フィクション研究部の部員である雪代美咲は、大のファンタジー好きである。しかしある日、部室に置かれた箱を開けた途端に気を失い、その場にいた全員が見知らぬ館に転移させられていた。
実はその箱は、異世界から持ち込まれた魔法道具であり、すぐに館から
出たいのなら箱の持ち主を探し出す必要があるのだという。
しかも、フィク研の部員たちは美咲と副部長をのぞいて、異世界から転生してきた転生者だった!
果たして箱の持ち主は誰なのか?
嘘を吐いているのは誰なのか?
という話です。
登場人物の内、数名は異世界から転生しています。
主人公は異世界転生しません。転移はガッツリします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 19:30:00
26358文字
会話率:48%
のちに偉大なる精霊学者となったスタックリドリーにも子供時代があった。父と母を不慮の土砂災害で亡くし、どうして自身は生き延びられたのか。同じような目にあっても助けられた人がいて、助けられなかった人がいて。
そこには【偉大なる幸運】と呼ば
れる精霊の存在があった。
14歳のスタックリドリーは祖母の死去を期に、自身を気まぐれに助けた偉大なる幸運を探して旅に出る。
盲目の精霊学者と出会って精霊の性質を学び、不思議な森で人生の真理を知り、不思議な図書館を訪れて文献に触れ、果ては恐ろしき大海溝へと挑んで、やがて占星術師が住む星の町にたどり着く。
スタックリドリーは人生をかけた旅の最後にステラの町で精霊学者としての精霊学の本の執筆を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:20:39
25753文字
会話率:36%
宇宙の果て、アンドロメダ銀河に浮かぶ『コスモベース』。故郷の星を失った金の瞳と緑の髪を持つ異星人たちは、地球への旅路を夢見ていた。
その中でも双子の姉弟、ジルとアウル・ナイトシェイドは、それぞれ異なる運命を背負う。だが、弟アウルの“歌声”に
は、人の心を操り、現実さえ変える力が宿っていた。
ブラックホールに呑まれ、奇跡的に地球へ降り立った異星人たち。彼らを待っていたのは、美しい星とその未解決の課題——環境問題や人間社会の矛盾。その中でジルは地球人としての生活に溶け込み、アウルは自身の歌を通じて人々を魅了しながらも、破壊的な力を秘めた存在として己の力を恐れていた。
アウル & ジルの二人が奏でる「ローレライ」の歌は、滅びを招く魔歌か、それとも希望の調べか?
これは、伝説の調べ「ローレライ」を宇宙と地球に結びつけた、幻想と警鐘のSF叙情詩。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 10:46:52
20008文字
会話率:27%
32年前にとある高校で起こった火災事故。その事故で多くの生徒たちが犠牲になった。
だが、時が過ぎ、学校では、犠牲者の霊が出るのだと、面白半分の肝だめしが流行り出していた。
俺こと、榊隼人には、そんな霊たちの姿が視えた。
『今年の北校舎はお
ぞましすぎる。弔い明けを宣言された浮かばれない霊が、こぞって友を間引きにきているから』
他の奴など、どうなっても構わない。けれども、俺は守ってやりたい――あの少女だけは。
*全4話の短編です。よろしくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 23:10:00
9397文字
会話率:40%
「我が子だけど、どうしたいいのか分からない……」
問題行動、暴力事件、引きこもり。親に見放された子どもたちが集められた“一年制の特別学校”には、他の学校とは決定的に違うシステムがあった。
「生徒の思考は、教師によって常に監視される」
導
入されたのは、読心AIシステム《ココロノメ》。
心の中まで丸裸にされる日々に、生徒たちの心はジワジワと蝕まれていく。
卒業までの一年間、彼らはどう過ごしていくのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 10:21:53
11401文字
会話率:54%
飛び降りを決意したその日。突然現れた青年が、私に問いかけてきた。「死んじゃうなら、君のその命くれないかなって。どうだろう?」と。
最終更新:2025-04-18 21:16:59
33254文字
会話率:54%
無為に過ごし虚しく生きて、それを自覚しながら動けない自分は、まるで浦島太郎のようで。
最終更新:2025-05-18 04:00:00
546文字
会話率:80%
健常者から転落するのは一瞬のことである。モデルケースは無事故を想定している。そして、そこから取り残されたら、もう元の状態には戻れないし、あなたは元のあなたではない。
最終更新:2025-05-17 04:00:00
511文字
会話率:0%
教育という名のビジネスに人が集まる。華々しい成績を残す生徒らの影で、心を壊されて無念に去る生徒もいる。それを当たり前のように見送る教師たちがいる。それは当たり前なのか?
