始まりはとある侯爵が商人の妻を拐って囲ったこと。その人質として一緒に連れて行かれた主人公のエナは、いつも侯爵の奥方とその娘に虐げられていた。そんなエナの好きな花はヒヤシンス。こっそり裏の庭園を逃げ場にしていたエナは春に咲き誇るヒアシンスが
待ち遠しい。
ある日、その庭園でセドリックという少年と会う。彼は養子として侯爵家に入ったが、無理やり家族と引き離され、いつかは捨てられるのだと言う。二人は裏の庭園で密かに交流を深め、セドリックはエナとエナの母親の開放を誓うのだが……。そんな感じの結構な胸くそ展開のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-11 01:00:18
6664文字
会話率:13%
ライナー・クラックフィールドは『弱きを助け強きをくじく、世紀の大悪党』である。ただし自称。
とある事情で古い戦神が使っていたという呪いの剣を抜いてしまったライナーは、その持ち主として戦いに巻き込まれる。神となったライナーは魔王を倒し、妖
術師グラーネルの野望は潰えた。しかし、それで話は終わらない。世界の最奥、折れた剣の刺さった庭園で彼を待つ者たちがいる。そしてライナーは旅立ちを決意した。それは世界などではなく、たったふたりの無謀な子供を助けるために――悪党の物語を締めくくるには、そんな話がお似合いだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-26 19:00:00
539599文字
会話率:56%
見知らぬ場所だ。広々とした庭園の中の噴水広場らしい。目の前でウルフ耳にウルフ尾を付けた人が激怒していて、長剣を突きつけて来て「暗殺者か」と問う。何故だ。やって来た人たちも、皆ウルフ耳にウルフ尾!ここは獣人ウルフ族の国みたい。訳が分からないま
まに、拷問のための地下牢に放り込まれてしまい…ミステリとサスペンスに揉まれながらも、記憶喪失かつ傷だらけになった一人のウルフ族少女が、持ち前のガッツで謎と記憶を解き明かしつつ、新たな人生の道を見つけていく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 04:00:00
689911文字
会話率:19%
個人サイトより転載/少年は、「復活祭」をきっかけに滞在を始めた館の庭園の片隅で、ちっちゃな子犬と遭遇し、すぐに仲良くなった。だが、館のルールの都合で、勝手に動物を飼ってはならない事になっている。「復活祭」社交シーズンで館に集っている大人たち
の目を盗みつつ、ひそかにスタートした少年と子犬の、ささやかな日常の冒険。館の大人たちにはそれぞれ事情があり、館そのものにも、奇妙な異変が続いていて…!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-30 18:00:00
9030文字
会話率:1%
《感謝! 3,500PV突破!!》
自己嫌悪の念に苛まれる15歳の主人公は、砂漠の中にそびえ立つ白亜の塔に突然迷い込む。
そんな彼に降りかかったのは、黒いモヤに覆われた「影」による恐怖。
自称・女天使のヘリオンより啓示を受け、塔の最上
階に辿り着くことによって脱出できることを知る。
一日中、澄んだ青空。
綺麗で不気味な世界。
この天国とも地獄ともいえない世界「辺獄」に迷い込んだ理由を追いつつ、知り合った黒ドレスの銀髪少女と協力して敵を倒しながら上に向かう。
最上階である49階に於いて、主人公と少女の2人にとって最大の障害が立ちはだかる。
これは自分の人生に向き合う、少年の成長の物語。
※戦闘描写はありますが、”戦闘モノ”ではありません。
この作品はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 20:57:51
47016文字
会話率:21%
何でも、私の伴侶となる青年の祖国では、婚姻までお互いに姿を見せないとか、訳の分からない風習があるらしい。そこで私は、夜中の庭園で侍女のふりをして彼の姿を覗き見てやろうと一計を案じた。……ほら、まさかよりによって遭遇するとは思わないじゃない?
