数年前のこと。侵略帝国ザザと戦い、その侵攻を止めた英雄が現れた。英雄の通り名は剣奴令嬢。剣奴に堕とされながら、侵攻を受ける祖国のために立ち上がった憂国の士。
戦後、新米作家で新聞記者の「私」はふと気付いた。剣奴令嬢の名は誰もが知っているの
に、どうしてオルファが帝国と戦ったのか、その理由を誰も知らないことに。
「私」は好奇心に突き動かされてオルファに会うが、かつてオルファを取材した人間たちと同じようにあしらわれ、何も聞き出せなかった。
オルファのことを知るために「私」は資料を漁り、思考を続けて、誰も知らないオルファの英雄譚に、侵略を止めたもう一人の偉人である断罪の聖女エデが関わっていたことに辿り着く。
宗教国家の宗主であるエデに会うことは難しいと知りながらも「私」は手紙を出して──エデは自ら「私」の前にやってきた。
そして断罪の聖女は語り始める。かつて世界の上層部が犯した罪を。今も人々が犯している、オルファに対する罪を。
別サイト様にも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 09:27:11
27663文字
会話率:43%
異世界から帰還した大学生・風祭八雲(かざまつりやくも)。
彼と共に異世界カーカススタットへと召喚された勇者たちは、15年の長き時を経て、無事に異世界を【未知の侵略者オーバーウォッチ】の魔の手から守り通すことが出来たのである。
そして、いよい
よ地球へと帰還となったとき、彼らは皆、神から報酬を受け取ることになる。
・勇者は、生涯かけても使い切ることのない莫大な財を。
・聖女はもっと多くの人に救いの手を与えるべく、世界のどこにでも自由に行くことができる地位を。
・大魔導師はさらなる知的探求を深めるべく、何者にも束縛されない権力を。
そして八雲は……
「あの……どこか、ひっそりと生きていきたいので……そうですね、地球以外のどこかに住処をください」
『え、本当に?』
そして神と試行錯誤の上、風祭八雲が得たものは火星。
そこにひっそりと建造された【神のドーム都市】で、新たな人生をのんびりと過ごすことになったのだが。
巻き込まれ体質である八雲が静かに過ごせるはずもなく。
やがて、大きな災厄に包まれていくのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 10:00:00
112972文字
会話率:32%
サラはこの国唯一の聖女だ。
10歳で神聖力を発現し、以来親元を離れて神殿暮らしをしている。
ここオーディール王国では聖女は神聖で清廉で無垢なものと
されていて、25歳にもなるのに縁談の一つもやってこない。
聖女は結婚なんてせず、一生神殿で
暮らして民たちを癒す
ものだと、皆がそう思っているのだ。サラを聖女じゃなく
人間扱いしてくれるのは、隣国から来た研究員のリカルドだけ。
いつしかリカルドに恋したサラは、彼が国に戻るまでの時間を
大切にしようと想いを胸に秘めていたけど……
箱入りだけどたくましい聖女が、初恋を諦めないお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 09:00:00
13435文字
会話率:64%
アデリア王国第一王子ローハルト殿下の婚約者、ディアレイン・ベスター公爵令嬢。
異界より現れた聖女を虐げた罪で、夜会の場で突然婚約破棄されるが、全く身に覚えがなく困惑するばかり。そして彼女は婚約破棄そのものよりも、それにより学園生活が奪われた
ことを嘆いていた。
「私から女子寮での幸せな生活を奪うだなんて!」
王子殿下に対して異性への愛情は持ち合わせておらず、可愛くて親切な女子たちに囲まれた寮生活を満喫していた彼女が、聖女を虐めるはずがなかった。
いっそもう一生結婚などせずに気ままに暮らしたいと考えていたところ、敬愛する第一王女カレンデュラ殿下から協力を要請される。
「弟はね、どうしても聖女と結婚したくてあなたを陥れたのよ」
「酷いですね!」
「しかも聖女ハヅキはね、弟と恋仲ではないのよ」
「まさかの殿下の片想い!?」
王子からの一方的な求愛に困り果てる聖女を何とか元の世界に戻すべく、第一王女殿下とその腹心と、婚約破棄された公爵令嬢が動き出す――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 09:09:06
169510文字
会話率:72%
ブラック企業に勤める二階堂悠里は、ある日会社帰りにトラックに轢かれたことで、神様に会うことになった。
とても運が悪い彼は、しかし、同時にとても身体が頑丈だった。そのため、トラックに轢かれたにも関わらず死んだわけではなかった。
それじゃあ、
なぜ神様に呼ばれたかと言えば……。
「二階堂悠里よ。お前は聖女として異世界グロウワーズに行くのだ」
それは異世界からの聖女召喚に選ばれたせいだった。男なのに女にされて異世界へと送られた彼に与えられた特典は『聖女(称号)』のみ。
名ばかり聖女とされた悠里は、平穏無事に聖女を辞めて、退職金でスローライフな余生を目指す。
しかし、大司教であるロベルトや王太子であるカイルをはじめ多くの人たちから何故か絡まれるようになってしまう。
聖女ユーリは彼らの魔の手をくぐりぬけ、無事に退職金を手にしてスローライフを送ることができるのだろうか?
