近未来、急速な発展と共に深い闇を内包する手名芽市。
闇の中で蠢く、人に寄生し人を喰らう怪異、神魔。
その神魔に全てを奪われた男、虚木新(うつろぎ あらた)は、神魔への復讐の為、そして人々を護る為、鋼の超戦士ブランクへと変身する。
いつ終わる
とも知れない闘いの日々の果て、ブランクに訪れる結末は絶望か、希望か、それとも……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 04:40:30
280464文字
会話率:57%
隣の席の小山内友梨(おさないゆり)と、ぼっちな俺、天里尋(あまりひろ)は、微妙な距離の昔馴染みだ。
目に隈のあるこの顔で、クラスで視線を合わせてくれるのは彼女くらい。
隠れた美少女だと贔屓目に意識しながら、ある日の放課後、俺は彼女と二人き
りになって告げられる。
「今日、一緒に帰りませんか? 天里君」
……それから仲良くなるけれど、小山内さんの距離感は幼いまま。
ことあるごとにくっついて、けれど体つきは幼くない。
これは少し思い込みがちで怖がりで、色々無自覚に迫る彼女と俺が、急速に仲を深めるラブコメディ。
※旧題『隣の席の小山内さん、ぼっちな俺に積極的』 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-14 17:23:25
20730文字
会話率:32%
ある日、高校生だった俺はベットで横になっていると淡い光に飲まれ、異世界へと飛ばされてしまった。ゲーム脳だったためか、ギルドや冒険者など「RPG要素」があると勝手に思い込んでいたが... そんなものはなかった...
人々は竪穴住居に住み、
モンスターに怯えながら生活していた。大きな剣が似合うであろう屈強な男たちも、小石を投げて応戦... 魔族はというと、「魔法」の「ま」の字も知らず、堕落して毎日を過ごしている始末。
その光景を目の当たりにし俺が思ったことはただ一つ、「この世界を発展させよう」... と決心して60年の年月が流れた。
その後、努力に努力を重ね、この世界は劇的に変わった。 いや、変わりすぎてしまった。 眩いばかりの高層ビルが立ち並び、町は人であふれかえっていた。
民主化が進むにつれて、法が整備され種族間の争いも極端に減った。
毎日が平和になった...
と同時に俺は、底なしの空虚感を感じた。
だから、俺は新しい何かを求め、転生することを決めた―――――
希望があれば、外伝として「60年間」の出来事も書いていきたいと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-14 02:00:00
3172文字
会話率:40%
かつて勇者カイの活躍によって魔王は滅ぼされた。
魔王が滅んで21年後、王国は急速に復興を遂げていた。
そんな中、学園に通う王女が何者かによって攫われる。
それは王女を生贄に魔王復活を目論む、大教祖ヴォルティネリ率いる魔神教団の仕業であった。
王女が連れ去られた先は霧の森。かつて魔王が支配していた前人未到の領域である。
親友である王女を救うため、騎士団副長の娘サーラは今は難民街でくすぶるカイに助けを求める。
王女を救うためカイは再び戦いの世界に身を投じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-12 18:00:00
87335文字
会話率:27%
グエン型の武器を生まれながらに所持をし、次代の英雄を期待されていたゼル=オーウェン
は小等部を卒業しても発現が出来ずにいた。
15歳の成人を迎えるが一向発現はしない。落ちこぼれと罵られても適当に流し、卒業後は周りの反対を押しのけ冒険者となる
。
ある時、遺跡で少女と出会い、何度も顔を合わせるうちに旅を共にすることとなる。
果たして少女の正体とは、遺跡に隠された謎とは。
