京都府内の公立高、平陽高校にて古典の教師を務めている20代男性、遠崎伊織はその類稀なる端麗な容姿から主に女子生徒から羨望の的となっている。
すると、ある日のこと――高校の図書室にて授業用の資料を探していた最中、直観的にぐっと惹かれる一
冊の本を目にする。惹かれた理由は不明ながらも、傷めないようにそっとその本を引き抜こうとする伊織。すると、卒然辺り一帯が光に包まれ――
その後、徐に目を覚ます伊織。すると、視界に映るは雲一つない青い空で――
*当作品は、小説投稿サイト『エブリスタ』にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 23:29:26
30027文字
会話率:56%
疲れて帰宅した高校生、一ノ瀬 歩音は、部屋でラーメンを食べる紫髪の学ランイケメンレイと、奇抜な格好のピンク髪少女ミリに遭遇。「お前に用がある」と言われるも理由は不明。そこへ金髪のナルシスト、リオがトイレから現れ、「すべてを教える」と宣言。レ
イは歩音に「特別な力がある」と言うが詳細は不明。突然の来訪者と謎の言葉に、歩音は混乱し日常の崩壊を悟る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 23:10:32
143082文字
会話率:46%
《二つの前世を持つ占い師が異世界で人々を幸せにする物語!》
「私が占い師になった理由」は、二つの前世を持つ女性、アリアが異世界で占い師として活躍する物語です。
一つ前の前世は、日本で雑誌の占いページを担当していたアラフォーの編集者。占い
と推し活を愛する普通の女性でした。
二つ前の前世は、ヨーロッパのとある大国の宮廷占い師。人々を癒し、導くことに喜びを感じていました。
ある日、目が覚めると、アリアは二つ前の前世とどこか繋がりのある異世界にいました。
外見は若返り、二つの前世の記憶と占いの知識を持ったまま。
なぜ自分がこの世界に飛ばされたのか、理由はまだ分かりません。
しかし、アリアは持ち前の楽天的な性格で、露店で占いを始めることにしました。
アリアは、スピリチュアル鑑定と命占の力で、人々の悩みや問題を解決していきます。
婚約者との関係に悩む青年、家族の問題を抱える女性、将来に不安を感じる若者など、様々な人々がアリアの元を訪れます。
アリアは、彼らの魂に触れ、過去、現在、未来を見通し、必要なメッセージを伝えます。
時には、前世からの因縁やカルマを解きほぐし、彼らを癒します。
アリアの占いは、単なる未来予測ではありません。
相談者の心に寄り添い、彼らが自分自身の力で未来を切り開いていけるように導きます。
物語が進むにつれて、アリアは異世界の秘密や真実に迫っていきます。
なぜ彼女はこの世界に呼ばれたのか?彼女の過去と未来はどのように繋がっているのか?
そして、アリアは前世で果たせなかった恋愛を、この世界で成就させることができるのでしょうか?
「私が占い師になった理由」は、心が温まる異世界ファンタジーです。アリアと一緒に、素敵な出会いと冒険を楽しみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 21:42:25
187939文字
会話率:31%
ボクこと七瀬楓(ななせかえで)は、国民的アイドルグループ≪The Beginning of Summer≫を応援していた。
メンバーのメイメイこと夏目早月(なつめさつき)を本気で推していた。
いつも一生懸命で手を抜かない、でも不器用な彼女の
ことを推していたが、メイメイはあまり人気がなかったことにいつも憤慨していた。
「あんなに一生懸命で良い子なのに、なぜみんなその良さに気づかないんだ!」
≪The Beginning of Summer≫が武道館コンサートも成功させた矢先、メイメイが突然引退表明、そして失踪してしまう。
「メイメイを世界一人気のアイドルにするっていう人生の目標を失ってしまった。もう生きていく気力もない」
楓は悲しみに暮れる中眠り、目を覚ますと、≪The Beginning of Summer≫オーディション前の過去へとタイムリープしていたようだった。
しかもなぜかアイドルのマネージャー選考会場にいた。
マネージャー選考試験では、何万回も聞いた≪The Beginning of Summer≫の曲が使用されていた。
音楽が流れ出せば自然と踊れる。
楓は見事マネージャー選考に合格し、アイドルデビュー前のメイメイと出会い、彼女のマネージャーとなる。
理由はわからないけれど、過去に戻れたのならメイメイを救いたい。楓は心に誓う。
「今度こそメイメイを大人気アイドルにする。そのためならなんだってしてやる!」
え? アイドルのマネージャーって、アイドルと一緒に歌って踊るんですか?
