R15は念の為です。
十柄鷲子(とつかしゅうこ)は、ある日、前世の記憶というものを思い出す。
そして、この世界がフロンティア・アクターズという現代学園モノ異能バトルRPGと同じような世界であり、自分は作中のプレイアブルキャラの一人に
してヒロインの一人だということに気がついた。
恋愛要素も存在するゲームであり、特に自分の恋人ルートでは主人公(HERO)との甘々イチャイチャが激しいシナリオだったことを思い出して、鷲子は思わず身悶えする。
「ヒロインとイチャイチャしたいのであって、主人公とイチャイチャしたいワケじゃない!!」
前世の記憶が叫ぶその言葉に全力で同意する鷲子は、二年後にこの街へ引っ越してくる主人公(HERO)を迎え撃つ為に、あれこれと画策することにするのだった。
ところが――
前世の記憶を得てから最初に出会った異能者の時点で、ゲームには名前すら出て来ない男で……
同じタイミングで出会った冴えない警部さんも、喰わせ者のようなのに、ゲームにはまったく出てなくて……
鷲子は薄々気づき出す。
自分が奮闘すればするほど、
ゲームには居なかった異能力者と遭遇して戦闘になったり、ゲームでは影の薄かった人と妙な関わり方をしたり……
プレイアブルキャラたちの覚醒が前倒しになったり後ろ倒しになったり……
何故か主人公(HERO)との遭遇前に他のプレイアブルメンバーと遭遇し、妙に懐かれてしまったり……
「私の恋愛ルートから外れようとすればするほど、メインシナリオの流れが崩れれば崩れるほど、知らない異能力者との遭遇率や異能関連事件の発生件数が増えていってませんか、これッ!?」
果たして鷲子は、主人公(HERO)から無事に距離を取れるのか?
「……あれ? もしかして距離を取り過ぎると、ラスボス戦で負けフラグが立つ? ラスボスを倒せないと街どころか世界が崩壊しかねないんですけど……!?」
――果たして、無事に距離をとって良いのだろうか??
これは……そんな十柄鷲子と、彼女の暮らす街の人々による――【未知を恐れぬ小さな一歩が世界を拓く現想譚】
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 21:34:11
380494文字
会話率:37%
皆様もご存じの通り、現在日本では異世界旅行が大変流行しております。しかし、その日程は最低でも7日。一般的には30日近い日程を組んでのものとなっております。
ですが、やはり長期になってしまいますと、計画が立てづらいもの。そこで当社は、一泊
二日の弾丸ツアーをご用意いたしました。
異世界にあります聖域と呼ばれる場所を巡って癒やされる一泊二日の旅。
日々の生活に疲れた方、異世界のスピリチュアルスポットを巡って癒やされるのはどうでしょうか?
現地ガイドには、異世界の国々からの信頼も厚く、非常に腕の良い人をご用意させていただきました。
モンスターや盗賊の集団に襲われても、たった一人で無双できますので、安心して旅をしていただけます。
夕飯には異世界ならではの旅人メシをご用意。
ガイド自らがご用意し、お客様に振る舞います。
またシークレットカメラマンがお客様の邪魔をしないよう随伴し、最後に現像して写真をお渡しします。
うっかり撮影し忘れた――などという場合も、記念写真は必ず貰えますのでご安心を。
聖域は異世界の世界遺産であり、人気の観光スポットでもあり、いわゆる日本のお遍路のようなものでもあります。
地球とは異なる自然の中を駆け抜けながら、そのスピリチュアルな空気を楽しみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-04 22:34:58
8489文字
会話率:46%
二人の兄弟、風(ふう)と雷(らい)は、中学時代、最強のバッテリーとして活躍した。中学一年でありながら剛腕投手であった風は、二歳年上である一流捕手、雷とは一年しか野球が出来ない。二人に試合の成績なんてものは関係なく、風は雷の腕を潰すため、雷は
風の球を捕りきるために、全力を尽くす。
そんな二人だけの世界で繰り広げられる異質な野球に、一人、また一人と心を折られていく球児。
最後に勝つのは最恐の投手か、最硬の捕手か…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 20:35:06
5183文字
会話率:24%
