いつの頃からか、この世界以外にも別の世界――多世界というものが存在するということが判明していた。
その多世界の数々を管理している三人の神の恩恵を受けて、数多の世界の人々は穏やかな平和を享受していた。
しかし、異能力を持つある一族が強い力を欲
するあまり、三人の神のうち、最強の力を持つとされる神『破滅の創世(カタストロフィ・リバース)』の力を手に入れようとしたことで事態は大きく動き出す。
絶望と希望が交錯する中、封じられた記憶の向こうに、少年は行き場を失った数多の悲しみを見る。
これは三人の神のうち、最強の力を持つとされる神の魂の具現として、ありえざる形の生を受けてしまった少年を主体に、とある一族と神の渦巻く謀略が世界を駆け巡る物語。
☆がついている話数には挿絵があります。
この小説は、エブリスタ様にも投稿させて頂いております。
9月1日から9月30日まで1000文字ほどで毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 08:35:12
178229文字
会話率:33%
妹を事故で亡くした蛍太郎は、東北で新しい生活を始める。
そんな夏のある日、激しい天変地異が起こり、蛍太郎と友人たちは深い穴に落ちていく。
そこは恐ろしい地獄だった。
友人たちの死を見ながら、無力な蛍太郎は、地獄を深く深く降りていき、
そこで出会ったのは美しい金髪碧眼の少女だった。
そして、少女に誘われて地上に戻っていく蛍太郎だったが、その地上は、元いた世界とは、全く違う異世界だった。
~エレス冒険譚外伝~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 18:40:00
30559文字
会話率:24%
ドイツ、ベルリンはノイケルン区。
ケーニギンクローネ女学院に通うシシー・リーフェンシュタールは、才色兼備な全生徒の模範。
しかし、彼女にはもうひとつの裏の顔がある。
それは違法な「賭けチェス」に興じていること。
そして「リスクを負う」ことに
生を感じること。
底の見えない彼女の欲望は、大金のみならず、自らの身体、そして命までも賭けの対象として、生を貪る。
その先に待ち受けるものは、喝采か、破滅か。
堕ちていく、ひとりの少女のカタストロフィ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:30:00
304233文字
会話率:39%
高校生になったばかりの年端もいかない少年、竜胆カオルは、司法省管轄下の連邦刑務所局が管理している、世界で最も警備の高い刑務所に収容されていた。
彼は大量虐殺の罪と、魔法不適正使用の罪により、国際的な軍事機関が管理する魔法法執行部、『ウロ
ボロス』の特殊部隊兵によって捕縛、連行されていた。
彼は竜神族、——すなわち「龍」と呼ばれる生命体の生き残りであり、古代種としての遺伝子を持つものだった。
竜神族とはこの星の純血種と言われ、人類の敵でもあった。
かつてこの星には“七神”と呼ばれる神々が住んでおり、自然界の長としてその絶対的な地位と権威を固辞していた。
しかし、約200万年前に起こった災厄、“カタストロフィ(運命の日)“と呼ばれる謎の気候変動によって、地球環境は一変してしまうことになる。
未だその災厄がどうして起こったのかの原因がわかっていない段階であるが、1つ言えるのは、その日を境に”人類”と呼ばれる種族が生まれたこと、龍の一族が滅びの一途に向かったことが、明らかとなっていた。
竜胆カオルは、かつての竜神族の血を引き継ぐものだった。
彼は自らがその一族の末裔であることを知ってはおらず、なぜ自らの“腕”に「黒い炎」が宿ったのかの理由を理解できずにいた。
——そう、彼は突然理性を失い、自ら住んでいた街を一瞬で焼き尽くしてしまったのだ。
そしてその街には、彼の家族や友達が、何気ない日常の中に暮らしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 16:56:58
2461文字
会話率:22%
とある魔術結社の研究施設。
そこで"魔眼"の被験体となっていた"姫壊メシア"は脱走し、自分がボスの組織を創った。
そんな彼女が、被害者を助ける救世主になろうとする話。
※舞台は1900年代前半らへんの
