでいます。
* 短編版は【1】-1~10、続・短編版は【2】-1~3とほぼ同一です。
* 両方の短編を既読の方は、【3】よりお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 17:08:28
118451文字
会話率:31%
「私が与えられる力で世界が救えるのなら、君を呼んだりしないよ」
「私は君の力が欲しいから呼んだんだよ」
「私が君に期待するのは、ゲームの腕前だよ」
◇ ◇ ◇
どこか遠い世界が滅びようとしているのなら、救いたいと思うのが良心では
ないのだろうか。
他人には馬鹿にされるようなことでも、
だれか一人にでもその力が求められたのなら、
僕は君のために力を使うよ。
戦闘もできない、
魔法も使えない普通の僕が、
画面の前で、指先を動かすだけのこと。
そんな自分が人生の大半をかけたことが役に立つというのなら。
「さあ、ゲームスタートだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 07:07:29
24371文字
会話率:39%
こうゆう事情で、回れ右する人もいるって話
最終更新:2023-09-07 11:23:18
1993文字
会話率:0%
「今日に死ぬか。明日を苦しむか」
生きるか死ぬかと問われて、死にたいですと答えれないほどに私はこの世界を諦めている。手に取れば明日を生きる可能性があるというのなら、手に取るのが当たり前だ。
……呪われたのは、ちょっとやっちまった感があるけ
れど。
大剣を背負った自称か弱き美少女と、少女にしか聞こえない声で話す呪われた魔剣。
クソッタレな世界を生きる一人と一振りのお話。
ブックフェア2023宣伝隊長特別キャンペーン『相棒(バディ)とつむぐ物語』コンテスト参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 15:36:11
4810文字
会話率:64%
普通の高校生だった杏奈は転生してナフィタリアの王女、シャルロットになった。
小国だけど王女は王女。
前世の庶民の暮らしとは大違い!
レースたっぷりの着心地のいいドレス、煌びやかなアクセサリー、豪奢な家具、美味しい食事、そして傅く大人たち。
お皿を割っても授業をさぼっても怒られることはない。
だって私は王女なんだから。
それに私の左手には"神の祝福"を授かった証である痣がある。
国で一番偉い女の子として生まれ、さらに神からも才能を付与された完璧な人生だ。
将来は立派な女王になって優雅な生活を送るのよ!
そんなとき王宮の片隅でアシルという黒髪の不思議な少年に出会う。
彼もまた"神の祝福"を授かった特別な子どもだった。
アシルの夢は誰もが魔物に怯えなくていい世界にすること。
王女という身分に浮かれていた私と違い、民のことを考える彼に敗北感を覚えると同時に惹かれてしまう。
その後『アシル』という名前の貴族令息を探したけれど見つけることは出来なかった。
半ば諦めていたが十五歳の叙任式に魔術師となったアシルと再会する。
ずっと貴族の子だと思っていたのにアシルは平民だった。
王女が平民と結婚?
無理に決まってる。
「平民だから結婚できないというのなら貴族にすればいいのよ!」
一目惚れした平民の男の子と結ばれたい転生王女が頑張るお話。
※この作品はアルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 22:00:00
151774文字
会話率:27%
あのね、神様。
下宿の大家のユウミさんが、天使みたいな超美人っていうのは良いですよ。
実際、志望の大学に落ちて、一番苦しい気持ちの時に彼女と出会えたので、僕は救われました。恋というのは生きる目標にもなり得るんですね。
ですが……
僕を救う為
にユウミさんを遣わしたというのならば、どうして下宿仲間がそろって殺し屋なんですか?!
その上、僕の恋敵なんて!
酷いにも程があるじゃないですか!
