ある日突然、世界にはダンジョンへの入り口が現れた。
それはまるでゲームに登場するダンジョンのようなものだった。
北海道ではダンジョンからあふれ出したオークが砦を作った。
しかも、そのオークを支配しているのは、ビルほどもあるトロール
である。
ダンジョンの魔物には銃弾も戦車も通用しない。
通用するのはダンジョン産の武器と、ダンジョンで上げたレベルのみ。
魔法やエネルギー物質など、未知のお宝もたくさん。
研究者はダンジョンから出たアイテムを研究する方が社会は発展すると声明を発表。
各国の政府や軍隊は総力を挙げて攻略に乗り出した。
世の中のすべてがダンジョン一色になる一大ブームがやってきた。
マイペースに裏庭にできたダンジョンを攻略していた主人公は、ダンジョンに隠された重大な秘密を知ってしまう。
陰謀渦巻くダンジョンワールド! 【書籍化が決まりました。掲載を取り下げる予定はありません。連載は続けます】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-23 18:11:00
198777文字
会話率:22%
世界規模の戦争が終結してから100年の時が経った。
戦争の傷も癒え、先の戦いで教訓を得た各国は軍備拡張を掲げて兵器開発に力を入れた。
戦勝国の1つであるルカルド連邦は全く新しい装甲 鋼鎧装甲《アダマンタイト》の開発・量産に成功。
この
鋼鎧装甲は従来の装甲と違い、電力が供給されることで遥かに高い防御力を得ることができ、従来の火器では太刀打ちできなかった。
これに対し、敗戦国であったサンラクト共和国は戦時当初より高い水準にあった技術力を用いて、電磁投射砲《レールガン》の開発・量産に成功し、その性能は鋼鎧装甲に対して低くはない貫徹力を示した。
これにより軍事力の拮抗した両国は対立を強め、一時は一触即発の状態となった。
しかし、両国と国交があった東国イザナギが仲介を努め、和解・協力を約束した。
この時技術までも交換され、新兵器 鋼鎧甲冑《アーマタイト》が完成した。
鋼鎧装甲の甲冑に身を包み、電磁投射砲を携えたこの兵器で各国の軍部は鋼鎧甲冑科を編成し、軍事力を増大させた。
この兵科に歩兵科は合併され主戦力として重視されるようになった。
各国は鋼鎧甲冑科の兵士の養成を競い、軍学校の配備に力を入れた。
これはサンラクト共和国の英雄の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-20 17:12:07
17447文字
会話率:38%
いつか遠い昔、「アクセス」と呼ばれる宝石が見つかった。
それは火や水、電気といったものを異次元から引き出す(アクセス)ことができるエネルギー革新とも呼べる画期的な宝石であった。
しかし、その宝石をめぐり「アクセス」を用いたとされる世界同時多
発テロが起こる。
日本の関東地方のみならず、世界各国の主要都市が同時に消滅するという事態が発生した。
・・・・その数100年後、もはや国家と呼ばれるものが消え、無秩序となったこの世界で、金属でできた人型戦略兵器「ドレス」を身にまとい戦いに身を投じるリーダー・ラーカスは何を見るか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-18 17:59:04
1461文字
会話率:17%
マーディと呼ばれ、語り継がれている秘境にある力『マーディル』の恩恵を得て発展してきた王国『エルンバル』
広大なフロンティアのど真ん中に位置するその王国はマーディルの回収に最も精を出しており、回収したマーディルは自国のみならず他国にも輸送
し、発展を支援していた。
時が過ぎ、エルンバルの王は天命を全うした。その玉座は彼の息子に託される。しかし王位についた息子は野心溢れる男だった。彼は他国への支援を打ち切り、マーディルを我が物にしようと目論む。無論、他国との関係は悪化。フロンティアは一触即発の状態へと陥った。
そんなある日、エルンバルから遠く離れた小さな国『ハイデン』の王が暗殺される。暗殺者は直ちに捕縛され、処刑されるが、暗殺者の首にはエルンバルの紋章が刻まれたネックレスがぶら下がっていた。
それによりハイデンはエルンバルに宣戦布告。同盟国を巻き込んだ大戦争へと発展した。
大戦は日に日に過激化。世界は前代未聞の混沌と恐怖に支配された。各国の街では罪のない市民の処刑や虐待、高い徴税が行われ、街の外では国同士の戦闘が起き、それに伴う魔獣の活性化が始まった。
時を同じくして、ある寂れた街道を、囚人を乗せた馬車が急いでいた。そこにはエルンバル王直属の部隊を率いる団長の姿もあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-12 20:03:21
140125文字
会話率:50%
邪教「アマルティア教団」所属のアサシン――ニュクスは、司祭の命により各国の英雄達を暗殺して回る日々を送っていた。
そんなニュクスに課せられた新たな任務は、500年前に邪神を封印した英雄の血を色濃く受け継ぐ少女――ソレイユ・ルミエールの暗殺。
しかしニュクスは、万全の態勢で暗殺に臨んだにも関わらず、ソレイユの持つ暗殺者泣かせの特異体質の前に敗北。身柄を拘束されてしまう。
拘束したニュクスにソレイユは驚くべき提案する。
戦力として力を貸してくれるなら、暗殺者としての仕事を継続し、いかなるタイミングで自分の命を狙ってくれても構わないと――
邪神の復活が危惧され、混沌を迎えようとしている世界において、英雄の血を引く少女と灰髪の暗殺者は、どのような運命を辿るのだろうか?
