無実の罪で帝国から追放されたシェルビー・スターフィールドは、自分をそんな目に遭わせた者達に復讐するため、悪魔と契約し魔女となった。
そして五十年後……
「シェルビー・ハート、あなたは神に選ばれた」
魔女の力で転生を果たしたシェルビーは
、魔女の身でありながら神の加護を授かり聖女となった。
帝国において聖女は特別な存在。重い代償を悪魔に支払い転生までしてその立場を手に入れたシェルビーの目的はただ一つ。
「絶対に許さない。私に罪を被せた奴らも、この国も」
彼女に罪を着せたのは婚約者だった皇太子と彼女の両親。そして彼らにそうさせたのはこの国の仕組み。
それら全てに復讐を果たすため、シェルビーは国を支える民から掌握しようと試みる。
相棒は契約している美麗な悪魔・サリ。しかし彼の望みはシェルビーの魂がより穢れることと、保留にしている代償の支払い。
目的のため時に恋人のように接してくるサリに翻弄されながらも、シェルビーは相手は悪魔だと自分に言い聞かせる。
日々シェルビーを堕落させようとするサリ。
復讐計画のために増え続ける代償《借金》。
明らかになる帝国の問題。
「言っておくが利子もあるからな」
「なにそれ聞いてない!」
シェルビーは無事復讐を遂げ、借金を完済することができるのか――いまいち締まらない、聖なる魔女の復讐奮闘記。
※流行り要素思いつくだけ入れたらどうなるかなっていう遊びから生まれました。流行りからは遠ざかりました。
※一つのエピソードを書き溜めてから更新していますので、Epが終わるごとに次の更新まで少々時間がかかります。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330648916956451
©2022- 新菜いに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 10:27:38
404787文字
会話率:49%
「俺が……死んでる……?」
俺の名はイオン。貴族なのに『天与』――才能がないせいで虐げられてきた。ある日魔族に襲われた幼馴染のリズを助けようとしたんだけど、返り討ちにされたっぽい。目の前には俺の死体。
いや、え? もしかして俺、幽霊にな
ってる!? なんで!?
『だからね、イオンの“天与”は“幽霊化”だった、っていうことなんだよ』
と知った口を利くのは俺の愛剣ファム・ファタール。いや死んでからじゃもう遅いってお前今喋った!? いや、もう訳分かんねぇよ……。
時を同じくして動き出す魔王軍。それに対抗するかの如く、五人の少年少女が魔王を倒す『天命の戦士』として神に選ばれる。その中には――なんとリズの姿が。
いや、待てよ。俺は幽霊。誰にも見えない。そんでファムを使って物を斬ることができる。これ、魔王倒せるじゃん! よし魔王、覚悟――あれ? 斬れない?
「どういうことだよ! もっと気合い入れろよファム! 固くなれ! 限界を超えろ!」
『人のせいにしないの! イオンがへっぽこだからでしょー!? そっちこそもっと腰入れてよ!』
魔王、強すぎて斬れませんでした。マジふざけんな。
でも、決めた。リズを守るため、『天命の戦士』御一行を陰で支えてやるよ!
俺は幽霊だけど、大切な人を守る騎士になる。
そう――『幽霊騎士』なんて、カッコよくね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 00:02:27
487502文字
会話率:35%
ごくありふれた、女子大生の心の澱を描く、愛すべき錆色のジュブナイル。
最終更新:2024-07-17 04:30:42
8253文字
会話率:5%
俺はヤクザの下っ端だった。
あの女は頭の情婦だった。
互いに悪人である俺達は、死んだらきっと地獄に落ちるだろうと思われた。
女は先に死んだ。後を追うため、俺は自刃した。
ところが死んだはずの俺は異世界で目覚め、魔王になって人間を
滅ぼせと言われる。
馬鹿馬鹿しいとは思ったが、それを遂行しないと、俺は死ぬこともできないらしい。
死ねなければ、あの女に会いに行けない。
だから俺は仕方なく、魔王業に勤しむことにした。
必ず会いに行く。
地獄の底まで。
ただ一人愛した女のために。
――この誓いを、俺から、奪うな。
※女性に対する性加害の表現があります。何かしらの反応を起こす可能性がある場合閲覧を控えてください。
※ただし精神的には(加害されている)女性が優位です。
※この作品はプロフィール記載の各投稿サイトにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 12:15:38
5144文字
会話率:14%
おれたちの街に潜む異形どもの逆襲が始まった。
人間の命が永遠に続くと言われる母なる大地デウス;エデン。その首都『工房街ドレッドノート』の神秘に魅入られ、住人になってしまう者は今日も絶えない。しがない賞金稼ぎの否千狐零元《イヤチコレイゲン》
は一攫千金の夢を追ってこの街に訪れ、ひょんなことから不思議な美女ラナ・マーヴェラスと出会うことになる。一晩のロマンもあるのではと期待も高まったところで、彼女がスターケスト《最上位不滅》であることに気づく。
栄光を浴びる不滅、影に忍ぶ異形。覚醒する希望の能力は揺れ動く混沌の時代を救えるか!?
