ホロウ・フォン・ハイゼンベルク。
剣術・魔法・学問、あらゆる才能に恵まれた、正真正銘の天才。
しかしその性格は、怠惰にして傲慢。
自らの才能に溺れ、努力を怠ったがゆえ、主人公に敗北する……だけに留まらない。ホロウはあらゆるルートで死亡する、
破滅エンドが約束された『歩く死亡フラグ』。
ボクはよりにもよって、この悪役貴族に転生してしまった。
「このままでは破滅する……っ。予定調和の運命、『シナリオ』に殺される……ッ」
……いや、そうはいくものか!
ボクだけが知っている原作知識を活用し、謙虚堅実に努力を重ね、悲惨な破滅エンドを回避するのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 13:02:10
325144文字
会話率:30%
エロゲRPGの街を紹介するモブNPCの幼少期に転生してしまった主人公。さすがに、転生先が弱すぎると落胆しそうになる主人公だったが、ステータスを確認したとき、その考えが大きく変わる。
『名前 -(未定義)』
『ジョブ -(未定義)』
『レベ
ル -(未定義)』
『攻撃力 -(未定義)』
『防御力 -(未定義)』
『素早さ -(未定義)』
『スタミナ -(未定義)』
『HP -(未定義)』
『MP -(未定義)』
『スキル -(未定義)』
全てのステータスが未定義という手抜き設定。そこで主人公はあることに気がつく。
「いや、まてよ。HPも未定義ってことは……魔物からもダメージを受けないってことか?」
そして、主人公は転生した世界には多くのHPやMPを代償に力を得ることのできる呪物があることを思い出すのだった。
どこのゲームにもいる、ダメージを全く受けないモブNPC。それがもしも、物語の主人公になったらどうなるのか。そんなもしものお話。
※ヒロインは15話で登場予定
※第一部はダンジョン編と学園編に分かれます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 12:12:22
44819文字
会話率:36%
学生時代にドハマりしていた大人気シミュレーションRPG「レジェンドオブグランディア(通称レジェグラ)」の悪役キャラ、大魔女ディケーに憑依転生してしまったアラサーの"私"。
自分、そして自分を母として慕う2人の娘達、ライ
アとユティがいずれはゲームの主人公達に倒される運命にある事を知り、運命を変えるために奔走する。
あと大体何か食べてる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 23:57:46
376065文字
会話率:34%
とあるキッカケを経て、自分が転生者である事に気付いたアリサ。同時に、この世界がとある乙女ゲームである事にも気付く。
「最悪だ! どうしてよりにもよって『狂い咲く彩華』の主人公なんだよ! もっとマシなゲームなんて、他に幾らでもあっただろうが
!」
『狂い咲く彩華』は、主人公であるアリサが攻略キャラ達との親睦を深めつつ、彼らと協力して『魔王』討伐を果たす乙女ゲームだ。
しかし『狂い咲く彩華』に登場する攻略キャラ達は、総じてクソ。客観的に見て、結ばれたいと一ミリも思わない曲者揃いだった。
主人公なんて辞めたい。攻略なんてしたくはない。しかし、自分が攻略しなければ『魔王』の手によって世界は終わってしまう。
コレは、攻略したくないとぼやきながらも、嫌々ながら原作知識を武器に攻略を進めていく1人の転生者の物語。
尚、アリサの前世は男性である。
「まあ……最悪の場合は、攻略キャラ達を暗殺するか」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 19:10:00
92118文字
会話率:25%
かませ犬、それは物語における引き立て役。
18禁伝奇アドベンチャーゲーム『BABEL』に登場する蘆屋道孝もそんなかませ犬の一人だ。
主人公はその『蘆屋道孝』に転生してしまったオタク。原作ゲームの大ファンであった彼は原作知識を活かして、かま
せ犬ではない平穏な人生を送ろうと決意する。
そのためには原作の登場人物に近づかないのが一番。しかし、かませ犬にならないために原作よりもはるかに強くなっていた彼の元にはなぜか女性になっている原作主人公やヤンデレメインヒロインなどの”危険人物”たちが次々集まってくる。
意図せずしてハーレムを築いてしまったかませ犬、癖の強い伝奇ヒロインたちに愛されてしまった彼ははたして生き延びることができるのだろうか……、
※現在、読みにくいと思われるところを改稿中ですが、楽しんでいただけると幸いです。
※カクヨムのジャンル別現代ファンタジーの日刊ランキングで1位になりました!