〇基本的には毎日午前7時台に投稿予定。更新をお休みする場合は、最新話の後書きで事前にお知らせします。
〇タイトルの灰髪の読みは(はいがみ)です。(はいはつ)よりも語感が良いのでこちらにしました。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-12 07:00:00
558797文字
会話率:55%
一次選考通過してました。あらすじだけでも見てってください。
そう遠くない未来。
色が失われた世界。
そして、人々が消える奇病「透過性白黒病」。
症状の不可解さの前に、人類は対抗策を見つけられず
多くの人類がその存在をも失っていった。
かつての地球の在り様を取り戻す為に人類は
各国の頭脳による白命黒命組織を設立。
さらに失った人口を補う為、
人と何ら変わらないアンドロイドの
製造に注力する。
白黒病によって幼馴染を失った主人公の彩乃。
数百年に及ぶ研究でさえ、
捉えられないこの世界の実態。
組織の末端の研究員として幼馴染の死因である病、
引いてはこの世界の理を突き止める為の研究だけの日々。
雲を掴むかのような淡い可能性。
全ては理不尽にも失ってしまった幼馴染の為。
やがて彼女たちは、知られざる
世界の深淵に指先が触れることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-10 23:12:04
12629文字
会話率:21%
地球の人口73億人を越えて毎年、増加の一途で100億人を突破し、地球環境問題や食料問題・水問題に加えて、各国での治安の悪化を発端として、地球人類の移住のため宇宙の移住可能な惑星の探査を行い惑星を選び、移住の準備中に、アンドロメダ銀河団からあ
る星が地球侵略の準備をしているとの連絡を受けたが今まで各国のリーダーは地球内にしか意識が向いていなかったので、国連で対応を検討するも紛糾するばかりであったが、地球がなくなるとの思いで全世界でやっと協力して、宇宙船や宇宙で使える兵器を分担して作り、同時に移住計画も平行して進めるながら、地球防衛軍にアンドロメダ銀河団や天の川銀河団の戦闘艦の協力を得て、何千隻という規模で次から次に襲ってくる外敵と戦いながら、勝利し移住計画も平行して進め、移住した各惑星からも戦闘に加わり、最終的には勝利し安堵し各銀河団も故郷に帰って行ったが、その時15光年先から邪悪な惑星集団が刻一刻と近づいていることは、アンドロメタ・あまの河・地球防衛軍も全く気付いていなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 21:46:30
29046文字
会話率:1%
空戦部隊として各国が配備するフルークアーマーと呼ばれる武装を纏う少女たちの物語。
≪飛翔魔法≫は一般的に女性にしか行使することができない魔法なのだが主人公の少年、アレスはなぜかその魔法を行使することができてしまった。アレスは、フェルム王国が
誇る空戦部隊、天空騎士団へ偶然の出会いによって入団することになる。各国の空戦部隊は女性からなっておりフェルム王国もまたそうであった。天空騎士団総司令の命令によりアレスは、女装をして男性であることを隠しながら、女性ばかりの天空騎士団で戦っていくことになるのだが-。
武装×少女×学園の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-29 16:03:19
30089文字
会話率:32%
魔王が復活し各国の精鋭魔術師333人が集まって勇者召喚をした夜、とある町に住む15歳の少女メイリス=オブラーレンは星降る丘で一人の少年に出会った。
※主人公は異世界転移してませんが、キャラクターの一部が異世界転移しているため、ジャンルを異
世界転移にさせていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-15 11:53:50
22802文字
会話率:26%
世界中の国家が争う世界大戦が勃発した。大国は小国を飲み込み肥大化していき、数える程の数の列強となる。各国のパワーバランスは均衡し、各地で一進一退の攻防を繰り広げていた。
そんな泥沼な状況を一変させたのは一つの鉱石——オルバナイト。あらゆる素
材の上位互換となり、更にはある反応によって動力としての利用も可能という事実が判明した。これにより、当時問題視されていたエネルギー問題をも解決された。