最終更新:2018-07-23 19:00:00
7318文字
会話率:51%
人類が滅亡し、残ったのは雪の世界と化した地球と人間達が残した無数のアンドロイド達だけだった。
最終更新:2018-07-19 20:39:14
2360文字
会話率:14%
名門・ロザンヌ家に仕える記憶喪失の執事、マクネル。
ロザンヌ家次期当主で傍若無人なリリエンス嬢と関わっていく中で、やがてある"秘密"を知ることになる――。
最終更新:2018-07-18 21:00:00
4796文字
会話率:23%
あたしたちに競争ばかりを強いる社会・大人たちに愛想をつかしたアザミは、ある日から学校へ来るのを辞め、姿を消してしまった。
数年後、「無垢の庭園」と呼ばれるSNSアカウントをフォローした全国各地の少女たちが謎の失踪を遂げる事件が相継いで発生。
事件の背後にアザミの影を見たあたしは、かつて彼女と約束を交わした想い出の地へ向かう。。。
目次 編集折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-14 21:48:59
964文字
会話率:36%
幼馴染の婚約者を、勇者に寝取られた。どうやら、俺のやってきたことは全部無駄だったらしい。史上最年少で辿り着いた国家公認薬師筆頭の地位も、王都の一等地に用意した屋敷も、彼女が見たがっていた伝説の花で作った庭園も……全て、彼女はいらないらしい。
全てが、無駄だった…。 え?本当にいらないの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-24 13:20:11
5723文字
会話率:37%
神々の庭園。
そこは、神々が作り出した6つの大庭園。それぞれ独特な空間の中に存在する。
竜、精霊、天族、魔族、エルフ、ドワーフ、人などの様々な種族が住まい、庭園の管理と整備を日々、行っている。神々は、基本的には傍観者であり、6つの大庭園を見
守り観賞していた。
過去に一度、大庭園同士の大きな抗争があり、美しき各大庭園は破壊され、様々な異変が起き始めた。傍観者たる神々は一人の執行官を使わせ、抗争を終結に導いたと言われている。6つの大庭園を自由に行き来できた転移門は執行官によって、限られた者にしか使えないように制限が施された。
抗争終結後、各大庭園の風景を元に戻すべく、大庭園同士での交換研修などが転移門の制限範囲内で徐々に開始され、それぞれの管理や整備の向上が行われている。そして、全ての大庭園に共通して、3年に一度、神々による品評会が行われることになる。品評会で一位を取った作品の作成者の願いを何でも一つだけ、神々が叶えると言われている。
これは、その中の一つ、光の大庭園の物語。
人の子である少女が庭園での生活を通して、成長し、いつの日か訪れるであろう、自分の願いを込めて一つの作品を作り出す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-01 08:23:57
281295文字
会話率:55%
<〝声〟と引き換えに、大切な人のもとへ行くことを赦されたのでした>
その手から自由自在に花を咲かせる力を持った十歳の少女、花乃《ひなの》は、言葉を話すことができない代わりに、花言葉と身振り手振りで会話をする。
そんな彼女と暮ら
すのは、ひねくれた人間嫌いの画家青年、泉光《みう》と、二人の面倒を見る苦労人で世話焼きのオネエ、樹季《いつき》。
泉光は花乃を愛し、樹季は二人を大事に思い、花乃は泉光と樹季の愛を一身に受けて成長していく。
三人がかけがえのない家族へと変わっていく。彼らの日常の、どこにでもある、彼らの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-14 23:17:55
39825文字
会話率:49%
「プレストンウッズ」と「コウリン」という国が戦争をし、主人公「マルス・フォルス」の住む国プレストンウッズが勝利をおさめた。
戦争自体は早期に決着が付き、戦力差もありプレストンウッズでは南端の町がいくつか被害を受けた程度で戦争は終結した。
しかし、被害を受けた南端の町「バルク」にはマルスの恋人「ナナ・クルーエル」が住んでいた町で、彼女は戦争に巻き込まれて命を落としてしまう。
マルスは以前、兵役時代に銃を撃つことに恐怖を覚え、一度も発砲することが出来なかった為に今回の戦争には参加していなかった。
軍からは、「根性無し」だと言われ、かつての上官からは殴られた記憶しかない。
マルスの家系は代々宮廷付き庭師の家系で、今回は国王からの勅命を受け、マルスが戦地バルクに平和記念の庭園を造る事となった。
軍人、作業員、そしてコウリンからの有志団が庭造りに参加し、マルスは、それぞれ事情を抱えた有志団の三人と関係を深めることになる。
恋人のドッグタグを探しに来た青年「アッシュ・ランドール」
娼婦で、新たな顧客を探しに来た「リリー・カレド」
元軍人で有志団のリーダーである「ストラド・モトラド」彼は戦争によって息子を失ったことで、プレストンウッズに深い恨みを抱えている。
ストラドは庭園に爆弾を設置し、来る平和庭園の記念式典の日に一般市民を巻き込んで爆破することを計画している。
しかし、マルスはナナから教わった「信じる」事を頑なに守り。
ストラドの計画を知った後も、最後までそれを止めるような行動は起こさないのだった。
大切な人をお互いに失ったことを知る二人、そして別れる意志「復讐と信頼」
ストラドもマルスの頑なに「信じる」という言葉に心打たれ、来るべき式典の日、その姿を現しながらも目的を実行しないのだった。
純粋な心を持つマルスが人々の心を溶かしていく、ハートフルストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-01 06:21:41
40673文字
会話率:43%
社会人1年目の「新人」である浮雲一馬は、とある庭園で歯車を拾得したことを契機に世界の“理”から外れてしまう。“理”と“理”の間に呑み込まれた一馬は、白き導き手・アスクの助力を得て異世界「ルウィナード」へと旅立つ。そこで彼は「神人」であるがゆ
えに有した知恵と能力を用いて、時に戦い、時に楽しみ、時に寂しがりながら旅を続けていく。星降る夜に明日の希望を垣間見ながら――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-29 01:30:45
16077文字
会話率:39%
異世界に転生して数百年。
魔術を極め、魔法へと至り、最早年齢という概念すら超越して大魔導師と呼ばれるまでになった。
しかし、ここ百年程は特にすることもなく各国から自分の知恵を頼りにしてくる使者に助言をして過ごしていた。
だがある日訪れた使者
の一言で日本にいた頃あれだけ「異世界に行ったら絶対可愛い娘を嫁にする!」と言っていたのに研究にかまけて色恋に全くかかわっていないことに気が付く。
今まで引きこもっていた賢者の塔を飛び出し、空を飛ぶ島『空中庭園』を作り嫁探しの旅に出た!?