※カクヨムにも同タイトルで先行連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 18:10:00
514866文字
会話率:36%
平凡な一日を過ごしていた大学生が気が付くとゲーム世界に中学生として異世界転生した。だが、転生先はキラキラネームのメインキャラではなく森山信二とかいう平凡な名前のモブキャラ。
しかも、このゲームはモブに厳しいことが有名で、物語終盤になるとメイ
ンキャラ以外死亡することが決まってる。
死亡を回避しようと力を手に入れたい信二は原作知識を生かして、主人公よりも先んじて終盤に訪れるダンジョンに入り、高性能武器を手に入れようとする。
そこで、手に入れた武器はあまりにも一癖あるもので、信二は女装する羽目に。なぜ、こうなったと思いながらも、原作から離れつつあるこの世界で信二は生き残るために今日もまた女装するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 09:10:00
58282文字
会話率:60%
【スター・ウォーリアー】。
それは、いっせいを風靡した大人気学園ファンタジーRPGである。
舞台の基盤は貴族が大半を占めるオリアナ剣魔学園。
主人公オリオンは入学試験で起きたある出来事をキッカケに"星の勇者"として覚
醒し、ヒロインなどの最高の仲間達と出会い攻略しながら恐ろしい邪神とその軍勢の脅威を討ち倒す王道のゲームシナリオとなっている。
そんな大人気ゲームには唯一多くのプレイヤーから嫌われているキャラクターが居る。
ヒロイン達やメイドに酷いセクハラや体罰を加え、入学試験では平民である主人公を酷く罵り、家の権力を振り翳す最低最悪の屑野郎。
そして最期は、チュートリアルの邪神軍襲撃編にて戦禍に巻き込まれて呆気なく死んでしまう。
その名はニグラス・シュブーリナ。
ひょんなことからある日、奏多はそのニグラス・シュブーリナに転生している事に気付く。
「断じて認めん」
俺は知っているーー最強への近道を!
俺だけが持っている原作知識を駆使し、最強のチートキャラ達を侍らせ!
「そう!ハーレムライ、あっ!いや、ちょーーくぁwせdrftgyふじこ!!?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 00:00:00
12451文字
会話率:19%
「なんで俺、悪役貴族になってんだ……?」
流行り病の熱で意識を失い……目が覚めると、チュートリアルで主人公と決闘し死んでしまう悪役貴族のウィルに転生していた。傲慢かつ肥満体。そのため、周りから嫌われ慕ってくれる人間はおらず、最終的には主人
公に敗れて死ぬ。
シナリオによって定められた【死】の運命を克服するため、《強奪魔法》に活路を見出し魔法を奪うために奴隷を買いにいくが……。
「こいつラスボスじゃねぇか!!!?」
なぜか奴隷として売られていたのは、ラスボスであるメルサだった!
しかしゲーム序盤ということもあって力を制御できず、魔法を使えば周囲を巻き込んでしまうメルサと、メルサが強すぎて魔法を強奪できないウィル。
だが、原作知識を活かしてメルサに魔法を制御させる術を身に着けさせ――。
1人で勝てないなら2人で勝つ!
知識と努力で破滅の未来を奪い去る反英雄譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 20:30:00
88351文字
会話率:35%
転生ヒロインちゃんがある意味で自滅する話。
前世の価値観とか原作知識とやらのせいで気付いたら地雷原でブレイクダンス踊ってた、みたいな死亡フラグを立てる内容。
最終更新:2025-01-09 06:00:00
12201文字
会話率:25%
転生したヒロインが乙女ゲームのヒロインをしなかった結果思いもよらない方向性のバッドエンドを迎えてしまった話。
最終更新:2024-08-11 06:00:00
11361文字
会話率:3%
別名テンプレを書こうとして失敗した話。
乙女ゲームの世界に転生したヒロインが原作知識を用いて攻略対象の一人とくっつこうと考えたものの始まる前に終わる話です。恋愛要素ゼロ。
ざまぁというよりは完全なる自滅。
最終更新:2022-06-09 18:09:28
7978文字
会話率:4%
悪役令嬢と言われてどんな人間を思い浮かべるだろうか?