そして、オルバナイトを発見し、独占したイギリス王国はこの万能鉱石を利用して人型機動兵器「コフィン」を開発する。コフィンを投入した効果は絶大であり、数週間でイギリス王国は世界の覇者となった。
後は、時間をかけてでも確実に反乱分子を制圧するだけで、イギリス王国を脅かす原因は皆無となる筈だった。バグと名付けられる謎の生命体が現れるまでは……。
バグは瞬く間に支配領域を拡大していき、世界の約半分近くが黒い巨体に覆われた。イギリス王国は様々な手を尽くし、核兵器までもを持ち出して何とかそれ以上の拡大を食い止めた。
その後の二十年間、両者互いに大きな動きは無く、局地戦が各地で頻発しているが、版図が書き換わることは無かった。
そして現代。一人の少女がこの戦いを終わらせんと軍服に袖を通した。決して戦いが好きでは無い。それでも大切な人を守りたい一心でコフィンに乗り込む。
その先に何が待っているのかも知らずに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-06 09:46:51
159109文字
会話率:48%
この世には科学では説明がつかないものが、多数存在する。心霊、妖怪、地球外生命体、未確認生物、神話、都市伝説など、大昔からその土地や習慣毎に様々な言い伝えがある。
それらの言い伝えは怖く残虐なもの。時には悲しく切ないもの。稀に誰かを幸せ
にするものでさえ、星の数ほど存在している。
だがそれらを語る人々のほとんどは『常識的に考えて、あり得ない』と一蹴し、自らの目で視認しない限り、認めようとはしない。中には、見たことを夢だと強く思い込み、現実から目を背ける者でさえいる。
しかし、それらは確かに存在し、世界各国の政府も無視できないものになっていた。いつからかそれらによる脅威を、実在するが見えない方が幸せという逆説の意を込め『非科学事件(パラドックス)』と呼ばれるようになった。
各国の政府は人的被害を減らすためにも秘密裏に、何百年も前から対策する組織を懐に抱えており、それは日本も例外ではなく、現在は政府の極秘組織『非科学事件対策局』を設けている。
日本では陰陽師や霊媒師を中心とし、零課から伍課までの計六つのグループに、それぞれ少人数の構成員が割り当てられ成り立っていた。
壱課は心霊や妖怪が起こした事件。弐課は未確認生物。参課は地球外生命体。肆課は神。伍課は都市伝説と、課によって担当は分けられている。ただし零課だけは別だ。
零課は全ての事件に関与し、解決及びそのサポートをする特殊な組織の、特別な存在となっている。
訳有ってそんな零課に所属する高校生、月影 紅牙。
容姿端麗、聡明、高い身体能力。
そして誰よりも優しい怪物。
そんな彼と、彼に救われ彼を愛し共に戦う者達の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 22:54:44
122252文字
会話率:43%
宇宙船強奪を目指しドイツと蘭国は連携し日本攻撃に踏み切った、首都攻撃を目指して潜水艦隊が房総沖に浮上したが情報を入手していた日本軍が急襲し一気に撃沈、同じころ駿河湾にはドイツ軍が蘭国の潜水艦で到着ーゴムボートで上陸を果たせたが大間港でロボッ
ト軍に捕獲された。
陽動作戦失敗を知らず新潟港沖に到着した輸送船団から上陸部隊出撃、青海のミサイル基地から核ミサイルが発射され全面戦争の火ぶたが切られたが待ち受けていた帝国軍の装備で固めた日本軍に一気に攻められ一夜で殲滅された。
蘭国は帝国軍の装備に震えあがり軍を撤収させ休戦、日本国民は戦いが有ったことを知らずに過ごしていたがついに地球規模で災害が始まった。
大平洋の海底が割れ島々は海に飲まれ日本はじめ各国の沿岸に海水が押し寄せた。
東京の下町地区は水没し地下鉄や鉄道網は全滅、霞が関は月のアルファー基地に移転、市民も山の手地区に避難した。
それから間もなく中部地方が割れてマグマが噴出、住民は銀河鉄道と幸子の船団により助け出されギニアに植民したが驚いた他に住む国民は一斉にギニアへ植民しようと銀河鉄道のステーションに押しかけた。
白瀬は危険が迫っている地区から脱出を指示したから嵐の中でもモクモクと歩いてステーションに向かう日本人特有の規律正しさで避難が進んでいた頃、世界各地では生き残りを掛けてあらゆる策謀戦闘が行われ、アメリカではテロリストと麻薬関係者をひそかに処分しギニアに脱出させなかった。