それは聞いてないんですけど……。
しかもボク、女の子になってるんですけど⁉
アイドル5人、マネージャー5人。
みんなそれぞれに武道館を目指したい理由があった。
彼女たちは楓の知っている未来の通り、アイドルデビューして、武道館コンサートを成功させることができるのか。
彼女たちのちょっと不思議でドタバタした日常が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 20:47:10
79318文字
会話率:42%
入学式当日有馬晴樹は愛犬のサノと散歩へ向かう。いつも通りボールで遊んでいると方向を違え隣の神社へ入ってしまった。その神社でボールを探していると不気味な声が聞こえ始めた。二人は急いでボールを拾い鳥居から出るとそこは何もない平原に出ていた。
そ
こで女性に出会い道を案内してもらうが道中でバケモノに遭遇。
犬と異世界転移した彼らに襲いかかる敵の正体とは、そして異世界転移した理由は何か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 20:03:47
53347文字
会話率:52%
名門貴族の娘でありながら、傲慢で毒舌、誰にも愛されない悪役令嬢レティシア・フォン・アルヴェル。
彼女は婚約者の王太子から「政略としての価値がなくなったお前とはもう終わりだ」と婚約破棄を突きつけられ、さらには義母から「声を奪う呪いの指輪」をプ
レゼントされる。
声を失い、反論すらできず、すべてを奪われようとしていたそのとき——
指輪に宿っていたのは、かつて世界的人気を誇った天才VTuber「桐島エリス」だった。
「お困りのようね、お嬢様?」
転生の理由はわからないが、配信界のトップを走っていたVTuberが、異世界の悪役令嬢の「声」として生きることに。
エリスは言う。
「私はこれまで、何万人もの視聴者を虜にしてきたわ。異世界の連中をファンにするくらい簡単よ!」
こうして、
かつては誰からも愛されていたVTuberと
何をしても愛されなかった悪役令嬢
二人の奇妙な人生逆転劇が幕を開ける——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 20:03:03
9782文字
会話率:24%
『私はもう、貴方を愛し続けることができなくなりました』
伯爵令嬢であるシェリルは、婚約者のヴォイドに別れを求める手紙を書いていた。
だが彼女は決して、彼に愛想を尽かしたからではなかった。
「叔母上……」
「グレイ、大丈夫。貴方は私が護るから
……」
婚約破棄の理由はシェリルの姉の息子、グレイを引き取ることに決めたから。
姉は何者かによって殺され、義兄は甥を認知していない。
一人残された幼い彼をシェリルは見捨てることができなかった。
『建国パーティにて、私を手酷く婚約破棄してください。貴方への未練を断ち切るために――」
だがそのパーティで、ある人物が現れたことで事態は思わぬ方向に向かい始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 19:45:51
8163文字
会話率:44%
オリヴィアはある日、従姉であるベアトリスから彼女の代役を命じられる。それは「王太子殿下のペットの飼育係」だった。
話によると「一週間でペットを手懐けた者を王太子の婚約者とする」というご褒美付きらしく、確実に婚約者の座を手に入れたいベアトリス
は、自身の代役として必ずペットを手懐けるようオリヴィアを脅してきたのだ。
共に暮すベアトリスや叔父叔母から虐げられる毎日——。
両親や大切な存在を失くしたオリヴィアにとって、最後の心の拠り所となっているのは屋敷に勤める使用人たちだった。
ベアトリスに人質に取られた彼らを守るため一人王宮へ赴いたオリヴィアは、王太子エリアスとそのペットであるメルクと出会う。
もう二度と大切な存在は作りたくないのに——
無愛想ながらも時折優しさの垣間見えるエリアスや、純粋無垢な愛おしい存在……。
傷だらけのオリヴィアの心は、この王宮での出会いによって癒やされていく。
※転生・魔法といった要素は登場しません。愛らしい生き物を交えたまったりシンデレラストーリーです。
※作中に架空の生き物が登場しますので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 18:22:05
65143文字
会話率:24%
第二次世界大戦が起こらなかった架空の地球を舞台とした現代SF+少しファンタジーです。
1日2話ずつ更新予定
