大学生活とアルバイトとのために上京した桐生将斗(きりゅうまさと)は、窮屈な生活に失望していた。大学卒業後は家業の合気道場を継がなくてはならない。
…気が重い。
いっそ何ら束縛されることのない世界で自由に生きたいと思った。
「その思い、叶えま
しょう」
え?
気が付くとそこは見知らぬ場所だった。
見知らぬ男が理解不能な言語を話している。
…と思ったら、いきなり理解可能になったぞ。
「ようこそ、クリュウ・マスタ」
いや俺は桐生将斗(きりゅうまさと)ですが?
魔物が跋扈する異世界に召喚されてしまった桐生将斗。
しかも失敗召喚とのことで、すぐさま放り出されてしまう。
「なんだこの無責任な展開は。そりゃあ自由と言えば自由だけどさ」
徐々に明らかになる異世界の不可思議な状況と、自己の驚きの特殊能力。
おや?何だか色々と楽しいぞ。
最初は無能状態だったのに、気が付けば、物理戦闘能力も魔法能力も精霊使いとしての能力も「傑出」レベルに進化!
ひょんなことから巡り合った王女の頼みを引き受けて、衰退した旧宗主国の立て直しに一役買うことに。
与えられたのは怪しい肩書『王女の相談役』。
果たして自由気ままな彼に国の立て直しなどできるのか?
世界の崩壊を回避するための義務を背負ったりしません。
世界の管理者的な存在は出てきません。
妙な人道主義に縛られてイラつくこともありません。
窮屈さや、義務感はできるだけ排除して、心地良い展開を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-03 00:00:00
345209文字
会話率:24%
大嫌いだ。
みんな浮かれやがって、何がそんなに楽しいんだ。
ニコニコニコニコ、ほんと馬鹿みたい。
その日はなんだかお腹のちょっと上らへんが窮屈になって痛い。
だから大嫌いなんだ。
僕は、【母の日】ってやつが。
最終更新:2017-06-12 22:45:49
6379文字
会話率:23%
――青麗高校。県内で上位に入る進学校でありつつ、部活動でもいくつものクラブが全国に名を連ねている強豪校。そこにはまさに文武両道と呼ぶに相応しい生徒たちが在籍していた。しかし、生徒たちの中には不満を漏らす者もいた。
――異性との校則を禁ず――
。
厳しい校則に縛られ、窮屈で鬱屈とした生活…。
そんな青春に活を見出だすべく立ち上がった者たちがいた。彼らの名は"結び屋"。
校則の撤廃と生徒たちの恋愛成就を目指す彼らの戦いが今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-25 18:07:59
19196文字
会話率:39%
窮屈な世界で一人生きる少女が色々と考える話。
最終更新:2017-05-23 15:54:14
982文字
会話率:14%
自尊心。プライド。これらは大事なもの。
しかし、大き過ぎるそれは邪魔になり、窮屈になる。
最終更新:2017-05-07 22:10:00
5471文字
会話率:12%
高校3年になると、クラスが勉強モードになっていって教室にいるのが窮屈だった思い出がある。そんな毎日のなかで、休み時間にふと浮かんだ妄想についての話。
この作品は、「pixiv」にも掲載しています。
最終更新:2017-05-03 13:26:51
1236文字
会話率:7%
窮屈な親元から離れ、魔術学園へと入学したアレン。その喜びを噛み締めつつ、有意義な学園生活を過ごそうと意気込んでいた彼を待ち受けていたのは、相変わらずの幼馴染、残念美少女、言動がどことなく怪しい級友、といずれも劣らぬ変人たちであった。
最終更新:2017-04-12 18:27:58
19377文字
会話率:35%
9.11の後、戦争は変わった。
人類は三度目の過ちを犯し、多くの人の命が失われた。
それから数十年後、情報は高度なセキュリティで管理される様になる。情報開示閲覧システム、オフィシャルフロンティアにより誰もが他者を疑う事なく、争う事なく
暮らせるようになった世界。
そんな世界に窮屈さと危うさを覚えた青年、有馬奇跡は新政府に対抗するべく立ち上がる。
持ち前の頭脳と嗅覚を駆使して武装組織を作り、政府と真っ向から闘った有馬奇跡は力及ばず公開処刑された。
有馬奇跡の活躍を見て来た子供達がそれぞれの立場から現実と向き合って行く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-07 11:11:53