一人の魔法使いを中心に世界がひっかきまわされる隠居生活物語が今ここに爆誕!!!
小説等の情報に関しては下記のツイッターで連絡しておりますのでフォローしてもらえると助かります!
https://twitter.com/youtubeshigure?lang=ja折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-22 17:45:28
102791文字
会話率:30%
両親に捨てられ孤独に生きていた幼き少女レケは、白い悪魔のフェアツェルトと出会う。共に過ごす内に芽生える家族愛。
だが、人を喰らわねば生きて行けぬフェアツェルトは死期が近付く。レケは決死の想いで自殺し、フェアツェルトを生かすことを決意。
物語はそれから数年経ったある日から始まる。
生きているレケ、居ないフェアツェルト。あれは夢だったのだろうか?
レケによる狂気のファンタジーが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-20 15:22:36
186909文字
会話率:30%
1000年に1度だけ生まれる双子の天使。
その双子は数百年の間、空さえも見ること叶わず、監視の元育てられた。
そんな双子のうち、姉が我慢の限界に至り、とうとう下界へと降りたってしまう。
下界の瘴気に当てられて堕天使となった双子が見た真実は?
『大罪庭園』『忘虐庭園』と同一の世界。
『大罪』『忘虐』の意味は?
ファンタジーと現代風の異なる2つの世界が交わり始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-10 17:05:49
15709文字
会話率:43%
この高校の図書館にはおそろしいものがいる。
高校二年生に上がったばかりの本の虫である冬弥は、転入早々堂々と始業式をサボった超絶美青年佐倉エルと図書館で出会ってしまう。
ある春の日は永遠となった。
最終更新:2018-03-17 13:45:59
31205文字
会話率:30%
とある国の皇太子には、ある噂が囁かれている。
【皇太子には子種がないのではないか】
第一子である王族にしか王位を継ぐことが出来ないこの国は、王位継承者の1番の仕事は子を成すこと。
だが、一向に懐妊の兆候すらないまま、10年の月日が経ち、
婚約者の数は100人に登った。
そんなある日、皇太子は王宮の庭園で1人の少女と出逢ったのだった。
~~~~~~
唐突に思い付いた物語を思い付くままに書いてみました。なので、非常に説明が多い作品になってしまいました。
いつか、さくらサイドのお話も書いてみたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-09 09:12:31
4637文字
会話率:16%
<Record of Books> 第八篇
Jardin D'ordre <秩序の庭園>。
世界はいつしか閉ざされていた。広漠たる空間には見えざる壁が生まれ、細い径でのみ繋がることを許されていた。無数の星々の煌く宇宙は箱庭となり、そこに
住む人々は区切られ閉ざされた世界での居住を余儀なくされた。
閉じた星間世界において、人々は二つの国家を形成し、争いは絶えることはなかった。
争乱は悪意に満ちた者の手により、さらに激しく剣戟の音を、打ち鳴らす。
(2004年にネット上に公開していたものに加筆修正を行い再掲載したもののため、タイトルを「L.E.G.I.O.N.」より「新編・L.E.G.I.O.N.」と改めております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 11:46:09
483712文字
会話率:31%
源岩月院は、山平家の私邸(重要文化財指定)です。院内の見学料は500円。見学時間は10時から17時まで。日曜日・祝日休館。
岩月山を含めた広大な敷地には、平安時代の寝殿造り、室町時代の主殿造、また書院造などが現存しており、日本の建築様式
の変遷を一度に概観できます。また、多くの庭園なども楽しむことができます。ホームページ開設準備中。月の平均見学者四名。
古の日本の建築様式を保持し続けてきた源岩月院。その源岩月院に、風が吹き込んでいた。新しい風が吹いている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-05 17:47:57
21268文字
会話率:26%
完結しましたが、現在、推敲中です。修正(誤字以外)が済んだ話にはサブタイトルの前に○を付けています。
*****あらすじ*****
園芸大好き伯爵令嬢ローズマリーがミルトニア王国王妃様の専属庭師として王宮に就職。
ガーデニングライフを満喫す
るはずが、王妃様の雑貨屋の経営に関わることになったり、魔法の能力があることが分かり特訓することになったり、『王立大学特別講師』などという肩書きまで付いてしまい、庭以外の仕事が増えてきています。
***ガーデニングに関しては、趣味程度の知識です。ご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-02 13:48:24
163282文字
会話率:41%