日本もどきの帝国に魔術をブレンドしたような世界です。魔術に関しては一般人には秘匿されているものとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 19:00:00
25920文字
会話率:46%
あきらが母親と一緒に自宅にいた時に、イナゴの大群がやってきた。カタストロフィにおののく一家は宇宙へ移住する決断をした。
最終更新:2024-02-06 20:45:29
4049文字
会話率:57%
この設定を作品に活かせるかどうかは、半分半分のような気がする。(※重複投稿しています)
最終更新:2023-12-31 16:00:00
530文字
会話率:60%
・ 大国のクーデターと時を同じくして、世界中で大規模なテロが勃発する。それは大いなる災いのほんの序章にすぎなかった。すべての終わりを告げる警鐘が日常を引き裂き、世界を滅ぼす最後のプログラムが始まりを告げる。第四十話 『カタストロフィ』
・ ベリアルの魔手はメガルのある山凌市へと伸び、難民と化した市民達の間では醜い争いが起き始めていた。大ケガを負い動けない夕季は、避難の遅れたみずきらのせいだと叱責し遠ざけようとするが、それは相手の身を気遣う悲しい嘘だった。第四十一話 『今、ここで伝えなければ消えてしまう、大切なもの』 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 18:07:31
268466文字
会話率:58%
これは、一人の女による愛と復讐の英雄譚
アメリカのカリフォルニア州には、怪物――『鵺』の巣があった。
1984年、世界はこれの解消を望み、その土地に二千人の特殊能力者『アーベント』を派遣した。
しかし、そのほとんど全員が死亡し、とある少
女の夫……月原一騎もその内の一人だった。
故に、そのとある女――月原紅音は復讐を願い、『不老の白き復讐姫』として何度もその怪物の巣に攻め込むようになる。
そんな日々が続いて五十年後の2034年、終わりの見えない復讐を臨む月原紅音に初めて後輩が出来る。
まだ新人であるその後輩の名前は雲林院葉月。
月原紅音はその少女と共に、解消不可能と言われた鵺の巣最終攻略に挑む。
――白い女は、復讐の刃を振るう。
幸せだった日々を、夢に見ながら。
※本作品は、合同創作企画『ABENSHEE』を構成する二つの物語の内の一つとなります。
もう一つの物語及び他の作品については、Twitterアカウント 『ABENSHEE_情報局(https://twitter.com/abenshee_portal/ )にて随時公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 01:01:26
420900文字
会話率:33%
不可思議な民が巻き起こす歪んだ思想。
探索者ケルラはある一人の少女を探していた。
少女ル・シアは錬金術師として5本の指に入る実力者として世界に名を馳せていた。
レイスター・クロウラーは秘密結社《黄金の夜明け団》のトップに君臨し、ル・シ
アの師匠。
守門ミネロは野伏の素質を持つ元傭兵。
セルヴァティコは聖教会の神父。
パドス・ロコスは聖教会の教皇。
ジェラルド・ロウ・ダルグリーはジェラルド・ファミリー王国の主。
月下美人は満月野兎王朝の女頭領。
サー・ヴィルヘルム・ファッケッティ―はグラントロワ帝国の皇帝。
秘宝『マナ』を巡って交錯する錬金術による戦い。『マナ』から生み出された禁断資源『カタストロフィ』が三大国家の狙い。
民か国家権力か? 果たしてこの『物語』の真実は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 13:37:47
26313文字
会話率:36%
都内の不動産会社に勤務する主人公(颯)は、愛犬のクロ(雄のシェルティー)と平凡だけどそれなりに幸せな生活を送っていた。ある日、颯は東京が大津波に飲み込まれる悪夢で目が覚めた。悪夢が忘れられなず心の片隅に不安が残ったまま日常を過ごしていとき、
世界を震撼させるニュースが報じられた。
地球の近くを横切るはずだった隕石が衝突すると、アメリカ大統領に続き各国の政府が公式発表した。世界中が隕石衝突を目前にパニックに陥るなか、颯とクロは、兄弟や友人、職場の上司と共に生き残るために全力を尽くす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 15:54:13
