【※未完】
半生を無為に生きた青年は、夢見ることすら未だ知らず。将来を嘱望されていた少女は、描いた夢に背を向けて。姉でいたがる妹は、夢なんかよりただ今だけを選び取り。そして生まれついての姫君は、初めから夢など存在しない世界に生きていた。
本来交わるはずのなかった彼と彼女達は、それぞれの想いが積もるこの地で出逢い、新たな想いを募らせていく。異性と関わり、町と関わり、人々と関わる、田舎町でのスローライフ。穏やかながらも変化に富んだ日々の中で、彼と彼女が紡いでゆく想い。やがて結晶となったそれは、きっと『夢』と呼ばれるものになり、そしておそらく、『恋』になる……かも?
――その先に待ち受けているのが、たとえ別離だったとしても。少なくとも、この夏の終わりから冬が来るまでの数ヶ月間だけは、彼と三人の少女達は確かに同じ時を過ごしていた。
◆◇◆◇◆
◆女の子紹介
#雛木緋叉音(14)……襲之芸術大学附属中学に在籍していた元・学年次席。チョロインと見せかけて、その実かなりの難物。/#雛木睦子(20)……主人公にとっては甘えたがりの妹だが、頼れる姉を自称している女子大生。むつみこ可愛い。/#奥野田結衣(15)……豪農の流れを汲む名家・奥野田家の『お姫様』。主人公のことをなまはげの親戚だと思い込み、全力で避け続けてきた。
◆主人公
#荒鷲和馬(26)……一族内では『人間ならば受かって当然』とされていた某有名大学の受験に失敗。その後、半分勘当・半分家出で出奔→放浪(ほぼ遭難)→稲見町にて女子高生時代の睦子に拾われる。現在では、放浪で培った性格やスキルのおかげもあって、この町の人々や生活にすっかり馴染んでいる。
※1 睦子の歴代・現役『彼氏』逹には秘密があるよ。ヒントは『百合の花』。あ、もうこれ答えか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-08 15:18:22
144039文字
会話率:46%
中二が異世界で頑張るだけの話です。
これは「生徒会長は勉強が嫌い」の設定を大体残して書き直したものです。
最終更新:2016-08-31 12:41:29
31297文字
会話率:42%
不思議な少女に翻弄される。
振り回されることに、慣れたのではなく
初めから、きっと…。
最終更新:2016-08-10 11:30:57
3023文字
会話率:33%
―――チリィーン、
と。鈴が鳴る。
その音で思い出すのは、中一の夏に体験した少し不思議な出来事だ。
家の事情で、八月の初めからお盆までの間、父方の祖父母の家に預けられることになった香崎雪時(こうさき・ゆきとき)。
六年ぶりに
訪れた祖父母の家——父が使っていた部屋に荷物を置いていると、紐の付いた鈴を見つけた。
何となく見たことがあるその鈴は、幼い頃、雪時が家探しして見つけたものだと祖母に言われる。
探していた理由を思い出さないまま、雪時はソレを持って散歩に出掛けた。
―――にゃあ、
と。出かけた矢先に、一匹のブチ猫と出会う。
鼻の下に〝ちょび髭〟のような模様を持つその猫に誘われ、たどり着いたのは山の中にある古びた神社。
そして、そこには浴衣を着た女の子がいた――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-23 00:00:00
39818文字
会話率:43%
毎日同じ日常に退屈していた青年アキ。仕事が終わり家に帰ると、PCゲームである異世界立志伝を起動させてしまい、戦乱真っ只中の異世界に転移してしまったアキ。初めからランダムで3つだけスキルを獲得しているが、魔法、異種族、王族、貴族、平民、奴隷、
様々な物が入り乱れる世界で、成り上がり戦乱の中を生き抜くことが出来るのか❓
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-13 16:04:12
3223文字
会話率:23%
主人公の 足立 仁(あだち じん)22歳無職はいつもの様にハロワに行く為にバスに乗ったはずがなぜか見ず知らずの場所に
ダメガミに露払いされて説明なく異世界へ
しかも付いて目の前に居たのは聖徳太子!?