※なろう、カクヨム、アルファポリス、ハーメルンにて投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 17:30:00
46051文字
会話率:70%
孤児のリーリアは、とある貴族によって偽の聖女として育てられた。
成長した彼女はエドワード皇子との婚約が決まる。しかしその直前に正体がばれて婚約破棄された。
逃亡中にアルステラ王国の護衛(平民)のアランと出会い、エドワード皇子の悪事を暴く手助
けをすることに。調査の過程で、両親の遺品であるペンダントに秘められた力に目覚める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 07:10:00
13304文字
会話率:43%
『聖女の巫女』と『悪女の巫女』の生誕を予言された夜に生まれた、公爵令嬢ミーシャ・ロレンツ。
同じお告げの夜に生まれた伯爵令嬢アメリア・クランベルを妹のように可愛がっていたが、好意を利用し騙され、伝説の悪女ガブリエラの巫女として断罪されてしま
った。
ところがミーシャは、恋心を抱いていた皇太子ルベルトの剣に貫かれ命を落とした次の瞬間、過去に回帰していた。
手助けしてくれたのは、銀狼の精霊。
彼はミーシャこそ、聖女ネシェリの巫女だという。
ミーシャはアメリアをはじめ、一度目の生で自身を「悪女」とした周囲への復讐を誓い、まずは信用を得るため態度を改める。
すると、前回ではミーシャを嫌っていた兄もルベルト殿下も態度が一変して……。
悪女として断罪された少女が、二回目の生で愛されながら復讐を遂げる話。
※他サイトにも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 21:41:36
309868文字
会話率:38%
(にげて、逃げてお父様)
「ダメええええええええ!!!!!!」
目が覚めると、小説『白き聖女は黒翼を制す』に登場する嫌われ者の悪女、魔王の娘であるフレデリカに転生していた。
今は十歳程度のようだけれど、このまま成長すると聖女と勇者パーテ
ィーによって討伐されてしまう。
討伐回避のため、義理の父親である魔王レスターとの仲を深めることを計画するも、その前に問題がひとつ。
(……塩味の、お湯?)
魔王城のご飯が、おいしくない……!!
「厨房に、連れてってくれない?」
前世の知識を使って、魔王城の食事を変えていくフレデリカ。
次第に慕う者が増え、気付けば魔王は溺愛パパに!?
おまけに溺愛してくるのは魔王軍だけに留まらず、未来の勇者やその仲間にも変化が……!?