今ゼルの物語は急速に加速し、予定された調和へ収束しようとしている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-05 15:54:11
10670文字
会話率:65%
あまりにも突然に、最愛の恋人アクエリアスを失ったジャック。そして17年の月日が流れる。ひとり小さな講堂で物理学の数式にとり組むジャックのもとに、最愛の恋人によく似たマギーが近づく。ジャックの研究を利用しようとたくらむ魔女の姿だ。国家機関もま
じえてジャックの争奪戦が繰り広げられる中、二人の距離は急速に縮じまるかに思えたが、ジャックは魔女の誘いを断るのだ。失意のジャックのもとに現れたのは..折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 17:01:37
3078文字
会話率:40%
『ただいまを持ちまして、人類は滅びました』
魂を電子世界へ移行させる技術を生み出した人類。画期的な技術はあらゆる人々から貧困と病苦からの解放した。全ての苦しみを解決するかみ見えたこのテクノロジーはやがて産業構造の致命的な崩壊を引き起こす。
電子世界への移行業務を担当するコウは通勤途中にユキナと出会う。彼女が移行に反対する組織に所属する人間とは知らずに。
二人の出会いは、やがてテロリストを巻き込み急速な崩壊へと向かう。
第2回お仕事小説コン入賞作。
2017年6月20日に楽ノベ文庫より各電子書籍ストアで発売中。
2019/05/30 第1部完結(電子書籍版と同じ内容)
2019/06/03 電子書籍版のラストから10年後の話がスタートしました。
※ 間違って完結済みにして投稿してしまったみたいなので、すぐに戻しています……うーん、完結ブーストできなくなりました(^^; (2019/06/30)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 00:38:06
225681文字
会話率:53%
――米国中国との間に生まれた亀裂が世界を巻き込む形までに発展した。アジア大戦・灰色戦争とも呼ばれる、事実上の第三次世界大戦である。戦地の舞台となった日本は破壊的なダメージを受け、その後大戦の影響は他国にまで大きく響き、各地で内乱紛争が多発し
た。
それまで人間の身についていた五感にくわえ、まったく新たな第六感が世界的に認められたのは、つい最近のことである。恐慌に陥った生物の適応による進化か異変か、人々はその力を喜び恐れ〈第六感〉と呼ぶ。
戦後、日本は遅れを取り戻すべく急速に過剰なほど発達した。いまだ米国の下にあるとはいえ、この国はいまや世界有数のサイバーテクノロジー国となり、都市部では摩天楼が立ち並ぶ。
<第六感>を実用化し防衛と発展を兼ねた組織、次々と引き起こされる事件、異色の溜まり課、高嶺の花と正義の犬、背中合わせとなるふたり、それぞれの道が交差する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-11 21:24:01
105338文字
会話率:65%
※いつもお読みいただきありがとうございます。
本作品は完結しました。
近日中に続編となる3作目を出す予定ですのでご期待下さい。
女神マリス様から、「この異世界を守るために文明を高めて欲しい。」と依頼されたマサルは、ナーラ大公爵領の行政改
革を盛大に推し進め、キンコー王国に急速な経済と文化の成長をもたらした。
その影響は、大陸の各国にも及び、流通網の改革等大きな成果を上げていく。
その中で、事件は起きた。
キンコー王国内にあるホンノー自治区が何者かに襲われる。
大規模な襲撃を迎えるにあたりマサルのとった行動は....
その襲撃の裏に隠れる悲しい過去と、本当の黒幕は.....