脱出の様子を眺めていたエミリヤはヨーロッパの壊滅を命じたためサーシアは核爆弾をアルプス山脈に投下して粉砕、ヨーロッパ各都市は噴石の雨の中に埋もれ生き残った人たちはギニア目指してロシアへーしかし国境線では軍が砲口を避難民に向けていた。
その頃辺境星域では一人のシリウス軍の女性士官が任務中に現地人の警官に射殺されたが彼女には日本に一人娘が待っていた。
母が亡くなった事を知らない少女は避難命令が出ている中で一人部屋で泣いていた時防衛隊の兵士に救出されギニアにたどり着いたが誰も世話してくれる大人はいない、空港を一人で出て野原をさまよい川の水を飲みながらとぼとぼ歩いていくと建物を見つけた。
今後少女を援け育ててくれる神田良子の住まいだ、良子は少女を部屋に連れて行き食事をさせるとスヤスヤと寝入ってしまい良子は夫の帰りを待った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 13:25:24
68118文字
会話率:58%
俺たちの日常はファンタジーに蹂躙された。
突如世界各国の都市にまるで物語の中の存在のような様々な異形の怪物の大軍現れ、同時に現れた中世の鎧に似た鎧と剣や盾で武装した人間らしき軍隊の存在。
両者はほどなく世界中で争いを開始。
伝説や創作の世界
の出来事であったはずの両者の放つ魔法らしきエネルギー塊が町を焼き払い凍り付かせた。
その戦いの余波は町を建物を破壊し人の命と平穏をありとあらゆる物を奪い去った。
現れた両勢力にはその段階でのありとあらゆる人類の兵器は一切通用せず。
さらに奴らには人類の言語が一切通じず一方的にまき散らされる戦闘の余波。
国連は奴らを異界の存在FT=ファンタジーテロリストと呼称。
しかし奴らの破壊行為を止める手段は当時の人類には存在せず。
奮闘虚しく人類は多くの大都市を手放すことになる。
それから数年人類はついに希望を手にいれた。
世界で唯一奴ら異界の存在FTに対抗しゆる力、ブレイカーを。
これは世界を蹂躙するファンタジーテロリストに立ち向かう者達ファンタジーテロリスト公安局対策課の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-28 07:35:11
6264文字
会話率:25%
アメリカ政府はSTARTERという特殊部隊を用いいて、秘密裏に暗躍する犯罪者達を捕捉撃破を行ってきた。また、各国とのやりとりで、STARTERは世界に支部が建設されその場所は各国の政府との交渉により秘密裏にされている。
STARTERとい
う組織は各国の軍事組織とは別枠とされ政府の何でも屋という略称で役人達は読んでいる。また、STARTERは国を股にかけて作戦を行う組織であるものの、表舞台には一切情報が公開されない。
その最中、アメリカ支部以下本部はインド海域に不法に建造された島を破壊すべくSTARTERに政府が命令を行使したことから物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 00:59:19
524文字
会話率:55%
チャットを利用したカルト宗教「アイデンシュ」が世界中に蔓延し始めていた。アイデンシュの目指すものは、コンピューターシミュレーション上のバーチャル天国で信者たちの永久の生命を約束することだ。各国の捜査機関は、これが巧妙に計画された大規模なサイ
バー詐欺犯罪に違いないと確信した。
第2回星新一賞落選作品。
https://gthmhk.gitlab.io/gthmhk/syouhen.html#riaru にも公開しています。
この作品は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際 ライセンス(https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/)の下に提供されています。
感想にはほとんど返信しないと思いますが、それで構わなければ自由に書いて下さい。荒れても交通整理もしないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-23 09:35:00
9925文字
会話率:9%
高校生である利人(リヒト)は、空虚な日々を送っていたある日、謎の女性の声が響き、気が付くと異世界にいた。