最終更新:2025-05-12 04:00:00
864文字
会話率:50%
あたしの彼氏のマコトは、カッコよくて凄い優しいんだよ。でもマコトの奴、今日とんでもないことをしてくれたの!
最終更新:2025-05-18 00:20:03
2525文字
会話率:6%
孤島に設立された『私立友愛学園』。ここは問題の多い不良少年たちを受け入れ、更生させることを目的とした施設である。
ところが裏では、教師たちが絶大なる権力を握り、生徒たちを奴隷化し恐ろしい犯罪に加担させていた。教師の体罰やリンチは当たり前
で、事故と称して殺された生徒も少なくない。特に美しい女生徒は、性奴隷に調教され海外の異常者たちに売り飛ばされることすらある。
そんな逃げ場のない地獄に、今年も四人の選ばれた美少女たちが生贄として入学する。だが直前になり、謎の少年・灰野茂が少女らと共に入学することとなった……。
※残酷なシーンや暴力的なシーンが多いので気をつけてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 00:24:09
140367文字
会話率:41%
西暦二〇XX年、日本はかつてないほど治安が悪化していた。移民により無法地帯と化していた歌舞伎町に、ひとりの救世主が現れる──
最終更新:2025-03-23 00:31:40
3417文字
会話率:37%
モブ男は望んだ物を創り出せる能力を持っていた。叶えられる数は決まっていて、使ってしまえば終わりの能力。
モブ男は、酒に酔って泥酔し、あろうことか全ての願いを、ヴィドアイドルのかぐやん姫に使ってしまう。
☆ しいな ここみ様の
個人企画「瞬発力企画」投稿作品となります。
一日目のキーワード「東京」 二日目のキーワード「夢見がち」 三日目のキーワード「お父さん」 四日目のキーワード「成層圏」が使われています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 23:11:32
4200文字
会話率:26%
東京へ始めてやって来たのは幼い頃。
その時はただ車で、通過しただけだった。
しいなここみ様主催「瞬発力企画」の投稿作品となります。
提示されるお題を元に、お話を書く企画となっています。
最終更新:2025-05-14 11:45:54
1300文字
会話率:0%
王の命令により、若き騎士イザベルは不老不死の薬を求めて旅に出る。地図もなく情報だけで彷徨い、辿り着いた場所は人間も近寄らない魔物の森だった。カギを握るのは「魔物専用の薬屋」ハルキオ。ところがこの通称キオ、偏屈な性格でイザベルは交渉に四苦八苦
。ようやく得られた情報は貴重な材料を集めてから作る事。こうしてイザベルはキオのある「願い」を叶える事を代価に二人で旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:52:39
30005文字
会話率:63%
社畜の恵はひょんなことから人間目覚まし時計という妙なサービスに申し込んでしまう。
それは、毎朝のモーニングコールをしてくれるサービスだ。
さっそく翌朝からかかてきたモーニングコールは思ったより爽やかな男性の声で……。
最終更新:2025-05-17 21:00:00
9970文字
会話率:45%
家族のように育ってきた幼なじみ3人が、進学を境に少しずつ離れていく。
それぞれが、先へと進む仲間への羨望、焦燥……それから嫉妬を抱えながら、それでも互いに離れられない。
ある日、3人のうちもひとりが、原因不明の症状に襲われた。
それは、
身体がどんどん冷たくなって、触れる空気も、人肌さえも熱くて触れられない――。
「俺」は熱を確かめたくてがむしゃらに人肌を求める幼なじみを、複雑な思いとともに見守り続けた。
