平凡な男爵令嬢メリザンドの結婚相手に決まったのは、美しき貴公子・バルテ侯爵リュシアン。
密かに憧れていた殿方と結婚できるなんて、夢みたい。良き妻になれるよう、精一杯努力しよう……。そんな決意を胸に、あれよあれよという間に侯爵夫人となったメリ
ザンドだったが、リュシアンからは放置され、初夜さえ訪れない。
そしてある晩、久しぶりに帰宅したリュシアンに告げられる。「お前と結婚したのは、国王の愛人にするためだ」と。しかもただの愛人ではなく、『公式寵姫』となることが既に決まっているのだと。
実は、メリザンドは三年も前に国王に見初められており、裏で準備が進んでいたのだ。
国王の愛人なんて、そんなのぜんぜん嬉しくない。メリザンドがなりたかったのは、あくまで『リュシアンの良き妻』だったのに。
怒りと悲しみでいっぱいになりながら国王の元へ向かうメリザンドだったが、国王から情熱的な愛の告白を受け、公式寵姫となることを決意する。冷たい夫より、自分を愛してくれる男の傍にいよう、と。
こうして、メリザンドの華やかな宮廷生活が始まったが……。
※いろいろな史実を元ネタにオリジナル要素を加えた作品です。ご承知おきのうえ、お読みください。
※他のサイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 09:08:28
224364文字
会話率:35%
アテナ・ラスティングは酒場で酔い潰れた帰り道、魔術によって殺害されたと思われる男性の変死体を発見する。
あれよあれよと言う間に殺人犯として逮捕されるアテナだが、無法者を自認する彼はあっさりと魔術を使って拘置所から脱獄し、自分の日常へと帰って
いった。
しかし、行く先々に現れる刑事ライラ・プラウナスの手によって何度も捕縛され、嫌々ながらもアテナは殺人事件の捜査に首を突っ込んでいくことになる。
やたら強くてやたら無法でやたらモテる彼に、果たして殺人事件を解決することはできるのか?
◆
本作は魔術が日常的に使われる近現代的ファンタジー世界を舞台にしたミステリー風作品です。
直接的な描写は控えていますが、観音的表現が含まれるため、気になる方はご注意ください。
作中での矛盾点などにお気づきの方は、コメント等でご指摘いただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 17:10:00
129649文字
会話率:42%
リーザン王国に200年ぶりに現れた聖女であるカレン。
彼女は木の女神に加護を与えられた木の聖女として、3年もの月日をかけて国内各地を巡り、王国中の瘴気溜まりを浄化し終わったばかりであった。
そんなおりに、婚約者である王太子に呼び出
されて王宮へ。そこで告げられたのは、カレンが偽聖女であるため、婚約破棄の上で魔の森へ追放すると言う、耳を疑うような内容だった。
あれよあれよと魔の森に身一つで追放されてしまったカレン。孤児から聖女になり、更には偽聖女として追放されるという、一般市民では絶対経験することの無いような体験をしてしまった。
ああ、この後の人生は一体どうなってしまうのだろうか? カレンの波乱万丈な人生の幕が上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 02:32:49
10393文字
会話率:34%
「騎士様を私の伴侶として迎えたいと申し上げました」
花の国フローリアと薬の国メディシアの戦争はフローリアの降伏によって今日終わりを迎える。
不本意ながら自他ともにイケメンと認める女騎士カミラは、調印の護衛としてメディシアを訪れた。
そこで
メディシア王国第二王女のシャルロットから締結の条件として自身との結婚を提示される。
あれよあれよと新婚生活が始まるが、カミラが考えていたものとは違っていた。
「カミラは可愛いわね。うさぎさんみたい」
「一緒に寝ましょ?……大丈夫よ、優しくしてあげるから」
「私が甘やかされるんですかっ⁉」
国を人質に取られて仕方なく結婚したはずが徐々に絆されていくカミラ。
愛される喜びを知り、次第にシャルロットに好意を抱き始める。
小動物系王女様×イケメン女騎士のガールズラブファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 17:18:03
4796文字
会話率:57%
私は森の奥深くに住んでいる魔女、名をレミアという。
私はいつものように薬草やら、今日のお昼ご飯の木の実や山菜を取りに向かっている道中でいつもは見ない不思議な光景を見た。
君が好きだ!!