初めから前途多難なお話です
最終更新:2016-05-30 01:51:13
21780文字
会話率:52%
『私はあなたを愛し、あなたは私に光を与えてくれた』
高校1年生の影山由奈は、霊媒体質な上に自分の身を守る術を知らないため、日々悪霊に苦しめられる毎日を送っていた。誰にも苦しみを打ち明けられない日々が続くが、そんな由奈にも信じられる仲間がで
きる。
そして、学校帰りに謎の青年・神谷斗真と出会うが、無口でクールな彼の真意を掴むことができない由奈。ある事件をきっかけに、霊能者神谷斗真の助手を務めることになるが...行き先はどれも死人が出るほどの悪霊の巣窟ばかりだった。
リアルな本格ホラーと恋愛要素をたっぷりと含んでいるため、ゾクッとしたい人にもきゅんきゅんしたい人にもお勧めです。プロローグに表紙があるので、ぜひ見てみてくださいね!
※本作品は、他サイトにて途中まで執筆している作品です。見覚えがある方が居るかもしれませんが、リメイク作品として掲載しているのでぜひ初めから読んでみてください。
【プロローグに表紙あり】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-06 00:15:52
22557文字
会話率:54%
エレン・マリノーラ男爵令嬢。彼女は乙女ゲー厶『〜五つの涙〜』のヒロインだ。そのエレンは幼少の頃、前世の自分…絵麻(えま)が『〜五つの涙〜』をプレイしていた記憶を取り戻していた。エレンは、癖のある攻略対象4人の誰かとくっつく気は無かったので、
4人の中でも一番フラグが立っている第二王子を、脇役の悪役令嬢で、母方の従姉妹でもあり王子の婚約者の、侯爵令嬢エリザベスに押し付けようと考えていた。しかし、悪役令嬢(エリザベス)はゲームとは全く違う行動を取る。エレンはエリザベスが自分を避けるので、自分からエリザベスに近付いてみたら…なんと。彼女もまた『〜五つの涙〜』をプレイ済みの転生者だという事が判明する。エレンは、エリザベスにも協力を頼み、攻略対象の好感度を上げないような行動を取り、イベントも起こさないよう気を付けているのだけど…「なんでー!?好感度上がってない!?ねえ、これ上がっちゃってるよねー!?」中々上手く行かない様子だった。エレンは攻略対象の誰かと結ばれてしまうのか?それとも…?
※エレンとエリザは、本編初めから仲良くなっています。二人の出会いの話は、本編の合間に番外編で入れる予定です。
※外国語へ翻訳、転載のお申し出は、お断りしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-27 20:36:24
15366文字
会話率:43%
「鏡よ、教えてくれ。この世で一番彼女を愛しているのは誰だ……?」
世界の中心にいる『鍵』が運命を統べている――そんな運命信仰の根付く世界で、一人の少女を巡り、二人の男は激しい嫉妬と怨嗟に捕らわれていく――。
「諦めろ。あの娘は、初めから
あの男のものになる運命だったのだ」
運命はなんて理不尽なんだろう。尊い人が、一番愛している人のものにならないなんて――。
童話『白雪姫』をモチーフにした、三人の男女の愛憎の物語。
※完全シリアスです。11/16本編完結しました。3/29番外編完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-29 16:42:16
167787文字
会話率:26%
思えば初めからして選択を間違えていたのかも知れない。
あの日、行くべきじゃ無かった。
此処に来るべきじゃ無かった。
関わりを持ってはいけなかった。
大切な人なんて二度と作るべきじゃ無かった…
後悔したって戻りはしない。失ったものは
帰っては来ない。
失敗は成功のもと?