元老院の秘密、教団の陰謀、封印されし禁忌、荒れ狂う怪異
そして、一晩のロマン……
犯罪と神秘の街ドレッドノートとファム・ファタールな彼女に魅せられ、一攫千金の夢を追うアーバンファンタジーが始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 21:07:33
32435文字
会話率:52%
気がついた時には【運命の乙女(ファム・ファタール)】として存在していた少女”星見葉月(ほしみはづき)”
彼女の持つ魔眼【妖精女王(モルガン)の瞳】を狙う【災厄の騎士(カオティック・ロード)】たちに狙われる運命にあある彼女は、日本を旅しな
がら逃走していた。
しかし、彼らの持つ【災厄の理力(カオティック・フォース)】の魔力はすさまじく、葉月は絶体絶命のピンチにあう。
そこで葉月は、自分の身を護るため、教えられていた守護者召喚の呪文を唱えるのだが……
現れたのは……、世界最強クラスの能力者『円卓の騎士』たちだった。
これは、チョロインな謎の美少女と、彼女を護るために召喚されたチートな能力者の愛?とオサレなバトルの物語
※この作品は、現代異能バトルTRPG魔獣戦線のプレイの内容を小説風に編集したリプレイ小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 23:38:32
12224文字
会話率:33%
ここを乙女ゲームの世界だと言う前世の自分の声を神のお告げと思い込み、国中を巻き込んだ逆ハーレム・婚約破棄祭りを起こした神子キラ。あまりに好き勝手をしすぎた為、彼女は神の名を騙った魔女として投獄されてしまう。
そして、脱獄不可能と謳われた
監獄でキラは同じく死刑囚のニコと出会う。周囲を圧倒的武力で支配していたニコは、馬鹿でピュアで最高にクレイジーな快楽殺人鬼だった。
「は、はははははははっ! 初めて女の子とちゅーした!!」
「はい死刑〜! 有罪! 有罪!」
「だって、神がそう言ったのよ」
「ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい!」
神を殺して、監獄で宗教つくって、悪役令嬢にメンヘラれて、はちゃめちゃにクールでハッピーな夜に獄中結婚した元神子と快楽殺人鬼が、成り行きで檻を蹴破り、新婚旅行をする超絶ウルトラハッピーな話。
「今夜、発とう」
「それから世界も変えに行きたいの」
この世界をどう面白くしてやろうかと、キラは最近、そればかりを考えている。
*人が死ぬ。暴力描写あり。登場人物がガチクレイジー。何でも許せる方のみどうぞ。無理だと思われた場合には即座にブラウザバックよろしくおねがいします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 20:25:48
17337文字
会話率:41%
歴史ある男爵家の令嬢であるマリアは一〇歳まで市井で生きてきた元庶民で魔力持ち。貴族の子女が通う学園では毛色の違う令嬢として遠巻きにされることもあったが、異色の彼女に惹かれる令息も一部存在した。だがあるときマリアと似たような境遇の転入生・リリ
アが現れて、マリアの立場をそっくりそのまま奪ってしまう。突然の出来事に静かに動揺する学園生たち。だが勉強に忙しいマリアは意に介さない。というか、異常に気づきもしない。そんなマリアのそばには公爵の後見を得て学園に籍を置いている幼馴染のエマニュエルだけが残り――。
※マリアは鈍感&天然&素が男口調です。エマニュエルは腹黒いです。あっさりさくっと終わります。
※他投稿サイトと重複掲載。
※全3話。完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 00:00:00
6037文字
会話率:24%
『水のみ貴族』バクスター子爵家に仕える料理人見習いオリバーは、明るく純朴なバクスター家第4令嬢のファティマに長い片想いをしている。ふたりは幼い頃から親しい間柄だった。……ファティマが16歳になる夏までは。
サマーバケーションが明けて屋敷での