いきなり聞こえた告白にびっくりして声の聞こえてきた方に
行ってみるとそこには、大きな樹に向かって叫んでいる見るからに怪しげな男がいた。
覗き見をしていたことがバレて殺されるかとビクビクしていたけど、実際には殺されることはなかった。
それどころか男はある頼み事があると私に言ってきたのだった。
その頼み事とはなんと、恋愛相談にのって欲しいとの事だったのだ。
予想していなかったことを言われた私はポカンと口を開けたまま固まってしまった。
そこから何故かあれよあれよと流されるままに私は気がついたら自分の家に帰っており、そして目の前には怪しげな男が座っていた。
………私はいつの間に帰ってきていたわけ?それになぜこの男もこの家にいるのよ
よく分からない状況で私が混乱しているのもお構い無しに男は急に喋りだした。
その内容は、どうやったら彼女と仲良くなれるだろうか?どうやったら彼女に近づけるだろうか?などという私からしたら凄くどうでもいいことをこれでもかという程に聞かれたのだった。
いや、知らないけど?
その女性にあったこともない私にそんなこと聞かれても分かるわけないじゃない。
私は終わらない質問攻めに辟易しながらも何故かここに居着いてしまった男の恋愛相談にほぼ強制的に乗せられることになってしまったのだった。
……………一体いつになったら終わるのよぉぉぉ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 00:42:34
9182文字
会話率:35%
僕の名は井ノ崎真。前世の名前は分からない。
一般人として現代日本で一生を終えたはず。
なのに、気が付いたら、ダンジョンが存在するゲーム的世界の日本で小学生になっていた。
意味が分からないでしょ? 僕もだ。
あれよあれよとダンジョン学園に編入
することになったけど、別に神様的な存在に出会ってもいないし、世界の元になったゲームがあるにしても、そんなゲームをプレイした覚えもない。
何をすれば良いのか分からないまま、この世界で生きていくことになった。
まぁダンジョンに呼ばれている気がするので、とりあえず深層を目指すよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 07:00:00
701426文字
会話率:33%
没落伯爵家に生まれ両親に捨てられたエステルは、18歳まで下働きとして花街で過ごした。
その後、再興を果たした兄に引き取られて貴族の世界に戻り、とある伯爵令息と婚約するが、『花街育ちの女など、誰が本気で相手にするか』と公衆の面前で酷い言葉で罵
られ、婚約破棄を言い渡されてしまう。
ところが、その直後に国内随一の大貴族であるクライド・グレシャム公爵に求婚される。
あれよあれよという間に、エステルは公爵夫人になってしまった。
それなのに、夫が彼女の寝室に訪れたのは最初の晩だけだった。
「このままだと離婚か……。それはちょっと困るわね」
お金がないなか、精いっぱいの支度を整えて送り出してくれた兄に迷惑をかけてしまうし、何より自分の幸せを心から願ってくれた兄を悲しませてしまうから。
とはいえ、どうすればいいのか……?
『世の中、金が全てだよ!金さえあれば、愛だって思うがまま!』
悩む彼女の脳裏に思い浮かんだのは、育ててくれたお姐さんたちの教えだった。
「そうか、私が旦那様の愛をお金で買えばいいんだわ!」
花街仕込みの美容テクニックと魔法を駆使して、夫を買うための……お金を稼ぐ──!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 12:10:00
149952文字
会話率:29%
異世界×追放令嬢×ギャル系AI×巨大人型兵器!
その日、イェーナ・キーシップは、婚約者であったヨーシュミール王子に婚約破棄を言い渡された挙げ句、隣国へ売られていたという事実を知る。
常日頃から非合理なことばかりの王子にしては珍しく周到
に用意されていた馬車に押し込まれ、あれよあれよと隣国への旅路に強制的に出発させられてしまった。
キーシップ家は守護騎士という国内でも特殊なお役目を背負っている家である。
専用の巨鎧兵騎を与えられ、それに搭乗してお役目を果たし続ける。
そのお役目とは、厄災獣と呼ばれる魔獣と戦うこと。
そしてかつて国を脅かしたと言われる『この世ならざる異形』が封印されている祠を見守ること。
そんなイェーナなのだが、国内では冷遇されていた。
その冷遇の果てが追放であったことに、空虚さえ覚える旅路の途中、イェーナは魔獣に襲われて崖から落ちてしまう。
自分の死を覚悟して思うことは、国に残されたもう一人の守護騎士である妹クシャーエナの安否。
唯一心許せた妹と、もう二度と会えなくなるのはいやだなぁ――と思いながら落ちた崖の先。
そこには未踏の遺跡が広がっていた。
その遺跡の中で、失意のイェーナは自分の人生が変わるような劇的な出会いを果たす。
