習作。孤独と自分という存在の是非について。
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最終更新:2025-01-28 06:07:03
1191文字
会話率:15%
夜空には星が瞬いていた。その小さな光たちは、静かにそこにあるだけで、どれほどの人を救っているのだろう。僕にとって、その星々は手を伸ばしても届かない「理想」だった。
けれど、星が手の届く距離にあるなら、それは星ではなくなるのかもしれない。
僕は今、20歳。小さな部屋でノートパソコンを開き、この物語を綴ろうとしている。自分という存在を、言葉で少しでも形にしようとしている。でも、この話は、成功した誰かの輝かしい人生の物語じゃない。むしろ、それとは真逆だ。
これは、足掻き続けた僕の話だ。誰かの星になれる日を夢見ながら、それでも手を伸ばし続けた僕自身の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 22:00:07
2753文字
会話率:38%
子どもの頃に父から性的な悪戯を受けたアニエスは、男性恐怖症に陥った。
学園を卒業後修道院へ入る筈が、母の再婚相手の都合で、ある侯爵家へ嫁ぐことに。
数年間だけの白い結婚でいいという条件だったため渋々受け入れた。
美貌の侯爵令息であるゾーイは女性嫌いで、男色の噂があったがそれは事実だった。
女性は愛せないと言ったゾーイに嫁ぐ日、ゾーイの同性の恋人シェリがそこにいた。
アニエスは夫と愛人シェリの三人での結婚生活がはじまるが······。
アニエスが自分の過去の闇から脱し、自分という存在を前向きに愛することができるようになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 01:07:21
28328文字
会話率:30%
主人公は平凡に生きてます。少し自分という存在に疑問を持つことがあるそうですが…
知り合いのおじさんとも楽しくやってます。
最終更新:2024-12-31 11:20:39
3868文字
会話率:31%
誰にも言えないうちに秘めたような、言ってしまえば人を失ってしまうような狂気、ましてや墓場まで持っていこうとすらしているその狂気、この男は右向け右で決して左に向いてしまうような人間ではない、しかし、右向け右で右を向くことに疑問を持ってしまうの
だ。左を向く奴を野蛮でぶっ飛んでいると見下し笑いながら、右を向いていることに疑問を持ち、どこへ運んだらいいのかわからない自分という存在を手放すこともできず、苦しんでいる。
片田舎で生まれたからにとっての宇宙は小さな64㎠の教室であった。そんな小さな社会で、逸脱する事を恐れた彼は、必死におどけて笑い物になったり、人の陰口を言う事で何とかその輪の中に居ようとした。そんな彼が向かっていく先とは一体、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 11:02:51
3920文字
会話率:0%
「唯一無二の力を手にした少年は、王の素質もつ少女と共に英雄への道を歩む」
報われない現実を生きていた少年シン。何の前触れもなく異世界へと導かれた彼は、いつの間にか手にしていた強大な力で世にも美しき孤独な王女ラスティアを救う。
今いる場所
が以前読んだ物語「エルダストリー」とよく似た世界であることを知り胸を高鳴らせるシンだったが、時代は混迷と戦乱の世へと突き進もうとしており、大いなる宿命を負うラスティアの前には過酷な試練が待ち受けていた。
どのような現実にも決然と立ち向かおうとするラスティアの姿に心惹かれていくシンは、自身のもつ唯一無二の力を駆使し彼女の力になろうとする。やがてシンは知ることになる。自分という存在がエルダストリーにおいて「絶対者」と呼ばれ畏怖される存在であることを。
果たして少年は、王の素質もつ少女と共に広大なエルダストリーの地で生きてゆくことができるのか。そしてエルダストリーとはいったい何か。なぜ少年は導かれたのか。謎が謎が呼ぶ、本格ヒロイックファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 21:39:44
482616文字
会話率:49%
生まれ落ちたときから異形の翼をもっていた少年――。
マッドサイエンティストの犯行によるもので、彼の姿は化物だった。
親にも捨てられ、養護施設にも首を振られ、観察対象としてようやく研究所に引き取られる。――檻の中にいるような生活。彼は13歳の
誕生日にそこから抜け出し自由を手にするも、ウイルスによるパンデミックを期に、人口がめっきり減った人間社会に踏んだ。
見た目の異質性を理解しながら、自分という存在に頭を悩ませながら、彼はひとつの目標をもった。
それは彼にこんな姿を与えたマッドサイエンティストを探し出すことだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 12:24:52
55601文字
会話率:33%
この場では解物を虚飾者と呼んでおこう。
内は解物外は天使。
表裏伴い、あまりにもかけ離れすぎた存在。純白の権化、天使の様だと評価され続けた自分という存在に矛盾を孕み徐々に壊れていく。それが虚飾者だった。
それ故にだろうか。
献身
なき救いをし続け、いくら善行を為しても報われない痛みを味わい続けている。感謝は苦しみに耳を詰まらせ、謝罪は喉に支えて、心を蝕んでゆく。死にながらも生きている。そんな無垢でありながらも無垢では無い。
そんな虚飾者の腐れ縁でありながらの産まれながらの【探偵】であるこの僕、推晶綴はある依頼よりロンドンに飛んだ。
ロンドンで最近多発している、連続通り魔事件の解決を目的としてだ。虚飾者の元給仕係兼、依頼人兼、未来の助手リーレ=シャルラタンと共に、いざ!