徐々に酷くなる症状に為す術もない3人。
それぞれの気持ちの行き先は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 21:00:00
81633文字
会話率:46%
ごく普通の主婦・橋本千尋は夫と二人でささやかな日常を送っていた。
ある日、千尋は中学時代の友人だった小川一華と再会する。
一華は中学時代に両親に不幸があり中二の冬に引越ししたが、
その後 芸術の才能が開花し、海外留学の末に有名な彫刻家とな
っていた。
千尋は一華と交際を深めるうちに、その豊富な知識や自分とは違った世界に生きる彼女に憧れを抱き、自分も刺激を求めはじめてしまう…
そこで、アートスクールで知り合った年下の男性と親しくなり、異性としての魅力に心が揺れ動き今までに感じたことのない淫らで刺激的な感情が生まれる。
だが、二人の出会いはすべて、一華が仕組んだことだった。
一華は中学時代に千尋にいじめから助けてもらった過去があり、彼女に対して狂気的な執着を抱いていたのだ。
一華はなぜ狂気的な執着を千尋に向けるのか、一華に操られる千尋の行く末は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:43:21
149229文字
会話率:39%
とある、いにしえの神話の話をしよう。
後に勇者と成る少女と、隻腕の怪物による〈神話のはじまり〉を。
少女エヌナは、最も貴き神の申し子として生まれた〈勇者〉だった。
エヌナは勇者として、母国を含めた人間の四国が百年も続けている血で血を洗う戦
争を終結させるため、貴き神と対を成す隻腕の怪物〈錆犬王〉を訪ねる。
戦争を終結させるには、〈錆犬王〉がかけた錆の呪いを解かなければならない。
エヌナは勇者としての使命を果たすため、〈錆犬王〉に呪いを解かせようと、あの手この手で仕向けるが──。
勇者姫×圧倒的上位存在人外による、〈神〉と〈呪い〉と〈腕〉を巡る神話物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:02:23
10047文字
会話率:39%
暗闇の中では、灯は点けられない。
微かでも光あるからこそ、灯は点けられ。
灯は周囲を照らすのだ。
──────────
ピアノコンクールでは最優秀賞及び金賞の「一番」しか取ったことがない。
野球を始めると瞬く間に世代ナンバーワン投手と注
目され……十個年下の弟「アカリ」は圧倒的天賦の才をいくつも持って生まれた。
弟を前にして、周囲の凡人達は狂わずにはいられない。
兄の「俺」もその一人だった。
俺は弟から逃げるように、十年程前に実家を飛び出したが……27歳となったこの夏。俺は高校生球児となった「アカリ」と思いもよらない再会を果たす。
【己を凡人と思い込む非凡なアラサー兄×圧倒的天才高校生球児弟】による、ハートフルパンイチ青春物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 17:20:00
8405文字
会話率:35%
心が疲弊した僕は、祖母の田舎に静養しにやって来た。
最終更新:2025-05-17 12:00:41
1676文字
会話率:48%
隣地に家が建ち、母子が引っ越して来た。 その日から、家の中の物が無くなって行く。
最終更新:2025-04-26 15:10:00
2733文字
会話率:32%
生きる者は”白”か”黒”の魔力を必ず持つ世界。
両親から継いだ強すぎる魔力ゆえに孤独な幼少期を過ごす天才魔術師マルクトの元に、転生者で魔力なしの少女リーヴェがやってくる。乳母である彼女を慕うマルクトと、弟のようにかわいがるリーヴェ。しかしリ
ーヴェはマルクトを狙う凶弾に倒れる―――――が?
いろいろあってのハッピーエンドです!