お仕えに戻ったオリバーを待っていたのは、あのころの面影はどこへやら、オリバーには見向きもせず、男子を取っかえ引っ変えするファム・ファタールと化したファティマだった。
ショックを受けたオリバーは、一度は嫌われたと諦めかけるが、自身の仲間やファティマの姉妹たちの手を借りながら、彼女の変貌の理由を探っていく。ファティマの目的とは。そしてオリバーの身分違いの恋は叶うのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 12:16:26
8295文字
会話率:32%
この感情こそが、恋だというのなら────
最終更新:2022-05-13 11:22:37
15235文字
会話率:32%
(――だから男達との逢瀬を重ねているのか。この淫売め)
ファム・ファタール(魔性の女)に囚われた老いた木こりの独り言。
心の病んだ童話の登場人物達の独り言「病ンデル童話選」
――血塗られた、残酷で狂気に満ちたフェアリーテイルにようこそ。
童話の登場人物の心が病んでいたら、歪んでいたら、狂気に満ちていたら・・・。
そんな妄想の短編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 21:00:00
4100文字
会話率:14%
見も知らぬ産みの母の死をきっけにして、少女なりに普通だった世界は一変した。
定番。
それを鼻で笑っていた過去の自分を彼女は懐かしむ。
ある日、知らされた衝撃的な事実の数々。
それを知った瞬間から、逃げられない数々の包囲網が彼女を襲
う。
その少女は、既定路線なんて、軽くぶっ飛ばす!!。
これは、後に《運命の女》ファム・ファタールと呼ばれるようになる1人の少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 10:00:00
19898文字
会話率:24%
ある日、間違って通り魔に殺された主人公水銀(みかね)悠(ゆう)は、なんでも一つだけ願いを叶えてやろうと宣う自称神に『異世界に転生したい(記憶付きで)』と願う。
それに対して、神は二つ返事で了解するなり、『ちょうど世界が危機に瀕してるから
、気が向いたら解決よろしくネ⭐︎』とサラリとおかしな交換条件を提示。
ミカネは断る余地もなく異世界に転生してしまう。
しかし、そこで彼は池の水に映った、新しい自分の姿に目を見開くことに。
なんと、元男だったミカネ青年の体は、銀髪碧眼の美少女にTSしていたのだ!
そのあまりの美少女っぷりに、生前モテることがなかった反動のせいか、ナルシスト気質を目覚めさせてしまうミカネ。
彼──いや、彼女は、そんな美少女に救われるこの世界はなんて幸せなのだろうとニヤニヤ下心満点の笑みを浮かべ、世界の危機とやらから救ってやることを決意する。
これは、そんなナルシスト気質に目覚めた俺様美少女のミカネが、世界の危機に立ち向かう、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 00:00:00
236943文字
会話率:21%
大正中期。銀座のカフェーで独り目を伏せる女学生——秘子(ヒメコ)は名を体現したような女だった。男は今でも彼女を愛している。彼女こそが自分の運命の女(ファム・ファタール)と信じて。
◆前後編◆企画「#ファム・ファタールと呼んで良くてよ」に参加
させて頂いてます(https://twitter.com/P__Lynn/status/1320259531851493376?s=20)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-04 20:27:46
2298文字
会話率:32%
本好きが高じて本タワーを自宅に建設しまくっていた私は、なんと、震度二の地震による本タワーの崩壊で死んでしまった……というのを思い出したのが、五歳の誕生日。
私、イリスフロラ・ハンセル=ライマーニ、十六歳。領地持ち貴族であるライマーニ伯爵家の
令嬢になっていた私は、蛙の王子様・ギロゴと意思疎通が出来る力を持っていた!