16974文字
会話率:56%
「エクソダス」というのは、いわゆる「出エジプト」。日本でも、幕末の坂本龍馬が「脱藩」と云って、いままでの窮屈な「お国」を脱出して、新天地を求めます。それは、家庭、職場、地域、学校、宗教、あらゆる支配―被支配の関係にあることなのだろうと思いま
す。そのエクソダスには当然、ゴールにたどり着くまでにさまざまな困難や失望や絶望は付きまといますが、信じる心をもって、勇気を持ちながら前に進み続けることで必ず道は開けます。
そんな希望と感動の魂のストーリーです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-03 11:44:09
7243文字
会話率:8%
小さな荘園で育った病弱な少年デズモンドは、本を読み、文章を書くことくらいしか楽しめない窮屈な幼少期を過ごしていた。
いつかは窓から見た景色よりずっと遠くへ行き、眼にしたものを文字にしたい。そんな憧れを抱いたまま容態は急変。
そんな時、一
晩の宿を求めて訪れた旅人から受け取った薬が、デズモンドの肺病をたちまち治してしまった。
健康な身体を手に入れ大人になったデズモンドは、この世にあるまだ知られていない不思議を探求すること、もう一度旅人に会うことを決意し、旅に出た。
これは彼の書き記した、旅の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-23 05:56:24
2673文字
会話率:12%
教会と寺院の二大勢力が張りつめていた、人と人ならざる者が暮らす世界―パトラシア。
そんな世でも民衆から絶対的崇拝を受ける存在がいた。
それは、「鏡の神子」と呼ばれる七人の存在。
彼女らを抱え込むことが勢力の安定に繋がることから、それぞれの
勢力は神子を抱え込むことに躍起になっていた。
一方、鏡の神子らはそんな窮屈な毎日に辟易していた。
ある日突然、教会に集められていた六人の神子らは司教から命を受ける。
それは、色欲・暴食・傲慢・憤怒・強欲・怠惰・嫉妬の「七つの大罪」と呼ばれる、悪魔の力を持つ七人を教会へ連れて来ること。
そして、鏡の神子の残りの一人を見つけ出し連れて来ることだった。
理由も分からず、言われるがままではあったものの、久しぶりの外の世界を前にして神子たちの心は弾んでいた。
旅をはじめ、新しいもの、新しい人、新しい衝撃、新しい事実に触れてゆく少年少女であったが、それは次第に「世界の真実」を知る方向へと物語の針を進めていくことになった…。
罪とは?正義とは?
数えきれないほどの犠牲も、涙も、笑顔も、想いもすべてが絡み合い、意味が紡がれる―!!
笑いと勇気と少しの涙と…飛び切りの冒険ファンタジー!
(短編版)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 23:00:00
9847文字
会話率:26%
アイは退屈で窮屈な日常に嫌気がさし、自分がいる場所には相応しくないと不平不満ばかりを心の中で繰り返していた。
そして、そんな今を否定し別世界に生きる自分を想像しては憂鬱な心をなだめていた。
そんなある日、体育館裏にある古い今は使われていな
い部室に入って行く体育教師の後をつけ、不気味なロッカーに中に引きずり込まれてしまう。
気がつくと体育教師にソックリな正体不明の男が目の前に現れ、名前は〝ケイ″と名乗り、それから到底ありえないような事を口にした。
〝パラレルワールドの番人″だと……
そしてケイの案内でパラレルワールドの旅に出ることになる。
異なる世界を体験する事で何を思い、考えるか……そして一癖も二癖もありそうなケイの目的は何なのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-24 08:16:45
203470文字
会話率:42%
かつて、この世を統べる主上の女一の宮として生まれた雪子は、十歳の頃に父、母、弟、祖父母、叔父を次々に亡くし、後ろ盾を失った。母の実家である三条の屋敷へと戻され、日々を生きるために針仕事をしながら、糧を得ていたがそれでも、生きていくには心許無