主人公タカトはテンプレ通り事故で死亡、運よく異世界転生できることになり神様にドラゴンになりたいとお願いした。 夢にまで見た異世界生活をドラゴンパワーと現代地球の知識で全力満喫! 仲間を増やして夢を叶える王道、テンプレ、モリモリファンタジー。
最終更新:2024-06-14 02:50:52
400701文字
会話率:68%
貴女は何もわかってない。人がどれくらいの強さと想いをはらんでいるのかも。色は上書きしても大丈夫な意味も……
全部拒絶するくらいなら、全部受け入れてよ。片方が出来るなら、もう片方も出来るよ。意味は全部同じだからさ……なにが違うの?否定するくら
いなら「嫌い」って言ってみなよ。貴女の全力を使ってさ。最後までその言葉を使えなかった貴女の負けなことを早く気づけ………バカ。僕だって僕が幸せにはなれない事くらい知ってる。お互いが幸せになれないって思ってるなら、一緒にいたっていいじゃん。僕が嫌いな部分を貴女が肯定してくれたら、僕も貴女の嫌いな部分くらい肯定するよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 16:39:51
1175文字
会話率:40%
「イヴリン、お前はもう不要だ。即刻この国から出て行け」
聖女イヴリンはある日、唐突にそう告げられた。
五歳の頃から神殿にて、国のための祈りを捧げ続けてきたイヴリンは現在二十歳。
そんなイヴリンを、元婚約者である第一王子・アレックスと妹のメ
アリは嘲笑う。
「魔力が弱まったあげく、嫁き遅れるとは……何とも哀れな女だ」
「お姉様、お可哀想……! これからもひとりで惨めに生きていくなんて!」
(嫁き遅れって……それ、あなたが私との婚約を破棄して、妹と婚約したせいですよね?)
神殿からも実家からも突き放され、その身一つで追放されてしまったイヴリン。
右も左も分からないイヴリンに、唯一残っているのは弱まった魔力だけだった。
生きていくために治癒魔法を駆使するイヴリンだが、とある男性との出逢いがイヴリンの日々を塗り替えていく。
「君が嫁き遅れてくれて良かった。そのおかげでこうして会えたんだから」
(……その言い方は、卑怯です!)
甘々な伯爵に蕩かされつつ、今日もイヴリンは治癒魔法を使う。
……ちなみに私の魔力って、本当に弱まってるのかなぁと疑問に思いながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 10:53:58
130244文字
会話率:39%
とある組織のエージェント・薊 鉄心(あざみ てっしん)はゴルフィール王立第六魔導学園への潜入任務に当たる。魔族が人間界に顕現するための門・アビスゲートの出現予報に伴い、先んじて現地入りし、出現の際には全力を以て討伐せよとの内容であった。決し
て油断は出来ないが、鉄心にとってそこまで難しい任務ではなかったハズだが……
2010年代くらいに流行っていた、(仮想)現代世界の学園を舞台にした異能力バトルにラブコメを混ぜ合わせた、いわゆる「石鹸枠」と呼ばれるアニメ作品群をオマージュした物を書きたい(書けたら良いな)と思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 17:00:00
603991文字
会話率:50%
転生した乙女ゲームの世界で、ラスボスであり、女魔王だった私。でも身分を偽り、降伏した結果。なんと勇者であり、公爵家の嫡男であるシリルとの婚約話が浮上。え、勇者はヒロインとゴールインじゃないの? だがシリルは、全力の溺愛モードの気配。そこに一
癖も二癖もありそうな、叔父なのに魔力で若返りしているキルが絡んでくる。さらに女魔王の右腕、魔族の騎士団長だったセインについて、衝撃情報が駆け抜け――。
前世では不器用だった私が、乙女ゲームの世界に転生。自分らしく生きて行くことで、いろいろなピンチを切り抜け、最後は溺愛ハッピーエンドを迎えるお話。
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆
(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 13:04:39
165402文字
会話率:25%
気づけば読んでいた小説の世界に転生していた。
しかも名前すら作中に登場しない、呪いを解くことを生業とする、解呪(げじゅつ)師シャーリーなる人物に。さらにヒロインが解くはずの皇太子の呪いを、ひょんなことから解いてしまい、彼から熱烈プロポーズを
受ける事態に!