でも、ギロゴはよりによって、デカくて醜い大沼蛙。披露目の招宴(デビュタント)でそれを披露して嘲笑われ、その場にいた美青年からも嫌な目で見られて、私は失意のどん底。そんな傷心の帰り道、ライマーニの領地に入ったところで見付けた、竜の死体……それが、全ての始まりだった。
転生した令嬢が、蛙の王子様を相棒に、嘲笑ってきたり罠を仕掛けてきたりする貴族たちを悪役令嬢もかくやというレベルでちぎっては投げちぎっては投げ(物理)しながら、謎解きをしたり、推しに大量に課金(壮大)する算段をしたり、推しの美青年を配下にしたり……将来の約束をしたり……何故か凄い速度で子作りを迫られたり、学院に通ったり、そのうち婚約破棄に至ったり、湿原と沼地で泥まみれになって試行錯誤する、全部盛りメガカロリーパックのヲタクノリ息抜き小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 21:45:03
146789文字
会話率:47%
2018年10月27日~2019年1月20日まで、東京都上野の東京都美術館で開催している『ムンク展―共鳴する魂の叫び』を、つい先日鑑賞してきました。
あの《叫び》で日本でも特に知名度の高い『世紀末芸術』の画家、エドヴァルド・ムンクの素晴ら
しさをみなさんに知っていただきたく、衝動的にこんなエッセイを書いちゃった。
ちゅーかホント想像していた以上に素晴らしい大回顧展だったので、もうこれはみんなに見て欲しい!見なきゃ損!見なきゃ死!それぐらい、とてつもない衝撃を受けること間違いなしな展覧会です。
ちなみに当方、ただの一端の絵画好きという身分なわけで、絵画の技法とかは全く分かりません。なんで技術的な面は何一つ語れませんが、それでもムンクは素晴らしいのだという思いが、どうか、どうか伝われば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-06 01:02:26
8852文字
会話率:3%
なろうでは初投稿、百合系短編。馬鹿な少女ふたりの話。
「にごたん」企画の作品です。カクヨムにも重複投稿しております。お題は、「【ファム・ファタール】【変化をもって変化とす】【メビウスの輪】【山茶花】」
「にごたん」ルール
・【 】内の
単語を3つ以上使って二時間半で即興短編を書く。
・他小説サイトに投稿した場合、参加者は評価をしない
気になる方は、ツイッター内#にごたん、で検索です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-21 17:19:49
3267文字
会話率:36%
▼あらすじ
如月隼人はライトノベルの世界に憧れる高校一年生の少年。ある日、彼はひょんなことからファム・ファタールを名乗る女悪魔と契約してしまう。
「死後の魂と引き替えにどんな願いでも叶えてやろう」と云うファムに対し隼人が口にした願いとは、
「僕はライトノベルの主人公になりたい」というものだった。
ライトノベルというものを知らなかったファムは悪魔図書館へ飛び、司書ミザリィの手を借りてライトノベルについて調べ、その概念を彼女なりに解釈してから隼人の許に戻ってくる。
そんなファムから異能の力を与えられた隼人は素直に大喜びするのだが……。
▼補足
本作は以前に『僕は悪魔に魂を売った』や『ライトノベルの悪魔』というタイトルで『小説家になろう』や『Arcadia』で公開したものと同一作品です。新人賞応募のためアップしたり削除したりをしておりました。
二〇一二年の作品なので作中で語られているライトノベルの概念がちょっと古いのはご了承下さいませ。
また本作は『カクヨム』でも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-15 13:27:09
98460文字
会話率:53%
忘れたはずの6年前の記憶を蘇らせる一通の手紙。それは結婚式の招待状と一枚の写真だった。何かがおかしい…。心の奥に封印していた扉を開けたその先に待っていた事実とはー。
最終更新:2015-06-19 22:01:05
2212文字
会話率:25%
自分の手で処刑した女の犬---を気にする男。
彼は何をかんがえているのだろうか、復讐だろうか…。
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最終更新:2011-02-04 01:30:37
11273文字
会話率:32%