前世はキャンプで焚き火を眺めることが好きな教師だった。結婚もせず、生徒にはセクハラまがいのことをし、ギリギリ二十代だってのに行き遅れスケベ教師と言われていたのが俺だ。
そんなある日、突然教室に魔法陣が出現し、クラスごと異世界へと召喚された
。だが、俺はなぜか体を失い赤子へと転生していた。
それから十七年。いつの間にかチートっぽい祝福を得て冒険者となった。ランクは銅級4。普通より下のランクだ。二振りの湾刀——ククリナイフを携え、行き当たりばったりで目的もなくのらりくらりと過ごしている。
魔物を討伐し、素材を売って金にして。たまに事件にも巻き込まれ、今日を生きるために火を焚べる。これはそんな俺が前世での行き遅れを取り戻すつもりもなく、ただ流れに身を任せ生活していく物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 12:00:00
47644文字
会話率:45%
オタクの菅原健人はある日、異世界に転移してしまう。適性が「バグ」という謎なものであり、またクラス1の美少女といろいろあり、クラスから孤立してしまう。そして健人はバグを探すために外の世界に飛び出す決意をした。次に会うのが魔王になってからだとは
知らずに。
そして、すべてを失う、自分の力によって。
辛口コメント大歓迎です。よろしくお願いします。
一応ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 06:00:00
235999文字
会話率:25%
邪教「アマルティア教団」所属のアサシン――ニュクスは、司祭の命により各国の英雄達を暗殺して回る日々を送っていた。
そんなニュクスに課せられた新たな任務は、500年前に邪神を封印した英雄の血を色濃く受け継ぐ少女――ソレイユ・ルミエールの暗殺。
しかしニュクスは、万全の態勢で暗殺に臨んだにも関わらず、ソレイユの持つ暗殺者泣かせの特異体質の前に敗北。身柄を拘束されてしまう。
拘束したニュクスにソレイユは驚くべき提案する。
戦力として力を貸してくれるなら、暗殺者としての仕事を継続し、いかなるタイミングで自分の命を狙ってくれても構わないと――
邪神の復活が危惧され、混沌を迎えようとしている世界において、英雄の血を引く少女と灰髪の暗殺者は、どのような運命を辿るのだろうか?
〇基本的には毎日午前7時台に投稿予定。更新をお休みする場合は、最新話の後書きで事前にお知らせします。
〇タイトルの灰髪の読みは(はいがみ)です。(はいはつ)よりも語感が良いのでこちらにしました。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-12 07:00:00
558797文字
会話率:55%