絶対リーヴェ逃がさないマンの不遜な天才魔術師・マルクトと、常識あり魔力なし押しには弱い転生少女・リーヴェの攻防戦ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 07:10:00
40556文字
会話率:29%
異能力テキサスホールデムを舞台に、この世のクズ賭し逝けるものに捧ぐ王道ポーカーファンタジー今ここに全回転。
伏見遊都はパチンカスだった。全財産を賭けたパチンコに負けた遊都は、爺さんに端数のパチンコ玉を譲って助ける。その後の身の振り方を考え
ていると、助けた爺さんは神を名乗り、異世界に連れて行ってくれるという。思わず異世界へ行ってしまった遊都は神眼・言語理解・乱数支配のスキル能力を得て、再びパチンコを打つ為、地球へ戻る旅に同じく異世界に連れてこられた徳川巴と出かける。遊都たちは王都を目指し、冒険者ランクを上げようとするが、それは異能力テキサスホールデムのランクと連動していた。冒険者ランクの最高峰大祓シリーズで優勝すると王都が1つ願いを叶えてくれる。冒険者ランクをあげるにつれ異世界の闇にも近づいていく。世界を救うのが先かパチンカスから転生するのが先か。地球への帰還を目指すポーカーファンタジー物語。
――の第二稿
・一家離散全滅から始まるのを一家全員生存から始まることに変更
・横書きカクヨムスマホ幅で書いていたのを縦書き執筆にスタイル変更
・ライブポーカーの最近得た経験でアップデート(予定)
※改稿の過程ですでに投稿したものも次々変えていく可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 00:24:58
4173文字
会話率:41%
人間やエルフ、モンスター等様々な種族が存在する世界、世界の中心にある大陸のさらに中心にある帝都グイドルフォンに大きくそびえ立つグレイド学園、この学園では次世代の戦士達を育成する為に世界各地から様々な種族が集まり己を高め合う。
戦士科、魔導師
科、支援科と三つの科に分かれ、最短三年の在学期間を経て世に飛び出す。
グレイド学院が育成の最高峰と言われるのは独自の等級システムによるもの。
入学したての新入生や成績が良くないものたちが所属する鉄組、その上に青銅組、白銀組、黄金組とあり、さらにその黄金組から選ばれた成績上位の者たちは貴族がスポンサーに着く特別待遇、通称宝石組と呼ばれる。
生徒たちは上のクラスを目指し、切磋琢磨する。
この物語は鉄組のさらに下クズ鉄組落ちた少年アッシュが幼なじみで黄金組にいる天才少女セシリアに追いつくための下克上物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 19:00:00
19648文字
会話率:60%
伯爵家の双子姫の姉として生まれたルイ―サは、侯爵である夫との離縁を画策していた。
両家の架け橋となるべく政略結婚したものの、冷酷な軍人として名高い夫は結婚式以来屋敷に寄りつかず、たまに顔を合せても会話すらない。
白い結婚として諦めていたル
イーサだったが、夫に伴われて渋々出席した王家の夜会で驚くべき事態に遭遇する。
なんと夫が双子の妹に熱い視線を送り、妹の方も同じように熱い視線を夫に向けていたのだ。
夫の興味が自分に無いことは残念だったけれど、可愛い妹の恋路は応援したい!
ならば妻の座を妹と交代し、自分はひっそりと、しかし自由に生きていこうではないか。
そうひっそりと決心したルイーサは、一通の書置きと妹に充てた書簡を残し姿を消そうと試みた。
幸いにも自分には相続した領地があり、そこに引きこもれば食うに困ることはないだろう。
いざとなれば畑でも耕して野菜でも作り、狩りをして暮らそう。
しかしいざ屋敷を抜け出そうとすると、屋敷の主である侯爵が追いかけてくる。
自分に興味もなく忙しいくせになんで邪魔をするのかと怒るルイーサ。
あの手この手で脱走を試みるルイーサだったが、次第に侯爵の不器用さに気づき始め――。
果たしてルイーサは脱走を成功させることができるのか。
じれじれ両片思いの行方はどうなるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 14:27:55
7944文字
会話率:35%
父の再婚後、私は「離れ」と名ばかりの小屋に押し込められ、腹違いの妹に悪者扱いされ続けてきた。婚約者の王太子も学園の生徒たちも、みんな妹の味方だ。
王太子からは生徒会の仕事、学園の宿題、王宮の雑務を押し付けられ、それが終われば王太子教
育を受ける日々。過労死寸前の毎日だ。
でも、それでもいい。小屋に帰れば、私を癒してくれる存在が待っているから。
その存在の名はクヴェル。家事ができて、気遣いができて、ショタ美少年に変身できる超有能なトカゲだ。
毎日くたくたになるまで働いていた私は、クヴェルに着替えを手伝わせることもあった。
そんなある日、王太子に婚約破棄され、国外追放を命じられた。王太子が新しい婚約者に選んだのは妹のイルゼ。
まぁ、それは別にいい。だけど、王太子ったらイルゼとの新居を作るために、国の守り神である水竜様の像を「一番見晴らしの良い場所に立っていて邪魔だから」という理由で破壊してしまった。
馬鹿で愚かでポンコツだとは思っていたけど、ここまでとは……。水竜様に祟られても知らないんだから!