サスペンス要素満載ですが、やっぱりマサルは戦いません。
その活躍を乞うご期待下さい。
毎週月曜日、木曜日の7時と16時に更新予定です。
完結済連載小説「最強魔術戦士は戦わない 第1章 キンコー王国は行政改革で大忙し」の続編です。
この作品から入られる方は、是非前作もお楽しみください。
https://ncode.syosetu.com/n1782fn/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-11 07:00:00
49080文字
会話率:20%
時に西暦2045年。
技術的特異点《シンギュラリティ》は発生せず、意識を持つ人工知能は現れなかった。
一方、人類は核融合炉を実用化し、エネルギィ問題は解決に向かっている。
その過程で原油が暴落し、アラビア半島では戦争が相次ぎ、西洋諸国も巻
き込む緊張があった。
だが、それらも過去の歴史となり、世界は次第に平穏を取り戻しつつあった。
そして文明は西へ巡る。
19世紀の西洋、20世紀前半の米国、後半の日本、21世紀前半の中国とインド。
来る21世紀後半は、アフリカの時代と言われている。
汚職と贈賄、それに伴う内乱で疲弊した中央アフリカ、コンゴ民主共和国。
慢性化した世界的不況と、幾度トップを挿げ替えても繰り返される問題に困った国連は、国家運営をAIに任せることにした。
人間に比べ効率は悪いものの、汚職も贈賄も恫喝すら受け付けないAI政府により安定したコンゴは、核融合炉によるエネルギィと豊富な地下資源により急速に発展する。
21世紀中盤、拓け行くアフリカの時代。その先頭を走るコンゴ。
だがその国には秘密が、人類を滅亡させうる巨大なリスクが生まれていた。
そのリスクを気にかけようともせずに女の尻を追いかける、すちゃらか会社員の物語。
なお、第8,9章にはクリエイティブコモンズの下「1984年」を改変した文が含まれています。
【元本】
http://blog.livedoor.jp/blackcode/archives/1700656.html
【クリエイティブコモンズ】
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/2.1/jp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-09 20:33:18
210549文字
会話率:30%
第四次世界大戦により、文明は衰退した。新たな生態系が急速に形成され、生き残った人々は身を守る為に再び文明を発展させる。しかし現在では、帝国を築き上げた皇帝の圧政により民衆は静かに怒りを膨らませていた。
帝国軍に入隊した宮本大志は、幼馴染で同
期入隊のハルカと、新入隊員ばかりで構成されたチームで初任務に向かう。そのチームには『戦闘支援工作員』と呼ばれる者たちもいた。彼らは普通の人間より遥かに優れた五感と身体能力を有し、皇帝陛下に力を捧げてきた。しかしそれは、決して誉れ高い意味ではない。彼らは第四次世界大戦時代に、今はもう失われた人体実験技術の末に生まれた強化人間であり、世界を滅ぼした戦犯の子孫たちだった。その罪を償う為に彼らは生きなければならない。その一人である青年、柴尾銀臣と出会う。新人にはよく割り振られる安全な任務であったはずが、突如現れたS級危険生物によりチームは全滅し、ハルカも命を落とした。それを銀臣の所為だと、八つ当たりだと自覚しながらも大志は叫ぶ。
その数日後、大志にバディが付くと上官に紹介された男は、件の柴尾銀臣だった。
当たって怒鳴ったことへの気まずさを感じる大志とは裏腹に、銀臣は平然としている。二人に次に与えられた任務は、失踪事件が頻発している村への初動調査。村に向かう車の中、気さくに話しかけてくる銀臣に安心するのと同時に謝るタイミングをどんどん失っていく大志はやきもきする。そうしているうちに車がパンクし、通りすがった新渡戸ミカと名乗る少女と出会う。
事件を解決し本部へ向かう帰路、捜査中の頼りになり思慮深い銀臣の言動に、大志は素直に尊敬の意を伝える。
が、銀臣は急に不機嫌になった。自分のなにが彼を怒らせたのかわからない大志は、彼のはっきりしない態度に業を煮やし詰め寄った。