美味しいご飯を作って食べながら、徐々に国を変えていく女の子のお話。
※R15は念のためです
※他サイトにも掲載中です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 21:41:33
66824文字
会話率:37%
「うそでしょ? 一族滅亡なんて!」 侯爵令嬢は王太子との結婚に不安を覚え、魔法で未来を覗いてみることにする……が、そこで視たものは、婚約破棄された挙句、一族郎党皆殺しにされる未来だった。そして、王太子の傍には聖女の姿が。令嬢は「王太子と聖女
のせいで家が滅亡したのだ」と解釈すると、御家断絶を回避するため、知力・体力ともに鍛えることを決意する。そして、苦節数年――文武両道の美女に成長し、ついには魔王まで倒すことに成功する。王太子との婚約は破棄されず、ハッピーエンドを迎えるのだった。
「……じゃあ、私は何のために呼ばれたの?」
聖女は呟く。わけもわからず連れてこられ、足手まといだと馬鹿にされ、役目が済んだら、見ず知らずの男に嫁がされる。
これは、「(お)払い(箱)の聖女」の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 18:33:34
274021文字
会話率:38%
聖女は外に出たかった。この世に生を受けて、約15年……外出どころか、外を見ることさえ、禁止されているのだ。彼女は国王や臣下たちの私欲に塗れた祈りを叶え、それが終われば、地下に閉じ込められる。
「だれか、私を助けて」
聖女は呟く。誰でも良いか
ら、ここから救い上げて欲しい。しかし、誰も願いを聞いてくれず、自分の願いは叶えることはできない。このまま地下で生涯を終えるのだと諦めた、その時だった。
身体中から血を流し、名前のない男と出会ったのは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 10:00:00
106248文字
会話率:29%
「いまさら、泣いてたまるか!」
聖女のイーディスは魔王討伐直後、いじわるな貴族の令嬢に聖女の資格をはく奪され、悪名高い辺境伯と結婚させられてしまう。だけど、絶対に涙を流すものか。これまで辛い思いをした分、幸せになってやる! これは、お払い箱
になった聖女が幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 17:00:49
35299文字
会話率:42%
聖女は特殊な聖女の魔法と呼ばれる魔法を使える者が呼ばれる称号
アナスタシア・ティロスは不治の病を患っていた
その上、聖女でありながら魔力量は少なく魔法を一度使えば疲れてしまう
そんなアナスタシアを邪魔に思った両親は森に捨てる事を決め睡眠薬
を入れた食べ物を食べさせ寝ている間に馬車に乗せて運んだ
捨てられる前に起きたアナスタシアは抵抗虚しく腹に剣を突き刺され傷を負ったまま森の中に捨てられてしまった
死の淵で絶望の底で歯車が噛み合う折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 17:10:00
106925文字
会話率:78%
神獣ペガサスの住む泉の近くに、隣国から追放された聖女が住み着いた。
ある時、ケガを負った騎士を連れ帰ったペガサス。
聖女はその治療を引き受ける。
目が覚めた騎士は……
身分差を乗り越えたハッピーエンドのお話です。
しかし結構な
ゲスい話になってしまいました。
ヒーローやヒロインのような人は、いません。わりとみんな自分勝手だなって、書き終わってから思いました。
ですがそれもまた、ありなのではないかな、と。
※※※性表現や流血表現がある話には「※」を付けますのでご注意ください。
◆注意
・オリジナル恋愛ファンタジーです!
・ファンタジー=何でもあり!
・サラッと読もう!
・誤字脱字誤変換御免
・他サイトにも掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 12:00:00
55580文字
会話率:62%
王国のために政略結婚を決意した侯爵令嬢が、婚約破棄、爵位失墜にめげず、前世のネコ知識は役に立たないかもだけど、親友と力を合わせ、大人の淑女を目指し、愛する貴方のため、聖女の力に目覚める物語……え! 聖女は誰なの? (全80話完結)
最終更新:2024-09-05 21:11:17
97903文字
会話率:40%
ワガママな聖女は悪役令嬢となったので、王都の平和が乱れることを覚悟のうえで追放しましたが、王都は平和でした(侍女 談)。
最終更新:2023-11-13 12:00:00
4524文字
会話率:41%
浮気や暴力を繰り返す第一王子、婚姻を迫る王太子、悪党にざまぁすれば、聖女は幸せになるはずです!