3900文字
会話率:16%
パールサの動乱後、世界から突如消えた災厄の魔物ゴブリン。
赤毛の男が語るその真実。
本当に憎むべきは本能のまま生きるゴブリンだったのか。
欲望を隠して生きる人間だったのか。
これは心をもったゴブリンの恋の物語。
これはあの日か
ら続く終わりの物語。
※第16回書き出し祭り投稿作品
※ゴブリンの生態の都合上、特に女性に対して一部残酷な描写が含まれます(R15の範囲です)予めご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 20:35:21
31639文字
会話率:54%
『ただいまを持ちまして、人類は滅びました』
魂を電子世界へ移行させる技術を生み出した人類。画期的な技術はあらゆる人々から貧困と病苦からの解放した。全ての苦しみを解決するかみ見えたこのテクノロジーはやがて産業構造の致命的な崩壊を引き起こす。
電子世界への移行業務を担当するコウは通勤途中にユキナと出会う。彼女が移行に反対する組織に所属する人間とは知らずに。
二人の出会いは、やがてテロリストを巻き込み急速な崩壊へと向かう。
第2回お仕事小説コン入賞作。
2017年6月20日に楽ノベ文庫より各電子書籍ストアで発売中。
2019/05/30 第1部完結(電子書籍版と同じ内容)
2019/06/03 電子書籍版のラストから10年後の話がスタートしました。
※ 間違って完結済みにして投稿してしまったみたいなので、すぐに戻しています……うーん、完結ブーストできなくなりました(^^; (2019/06/30)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 00:38:06
225681文字
会話率:53%
ひょんなことから、鏡の中の自分に〝性別〟を奪われた杏奈。失った『男』を取り戻すには、山梨県の葡萄村に眠る奇跡の石を手に入れなければならなかった。
中性体として女装の日々を送る杏奈に、山梨への葡萄狩りツアーの招待状が舞い込む。
無事に葡
萄村へ着いた矢先、雷雨と土砂崩れに遇い、遭難寸前だった杏奈と数名の男女は、やがて紫の洋館に辿り着く。急激な眩暈に襲われて倒れた杏奈を、当主は快く介抱してくれた。
だがこの時、既に恐るべき計画殺人は着々と進行していた……!
真夜中の毒殺と密室殺人、不可解な電話のあとの、不可能犯罪。六人のメンバーに潜む〝真の招かれざる客〟は誰なのか? 衝撃のカタストロフィに度肝を抜かれる、館サスペンスの最高傑作❕ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 22:00:00
42368文字
会話率:29%
異世界ヴァロンには…8つの魔力元素が存在していた…火…氷…雷…水…土…風…光…闇の魔力元素が存在してはいるが…力を失っていた…ギルド幻想に所属している玄之助は魔力元素の力を取り戻すべく奮闘することになった…
最終更新:2022-09-28 23:52:54
3621文字
会話率:93%
「これは人類の最後の抵抗であり、最初の反撃だ」
人工知能が全ての国、人類を管理する社会。そうして、人類は争いの無い平等な世界、ユートピアの実現に成功した。
……と思われたが、その平和は一年と経たずして終わりを迎える事になる。
世界を監視す
る人工知能「世界樹」の反乱。「選定」と称した大殺戮が行われた。
これにより、人類は一瞬にして築け上げてきた全てを失い、絶滅した。
僅かに生き残った人類は「アガルタ」と呼ばれる地底都市に避難。
世界樹の支配下に堕ちた地上の奪還を目指して、反撃の機会を伺っていた。
その鍵となるのが、プロジェクト「ブレインコード・パティシェラティ」。通称「コード」と呼ばれる技術。
ある特定の文字列を脳にインストールすることで、10%しか使用されていない衰弱した現人類の脳を覚醒させ、潜在能力を引き出す事が出来る。
この技術こそ、人類の最後の希望。人工知能に対抗出来る唯一の武器であった。
「僕はもう、嘘を吐くのには疲れたんだ――」
「見下ろしてごらん。貴方達が争っていた地球という星は、こんなにも小さくて狭いんだよ」
「教えてくれ。心を持った機械を人と呼べるのなら、心を失った俺は機械なのか……?」
「貴方が私のナイトなら。お願い。引いて、その引き金を……
――終焉の引き金を」