銀臣は「嫌でも命を張って戦わなきゃいけない気持ちがお前にわかるか」と睨みつける。「ぬくぬく大切に育てられたお前になんてわかるわけないよな」とも。それは今度は大志の逆鱗に触れた。どちらともなく殴り合い、力尽きる。そうして笑い合った相棒生活の始まり。
一方地方では、国への不満を募らせる国民を扇動する指導者が現れる。白い髪の、まるで天使と見間違える男。彼は群衆に言葉を投げかける。
「世界を変えようなんて、頭がおかしいだろう?」
そう、どこまでも優しい声音で。穏やかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 05:30:37
135128文字
会話率:46%
都会で無双中の戦士を若くして辞し自殺まで考えたヤミ期の女戦士が、道に迷った末偶然たどり着いた辺境にて一年後に現れる強大な敵に対抗しうるため、一年で魔法専門学校(通称…魔専)においては底辺レベルほどの実力しか無い連中を、一流戦士レベル(もしく
はそれ以上)に引きあげていく···
しかし引き上げてやるにも、彼らもわたしも自分の村の周りの空間の生態系もレベルもわからないままであり、取り敢えず奥へ奥へと分け入っていくうちにこの森の不可解さと異常性を知る··
主人公プロフィールー
わたしは三年前まで傑出した才能を持つ戦士のみが加盟を許される「魔王討伐パーティー」に所属し、戦士時代は魔物相手に無双していた。
しかし戦士そのものが急速な科学技術の向上により最新鋭の軍隊に職を奪われ、徐々に戦士は迫害されていくようになる。
こうして首都にも辺りの自治都市にすらも居場所を失ったわたしは、目的地が見えなくなった末に道に迷い通称「この世とあの世の狭間」という異常区域へ侵入してしまう。
自殺願望を胸に抱きながら異常区域を彷徨う末にこの異常区域を生活空間とする村人と出会い、わたしは悩んだ挙げ句に魔法教師として年も性別も様々な人間達相手に腕を振るうこととなる。しかしこの場所はわたしにとってはとても無双とは程遠い場所であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 12:00:00
25727文字
会話率:36%
これは今からはるか未来の出来事である。
新たな資源を手に入れた人類は、文明を急速に発展させ、栄華を極めていた。
だが、そんな日々は突然終わりを告げる。
世界各地に突如として巨大な超生命体が出現したのであった。奴らによって人類はその個体数
を減らされ、絶滅寸前まで追い込まれるのであった。
それから13年。
徐々に復興しつつある人類であったが、それでも彼らが心の底から安心して暮らせる日々はまだ来ない。いつまたどこで奴らに襲われるかわからない恐怖を抱きながら、不安の絶えない日々を送っているのであった。
だが、決して諦めたわけではない。人類は反撃の機会をうかがっているのであった。
梯 蒼依(カケハシ アオイ)は東京都内の大学に通う大学生である。彼の日常も奴らに奪われ、彼自身も人類と奴らの戦いに巻き込まれていくのである。
これはそんな人類の、逆襲の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 15:45:01
30896文字
会話率:31%
ちょっといけずな令嬢魔術師と、愛想皆無な騎士団部隊長。
2人は6年も婚約関係にありながら、顔を合わせる度に不毛な口喧嘩を繰り返していた。
しかし部隊長に危機が訪れたことで、2人の仲が急速に接近する——かもしれないお話。
しょうもないギャグも
のです。素敵なヒロイン、ヒーローは登場しません。
御都合主義・ガバ設定満載。
※6/3完結、6/4に後日談追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-04 21:28:04
29598文字
会話率:47%
洋風>和風ファンタジー。この為、一部の固有名詞に和が混ざります。
傾向は以下の通り。
・更新はほぼ毎日(たまに日付跨ぐ&纏めに入ると更新日数がかかりやすい)。
・日によっては複数話投稿有り。
・更新時間は17:00~翌日02:00位の間。
・最新話は加筆修正されやすいものの、本筋の流れに変化は無し。
主な成分は以下。
・魔法(魔術)、生産、交易、冒険、戦闘、死生観。
一部含まれるけど主軸ではないもの。
・TS、ざまぁ(と言う名の見下し、見返し表現)。
次の要素は全く含まれません。