人間ような人格『カグヤ』を搭載した巨鎧兵騎サイシス・ラインブーセ"グロセベア"。
それが、打ちひしがれたイェーナに話しかけてくる。
「やっほー☆ 初めまして美人ちゃん♪ アタシと契約して乗り手になってよ!」
これは――強き矜持と生き様が未来を照らす幻想譚。
カグヤと出会ったイェーナは、追放されてもなお手放せない守護騎士の矜持を胸に、グロセベアと共に戦場を駆ける。
……そして、残された怒れる妹騎士は、王子が祠を壊したことで解き放たれた『この世ならざる異形』と出会い、穢れた黄昏を纏って戦場へ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 12:00:00
126079文字
会話率:30%
【簡易なあらすじ】
家出中、悪党たちの悪巧みの現場に遭遇。現場の警備員もグルだったので逃げ場もなく困ってたらイケメン列車強盗が助けてくれたので、そのまま一緒に逃亡します。それはそれとしてふつうにお家に帰りたいです。
【ふつうなあらすじ
】
婚約者にブチギレた勢いで家出をした令嬢シャーリィ。
飛び乗った列車は、運悪く悪党たちの悪巧み真っ最中。さらにそこへ列車強盗まで現れてしまい、あれよあれよと巻き込まれていく。
よりによって、車内の警備員までもが悪党たちのグルだった為、シャーリィは絶体絶命。
逃げ道のない中、手を差し伸べてくれたのは列車強盗のビリー。
彼は巻き込んだお詫びに、シャーリィが帰りの列車に乗れる場所まではエスコートしてくれることとなったのだが……。
その帰路に待ち受けていたのは、魔獣にギャングに保安官!?
強盗一味と勘違いされて指名手配まで掛かってしまったシャーリィの明日はどっちだ?
早くお家に帰りたいと嘆くシャーリィ。その想いとは裏腹に、逃走先が家からどんどん離れていく。
そうして気が付けば国を巻き込んだ事件の中心人物になっていたシャーリィは、腹を括る。
「帰路を阻む壁ッ! その全て撃ち抜いてやるんだからッ!!」
……って、え? 星の病とか、星を護る獣とかと戦うなんて聞いてないんだけどッ!?
少女の銃声と剣士の口笛が荒野に響く――
――これは『意地を貫く者たちの幻想譚』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 12:00:00
149832文字
会話率:39%
VRMMO内の宿屋で突如異世界の女神に異世界の『聖女』をやらないか?と誘われ
あれよあれよと異世界に夫婦で行く事となる。
おっさん(♀)と嫁(♂)と女神と異世界の住民が紡ぎだすファンタジーな世界のお話です。
お料理あり、戦闘あり、魔法もあり
、生産職的な部分も有り、ほのぼのとした日常有り。
でも、聖女は常に世界を憂いて願っています、生きとし生けるもの全ての心に等しく安寧を・・と
恋愛?部分もあります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 10:34:13
311423文字
会話率:64%
「戦国時代に転生⁉でも北条って聞いたことないし、徳川家康も見当たらないし…もしかしてパラレルワールド?」歴史知識がほとんどない女性が、聞き覚えのない大大名の娘、結(ゆい)に転生してしまった。何不自由ない暮らしに名門への嫁入り。一生安泰かと思
いきや…。「え、義父様ってもしかして今川義元?桶狭間で死ぬ?」「松平元信殿が改名した?徳川家康?」あれよあれよと転落人生!結はかつての優雅な生活を取り戻せるのか?それ以前に生き残れるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 23:50:00
659092文字
会話率:40%
このお話はお決まりの婚約破棄をされた公爵令嬢の主人公が婚約破棄は大歓迎ですわ!!私をダンジョンが待っていましてよと高笑いすることから始まる物語。主人公は前世は社畜でサブカルに浸かった社会人。そんな主人公は国内で最古にして最先端と謡われたMM
ORPG『暁のトロイメライ』の新米プレイヤー。
事故で亡くなった主人公は気づけば『暁のトロイメライ』そっくりの世界に。ゲームのアバターの姿で転生していた。公爵令嬢であった主人公は第一王子と婚約するも。女好きで移り気な第一王子に婚約破棄されてしまう。誰もが主人公は嘆き悲しむと思っていたが。主人公は凹むどころか。これ幸いに冒険者になり。ダンジョン。迷宮探索に乗り出す。
私は念願の自由の身。さあ、ダンジョンに潜るぞと意気込んだ矢先に酒場で出会った伝説の傭兵さん(ハーフエルフで筋骨隆々の精悍な美形)(ゲームではNPC)と一夜の過ちを犯してしまったことからあれよあれよと思わぬ方向に人生が転がっていく物語。
これは型破りな元公爵令嬢な冒険者と愛が超弩級に重いハーフエルフな傭兵さんがダンジョンで繰り広げるラブコメディ(の筈)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 18:23:50