この世界は、ヒロインと皇太子のハッピーエンドが正解。モブの私と皇太子が結ばれるなんて、小説の世界を正しく導こうとする見えざる抑止力、ストーリーの強制力で、私は消されてしまう!
そこで前世心理学知識を総動員し、皇太子を全力で回避しようとするが……。
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆
(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 16:19:45
122496文字
会話率:25%
天才の名をほしいままにしてきたギルバートの前に、空からゴーレムが降ってきた。その中から出てきた少女はオウカと名乗った。
オウカは宇宙の彼方にあるシュトラール帝国から、ピルグリムという機動兵器に乗って逃げてきた王女だと説明。
帝国では兄王子が
クーデターを起こし王座を簒奪、新帝国樹立を宣言、それに対し父王派の者達が反乱軍として抵抗しており、オウカは反乱軍の手で保護された。
その後の反抗戦で壊滅的な被害を受けた反乱軍は、すんでの所でオウカを脱出させた。しかし運悪く敵艦に捕捉、追跡され、この星に墜落したのだった。その後、オウカはギルバートの研究に関する資料を読み、ピルグリムの修理を願い出ると、ギルバートはこれを快諾した。
宇宙にいる追手の宇宙戦艦オルフェリウス内で、艦長であるアマノがオウカ発見の報を聞く。
オウカを捕え処刑する様を反乱軍に見せれば士気はガタ落ちし、排除も容易、昇進も確実になると考えていたアマノは、即座に捕縛部隊を派遣した。
地上にて、ギルバートが買い出しに町へ出た間にオウカは捕縛部隊に襲撃され、拉致されてしまった。ギルバートは追跡魔法を使い、即座にオウカを発見。捕縛部隊を魔法で圧倒しオウカを奪取する。しかし敵の機動兵器からアマノの声が聞こえ、捕まらなければ星を破壊する、と脅される。
オウカは星を犠牲には出来ない、とギルバートに強い意志を込めた目を向け、ギルバートから離れ捕縛された。だがアマノは半日後に星を破壊すると告げ、話が違うと泣き叫ぶオウカを宇宙へと連れさってしまった。
ギルバートはオウカを救うため、自分の全てを出し僅か数時間でピルグリムを魔改造する。元の姿が分からないほど改造されたピルグリムはドラグオーガと命名され、一気に宇宙まで飛び立った。
アマノは星を破壊する瞬間を見せつける為に、オウカを艦橋へ拘束した。
オルフェリウスの全火力が星へ放たれ、絶望の瞬間に何かが壁となり攻撃は失敗する。
星とオルフェリウスの間には巨大な魔法障壁が張られており、その中心にドラグオーガの姿があった。
ギルバートは全力の攻撃でオルフェリウスを爆散させ、オウカを転移魔法で救い出した。オウカはギルバートの力を改めて認め、奪われた政権を取り戻すためその力を奮って欲しいと、ギルバートを誘う。
ギルバートはオウカと一緒ならきっと退屈しないと笑い、故郷の星を捨て、共に行く事を決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 19:23:22
9245文字
会話率:47%
流星が降りしきる神秘の世界、魔獣が住まう森にある白桜の墓を一人で守る青年アルレルトは一人の少女と出会う。
その出会いが大陸に新たな風を呼び込み、人々を変革へ導いていく。
風の運命に導かれる黒髪の剣士、夢を追う純白の魔術師、闇を抱える亜人
の盗賊、半魔で変人の女僧侶、個性的な四人が集まる時最高のパーティーが誕生する。
運命に導かれ夢を追う最強パーティー《ゼフィロス》が立ちはだかる壁に全力で立ち向かうファンタジー冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 19:00:00
515324文字
会話率:58%
ジャンル:フワフワしたロマンス、日常系、心理描写、ライトコメディ、ダークファンタジー&冒険、ハイテク/魔法/エレメンタル。 設定:大都市、遺跡、森、歪んだ空間。 期待内容:アーク1、フワフワとダークな要素。アーク2、アクション/冒険。アーク
3、フワフワ/日常系。アーク4、アクション/冒険。アーク5、ダーク/甘いフワフワ。