ーーーーとその前にリーレは牡丹学園に転入、変人奇人との遭遇を果たして変化を遂げさせた。
実は裏でもう一人の腐れ縁も動いているとか……。ともかく、この事件は始まる前から終わっている。それだけは断言しておこう。
そのことを前提で始まる奇劇舞台ロンドンでは僕も予想外の展開も待ち受けていたんだ。
さあ、君は最後まで見届けられるかな?
願わくは。
僕のなかったらしい持論に重なった、自戒と慈雨を浴びてくれると嬉しいな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 16:37:15
114619文字
会話率:31%
自分ではない何かに、自分という存在を浸食される――存在の『成り代わり』という被害にあった月乃は、特案調査対策局を名乗る青年たちと出会い『むこう側』の世界に足を踏み入れる。
(カクヨムにも投稿しています)
最終更新:2024-02-19 20:00:00
117299文字
会話率:42%
四天王寺ロダンは秋の劇の為の脚本を書いていたが、集中力が切れてしまい、脚本のネタ切れに困った彼はファミレスの窓の外を眺めていた。彼の視線の先に映るのは高校生達。それはまだまだ記憶に手を伸ばせばあの頃の自分に声が届きそうな、そんな青春時代の
自分がいる気がした。
そんな彼等を見て思う内に昔の懐かしい友人の名が不意に出て来た。彼女の名は—―九名鎮真帆。その名を口にした時、ロダンは思い出す。ある夏の事件の事を。
そしてロダンは急ぎペンを引き寄せそれを元に脚本を書き始める。それは過ぎ去った青春時代の自分を掘り起こす作業でもあり、そして自分がほんの数年前の事も忘れてしまったという、忙しさ忙殺された自分という存在だった。
夏の事件--それは、正に大阪を震撼させた、ある事件。
そこでヤングロダンが立ち向かった事件とは。
これは四天王寺ロダンの若い青春時代を描いた青春ミステリー小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 21:35:39
163392文字
会話率:33%
宗心雪時は、前向きに考えることができない、大学生。そんな彼には、毎日悩みがある。
ひょんなことから自分にできた、もう一人の自分という存在。
これが自分と正反対な性格で、なんとも苦労する対象であった。
しかし、この存在が彼の大きな存在
となり、自分が変わるきっかけとなる――。
彼の存在とは――? なぜその存在ができたのか——?