20XX年12月某日。主人公の一人である伊佐凪竜一は、自らが勤めていた超巨大企業を襲撃する任務に就くもう一人の主人公、ルミナ=A
Z1と出会う。偶然戦場に居合わせた自分を助けた代償に一人地球に取り残されたルミナに恩を返すという名目で彼は共に逃避行を行う。そんな二人に幾度もの追手が差し向けられ、そして危機に陥るがその最中に伊佐凪竜一は突如として異能に目覚める兆候を見せ…
一方、通信技術を掌握する超巨大企業ツクヨミ清雅と言う組織から逃げられる筈も無い故に死亡は時間の問題と思われた二人を何者かが監視していた。二人の居所を正確に補足した上で更に手助けをする謎の存在は何者か、過去の地球に何が起こったのか、不可解な襲撃命令の理由は…
・地球
現実の地球と極めてよく似ているが、携帯端末と通信技術だけが異常に発展しているという相違点がある。また、携帯端末と通信技術を提供するツクヨミ清雅という超巨大企業が実質的に世界を支配下に置く状態。端末を含む通信技術は既存の技術では絶対に製造できないと断言する未知の技術であり、これを独占しているために世界中から不審と疑惑と反感を買ってるが、歪なパワーバランス故に表立って反抗することが出来ない。
・宇宙
舞台となるのは旗艦アマテラスと名付けられた巨大な艦とそこで発展した文明。機械の神、アマテラスオオカミが管理する穏やかな世界だったが現在は別の政治組織に取って代わられている。その組織は"スサノヲ"なる武力組織に銀河の端、未探査区域となっている地球という惑星にある企業に対し襲撃命令を出すなど明らかに不穏な動きを見せている。
※SEGAのPSO2のEP4をオマージュした内容です。組織名など固有名詞は全てオリジナルで話の展開も原形を留めていませんが、世界観をビジュアル的に把握する参考になるかと思います。
話の展開上、バトルは後半に偏っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 18:00:00
10221文字
会話率:43%
黒猫ルナは飼い主のリナが毎朝行っている【タロットカード】に興味津々。理由は《リナがいつも楽しそうにしてるから》。ある日、ルナが出かけた後テーブルに置かれた【タロットカード】を見て『あたしもやってみたい』と思い、リナがしていた動作を思い出しな
がら
カードにルナの前脚を乗せると………
『ここはどこ?確かお部屋に居たはずなのに…』
ルナが夢の中でタロットカードの世界を冒険するお話です。
✿タロットカードは(計78枚)
【大アルカナ 22枚】【小アルカナ 56枚】で
構成されています。
YouTuber占い師あんずまろん先生監修のタロットカードを使用し私の解釈で書きました。
(実際のタロットカードの絵柄と本作品に登場する
タロットカードの絵柄は違います。)
超初心者なので解釈に間違いがありましたら
申し訳ありません。
【にゃんこのお願い叶えます】に登場した
猫達がいろんな役で出演しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 18:00:00
6360文字
会話率:8%
ある日、転校してきた少女は理由は不明だが10日経つとみんなの記憶から消えてしまうらしい。
そんな中1人、隣の席になったあの子は絶対に忘れないと言ってくれた・・・
キーワード:
最終更新:2025-04-30 16:14:50
7054文字
会話率:55%
深夜の旧道沿いに佇む古びた祠は、地元で「祟りの祠」と恐れられている。
いくら若い肝試し好きな人でも奥までは近づかない。その理由は、昭和初期にこの地で起こった悲しき事件に遡る。
そこに主人公の原川蓮とその友達二人でその場所を訪れる。調査を始め
ると、主人公がかんざしを見つける。
その夜から主人公の身に奇妙な出来事が起こり始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 15:45:03
4086文字
会話率:27%
俺は前世で空が飛びたいと思っていたのは覚えている。
理由は思い出せないが鳥とか飛行機が好きだった。
戦闘機とかは特に好きだった。
そんな俺が管理者さんとかいう人の提案で異世界に転生した。
その時は異世界の空で戦う事になるとは思っていなか
った……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 15:24:16
33935文字
会話率:68%
様々な種族が共存する世界。しかし、魔族だけは別だった。
数十年に一度、魔族の中から魔王と呼ばれる存在が誕生し、他種族に攻撃を仕掛け、世界に害を与えてきた。