もうクレイジーな日々の予感しかしないよ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夏が終わりを迎える頃、志望の大学に落ちた僕は人生の進路変更を余儀なくされていた。
「もう諦めて、野菜を育てる人になりなさい」とお母さんは言う。
でも僕は絶対に諦めたくなかった。
医者になる事は人生の目標だったからだ。
途方に暮れる僕に、友人のマイクがシャーロック・ホームズという名前の人を通して、「サンクチュアリ」という下宿を紹介してくれた。その下宿はベーカー街という一等地に立っているのに、家賃は安く、おまけに天使のように美しい大家さんがいる素敵な所。
条件は最高だった。
何より、僕は大家のユウミさんに一目惚れして即座に入居を決意した。
サンクチュアリには、僕の他にも下宿人が二人いた。
まず、僕にサンクチュアリの住所を教えてくれた探偵のシャーロック・ホームズさん。
そして、「ロビン・フッド」という名前で活動をしているという画家のロバート・ハンチンドンさん。
少し変わっている所があるけれど、二人とも優しくてとても格好良い男の人だった。
“大学には落ちてしまったけれど、僕は別の幸せを見つけたのかも知れない”
ずっとそう思っていた。
シャーロックさんとロビンさんの二人が、実は「リーオック」「コノハヅキ」という名の殺し屋で、しかも僕と同じように、大家のユウミさんに熱烈に恋をしていると知るまでは……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 21:31:01
88401文字
会話率:34%
身勝手な理由で婚約破棄を宣言された私が彼に復讐する物語。
そんな理由で婚約を破棄するというのなら私はあなたを後悔させます。「婚約破棄しなければよかった......」ざまぁありのテンプレハッピーエンドなお話です。
最終更新:2023-03-30 07:02:19
2125文字
会話率:59%
多くの場合において人は物事の本質というものを見誤る。巧妙に作られた精緻な外見だけでなく、ときには取り繕ったような杜撰な外見にすら騙される。いつしかそうした外見にほとんどの人が騙された時、物事の本質はなぜか変化してしまう。さらには紅茶に溶け
ていくジャムのように、その輪郭がなくなっていくことすらある。もし、本質が改変され改ざんされた、、、否、隠されたものに出会ったとき、本当の本質を探すことはほぼ不可能であろう。それが人為的であるのならばなおさらに。
仮に、ここに一人の若者の死があったとしよう。それも戦死だ。戦争とはとてつもない動乱をもたらすものであり、その場は得てして多くの混乱に見舞われる。たとえ何かを改ざんしたとしても、隠したとしても、誰にもばれることがないなんて言うのはよくある話だ。
しかし、それでも本当の本質を探すというのならば人はどれだけの時間や犠牲があるのだろうか。
私の初投稿の小説ですので、誤字や誤植をはじめ多くの至らない点があると思いますが、優しく指摘していただけると幸いです。
またこの小説は暴力および戦争を賛美するものではなく、作中にそのようなものが描かれている場合では小説の演出であります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 15:25:45
2475文字
会話率:14%
突然謎空間で目覚めた彼は自分がダンジョンマスターであることに気付く。
ダンジョンに生み出せるモンスターは戦力にならない精霊や妖精ばかり。設置できるフロアは『一戸建て』!?
戦闘力皆無、頼れるのは『非常に高い』と記される知能だけ。
知識欲に
応える固有魔法『ライブラリ』を武器になんとかダンジョンを維持するために生命エネルギーを集めます!
ダンジョンマスターの上司が魔王だというのなら、こちとら神になって下克上してみせましょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 21:14:20
98821文字
会話率:22%
「ミシェル・ライバード、あなたとの婚約を破棄いたしますわ!!
わたくし、あなたみたいな自分より身長が低くてヒョロガリな男は好みじゃないの。ガイセルみたいなわたくしよりも身長が高くてがっしりしていて、守ってくれるような男が好みなの。」
キラキラと太陽のように輝く鮮やかなコテで綺麗に巻かれた腰まである金髪と、真っ赤なドレスを着たアリスティア・ルクセンブルクの唐突な発言に対し、双子の妹たるセレスティア・ルクセンブルクは青をメインとした軍服を翻し、月の輝きのような神秘的な輝きを持つ真っ直ぐな腰まである銀髪をポニーテールを揺らして言った。
「アリス、君が要らないというのならば、ライバード公爵子息はわたしがもらっても構わないだろうか」
〜これは、恋愛経験0にして男前な男装皇女と、これまた恋愛経験0の男装皇女の双子姉に婚約破棄された小動物な悪役令息による、焦ったくて拙い恋と、過激なざまぁである!!〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 23:00:00
58579文字
会話率:64%
翌日、彼の遺体が自分の部下の墓のある墓地から少し離れた場所で発見された。
やはりこうなったか、そう思っておれは目を閉じた。
そして、もしも死後の世界があるというのならせめてそこであの二人が再会できればいいと、願った。
※↓は研究者
が生きているIF。
https://ncode.syosetu.com/n9315hi/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 00:00:00
6065文字
会話率:36%
魔界の最深部に繋がる扉の封印が解けかけている。
そんな予言がなされ、かつて扉を封印した勇者と姫の息子である若い王子とその仲間達は扉を塞ぐ為、旅に出る事になった。
王子はかつて自分の両親の仲間であった魔術師の養子である娘を仲間に加える事
を提案する。
暗い森の中の屋敷に辿り着いた彼等を迎え入れたのは魔術師の使い魔であった毒花の悪魔のメイド。
