各国の代表者達が集まったその日。
『転送機』で事故が起きた。
激しい光と轟音が鳴り響き、建物は崩れ落ちる。
瓦礫に埋もれたその中心部に彼はいた。
血まみれではあるがどうにか生きているらしい。
国の威信をかけた治療によって彼は一命を取り留めた
。
そして目を開き、こう呟くのだ。
『俺は誰だ?』
<自分を探す旅>は<自分を見失う旅>でもある。
どうして彼は"こう"なのか。
どうして"獣耳少女"がいるのか。
そして
どうして世界がーー終わるのか?
絶望と慟哭に塗れた彼の旅、その終着点はどこにあるのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 03:52:07
64450文字
会話率:34%
ニート3年生の俺・東雲四葉は、複雑骨折によるショック死という死因であえなく命を落としたらしい。そんな俺は幼女神の手によって、エインフェリアなる存在として異世界に転移することになった、のだが──
「一応神殺しの使命があるんですが……まぁぶっ
ちゃけ気にしなくて良いです!」
使命は無視して好きなことして良いらしい。
そんなわけで自由に生きることにした。
これは、一人の青年が、チートで貰った色彩魔術と共に、ダンジョンを攻略したり、女の子を攻略したり、極々稀に使命を思い出して神殺ししたりする、そんな話である。
*更新は不定期です。予定なく長期間ストップします(多分)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-15 20:00:00
19515文字
会話率:39%