その結果がこれでもそんなことが言えるのか。チャンスが一回きりの失敗は失敗でしかない。何も生まない。出来れば無かったことにしたい…あの日に戻りたい…戻れない…リセットは無い。
そう思っていた…あの時までは…
但しろくな結果にならないだろう。世界の残酷さを知った今…希望は持てない…
そも、現実から目を背けた者の辿る結末なんてわかりきっていたのだから…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-09 00:50:00
34657文字
会話率:59%
中学の頃に知り合った凌牙と通瑠。 2人ともバイクが好きで話が合い仲良くなった。 高校3年のの最後の夏休み、凌牙がサーキットに行っていて通瑠が迎えに行きその帰りに、知らない道で知らないトンネルを潜るとそこは…全く見た事もない世界。そので、通瑠
はトールとして凌牙はリョーガとして自分達の過去と未来を思い出し苦しみ、喜び、怒る。
処女作です、ダメな場所とか沢山あると思いますが温かい目で見守ってくださるか、報告をしてくれると嬉しいです こうなれば良いなっていう感想も待ってます 初めての書くので完結さしたいです
初めから書き直してます
物凄く変えて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-09 10:00:00
71411文字
会話率:53%
運命とは、初めから定められている。努力してどうこうなるものではない。その全てが運命である限り、決して抗う事は出来ない。
何が冬生と葵の人生を作ったかは知らない。「死にたい」という同じ気持ちを持った2人が出会い、彼らはお互いに名前も知らないま
ま語らい合い、互いの運命を悟った。しかし、その運命の歯車は常に動き続け、ある冬の日突然に止まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-14 21:00:00
6385文字
会話率:26%
ある人のとある気持ちを描いた物語。
最終更新:2015-10-16 21:00:00
2247文字
会話率:0%
僕の街。僕が生まれ、僕が雨を知り、雪を知って、空の青さを一番多く見た街。初めから、今の瞬間もずっと僕にへばりついた薫りや感情も、すべて教えてくれた街。僕が暮らすこの街の名は「くらげ町」と呼ぶ。正確に漢字にしてみると、「暗気町」と書く。くらげ
町には、いつも海が隣り合わせになってあった。僕が生まれた頃から、あの海はあの海のままだった。僕の街。僕が母を知り、言葉を知り、子宮の中を忘れた街。つまり僕の故郷を、説明するとそんな街だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-17 00:00:00
31540文字
会話率:44%
童話には大概良い人と悪い人がいるものです。――本当に仕方のない"悪いやつ"など置いておきましょう――でももしその悪い人が、決して初めから悪い"心"を持っていたかと言えば、そうではないのでしょう。これは
有名な、名作と呼ばれる童話や児童書の物語の、悪役視点の物語です。※なお悪役目線は作者なりのその物語の別な解釈方法を物語で伝えていくものです。(著作権に関しては細心の注意を払うよう心がけています、原作はどなたも一度は読んだことのあるお話。青空文庫など閲覧できる参照ページをつけて投稿していきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-10 21:00:00
26718文字
会話率:44%
順風満帆な人生を送っていた男が、社会に出る直前に死んでしまった。どうやら異世界に来てしまい、その上『勇者の神器:戒めの鎖』の持ち主に選ばれて勇者となってしまう。だが彼は、勇者などそっちのけで生前やり残した後悔から、世界を旅することに決める。
世界を渦巻く陰謀に巻き込まれたり、巻き込まれなかったり。物言わぬ相棒と共に、ちょっぴりディストピアな異世界を行くファンタジー珍道中。
※章の初めからならどこからでも読めるようにしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-30 07:39:48
75179文字
会話率:39%
半月眠っていた男が目を覚ますと、見知らぬ者たちに顔を覗きこまれていた。体の自由は利かず、声も出せず、直近の記憶も初めから無かったかのように消え失せて、自分の名前すら思い出せない。それは、瘴気という物を受けたからなのだという。
最終更新:2015-10-13 03:10:13
6526文字
会話率:57%
僕という誰かの話
世界には何処かしらに黒幕が居た。
最終更新:2015-09-26 02:03:57
3257文字
会話率:3%
読んでくださっていた方には突然で申し訳ありませんが、もう一度初めから書き直したいと思います。
誠に申し訳ありません。
最終更新:2015-09-02 12:13:04
24329文字
会話率:28%
あらすじ
ある日突然、学校に来なくなる生徒がここ近年で続出している。ただの不登校?と思っているといつの間にか存在そのものまで消えている。
彼らと親しかった生徒達は、心配して彼らの家までたずねに行くが、なぜかいつの間にか引越ししていなかったり
、妙なことに引っ越していないにしても彼らの家族曰く「そんな子は初めからいない」と存在そのものを否定している。学校で教師にたずねたり、名簿を見ても気がついたときには存在していなかったことになっている。
だが、確かに彼らは存在したはず。ついこの間、もらったばかりの誕生日プレゼントもあれば、一緒にと撮った写メやプリクラだってある…。あれほどクラスで目立っていた彼らは、果たしてどこへ消えてしまったのか…?
…そう、彼らが行ってしまった場所とはまさにサバイバルの世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-16 13:00:00
59824文字
会話率:39%
RPGには必ず登場する大魔王。表舞台のラスボスと呼ばれる存在も、初めから強かったわけではないのです。
この物語はそんな大魔王が強くなっていく物語です。
キーワード:
最終更新:2015-08-07 15:58:02
1590文字
会話率:44%