第二王子が王太子を刺したのですか!聖女が助けに行く、これが異世界の恋愛です。私が決めました。
最終更新:2023-10-27 12:00:00
3298文字
会話率:44%
王都では若年層がとても多く、数年前の王太子夫妻の結婚を機に、結婚ラッシュに溢れていた。
愛の女神メジェトの聖女として活動するエレンシアの元にはさまざまな問題が持ち込まれる日々。
王族から平民や奴隷、はたまた異種族にいたるまでの結婚相談
から婚約破棄、離婚調停まで引き受けて忙しい。
そんな中、第二王子が侯爵令嬢を学院で婚約破棄するという珍事が発生する。
王家と貴族連盟との間に大きな亀裂が入り、現王政への批判が殺到、このままでは王太子の王位継承も難しいという事態に。
王家が信仰する女神メジェトの神殿に、この問題を調停して欲しいと依頼が入った。
女神の神託があれば、第二王子の婚約破棄も正当化できると王家は考えたのだ。
しかし、エレンシアは知っていた。
この世界にもはや信仰すべき主、女神メジェトは存在していないことを。
聖女は「神託」という最終兵器を用いずに、第二王子カップルの離縁を成立させる任務を負ってしまう。
だが、婚約破棄の裏には王太子妃と第二王子の秘密の愛が隠されていて――。
他の投稿サイトでも掲載しております。
https://34451.mitemin.net/i829231/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 22:58:47
111467文字
会話率:40%
王国歴1832年、6月。
国王即位三十周年記念の夜会で、類稀なる歌の才能を秘めた王立楽団の歌姫カナリアは、暴漢に襲われてしまう。
相手はこの国の第二王子にして、楽団の指揮者、レットー殿下だった。
婚約者のオリバーは第二王子の側近。
彼の将来を想い、カナリアは世を捨て、女神神殿へと助けを求める。
一般社会にいられなくなった人々を受け入れる神殿に入ったとき、女神の奇跡は起こった。
カナリアはその歌の才を認められ、聖女の一人として歌声で人々を救うことを、女神に命じられたのだ。
そして明らかになる第二王子の犯行の数々。
聖女は自分以外にも被害に遭った人々のため、王国を相手に神殿の協力を得て立ち向かうことを決意する。
他の投稿サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 14:27:33
9442文字
会話率:21%
「呪われてしまえ」
その場にいた人々。大勢の観衆。自分に向い恐怖と嘲りを交えて魔女と呼んだ連中。
恐れ知らずの市民たちは『本物』の『聖女』を魔族の手先をして処刑することに熱中する。
その結果、自らが崩壊を招くとも知らずに――。
誰に
感謝されるとでもなく、孤独に国を守ってきた聖女は、初めて他人を呪う言葉を吐いた。
呪いは毒となって国を犯していく。
やがて、この国には悪の心しか持たない人ばかりが住むようになった……。
他の投稿サイトでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 17:15:28
4675文字
会話率:4%
聖女として異世界を救うために召喚されたものの、しかし少女の待遇は決して良いものではなかった。それは単純に、聖女を護衛する彼らの目から見て、少女は美しいものではない、というそれだけの理由で。だからこそ、聖女は告げた。元の世界に帰るその時に。
「私は帰るけれど、――は残る」と。
残されたものは、果たして――っていう何の捻りもないありきたりな話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 06:00:00
21776文字
会話率:2%
異世界からやって来た聖女によってお城を追い出された聖女が最終的に幸せになる話。
最終更新:2024-04-18 06:00:00
22640文字
会話率:4%
うっかり事故で異世界からやってきた聖女――を他人事として語る話。聖女は死ぬ。
設定はメレンゲよりもふわっふわ。
最終更新:2023-12-03 06:00:00
13837文字
会話率:27%
キステナス王国のサレバントーレ侯爵家に生まれたエクレールは、ミルクティー色の髪を持つという以外には、特別これといった特徴を持たない平凡な少女だ。
ごく普通の貴族の娘として育ったが、五歳の時、女神から神託があった事でそれが一変してしまう。
『
亜麻色の乙女が、聖なる力でこの国に繁栄をもたらすでしょう』
その色を持つのは、国内ではエクレールだけ。神託にある乙女とはエクレールの事だろうと、慣れ親しんだ家を離れ、神殿での生活を強制される。
エクレールは言われるがまま厳しい教育と修行を始めるが、十六歳の成人を迎えてもエクレールに聖なる力は発現しなかった。
それどころか成人の祝いの場でエクレールと同じ特徴を持つ少女が現れる。しかもエクレールと同じエクレール・サレバントーレと名乗った少女は、聖なる力を自在に操れると言うのだ。
それを知った周囲は、その少女こそを〝エクレール〟として扱うようになり——。
※アルファポリス様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 18:16:49
17512文字
会話率:33%