19436文字
会話率:16%
このお話はお決まりの婚約破棄をされた公爵令嬢の主人公が婚約破棄は大歓迎ですわ!!私をダンジョンが待っていましてよと高笑いすることから始まる物語。主人公は前世は社畜でサブカルに浸かった社会人。そんな主人公は国内で最古にして最先端と謡われたMM
ORPG『暁のトロイメライ』の新米プレイヤー。
事故で亡くなった主人公は気づけば『暁のトロイメライ』そっくりの世界に。ゲームのアバターの姿で転生していた。公爵令嬢であった主人公は第一王子と婚約するも。女好きで移り気な第一王子に婚約破棄されてしまう。誰もが主人公は嘆き悲しむと思っていたが。主人公は凹むどころか。これ幸いに冒険者になり。ダンジョン。迷宮探索に乗り出す。
私は念願の自由の身。さあ、ダンジョンに潜るぞと意気込んだ矢先に酒場で出会った伝説の傭兵さん(ハーフエルフで筋骨隆々の精悍な美形)(ゲームではNPC)と一夜の過ちを犯してしまったことからあれよあれよと思わぬ方向に人生が転がっていく物語。
これは型破りな元公爵令嬢な冒険者と愛が超弩級に重いハーフエルフな傭兵さんがダンジョンで繰り広げるラブコメディ(の筈)。
pixivでも別名義で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 16:20:20
9979文字
会話率:11%
「部活を作るわ」
ある日の昼休み。いつものように思い立ったまま行動を起こした幼馴染『宝条 楓』に引きずられて部活へ参加することになった『日防 空』は、あれよあれよという間に怪異へ関わる事になってしまう。
参加していたメンバーは霊能力者の男
の娘『礼装 奏』と、校内で有名な駄目教師『乾 叉夜』。
空は文句を垂れつつも、いつもの幼馴染のわがままに付き合うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 00:00:00
60315文字
会話率:57%
高校生活初日。神社の息子の八十神は異世界に転移してしまい危機的状況に陥るが、神使の白兎と凄腕美人魔術師に救われ、あれよあれよという間にリュケイオン魔法学園へ入学することに。期待に胸を膨らますも、彼を待ち受ける「特異クラス」は厄介な問題児だら
けだった...!?日本の神様の力を魔法として行使する主人公、八十神。彼はその異質な能力で様々な苦難を乗り越えながら、新たに出会う仲間とともに成長していく。学園×魔法の青春バトルファンタジーここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 17:10:00
255379文字
会話率:46%
バスケ部のエースとして全国大会優勝を決め、エースとしての実績を伴って大学受験へと望む梨沙は、ある日靴箱へ入れていたお気に入りのローファーへ花が添えられていることに気づく。
たった一輪の、薄紫色の花に込められた想いがきっかけであれよあれよと、
少しだけ長くなった青春。
ちょっとだけ息苦しくて、でも甘酸っぱい、そんな日。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 19:19:49
10074文字
会話率:48%
親世代に人気のあったファンタジー小説の世界に平民村娘のナタリーとして転生した俺。
モブで女の子、この世界の片隅でひっそり生きてくんだと思っていたけど、あれよあれよという間に物語の舞台となる魔法学園への入学が決まって、なぜか公爵令息アルディス
と学友になった。
アルディスって、あのアルディス?
シリーズ一、二の人気を誇り歴代最年少で魔法師団長になった炎熱の魔法騎士、隻腕の戦闘公爵、の異名持つアルディス?
コミュ障気味の美少年に懐かれ浮かれていた俺だが、彼に与えられた未来を思い出して愕然となる。アルディスを襲う悲劇の未来はそのまま俺への影響も大きそうで、なんとか回避しなければ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 07:00:00
21466文字
会話率:20%
男子高校生の枢木は不慮の事故で命を落としてしまう。
だが、女神の一存によってあの世ではなく、異世界に転送されてしまった。
よりによって落ちた場所は魔王軍の領地内。
そこで枢木は自身の身を守るため、魔王軍に入りたいと嘘をつく。
あれ
よあれよという間に枢木は魔王軍の幹部へと昇格し、そこで出会った仲間たちと共に過ごす。
そんな中、女神に会う機会が再び訪れたのだが、女神のいたずらで枢木はまたしても異世界におとされてしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 07:59:24
100524文字
会話率:48%
義姉が聖女になったことで義家族に捨てられたステラは、大喜びで家を飛び出し、憧れの魔術師になるべくこっそり王城へ赴くも、あれよあれよとなぜか王宮侍女に!?