魔法の世界レザレンで、アラムと彼のクラスメートたちは空間震を経てレシッチ帝国に辿り着いた。しかし、彼は動揺するクラスメートたちとは異なり、特に気にしていなかった。なぜなら、彼の世界は変わらなかったからだ。一方、純粋な笑顔を持つ少女が、前の聖女の死後、聖女の役割を引き継いだ。彼女は新しい役割を全力で果たそうとしていたが、新たな光のビーコンとなることには戸惑っていた。それでも聖女として、人々のイメージとは対照的に彼女は内気だった。異世界からの来訪者たちに良い第一印象を与えるために、彼女はいつも以上に疲れていた。その同じ日、アラムは街に到着し、気づかぬうちに公園に迷い込んだ。運命的な出会いが待っているとは知らず、公園の可愛らしい動物たちに導かれ、噴水のそばで眠る少女の静かな光景に出会った。彼女が寝ている間にくしゃみをしたとき、動物たちが彼に彼女を覆うようせがんだので、彼はそれを行い、自分も眠りに落ちてしまった。アメシリーが目を覚ましたとき、彼女は知らないうちに見知らぬ人に寄りかかっていた。しかし、彼に恥ずかしい一面を見せた後、一目惚れしてしまった。彼が異世界からの来訪者であることを知らずに。アラムも同様に、彼女がレシッチ帝国の愛される聖女であることを知らずに彼女を愛おしく思うようになった。彼は普段の自分とは違って、愛にチャンスを与えようと決意した—ただ一つの問題は…彼は一度も恋をしたことがなく、さらに彼が狙っているのは聖女だった。しかし、アメシリーも同様で、彼女は自分が内気だと知っていた。それでも、彼の心を掴むためにもっと大胆になりたいと思っていたが…
「どうやって彼/彼女を私に恋させるの?!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 08:11:24
217513文字
会話率:20%
「君さ、最後に全力を出したのいつ?」
先輩はそういった。
最終更新:2024-06-02 15:25:27
830文字
会話率:29%
街でショッピングしていた令嬢がオークの群れに襲われて死んだ。各地で被害が出ている。マリエール令嬢は転生時数多くの魔法を手に入れた。10歳のマリエールは冒険者活動を始めた。マリエールの活躍により領内の魔獣被害は軽減する。しかし北部まで出掛け
たマリエールはその凄惨な有様に驚く。国王に報告する。
勇者でないマリエールは魔王を倒せない。第1王子が魔王討伐の軍を立ち上げたのでマリエールも協力することになった。勇者と言っても12歳の少年だ。マリエールは目前の敵を倒しながら勇者を誘導する。王子も懸命に現状を打開しようと頑張る。何時しか淡い感情が芽生える。
ついに魔王討伐だ。しかし魔王は強い。挫けそうな王子をサポートして魔王と戦う。だが魔王の一撃が王子に届き王子は死ぬ。もう駄目だと思った時王子の能力がマリエールに移譲された。マリエールは全力で魔王を仕留める。マリエールは王子を生き返らせ能力も与えた。
魔王を討伐した王子は国王となりマリエールは王妃となった。軍を縮小して国の復興に力を尽くした。マリエールは数々の冒険をする。マリエールと国王は年を取り難くなった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 14:26:32
3792文字
会話率:32%
事故で死んだはずの俺が目を覚ますと、大好きだったゲーム『インドラファンタジー』の世界に転生していた。
容姿最底。性格最悪。実力皆無。の負の三拍子が揃っている悪役貴族、エリアス・オールカルソンであり、エリアスは主人公たちとの戦闘中に部下から背
中を刺されて死ぬ最期を迎えるあまりにも悲惨なキャラ。
ただ、俺がエリアス・オールカルソンの中に入ったからには、絶対に悲惨な最期を迎えたくない。
ハッピーエンドを迎えるためにも、まずは生き延びること。
そして、可愛い女の子とイチャイチャするためにも――俺はモテるために全力を尽くす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 12:10:00
248751文字
会話率:38%
もしAIが思考を操るバイオロイドたちに囲まれた偽りの世界で生活することになったら、あなたはどれくらいで周囲の真実に気づくだろうか?
もしこの世界であなた以外にただ1人の本当の人間がいるとしたら、その人を見つけるのにどれくらいかかるだろうか
?