今明かされる真実とは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 16:45:36
21488文字
会話率:28%
───彼女達が輝けば、陰キャの俺には何もいらない。
スクールカーストど底辺。絵に描いたような陰キャである下田涼。彼には学生生活において楽しみがない。彼女はもちろん、友達もいないし、自分という存在に興味がない。
そんな彼にも、両親の仕
事の関係で、昔から得意なことが一つだけあった。それは女性を美しく輝かせること。彼が将来目指すのは服装、メイク、立ち振る舞い、言動からすべてをデザインし、美しくなりたいという女性の望みを叶えるプランナー 。しかし、そのやり方は自らを道具の1つとするやり方で───
これは、自分には無関心だが、女性を美しく変え、望みを叶えてあげることに全力を尽くす少年が、彼の手によって人生が変わったことで彼に心底惚れ込んでしまったヒロイン達との関わりによって、様々なトラブルに巻き込まれながらも人として成長していく物語である。
タイトル変更しました。(旧題 : ヒロインの条件〜彼女達さえ輝けば、陰キャの俺には何もいらない〜)
*この作品はカクヨム様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 03:03:47
45928文字
会話率:45%
他者をどのように認識する事で、自分という存在をどのように認識するか
最終更新:2023-02-27 18:00:00
854文字
会話率:0%
この物語は、彼氏いない歴=年齢という寂しい現状を打破すべく、徹夜で乙女ゲームをする主人公リナリーと、そんなモテない主人公(妹)と付かず離れずの距離間を保ちながら自分という存在を認識させたい男の子のお話。
「なんとか聖夜際までに彼氏を作らな
ければ!一人寂しい余生を送るなんてまっぴらなんですけど!」
「仮想空間のカス男に頼るぐらいなら、最初から俺に頼ればいいだろう?」
※家族以上恋人未満で終わる、血の繋がりのない兄妹がデートに行くまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 18:27:54
12386文字
会話率:33%
『いいかい。嘘は人を駄目にするんだ。人間関係を破綻させちまう。だから決して、嘘をついてはいけないよ』
祖母の教えを胸に、柊コトハは嘘をつけない人間として育った。
そんな少女が、天邪鬼な佐竹樹には気に食わなかった。
樹はコトハに自分という存在
を誇張するように嘘を重ねた。
そんなある日、コトハを嘘つきだと告げる教員の言葉に、樹は激しい怒りを覚えた。
気づけば樹はコトハをかばうようなふるまいをしていて、そこから二人の新しい関係が始まった。
嘘をつかないというのは美徳であり、けれどひどく息苦しい生き方だ。
嘘つきと、嘘をつかない清廉潔白な在り方。どちらを選ぶかはコトハ次第。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 16:00:00
10502文字
会話率:30%
盆休み明けの憂鬱な朝
ぼくは重いからだ引きずって学校へと向かう。
学校祭の準備をするために。
その重さは昼のリーダー会で頂点を迎えた。
そこから逃げるように、向かった先で僕は、君に出会う。
君を通して僕は自分という存在に向き合い始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 21:29:04
6962文字
会話率:26%
どうやら、この世界はとっくに滅んだ後らしい
唐突に目が覚めてみると、見た事のない景色が広がっている。
鉄でできた壁に、養液に満ちたポット。そして、屑鉄になったロボット。
自分が転生したという、にわかには信じられない事実に頭を抱えるしかない
。
けれど、どうして転生したのか、過去の記憶は朧気だった。
だから歩き出す。自分という存在が何者なのか、それを知るために。
※ヒロインのロリは2万字まで出てきません。それまでロボット(男性ボイス)がヒロインです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 01:00:00
89283文字
会話率:54%
何者にも負けない強大な力を持つ勇者。日々魔物たちと戦う彼は思う。人々が敵わない化け物、その化け物が敵わない自分。ならば、自分という存在はなんなのかと。
最終更新:2022-07-25 23:11:41
3171文字
会話率:29%
別サイトに載せていたものです。
砂季はきれいな見た目により最初は好かれるものの「思っていたのと、違う……」と言われる様な失恋を続けていた。他人には「自分の何を見ているんだろう」と思ってしまい、自分のことさえ愛せないでいた彼は、ある出会い
から変わり始めた。しかしそれは彼の姿と人格をコピーしたエイリアンを登場させるきっかけになってしまっていた。自分の姿で暴れるエイリアンの存在によって彼はさらに、自分という存在に迷うことになり――。SFギャグBL。(新作特集より)」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 15:44:16
146578文字
会話率:38%
賢者を目指す魔力の才に恵まれなかった少年トレット・レッドと神になることを夢見る恐王を名乗る謎の魔石エルレト・ワーム
自分を馬鹿にしたものを見返すために、自分という存在を世の中に認めさせるために
神になる
という願いをかなえるために、世の中に恐怖をばら撒くために、
少年と恐王が手を組む!
非力な少年と意思を持つ謎の魔石が織りなす王道ファンタジーが今!始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 18:09:04
224文字
会話率:0%