く、かつて自分の叔父に嫁いでいた梨壺の女御の援助を受けながら生きるしかなかったのである。しかし、この女御は度々、雪子を梨壺へと呼び出しては女房達と一緒に嘲り、罵ることを楽しみとし、その見返りとして食料や着るものを援助する、という事を行なっていた。梨壺の嫌がらせに、立ち尽くし絶望しているところに、偶然行き交った青年、橘一成が手を差し伸べてくれたが、九人兄弟の長兄である彼もまた、自分と同じように窮屈な思いをしながらも家族のために日々を努めていた。それに共感した雪子は自分の屋敷を譲ると言い出し、やがて条件が一致したことから、屋敷の主は雪子のままで一成達は家人として迎え入れられることとなる。兄弟達と過ごすうちに雪子はやがて、忘れていた生きることの楽しさを思い出し、日々増す一成への思いに戸惑っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-10 14:14:46
89609文字
会話率:48%
窮屈な私という器。生きているということはとても大変なことだ。
最終更新:2016-11-26 01:17:35
328文字
会話率:0%
大人になった私が感じる世界の狭さに窮屈して
いつから世界は私になったのだろうかと
自問をするも、自答ができない
科学の力により全てを得たつもりで居たが
科学の力により何も得られなかった
そんな私たちへ向けた短編です。
最終更新:2016-11-04 17:08:27
986文字
会話率:0%
ここは窮屈な檻だと私は思う。
最終更新:2016-10-31 22:33:07
321文字
会話率:0%
人生を両親によって壊されたオレ、風間龍之介とはオレのことだが、まあ、この毎日という世界があまりにも退屈、窮屈なもんだから、ちょいと自分で職を移させてもらったぜ。大体これを読んでいる君たちにはわかるだろうけど、一応言っておく。オレは、宇宙最強
の悪だってことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-25 15:28:48
3118文字
会話率:22%
中堅商社営業本部次長の鮎川祥吾は、ある日、自宅へ帰ると、妻の姿は無く、手紙が残されていた。それは、妻からの決別の手紙であった。考えた末、その妻からの決別を受け入れる決意をする。
そして鮎川は、十数年の窮屈な結婚生活に終止符を打ち、遅い独身生
活を送る事になった。
そんなある日、情報サイトを観ていた鮎川は、偶然、あるチャットルームの存在を知る。
チャットし始めた鮎川はチャットルームを訪れた30代の既婚男性と知り合う。
その男性の話は、自分の妻を誰かに口説いてもらって妻に交際をさせたいというだった。
その男性との出会いをきっかけに、男性の妻、部下の女性など様々な人間関係が、チャットの世界と現実の生活が本人の知らない間に複雑に交差して行く。すべては順調に進んでいたかに思えた鮎川の生活は、いつしか苦悩と困惑の日々へと変貌していってしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-18 21:00:00
114438文字
会話率:31%
中世ファンタジーを舞台に数多の国にサーバー展開している『Another Live in Fantasy』略称ALF。
日本でもサーバーが設置され運営されていたが、暴力表現を規制する法案により海外との通信を制限され、国際的な交流はできなく
なる。
それを受けてアメリカにある運営本社は、日本のサーバーを閉鎖。新たにアメリカで新規のサーバーを用意する方針を打ち出した。
しかし、元々閉鎖的な日本の多くのプレイヤーは、海外サーバーに接続してまでプレイしようという人は少なかった。
そんな中で主人公はALFでやり残した事、この先にやりたいことのために新天地へと乗り出す。
この小説ではVRMMOでのゲームプレイの様子と共に、日本国内でのゲームに対する世間の目。
政治的な介入と、それに対してどう接していくかという観点もあります。
殺人事件が起こるたびに、「暴力的なゲームを数点押収しました」と報道される世の中が進むと、色々と窮屈になっていく。
そうした危惧とどうしたらそうした事態を避けることができるのかを考えていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-21 11:16:09
136963文字
会話率:46%
18歳という新たに出来ることが増える扉が開く輝かしい年頃と、20歳という大人への入口が開かれる年頃の狭間で窮屈に揺れる、煮えきらない19歳の短歌。
キツイ爆弾が時々飛び出すかも。
最終更新:2016-08-20 10:40:24
682文字
会話率:100%