そのメイドに誘われ、通された部屋にいたのは、喪服の様なドレスを身に纏った美しい少女だった。
仲間になって欲しいと頼んだ王子の言葉を喪服の少女は断ったが――引き下がらない王子に少女は溜息を吐きこう言った。
……なれば、一つ話を聞け。その話を聞いてまだ私の手を取ろうというのなら……その時は、少しは考えてやってもいい、と
そして喪服の少女が語りはじめたのはとある女が歩んだ地獄と、壊れた男の話だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-28 16:39:31
20957文字
会話率:4%
マキナ侯爵令嬢は次期国王であるリカルド王子と婚約していたが、ある日突然聖女の力に目覚めたという少女アンジェリカが現れ、リカルド王子はあっさり聖女に心を奪われてしまう。
そしてアンジェリカの嘘によって悪役令嬢にされたマキナはピンチに陥る。
「リカルド様が愛しているのは聖女であるこの私、あなたはもう愛されていないのよ!」
婚約解消を言い渡され、さらに聖女を貶めた罪人として魔族との戦いの最前線へと追放されてしまうマキナ。
これまで王子の婚約者としてのプレッシャーに耐える為、弱いメンタルをひた隠すように強がり気丈に振る舞っていたマキナはついに特殊な魔法を開花させる。
『強がりを自らの防御力に変換させる魔法』
あらゆる攻撃が一切通用しなくなったマキナは思う。
「肉体を強く出来るなら、私の弱すぎる心も強くしてくださらない!?」
聖女にまんまと嵌められ、剣を振れない、攻撃魔法も、回復魔法も使えないマキナは一緒に国を出たクラスト騎士団長と共に、ただ強がることで自らを強化し、味方のタンクとなって魔物と対峙する。
これは自分の心の弱さを隠す為に、気丈に振る舞って周囲に弱さを一切見せてこなかった令嬢が精一杯頑張るお話。
王子にあっさり捨てられ、聖女に悪役にされ、国を追放されたマキナに幸せは訪れるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 16:04:37
28039文字
会話率:33%
「クラリス・ドゥラノワ。君との婚約は破棄させてもらう」
クラリスは婚約者である侯爵令息から婚約破棄を言い渡された。
その場を立ち去ったクラリスは、幼い頃の初恋に想いを馳せる。
(初恋が実らないというのなら、せめて家のために結婚しようと考
えたのに)
そこへ現れたのは、初恋相手と同じ髪と瞳の色の青年で……!?
※他サイトにも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 05:48:15
4810文字
会話率:35%
気付けば私ではない誰かになっていた。
どうやらこの世界は昔やったゲームにそっくりの世界。
私は乙女ゲーのライバルキャラの一人みたいだけど断罪イベントも無ければ死亡フラグも無い!ならば人生謳歌するのみよね!
なんて思っていたら世界を救うハズの
ヒロインは攻略キャラ達を追い回すばかりで世界の危機に立ち向かおうとはしない?!
これは、私がしなくても良い気遣いと努力と汗と涙の記録の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 16:46:41
6596文字
会話率:38%
異世界の存在が周知された現代。少年の姉は三年前に異世界へと召喚されてしまっていた。帰ってくる者、来ない者、それらは実に様々だ。一応限られた手段で連絡がとれないわけではないけれど、現状こちらの世界からのアプローチは難しく、異世界側からのコン
タクトを待つしかない。
そんな中、姉が一時的にこちらの世界に戻ってきた。最後のお別れに、と。どうやら向こうの世界で王子様と結婚するらしい。
物語の中ならめでたしめでたしなんだろう。でもさ姉貴、父さんと母さんそれでも心配してるしずっと待ってたんだよ。今この場に二人がいない以上、ここでお別れされるともう二度と会う事ができないわけで。
もし、二人の愛が真実の愛だというのなら諦めよう。だが、後ろで見守ってる王子様よぉ、あんたは初手を間違えた。本当に姉と添い遂げるつもりなら、こっちの発言は全部完封するべきだったんだよ!
っていう一部本編にない弟の内心が含まれておりますがそういう感じの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 16:44:21
4388文字
会話率:59%
こちらのお話は全て現実によく似た異世界のお話です。
新プロレタリア文学とは近代平等主義主義の矛盾が生んだ、排斥階級の悲しさややるせなさを私の主観で表した文学であります。
マジョリティにかき消された私の内に秘めた怒り、叫びであります。
あるのに無いかのように扱われる心、苦しみ無いものとさせてたまるものか、そんな空虚な願いから放り出してきた短編がこちらになります。
なおここで言われる"女"及び"女性"は現実のものとは全く異なるもので、現実のいかなる団体および個人とも関係ございません。
もし私の文章の削除を要求するというのならば、現実の女性がこちらで掲載されているものと同じであると認めた、その結果生じたということになります、ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 00:00:00
5302文字
会話率:9%
人間の少年を好きになってしまっためんどり。
ただ想うだけで幸せ、というのならそれでも良かったのですが、自らの想いが決して届かないと気づいた時、彼女が取った行動は……
最終更新:2022-05-15 08:00:00
3314文字
会話率:0%
この感情こそが、恋だというのなら────
最終更新:2022-05-13 11:22:37
15235文字
会話率:32%
復讐しか知らない少女を前に少年は願う――――もしも間に合うというのなら、今度こそ幸せになってくれますように。
※本短編は『もしもやり直せるのなら』の関連作です。こちら単体でも読めますが、『もしもやり直せるのなら』のネタバレを含みます。
最終更新:2021-04-04 00:38:29
13126文字
会話率:35%