転移した世界では、黒髪の人を『ダーカー』と呼び、忌み子として嫌われ避けられていた。
利人はその風貌から哨戒中の軍人に捕縛され、そこで
運命の出会いを果たす。
『ダーカー』として生きる黒衣の騎士リュートであった。
目標もなく生きていた利人はリュートに助けられたことによって、一つの目標を見出す。
リュートの助けになること。
命を救われたことへの恩返しだった。軍人であるリュートの助けになるために、己を鍛え軍隊に入る。
時は戦乱の世で、利人は間もなく戦争へと駆り出され、戦場で命を燃やす。
戦の中、リュートに死の危機が迫る。敵から身を守るために、利人はある行動に出る。
大陸の覇権をめぐる各国の思惑が渦巻く中、一人の少年が青年となり戦場を駆ける、異世界ファンタジー戦記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-15 21:17:38
169580文字
会話率:35%
真の孤独など、知りたくありません。
人はいずれ死ぬ、遅いか早いか、だけでさァ。
忍の道を選んだ時点で、僕はもう人ではなかったのかもしれない。
時は戦国。
各国の諸大名諸武将が鎬を削る戦乱の世で、暗躍する者達がいた。
忍。
感
情を殺す彼らは、人間なのか。
親の死に涙を見せない彼は、人間なのか。
自我を持つ事を許されない忍という者は、人間なのか。
これは甲賀にある忍の養成所にて起きた、生と死の物語。
※以前書いた小説のリメイクです。ゆっくり更新予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-12 21:06:43
81597文字
会話率:35%
英雄と呼ばれ、賢者の称号を与えられた天才魔法使い・クラウド。彼は、遠くない未来に魔王が襲来するという神の啓示を受け、人生の最後に6冊の魔導書を残す。それこそ、読めば誰でも強大な魔法を使えるようになる魔導書だった!
強力な魔法を使えるようにな
った人類が協力すれば魔王も倒せるはず……。世界の命運を魔導書と幸薄い弟子のハッコウに授け、クラウドは眠りにつくのだが……死後の世界で神から「魔導書を読んでも弱い魔法しか使えないんだけど?」とクレームを入れられて!?
魔導書を残した功績で美女に囲まれた極楽に行けたのに、何とかしてこいと無理やり転生させられてしまう!
生きていた時は各国の王たちにいいように使われ、死んだ後も神にパシられる……。
ただ平穏に生きてあわよくば女性にモテてハーレムを作りたかっただけなのに自分に力があったばかりに、偉い奴らの便利屋扱い。
そんなのもう我慢ならん!
さっさと魔導書読んでも強い魔法を使えない理由を突き止めて今度こそ楽に生きてやる!
で、原因は何なの? え? ……魔導書が誤字脱字だらけ?
再び世界のパシリとなったクラウドの第二の人生が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 20:06:09
35187文字
会話率:36%
人が超能力と呼ばれる未知の力を手に入れてから300年……
科学が発展した国 「ロット国」
実力主義の国 「ヴァーテル帝国」
女王が支配する国 「フーテマ王国」
3つの大国が交渉として戦争の代わりに各国それぞれが建てた
学園から代表生徒を7人選び擬似戦争を行い、その結果を元に権利などあらゆる物事を決めていた。
各国の代表学園同士の模擬戦争のあまりの激しい様子から、いつからかそれは「学園喧騒」と呼ばれるようになっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 16:51:04
1062文字
会話率:35%
各国の代表者達が集まったその日。
『転送機』で事故が起きた。
激しい光と轟音が鳴り響き、建物は崩れ落ちる。
瓦礫に埋もれたその中心部に彼はいた。
血まみれではあるがどうにか生きているらしい。
国の威信をかけた治療によって彼は一命を取り留めた
。
そして目を開き、こう呟くのだ。
『俺は誰だ?』
<自分を探す旅>は<自分を見失う旅>でもある。
どうして彼は"こう"なのか。
どうして"獣耳少女"がいるのか。
そして
どうして世界がーー終わるのか?
絶望と慟哭に塗れた彼の旅、その終着点はどこにあるのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 03:52:07
64450文字
会話率:34%