穴が掘れそうなドリルを付けた髪、鼻を切り取りたくなるほどな匂いの香水の量と強さ、インターネットではポリゴン数が高くなりすぎるため現すのは不可能にすら思えるほどゴテゴテでフリフリの付い
たオシャレとか分かってなさそうな豪華すぎるドレス、ねずみが穴を通り抜けられるのではないかと思うほどの高さのハイヒール。それに加えて実家が公爵家という高い身分に、次期国王候補である王子との婚約者という立場。
そんなどこをどう切り取ってもざまぁされそうな特徴を持つ公爵令嬢アクヤ・クレージョは、まさに悪役令嬢。転生者である本人もそうなのだろうという自覚を持つくらいには悪役令嬢であった。原作知識はないが、それが余計に自分の考えを加速させていく。
しかし、彼女も自分が疑いようのない悪役令嬢の立場だからと言って諦めるようなことはしない。
将来処刑されたり追放されたり幽閉されたり暗殺されたりするなんていうことになるのは絶対に嫌なのだ。ハッピーエンドにはならなくても、人なりの幸せをつかみ取りたい。そのためにも彼女は自分の不幸の元凶となるだろう婚約者樽王子との距離を詰めようとするが、それは余計に彼女を精神的に追い詰める事実を突きつける結果にしかならなかった。
王子からは婚約して時点で嫌われており取りつく島もなく、学園に入ってみればそんな婚約者に近づくいかにも主人公っぽい平民の虫が出てくる始末。どう考えても彼女には未来がない。
彼女の耳には死の足音が聞こえてきていた。
それでも、決してあきらめることはない。
婚約者がダメならばと周囲に手を広げ、婚約者を平民に奪われそうになっている同じような境遇にある悪役令嬢仲間たちと手を取り合い、この絶望的なシナリオからの逸脱を狙う。
彼女の、いや、彼女たちの努力により婚約者は平民との別れを決断しなければならない状況まで追い詰めることに成功するのだが……………。
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 21:06:52
11223文字
会話率:32%
悪役貴族に転生したけど、悪いことしてると原作主人公にひねりつぶされそう。ならどうすればいいと思う?簡単な話、主人公に陰で媚びを売ればいいんだよ!
とある追放ざまぁ系ラノベの悪役貴族家のモブに転生してしまった主人公。その身分に胡坐をかいてい
ると必ず手痛いしっぺ返しを食らうと考え、原作主人公に協力していくことを決める。しかし、原作主人公は本編開始前までいじめられ続けるため自分もそれに混ざりたくはないし過度な干渉はできない。ということで、原作開始まで息をひそめつつ原作主人公の助けになるように色々と手を回し陰から媚びを売っていって、命だけでも助かろうと優秀そうな部下を集めつつ計画を立てていくのだが……………
悪役貴族な家族と主人公の板挟みにより正義にも悪にも振り切れない綱渡りをする主人公が送る暗躍ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 13:07:31
120994文字
会話率:48%
「娘に変装をして学園が終わるまで生活して欲しい」
雇い主である公爵にそう言われた勇者ラルフ。彼は突然のことに頭を抱えつつ、今までの何を間違えたのかと過去のことを振り返った。
前世で彼は母親を庇って死んだ。そして、転生した世界は乙女ゲームの
世界。しかも彼は、攻略対象の1人であるラルフとなっていた。勇者となる運命で、辛い経験をする予定のラルフ。未来を変えるため様々な努力をする。
その結果できあがったのは、強大な力を持つ幼児。そんな彼は家族の死を避けるため、村を襲う魔物と戦うことに。
後日、彼の元へ1人の公爵が。公爵に誘われ、ラルフは勇者への道を踏み出すのだった。勇者となるため生まれ故郷から離れる彼。移動先の王都では様々な出会いが。攻略対象である公爵家の長男アイゼルや、悪役令嬢である公爵家の長女ビッティー。そして教育係達。
公爵に前世の記憶を使って情報を提供した彼は、無事勇者となる事が決定する。だがパーティメンバーには嫌われているようで、彼の壁となる。
勇者となった後、なんやかんやあって戦場での報告を持って帰ると、公爵から告げられるのはビッティーへの変装。シナリオの変化に頭を悩ませつつ、彼は教育係に乗せられて女装する。
しかし、そのビッティーは乙女ゲームの悪役令嬢。ラルフとしてもビッティーとしても前途多難なようであった。
※中盤までは主人公の成長が主で、女装はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 13:08:32
83054文字
会話率:49%
WEB小説「巨乳戦記」を愛する男は、目覚めると太陽系を治めるモブ領主になっていた。
蛮族の艦隊が迫る中、夢だと思い込んだ男は、原作知識を活かし呑気に無双する。
巨乳秘書、巨乳メイド、巨乳艦長、そしてロリまでいる夢の世界であった。
――と言
いつつ、割とガチ目の戦争する話なのです。
・あんまり科学しませんので、難しくないです。
・巨乳美女、合法ロリ、ツン美少女が出ますが、えっちくありません。
・白兵戦は、色々理由を付けて剣、槍、斧で戦います。
・艦隊戦は、色々理由を付けて陣形を作って戦います。
・わりとシリアスに残酷なので、電車で音読すると捕まります。
・何だかんだと主人公は英雄になりますが、根本的には悪党です。
書いている本人としては、ゲーム・オブ・スローンズ的な展開かなと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 23:31:36
712853文字
会話率:33%
ブラック企業で働いていた俺は過労死してしまい、目が覚めたら別の誰かの身体に転生していた。
俺が転生したこの世界は『恋する乙女は布施川くんに恋している』という俺が前世でドハマリした青春ラブコメ作品の世界で、俺はその作品に登場した『進藤龍介』
という名の高校一年生になっているらしい。
ラブコメの世界に転生したというのなら、可愛い幼馴染がいて、生徒会長と仲良くて、クラスの隣の席に美少女がいるような、ヒロインからモテモテの主人公になるのが定番だ。
ここがラブコメの世界だと認識した今、そんな色鮮やかな青春に期待してしまうのは当たり前。
だけど鏡の前に立った俺の姿は――髪を茶色に染め、耳にはいくつものピアスを付け、鋭い切れ目に、厳つい顔つきの典型的な『悪役の不良キャラ』だった!?