・エロ、ハーレム、恋愛、チョロイン、チョーロー、主人公最強。
※R15は保険。作中には多少の暴力表現や性描写が含まれます。
この為、苦手な方はブラウザバックして下さい。
無断転載防止【天安門事件】
なんかアクセス辿ったら某国から来てるっていう。
―ここからあらすじ―
かつて魔素の無かった世界は齎されたそれによって混沌と化してしまった。
各地で相次ぐ進化と退化の繰り返し。それは、急激に促されて多くの種が変質し、耐えきれず死滅し、あるいは生き残ったものが違う種へと転じていく急速な変化である。
そんな中で、旧世代と言える人間達は、変質した種によって追い詰められていった。
追い詰めるものの正体は――『魔物』。
動物だったもの達が姿を変え、魔素を取り込んだ事で凶悪な生き物へと転じた姿である。
そんなもの達に追い詰められた人々は、崩壊する社会に、失われていくかつての文明に、どうすることも出来ずに次々と命を落としていく。
為す術もなく生存圏は奪われて、だがしかし、中には魔法や魔術という奇跡により、一部が命を取り留めていた。
そんな奇跡をたまたま手にしていた若き青年、ルーク。
彼は、地震発生後に迫りくる津波と、魔物の包囲から逃れる為に、一人その奇跡へと手をつける。
後に、それらが全ての歯車を噛み合わせる事となるとも知らずに。
衰退した世界で目を覚ました彼は、知らず知らずにその時代を救う救世主として、駆けて行く事となるのだ。
―あらすじここまで―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 20:30:50
1526064文字
会話率:25%
世界各地の治安は2073年の大規模テロによって急速に悪化していた。紛争状態にはならないものの軍警による検挙率は低下、非政府組織の活動が盛んになった。そんな中、《ルードワン》という名前だけが与えられた一人の青年は合衆国のとある組織に飼われてい
た。そして今日も一人、青年は任務を果たす。任務を果たした彼に待っていたのは一人の女性だった。
この作品はカクヨムにも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-27 23:27:58
3212文字
会話率:35%
今から約100年前の“種族戦争”では人間側として参戦し、約50年前の“世界大戦”でもそれぞれの国で大きな活躍を見せた。その一方、歴史的に迫害されることの多かった“魔法使い”を報いる為“世界連盟法”で各国で“魔法使い専用の地域”を設けることが
定められた。
だがしかし気づけばその地域は事実上の“首都”になっている国がほとんどになっており、普通の人間よりも単純に強力である“魔法使い”が国家そして世界の治安維持などの中核を担うようになっていた。
そして各国に“魔法使い”の土壌ができたことにより、“魔法”に関する技術開発が急速に進むことになる。
技術開発の1番の成果は、“魔力はあるが魔法は使えない”普通の人間から魔力を上手く引き出せるようになり、“魔法使い”と呼べる水準まで魔法を使えるようになることだった。
そして人々は自分に秘められている能力を開花させる為に魔法使いに憧れることになる。
そしてより多くの魔法使いを持った国ほど強力になっていくのだ。
このストーリーの舞台である日本の首都は、本州から少し離れた島にある。通称“首都島”。
日本はもともとの人口に加え、近隣の“人口は多いが世界連盟に加入してない為魔法使い専用の土壌がない国”からの魔法使いの流入も多い為、魔法使い人口は、欧州連盟、合衆国の次に多く、「世界三大首都国家」と呼ばれている。
戦争の時代に比べると言うまでもなく世界全体で死者数が減り、生活水準が軒並み上がった。
いろんな分野での技術開発も進み、その中日本は世界でも有数の大国になった。
だがしかし常に変わりゆく不安定な情勢の中、世界は、そして一見平穏に見える日本のぬるま湯もゆっくりと、誰も気づかない速度で熱湯になっていくのであった。
混沌の世界の中で、主人公たちは何を思って動くのか。
それぞれのTrue North(信じる方向・目的地)を目指す物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 00:39:45
8219文字
会話率:53%