魔王の心臓は特別で、この世界の者が破壊しても再生してしまう。その心臓は異世界の者でな
ければ完全に破壊することができない。
よって、異世界から『勇者』と呼ばれる者を召喚し、魔王に対抗してきた。
この戦いは魔王が誕生する数十年おきに繰り返されている。
ある日、ミライは家を出ようとすると謎の光に包まれる。気が付くとそこは全く見覚えのない場所。
何が起こったのかわからないまま、言われるままに近くの村に行き、話を聞くことに。
この世界の話。魔王と勇者。
ミライが召喚された理由は、先の勇者が魔王に敗北したからだという。
先の勇者の名はカザマ。1年ほど前に行方不明になった兄・カザマだった。
カザマがこの世界に召喚されていたことに驚き、すでに死亡していたことを知り、怒りをあらわにするミライ。
魔王との戦いを拒否して帰還を望むが、元の世界に帰るには魔王を斃すしか手段がないと告げられる。
この世界の為ではなく、兄の仇討ちと自分の世界へ帰還するという目的の為、ミライは魔王討伐の旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 15:00:00
270703文字
会話率:35%
活動報告におまけしていた時事ネタが膨らんだのでこちらに移そうかと。
BANくらったらごめんね。
何かしら問題があるとご指摘いただければその部分を伏字にしたりと対処させていただきますのでご連絡ください。
不快な表現などが存在するのでそこもご
考慮頂けるとありがたいです。
SNSとかでやらない理由はわりかしダメな所をつつくんで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 14:35:10
7834811文字
会話率:2%
「今までご苦労であった。お前にはずいぶんと働いてもらったが、これからは子爵として領地の経営に励むがよい」
国王にそう言われ勇者の称号を剥奪されたディールは、王女との婚約も破棄され、何もない僻地へと追いやられる事となる。
その理由は、異世
界から新たに勇者達が召喚された為であった。
しかし、召喚された勇者達は、とんでもない外道集団だったのである。
神の啓示によると、召喚された勇者達は代行者であり、その行いは絶対なのだそうだ。
「こんな理不尽な事などあるか! すぐにディールを呼び戻すのだ!」
そんな事、今さら言われても俺はもう知りません! でも、全人類が滅ぼされてしまうのは流石に困るので、仕方がないから自分の為に戦います!
「ただの国家認定勇者が、神の代行者である俺達に敵うはずないだろ?」
そう高を括る召喚者達だったが、彼には世界最強たる秘密が有ったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 14:05:49
406736文字
会話率:44%
乙女ゲーム『輝け青春☆エイト学園高等部』通称『エイト学園』の世界に転生してしまった佐藤美鈴。
これから沢山のイケメンとの出会いがあると震えあがっていた。
その理由は美鈴がとある理由から『男性恐怖症』だったから。
美鈴は転生を理解した瞬間から
、イケメン達との出会いを避けるべく奮闘するが、その結果は散々な物である。
とは言え、美鈴だってただただ指を咥えている訳ではない。
これは様々な出会いと経験を経て、大きな愛を『思い出す』美鈴の成長ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 14:00:00
885835文字
会話率:42%
64歳。
適応障害と不安障害、ヘルニアに高血圧、決め手に糖尿病一歩手前の男性。
薬でごまかしながら働き続ける理由は、一つだけ。
『死にたくないから』
その日もいつもの1日。
色褪せた1日になるはずだった。
突如襲う胸の痛み。
終わる人生
。
消えていく意識の中で後悔する。
そして悟る。
努力とは、最後の瞬間に満足するためにあったのだと。
彼は赤子の姿で目覚める。
隣には鮮やかな『深紅』の髪を持つ赤子。
異世界で彼は誓う。
最後の瞬間、自身の人生に満足するために努力することを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 14:00:00
1139161文字
会話率:26%
「冤罪なんだ、全部」
【死神】の二つ名を持つ主人公マデスは、街中から忌み嫌われていた。
理由は単純。快楽殺人者だと思われているからだ。
組んだパーティーがマデス一人残して全滅することが、頻発した。