優しく麗しい魔術師団副団長になんだかとっても構われながら、いつか一緒に働ける日を夢見て
頑張るステラ。
「仕事ができると思われれば行きたい部署に行けるわよ!(侍女としての配属先)」
「なるほど、希望の部署に行けるように頑張ります!(魔術師団のこと)」
ステラ本人も勘違い!侍女仲間も勘違い!魔術師団員も勘違い!王都の民も勘違い!王族までもが勘違い!
全員が全員ステラを取り巻くあれやこれをほんの少しずつ勘違いしているのに、なぜか全てが不思議と噛み合って誰も勘違いには気づかない。
そして、勘違いの中から勘違いじゃ済まされない恋心が育まれていく……
「君に側にいてほしいんだ」
「私があの人のことを好き!?いやいや、きっとこれは勘違いだわ!」
果たして勘違い令嬢ステラは夢も恋も叶えることができるのか??
※タイトルは変更する可能性があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 06:50:57
55065文字
会話率:32%
時は1935年。幾多の巨大豪華客船が大西洋で鎬を削っていた時代。
その恐竜的進化から取り残されていたはずの東アジアにおいても、満洲国皇帝溥儀の気紛れから、野心的な客船建造計画が始まった!
正気であれば即座に却下されるはずであったこの計
画は、日本の関係各所から強力な支持を取り付けてしまった結果、あれよあれよという間に既成事実化したのである。
新京から発つ超特急『あじあ』号をその身に納め、いつかは賓客を門司経由で東京へと運ぶ空前絶後の大型貨客船『文殊』。
オリンピック東京大会において満洲国の顔をなるはずだった彼女は、その威信をかけて大々的に運行……されることはあまりなく、対外情勢の悪化により遂には帝国海軍の軍艦として再就役することとなった。航空機運用能力と揚陸艦としての機能を兼ね備えた、革新的なる新型艦。それが改装航空母艦『天鷹』だ!
ただ色々と紆余曲折あったフネだからか、『天鷹』に乗り組むは海軍の問題児ばかり。
バンカラ精神溢れる単細胞が艦長なら、副長は女癖が最低最悪。主計長はタダ飯タダ酒が大好きなケチンボで、航海長はいつも遅刻。血気盛んに過ぎる飛行隊長などマシなくらいというあり様だ。軍機なんてお構いなしの素行不良で、挙句奇ッ怪な催しで食中毒ばかり起こす彼等には、海軍中から白い目が注がれている始末。
とはいえ米英との開戦が間近ともなれば、天下の聯合艦隊といえど貴重な戦力を遊ばせておく余裕などあるはずもない。
曲がりなりにも南方作戦の要として、マレー部隊に配属された『天鷹』。彼女の前に立ちはだかるは、新造航空母艦『インドミタブル』の増援を得た英極東艦隊。こんな軍艦で大丈夫か? 海の粗忽者の戦いが今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 18:46:23
1373597文字
会話率:42%
ルネは地味で平凡な男爵令嬢。
しかし、なぜか魅力的な辺境伯令息に見染められ、あれよあれよと言う間に婚約へ至る。
人生すべての運を使い果たしたなぁなんて呑気に構えていたら、まさしくその通りと言うように、結婚を目前に婚約者様は死んでしまった。
//
少しぼんやりした令嬢と、蘇った物理的に冷たい婚約者。
雪の舞い散る北の大地で、時に襲われたり拐われたり戦ったりしながら、愛情を育てて行きます。
//
三章編成の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 15:45:42
104573文字
会話率:26%
龍堂永志は幼い頃に父を亡くし、母とアパートで2人暮らしをしていたが、高校生の時に母も過労で亡くなり、天涯孤独となる。自由気ままに女を連れ込み、独り身を謳歌していた永志だったが22歳の時、隣の部屋に短大生の真城姫羽が越して来た事から生活は一
変、自分の従兄弟の月川史也まで連れて来て賑やかな生活が始まる。振り回されっぱなしの永志の下に、ある日「高級百貨店を営む貴方の祖父が危篤です」との知らせが。あれよあれよと言う間に、永志は遺産相続人として社長の座と高級住宅街に建つ有名な大豪邸を手に入れてしまった。何故か姫羽と史也も同居する事になり、これから一波乱も二波乱も待ち受ける洋館での生活が始まるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 03:01:21
135349文字
会話率:52%