遡ること数億年ほど昔、天の川銀河を周回する太陽は巨大な星間分子雲を通り過ぎた。太陽系が星間分子雲を通り過ぎると巨大な雲の重力が影響を及ぼし、いちばん外側の微惑星が動き始めた。微惑星は彗星となり、長い時間をかけて別の恒星系に到達すると、惑星
のひとつに衝突することとなった。その惑星の生命の源である胞子のいくつかが衝突の衝撃により吹き飛ばされ、宇宙に飛び出してしまった。
時は現代になり、地球では世界経済が疲弊する中、軍事的な緊張が高まるのは避けられないことであり、疑心暗鬼となった大人たちの憎悪が渦巻いていた。オランダ北部ベームスター干拓地も例外ではなく、新たに配備されたミサイルによって、火薬庫のひとつになろうとしていた。
ベームスター干拓地は草原が広がる静かな土地であり、ミサイルの配備さえ無ければ世界情勢に無縁な静かな土地であり、穏やかな住民たちが暮らしていた。セリア・ケイとサラ・ケイの姉妹は、その住人であった。
ある日、妹のサラは宇宙から流れて来た胞子から発芽した生き物と出会うことになる。その生き物は多くの伝説や神話の中でのみ語り継がれており、フェアリーと呼ばれていた。
サラとフェアリーは、フェアリーリングを通した遊びに夢中になるが、大人たちの疑心暗鬼に巻き込まれてしまう。世界に渦巻く憎悪は、フェアリーリングから招かざる侵入者を呼び込み、ベームスター干拓地ドラゴン事件を引き起こす。
やがてフェアリーリングから様々な侵入者を呼び込む事態となり、人類との戦いに発展していく。ところが、迎え撃つ人類側は慢心により逐次の戦力投入となっていたため、事態の収拾に程遠い状態のまま時間だけが流れていった。
フェアリーリングからの侵入者たちは、オランダを蹂躙し、ベルギー、フランスへと急速に拡散していった。人々が戦いから逃れるための避難の開始は、姉のセリアの逃避行の始まりでもあった。
「ドラゴンリング」の10年前の物語です。
本作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また、世界観設定、時代考証、生物考証、軍事考証などは正確ではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-14 06:00:00
182482文字
会話率:17%
急速に科学が発展し、文化や伝統が失われ始めた世界に、数少ないアナログの絵を描く画家、河野碧という1人の孤独な青年がいた。
彼は何かに取り憑かれているかのように絵を描いていた。孤独から目を背けるように。
そんな彼にはある力があった。
『
描いた物を実体化する能力』
彼はその能力を持つがためにある組織に狙われ、襲撃を受け、捕まってしまいそうになるが……魔法具によって異世界へと飛ばされる。
そこで出会った、魔法の存在する異世界、【イデア】の管理者と名乗る男によってイデアへと転生する事になった碧。
そこに待ち受けていたのは、現実から掛け離れた世界。しかし、いくつもの現実世界との奇妙な繋がりが……?
碧の両親、ある組織、そして世界。
彼はイデアでたくさんの出会いと別れを繰り返し、全ての真実を知る事になる……
「僕の人生は……描き直しなんかじゃない……! 真っ白なキャンバスに描いてきた、新しい人生なんだ!」
空に描いた虹の向こうに、何が見えるのだろうか。
〇
世界観や設定をしっかり作りこんでいるつもりです。その内に設定等のまとめを出します。
この作品には、神話や伝承を参考に作ったキャラ等も存在します。
最後に、分かり切ったことですが、この作品は、フィクションです。現実の個人、団体等は一切関係ありません。
本作品はアルファポリス、ツギクル、カクヨムでも、同名で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 21:25:41
20939文字
会話率:25%
──舞台は科学が急速に発達し、全人類が自由に魔法を使用出来る、西暦2093年。
ひとりの少年と、四人の歪んだ少年少女たちが繰り広げる、魔法を用いた小説。
入学式で主席として入る(はずの)ふたりの少女の前に現れたのが、ひとりの少年だ
った。
異能力に加え、科学的な魔法も多数! 純粋無垢な心は、何処まで保てるかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-07 14:04:58
922文字
会話率:58%