これは悪役としてラブコメ世界に転生した俺が、前世で得た原作知識と経験を総動員して待ち受けるバッドエンドという運命を回避し、物語の主人公よりも幸せな青春を送る為に奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 09:05:04
326666文字
会話率:40%
6勇者が認定された。だが、A級冒険者グレイト・ゼブラは、知っていた。この世界の勇者は自分だと、そして、6人は本来、悪党であったり、自分が得るはずだった最強の聖剣の持ち主はモブだということを知っていた。彼は、転生者でここが生前読んだ小説の世界
だと子供の頃からから知っていたからだ。6人も転生者は、原作の知識を使って、成り上がり、あるいは人生を改変していたのだ。結果として、名誉も、地位も、聖剣等も、ハーレムも、富も奪われたグレイトは、しかし、彼は怒るより、「勇者の力使って、楽に生活できてラッキーでは?」と気の合った仲間とともに、冒険者稼業を、将来のささやかな地位、財産、富、幸せを夢見て生活していた。しかし、6勇者に成り上がってしまった6人の方は・・・。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 10:07:10
63248文字
会話率:52%
寝落ちから目が覚めたら、そこは大きな城の中。しばらく混乱していたが、自分が好きなアニメの世界にいて、しかも敵キャラの『ジル』になっていることに気づく。
「……あれ、これ死ぬんじゃね?」
俺が知るこの『ジル』という男の最期は、かませ犬とな
って死ぬこと。このまま物語が進めば、ジルは調子に乗って殺されてしまうのである。
「……原作ブレイクだ!!」
そんな最悪の結末を回避するために、俺はかませ犬ではなく真のボスキャラとして君臨することを決意した。
「私の目的は(俺がかませ犬として死なないために)この世界を我が手中に収めることだ」
さあ、天下統一を始めよう──。
なお、俺の言葉が足りなかったせいか、とんでもない勘違いが発生して狂信者が生まれることになる。
◇オリジナルアニメ異世界転生ものです。
原作知識で効率的に強くなったり、あらゆる事態に備えて様々な戦略を立てて行動したり、メタ視点で世界の秘密を先読みしたり、未来を知っているかのような行動から神様と勘違いされて崇拝されたりする青年の物語。
※旧題:気が付いたら前世のアニメの第一部のボスでした〜かませ犬にならないために〜
※上記のタイトルでハーメルン様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 23:11:28
981225文字
会話率:38%
聖女『以外の』ほぼ全国民が、本編バッドエンドの記憶を持つ「転生者」、
そして主人公は現代世界からの「転移者」という、異色の異世界転移物語。
主人公である「未夏(みなつ)」はある日、乙女ゲームの世界に転移していた。
転移先のゲームは
もともと『アイテムクラフト』要素が強かったため、その原作知識を生かし、
彼女は天才薬師として働くことになる。
だが、未夏が転移した『聖ジャルダン国』は物語のイベント的に『バッドエンドルート』に突入していた。
本来のシナリオなら、本編ヒロインである伯爵令嬢『聖女オルティーナ』は悪役令嬢の手によって闇落ちし、
世界を滅ぼす運命にある状況だった。
未夏も「必敗戦闘」に駆り出されるが、
ここの国民は未夏と、ゲーム内でのメインヒロインである「聖女オルティーナ」を除く全員が、
『聖女が闇落ちして滅ぼされた未来』の記憶を持つ『人生2週目の転生者』であった。
「聖女が闇落ちしたのは自分のせいだ」
「今度こそバッドエンドを回避しよう」
と息巻く彼ら国民の頭のねじの吹っ飛び具合は凄まじく、モブキャラに至るまで全員が、
「物語終盤のPCキャラレベルの実力と、全年齢向けゲームのキャラでは持ちえない行動力」
を持っており、
その力を持って、敗北の元凶となるドラゴンを始末する。
そんな彼らや、自身が推していた「4英傑」と言われるゲーム内の攻略対象キャラのことを
放っておけないと考えた未夏は、
「ゲーム本編の『画面外』で行われていた、聖女オルティーナの不愉快な言動」や、
「自身の解釈とかみ合わない、彼らが持つ『前世の記憶』」
に不信感を持ちつつも、この国で彼らを救うべく薬師として戦うことになっていく。
カクヨム・アルファポリスでも掲載しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 13:18:15
146080文字
会話率:43%
前世のプレー動画で楽しんでいたゲームによく似た異世界、そこで平穏無事に暮らそうと計画を立てるも、愉快な仲間たちに理想の予定は崩され、ガバチャーと化した事前計画をアドリブで切り抜ける。
原作知識をフル活用し、アドリブで切り抜けるほど、周りから
の期待が増し、更なる予想外の事態に巻き込まれ、軌道修正した計画がガバチャーと化していく。
本人の望まぬ平穏無事から遠ざかる負のスパイラルに巻き込まれながらも、厄介事の方から突っ込んでくる。
そんな主人公の明日はどっちだ?