僕は幸運だった。上記の二点、僕は全部成功したのだ。
すべては、あの雨の降る夏の夜から始まる。その時、僕は家に帰る途中で、彼女が公園の外のベンチに一人で座って雨に濡れている姿を見た。同情心から、僕は彼女に傘を差し出した。それが僕たちの最初の出会いだった。 そして高校に進学した後すぐに、真っ赤なバラのように美しい美少女が僕のクラスにやって来た。彼女は現れるなり、クラスの全員の注意を引き、みんなが彼女と親しくなろうと全力を尽くした。しかし最終的に、彼女は僕の隣の席になった。そして最終的に、僕たちはお互いの正体に気づいた:彼女はその雨の夜に雨に濡れていた少女で、僕は彼女に傘を差し出した人だった。
同時に、僕は古い教室棟で神秘的な先輩と偶然出会った。彼女は菊のように風情がある成熟した外見を持っているが、ひまわりのように陽気でいたずら好きな性格で、僕をからかうことを楽しんでいた。しかし、僕は彼女と一緒にいることがとても楽しく、毎日彼女に会うのを楽しみにしていた。
一方は雨の夜に出会った美少女、もう一方は僕をからかう先輩。青春の恋愛コメディが僕の前に広がっているようだ。 しかし、僕はこの物語が悲劇で終わることを知っている。その理由は簡単だ:
僕は生まれながらの呪いを背負っているからだ…その一つは、僕にとって過度に接触できない小さなフリージアみたいに天真爛漫な妹なんだ。
嬉しいこともあって、ドキドキもあって、しかし最後意識が崩壊しかけた僕に、突然明らかになった世界の真実が.....
僕を天国に導いてくれたんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 02:44:02
327781文字
会話率:48%
かつての俺、パト・ディカイオス・エウレカは、【帝王神】と呼ばれる最高位神の12人の候補生である【帝王神候補】第1位として君臨し、自身が統括する惑星【エウレカ帝国】で充実した生活を送っていた。
ある日、世界中を旅したいと思い立った俺は、
自身専属の神である【専属神】のメリアと共に太陽系第三惑星【地球】を訪れていた。
『珍しいものだな、こんなに綺麗な星は』
『そうですね!この星は生命に満ち溢れていてとても美しいです!』
何気なく交わす会話。仲間と過ごす楽しい時間。
俺は勉強の日々に疲れ切った体を癒すため、全力で旅を楽しんでいた。
しかしそのひと時は、突如現れた闇の住人により儚く砕かれることになる。思い出すのは、ある凶悪な男によりもたらされた悲劇。明確な殺意を纏っていたその男の目的はーー
『邪魔者の粛清、それだけだ。』
こうして俺は敗北した。自分の力に慢心し過ぎていたのかもしれない。敗北して、帝王神候補であったはずの威厳、世界の誰よりも愛していた専属神、全てを超越する力、技術、あらゆるものを失った。
だが、まだだ。そう簡単に諦めるほど、俺は素直じゃない。俺のことを心配してくれる仲間がいる。帝王神になって世界の頂点を獲るという目標がある。その燃えたぎる心が、再び俺を突き動かす。
これは、全てを失った俺が最強を取り戻すまでの物語。世界を背負った神の、最強を賭けた旅の記録だ。
チャンネル登録者10万人のYouTuber【パトパトチャンネル】による物語を一部改変し、待望の小説化!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 18:15:35
5316文字
会話率:32%
【PR】
旧校舎には、制服を着た座敷わらしがいる。夕暮れ時に、僕を呼ぶ声がした。
【あらすじ】
--クラスメイトの松野瑞夏(まつのみずか)が、お前のことをよく見ているようだ。
小野寺孝慈(おのでらこうじ)が耳打ちした言葉は、加澤結人(かざわ
ゆいと)の心を動揺させるには、十分だった。
落ち着かない心のまま放課後に寄った書店で、結人は不思議な力を持つ少女に導かれ、いつの間にか松野を交通事故から助けていた。
自分を歌扇野高校に住み着く座敷わらしだと名乗った旧制服の少女、和歌子。
そして親しくなったクラスの人気者、孝慈。
和歌子の予知能力「未来写真」を使い、四人は、今まさに不幸になろうとしている町の人々を救う人助けを始める。
やがて学校の関係者全員に降りかかる大きな不幸を防ぐために。
人助けはやがて、結人と孝慈、そして瑞夏、それぞれの隠された過去に繋がって――。
幸運をつかさどる少女に振り回されつつも明らかになっていく、「あの夏」の真実とは?