魔国軍の将軍ダリオンは、ある日、人間の国との国境付近に捨てられていた人間の赤ん坊を拾う。その赤ん坊は、なんと聖女だった。
聖女は勇者と並んで、魔族の天敵だ。しかし、ここでダリオンは考えた。
「飼い主に逆らわないよう、小さいうちからきちん
と躾ければ大丈夫じゃね?」
かくして彼は魔国の平和を守るため、聖女を拾って育てることを決意する。
しかし飼い殺すはずが……──。
元気にあふれすぎた聖女に、魔国の将軍が振り回されるお話。
あるいは、魔族の青年と、彼に拾われた人間の子が、少しずつ家族になっていくお話。
全二十六話。さくっと読める中編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 18:10:00
106606文字
会話率:40%
魔族と天使が支配権を争う地上で、人類はその存在を虐げられられてきた。
魔族に殺されてしまった少女は、大聖女と呼ばれる女性に2度目の命と彼女の特殊な力の一部を与えられた。
人類の救済を条件に。
大聖女が力を託したのは12人。前世
の記憶をもつ少女アリスは、残りの11人を探すため旅にでる。
これは、前世の記憶をもつ少女と仲間たちの、人類の存亡をめぐる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 23:10:52
105904文字
会話率:57%
魔獣の森と国境の境目の辺境領地の領主、シリウス・レングナーの元に、ある日結婚を断ったはずの聖女サラが、隣の領からやってきた。
これまでの縁談で紹介されたのは、魔獣から国家を守る事でもらえる報奨金だけが目当ての女ばかりだった。
ましてや
長年仲が悪いザカリアス伯爵が紹介する女なんて、スパイに決まっている。
しかし豪華な馬車でやってきたのだろうという予想を裏切り、聖女サラは魔物の跋扈する領地を、ただ一人で歩いてきた様子。
「チッ。お前のようなヤツは、嫌いだ。見ていてイライラする」
追い出そうとするシリウスに、サラは必死になって頭を下げる「私をレングナー伯爵様のところで、兵士として雇っていただけないでしょうか!?」
ザカリアス領に戻れないと言うサラを仕方なく雇って一月ほどしたある日、シリウスは休暇のはずのサラが、たった一人で、肩で息をしながら魔獣の浄化をしている姿を見てしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 08:30:20
31488文字
会話率:33%
その聖女はどんな時も話さないという。一言 以外は。
召喚した聖女は人ならぬ存在だった。その力は神の加護か、はたまた呪いか。
全3話です
最終更新:2024-08-29 00:00:00
7799文字
会話率:26%
No Jiro, No Life‼︎
異世界二郎、始めます。
※空腹時閲覧注意
ラーメン二郎の本家本元、ラーメン二郎三田本店に向かっていた登士郎。彼はラーメン二郎全店制覇を聖地・三田本店で達成すべく田町駅から向かっていたが、アクセルとブレ
ーキを踏み間違えた車に轢かれてしまう。
目を覚ますと、登士郎は異世界の聖女の力で勇者のボディに転生していた。
この展開は実の妹である蓮実が読んでいた異世界転生モノのマンガと酷似している。
聖女曰く(マンガと同じく)、これから魔王ネヒリムを倒しに行かねばならないらしい。
だがしかし、登士郎には現世に心残りがあった。
そう、ラーメン二郎全店制覇である。
「二郎のない世界なんて耐えられない!」
死んで元の世界に戻ろうとする勇者へ、聖女は声を張り上げた。
「わたくしがお手伝いいたしますから、その、二郎を作りましょう!」
――こうして、ジロリアンな主人公と健気な聖女による、異世界で二郎インスパイアラーメンを作るための冒険(という名目の材料集め)が始まる!
※この物語はフィクションです。
※カクヨムにも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 12:10:00
46672文字
会話率:50%
その男は、聖女を愛していた。
だが、聖女は男を愛していなかった。
勇者パーティーの一員として旅をする『遊び人』ディルムッド。彼は勇者を愛する聖女のことを、好きになってしまった。
自分では勇者に敵わない。聖女が自分を振り向いてくれる
ことは、きっとない。その事実を突きつけられたまま魔王討伐の旅を続けるディルムッドだったが、とある魔族との戦いをきっかけに全ては悪い方向へと進んでいく。
パーティーメンバーの脱退、そして…………。
『最悪の結末』は知らぬ間にすぐそこまで迫ってきていた。
進み続けた先でディルムッドは何かを得られるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 13:14:20
31836文字
会話率:46%
天才魔法使いと言われていたアウレリアは、ドミール王国のファルカン第一王子と婚約していた。そしてドットモンド神殿にて神託を受け、真の聖女となるはずだった。けれど、聖女として選ばれたのは、魔法学校時代の後輩、メルーサだった。ファルカン王子は、メ
ルーサが聖女に選ばれるとすぐさまアウレリアに婚約破棄を言い渡し、彼女を隣国のヒンギス国へと追放した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 14:02:51
27821文字
会話率:46%