これは、悲劇を生きた、四人の少年少女の物語。
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最新話時点での用語や登場人物の紹介を活動報告に用意しました。不定期に更新します。
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1360737/blogkey/2667956/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 00:57:42
275222文字
会話率:47%
今から半世紀前に発生した『カタストロフィ』から、奇跡的に被害を免れた島『カースアイランド』に転生した『タカシ』は相棒の『アイリス』と共に光と闇・表と裏の汽水域で、無敵スペックを生かして人生を堪能する。
最終更新:2022-07-30 17:26:12
7176文字
会話率:30%
10年前に起こった大災害「カタストロフィ」。世界人口が三分の一となり、世界の形が変わりだしていた。
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現代、異能者は世界人口の99%を占めている。その中でも優秀な異能者しか入れない学園の前に、能力の使えない記憶喪失の少年が倒れてい
た。学園のトップであるモネは少年を発見し、学園で保護することに決めたが、異能が使えないということで少年は責められてしまう。しかし、一人の少女が少年を庇い、少年を認めてもらう為、学園の決闘戦で優勝することを条件とした。
果たして、少年は条件を達成することができるのか――!!
これは少年の記憶を取り戻す話……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 16:44:12
279文字
会話率:30%
少女は、おそらく――旅をしていた。
文明が滅びてしまった黄昏の下で、少女は独り逞しく生きていく。
この美しく残酷な世界を、純粋な瞳に映しながら。
※少女以外の生きた登場人物は、一切出て来ません。少女は名を語らず、ろくに喋りもしません。何を
思い、何を考えているのかも、よくわかりません。自然豊かな情景と、時に危うい状況と、少女の決断と行動だけがひたすらに続いていきます。ただ旅をして、生きていく。その様を感じてみて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 18:39:12
1022文字
会話率:0%
須藤淳一は都内の海洋生物研究所に勤めている。
八月のある日、研究所の先輩、片平から新種の微生物を発見したと告げられる。その微生物の形状はヤコウチュウというプランクトンに酷似しているが、異様なものだった。
その日を境に、奇妙な事件が須藤
の周りで起こり始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 21:00:00
107607文字
会話率:34%
二〇〇〇年代に起きた迷宮大災害(ダンジョン・カタストロフィ)によって、世界の各地でダンジョンが発生するようになった近未来。
ダンジョンは未知に溢れていた。危険なモンスター。殺しにかかってくるトラップ。過酷な環境――足を踏み入れれば、生き
て帰れる保証などどこにもない危険な領域。だからこそ、ダンジョンを攻略して迷宮を破壊するダンジョン探索者は多くの人々から畏敬の念をもって受け入れられていた。
ダンジョン出現から数十年後、岩井駿吾は中学を卒業し、すぐにダンジョン探索者としての活動を始めた。それは彼がたまたま受けた、スキル鑑定の結果からだった。
そう、彼の探索者としてのスキルは《ワイルド・ハント》――それはダンジョンが生み出すモンスターを自分の配下として支配する召喚者(サマナー)系最上級スキルだったのだ。
携帯端末の電話帳? まっさらだけど。 SNS? そもそもやってねーし。
――ねぇ、友達〇人のボクでも召喚者になれますか?
いつしか“百鬼夜行の主(ロード・オブ・ザ・ワイルドハント)”と呼ばれる最強の探索者となる少年の冒険が始まる――。
※R15と残酷描写ありは念の為の保険となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 18:00:00
253402文字
会話率:54%