高校生の未熟さ、不器用さを自覚しながらも、全力で光を求めて駆け巡る、青春ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 17:59:28
6013文字
会話率:20%
世界中で人気を誇るトレーディングカードゲーム
「Magic:The·Fantasy(M:T·F)マジック:ザ・ファンタジー」
M:T·F学園では、学生たちがカードゲームの戦術、デッキ構築、心理戦術などを学び、数々のバトルを通じて腕を磨く。
孤児の主人公デュオは、彼の夢は、カードゲーム学園に入学し、トッププレイヤーになること。
新たな学園生活が始まり、デュオは多くの仲間と出会い、共に成長していく。
授業では歴史的なデッキの分析や、最新の戦術について学び、白熱した対戦が繰り広げられる。
しかし、学園生活は楽しいことばかりではない。強力なライバルたちとの熾烈なバトルや、時には裏切りや陰謀も待ち受けている。デュオは仲間たちと協力し合いながら、困難を乗り越えていく。
学園での最初の大きなイベントは「フレッシュマンカップ」
新入生たちが競い合い、最強のプレイヤーを決める大会だ。デュオはこの大会での優勝を目指し、全力で挑む。
カードゲームを通じて成長し、友情を深めるデュオたち。彼らは自分の夢と目標に向かって突き進み、数々の冒険とバトルを経験していく。
そして、最終的には全国大会での栄光を目指すことになる。
友情、挑戦、成長が詰まった
「カードゲームM:T·F学園」
デュオたちの熱い戦いが今、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 21:01:49
17606文字
会話率:24%
ベッドから起き上がったら、なぜか最近ハマっている乙女ゲーム、【レマニピュラド】の攻略人物の一人、レニオーブ・クゼルが傍で看病をしてくれていた。寝ぼけているのか。そうか、まだ夢の中なんだね。夢でも会うなんて、目が覚めたら彼のルートもフレイして
みよう。まだ推しのルートしかフレイしていないし。それにしても――
「あなたに心配してもらえるなんて幸せだな」「恋人が倒れたんだから、心配せずにはいられないよ」
ふええ‼⁉ 恋人!? それってどういう、どういう状況なんだこれは!!
どうやらこの世界は私=ヒロイン、ミネシャ・ルメンが魔力制御補佐担当を選ぶ分岐点で彼を選んだという設定らしい。そして私は自分の膨大な魔力を抑えきれず、魔力テストで爆発を起こして倒れたそうだ。起き上がるまで待っていてくれて、こんなに私のためにやきもきしてくれるなんて、彼が本物の彼氏だったらきっと毎日が楽しくて、幸せに満ち溢れるだろう。持ち前の世界一の魔力量のせいで狙われたり、人気者の彼と仲がいいことで妬まれたり、大変ではあるはずだが彼とならうまく乗り越えられるだろう。仮初なんだろうが、あなたが私の心を温めてくれたから、私も全力で返していくよ。最後まであなたが笑っていられるようにするからね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 14:20:00
145641文字
会話率:72%
気が付くとそこはそこはゲームでおなじみのスタート地点にいた。
「なぜここに?いつログインした?」
「万年ルーキー」と呼ばれながらコツコツプレイしていた主人公が、何故かほぼカンスト状態の「最強最恐のプレイヤー」としてログインしていた。
閉じ込
められたゲームの世界で無双する。...ハズ。
ゲーム知識が貧弱の作者です。なので全力でごまかす方向で行かせていただきます。温かい目で見守っていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 21:00:00
156043文字
会話率:46%
──吹っ飛べ。これが私の全力だッ!!
浅倉シオンは剣聖になるという夢を果たすため、魔剣師の養成校「魔刃学園」に入学する。桜舞う季節、新入生たちは国防の担い手たる魔剣師になることを夢見て学園に入学するが、待っていたのは過酷な試練、強いライバ
ル、癖のある魔剣──。そして剣聖になれるのはただひとりのみ、蹴落とし蹴落とされ、その先に待つものは何なのか。
※この作品は「カクヨム」様でも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 19:00:00
794144文字
会話率:45%