しかし不思議なことにマデスに証拠は無かっ
た。
証拠が残されない迷宮内で、人を殺すことで捕まらずに人を殺すことができる人間だと、本気で街の人々からは思われていた。
そんな不幸なマデスの人生は、ある少女と出会ったことで一変する。
少女との出会いを発端に、マデスの罪は大きくなっていく。
その先にあるのは栄光か、それとも断罪か。
カクヨムにて先行投稿をしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 12:50:00
22959文字
会話率:23%
アパートで一人暮らしを始めて二年目の男子高校生、光瀬怜(みつせれい)。
新学期を数日後に控えたある日、隣に同年代の少女、渡良瀬桜彩(わたらせさや)が引っ越してきた。
数日後、怜と同じクラスに転入してきた桜彩は早々にクールな美少女として
注目を集めたのだが、私生活では初めての一人暮らしに戸惑うことも多かった。
人を寄せ付けない雰囲気で他人を頼ることを良しとしない桜彩だったが、いくつかの偶然が重なり怜は桜彩の一人暮らしを助けていく。
出会った当初は他人との関わりを極力拒んできた桜彩だったが、怜の優しさに徐々に心を開いていき、二人の関係は隣人から徐々に変わっていくことになる。
「まあ、私があの人と関わることなんてないか」
最初はそう思っていたのに
「いえ、ですが光瀬さんにそのようなことをしていただく理由はありません」
それでも手を差し伸べてくれて
「美味しいです、本当に……」
料理が出来ない私にご飯を作ってくれて
「た、た、助けて、助けて、助けて下さいっ!!」
夜中に助けを求めても、嫌な顔一つしないで駆けつけてくれて
「出会ってからさんざん迷惑を掛けているこんな私ですが、友人になってくれますか?」
何も出来ない私と友達になってくれて
「私のこと、可愛いって……。え、えへへ、えへへへ」
私のことを可愛いって言ってくれて
「もしも私が困った時は隣で私を支えて下さい。もしも怜さんが辛い時は私も怜さんを支えるので、私にも頼って下さい」
少し弱いところも見せてくれるようになって
「そ、その……怜さんも……凄く素敵だと思いますよ……」
そんな怜のことが素敵に思えて
「あの……その、ね……。怜、今までさんざん甘えてきたけど、もっとわがまま言っていいかな?」
もう遠慮なんてしたくなくなって
そして――
「怜、今日の献立は何にするの?」
「そうだな。桜彩は何が食べたい?」
学校帰りに一緒にスーパーへと寄って献立を決める。
桜の咲く季節、二人に訪れた新しい幸せ。
そして二人はお互いを徐々に意識していく。
(俺と桜彩の関係ってなんだろう)
(私と怜の関係ってなんだろう)
今はまだ分からないこの気持ち。
でも……多分……この気持ちの名前はきっと……
これは世話焼き男子とクール女子が無自覚に繰り広げる甘い半同棲生活の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 12:00:00
1304208文字
会話率:45%
ある日、突然銃で撃たれて死んでしまった主人公、小鳥遊結莉。
死んだはずの彼女が目を覚ますと、そこは真っ黒な空間で、1人の男が結莉を見下ろしていた。
ラノベ・漫画・アニメを好む彼女はそこで察する、これは所謂神様転生だと。
これからチー
トを授かり、剣と魔法の世界で生活することになるのだと。
この先の展開を全て読み切った結莉は大して話を聞くこともなく男の言葉に頷き、チートを授かっていざ異世界転生――することはなく。
男、もとい最高位邪神の眷属として生活することになり、その仕事を手伝って数々の世界を救っていく。
あと、ついでにめっちゃ依存するしすごくイチャイチャする。
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◇注意事項◇
話が進んでいくにつれてヤンデレと共依存が加速します。
主人公の様子はおかしい(予定)。
最初はまだ平凡ですが、ちょっとずつおかしくなっていきます。
たぶん。
特に理由は無いけど主人公は悲鳴が独特です、慣れましょう。
完成してる分のプロットでは真面目に世界を救っていますが、どこかしらで救い方がおかしくなり始めます(予定)。
予定なのでならないかもしれない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
頑張って好き放題させたいなあ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 08:12:13
358280文字
会話率:58%