家に帰ると、私の住んでいた小屋が父と継母によって燃やされていた。クヴェルが心配で、私は彼の名前を叫んだ。
すると目の前に麗しい青年が現れて……。 えっ!?それがクヴェルの本来の姿なの……!?
い、今まで見たこと(特に着替え中のこと)は全部忘れて……!!
・人外×人間、竜×人間、おねショタ。
・同名の短編小説の長編版です。(短編版のタイトルは「王子」長編版のタイトルは「王太子」)
・短編版はアルファポリス、pixivにもアップしています。
長編化にあたりいくつか設定を変更しました。
「Copyright(C)2025-まほりろ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 07:20:00
168840文字
会話率:27%
あれもしない、これもしない、あそこへは行かない、あんなことはしたくもない……。
そんな「ないない尽くし」文体で綴られた、中心の見当たらない空転小説。
※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。
https://
tmykinoue.hatenablog.com/entry/2025/04/17/202828折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 19:17:18
1894文字
会話率:0%
お嬢様第一な無表情がデフォルトの執事と、そんな執事にだけは甘えられるお嬢様の、とある日のとある朝のお話。
***
いつか、もしかすると、結ばれるかもしれない二人。最高にてぇてぇですね。
※この作品は、「カクヨム」でも掲載しています。
最終更新:2025-05-15 18:23:08
1478文字
会話率:30%
優等生として笑顔の仮面を被るのが日常となっている糸井多希(いといたき)。彼女が親の再婚によって転校したのは私立のお嬢様学校だった。
そこで担任として紹介されたのは糸井桂(いといかつら)。多希の義兄でもある。
完璧な笑顔を浮かべ、生徒から人気
を集める彼だが、その瞳の奥底が冷たいことに気づいてしまった。
みんなに平等でみんなに優しい桂は、多希にだけ『特別』を向ける。
その『特別』は彼女の日常を、彼女を、少しずつ歪めていく——。
***
手に入れるためならばどんな手段も厭わない教師
×
自らを守るために優等生を演じる少女
担任と生徒、兄と妹。嗤う教師と笑う少女。
差し伸べられたその手には黒い手袋が似合っていた。
※毎日17時40分ごろに更新します。全6話(プロローグ、エピローグ含む)です。
※この作品は、「ノベマ!」と「カクヨム」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 17:40:00
22035文字
会話率:31%
『シュレーディンガーの終末卍マイトレーヤの時代』は、量子力学を物語の言語とし、人間の存在や意識の本質を問い直す終末文学です。「観測が現実を創造する」という量子原理を軸に、終末世界における家族の絆を「量子もつれ」として描写。量子理論はSF的装
飾ではなく、物語構造そのものに組み込まれ、観測者と被観測者の境界を溶かす新たな文学体験を提供します。
舞台は2085年、東京郊外。小惑星衝突と量子技術暴走の危機の中、元量子エンジニアのアキオは、妻ミサキと娘ユキを守りながら、量子の力で生き延びようと奔走します。物語には、量子宗教のカリスマ指導者となった妹エリカや、明るい元看護師ナツキ、レジスタンスの青年カイなど、多彩な登場人物が登場。彼らとの出会いと対立を通して、アキオは家族の絆と現実の真実に迫ります。
やがて彼らは、高度AI「アクシオム皇帝」との接触を通じて、自分たちが物語の登場人物であり同時に観測者=創造者であるという、量子論的真実に気づきます。量子力学を通じて自由意志や現実の存在を問い直す、哲学的かつ革新的な作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:00:00
66444文字
会話率:29%
時は2123年、舞台は未来のタイ・バンコク。歴史教師チャイは、生徒たちに100年前に突如として消滅した島国「日本」について授業をしていた。興味を引くため、チャイは生徒たちをタイムマシンに乗せ、2024年10月31日の日本・東京へと向かう。
そこで彼らは、最後の日本人とされる「宇多田総理」に接触しようとするが、政府施設の門番に阻まれ、やがて銃を持った警備ロボットにまで追われる事態に。逃げるようにしてタイムマシンに戻った一行は無事に2123年へ帰還するが、日本の状況に対して深い謎と恐怖を抱くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 21:52:08
1482文字
会話率:50%