「あ、僕の名はですね──」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 17:00:00
64694文字
会話率:36%
ひょんな事から前世の記憶を取り戻した少年、ユリフィス・ヴァンフレイムは自らが【アビス・ファンタジー】というRPGゲーム作品に登場するラスボスであることを自覚する。
原作知識で自分の闇落ちイベントである婚約者の死を回避し、更に配下の闇落ちも助
けながら目指すは善人ルート――ではなく原作同様魔王ルートである。
何故なら原作知識があれば勇者である主人公や世界にだって打ち勝てる。
これはそう考えたラスボスによる、全然反省しない暗躍譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 12:46:51
86973文字
会話率:38%
とある世界を滅ぼした青年がいた。彼は無慈悲で残酷な世界を恨み、代償と引き換えに強大な力を与える「暴食の悪魔」に利用されてしまい契約によって善性を捨ててしまったのだ。
――それがファンタジーRPG「エクリプトマギカ」の悪役、魔王「エブディケー
ト・ジスティア」の運命だ。
なぜそれを知っているかって?
そのゲームの中、いやその青年に転生したのが俺だからだ。
「魔王ルートに破滅の運命なんて絶対嫌! 自分がやるなら正義の道に英雄の運命がいい!」
自らの破滅を防ぐため、彼の願いを叶えるため。
悪性を捨てストーリーの逆を行き、今度は全てを救う英雄に!
(というか悪いことが一切できないんだよ!!!)
街を歩けば人助け。
学園に入学すれば、ゲームで虐めた少女たちがかけがえのない仲間に!?
原作知識はもちろんある。悪魔からもらった最強の力もある!
……ってあれ? 俺って原作でこんなに愛されてたっけ!?
そんな感じでストレスフリーなヒロイック・ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 12:00:00
119377文字
会話率:55%
俺は異世界ファンタジー小説の世界に転生してしまった。
その小説の主人公は余命が一年しかない。
原作のあらすじはこうだ。
――主人公は余命宣告に絶望し、無気力に残りの時間を送る。そんなとき余命半年の少女と出会った。自分より残り時間が少ないの
に少女は前向きだった。共に過ごすうち、主人公も死ぬまでの時間を大切に使おうと思うようになった。
やがて主人公は少女を看取り、少女の意志を継いでもう半年を必死に生きて、そして死ぬ――。
美しい物語だけど自分がやりたいシチュエーションじゃない。俺はもっとご都合主義が好きなんだ。
だから原作知識を駆使し、作者公認の裏設定まで使って、俺はチート闇魔法を習得。それでまず自分を治し、それからヒロインも助ける。
おかげで物語のジャンルが変わってしまったが知ったことか。
ヒロインとイチャイチャしながら、このチート闇魔法で面白おかしく生きてやる!
そう決意した俺の周りに強大な力を持つ少女たちが集まってきた。
人類最強の魔法師。
大罪を管理するオートマタ。
吸血鬼を狩る吸血鬼。
傍目にはハーレム状態に見えるだろう。けれど俺が恋するのはメインヒロインだけだ。そこは絶対にブレないぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 12:26:19
111658文字
会話率:33%
デトフロ2、正式タイトル『デットライクラブフロントラインII〜戦場の死神達と恋に堕ちたら〜』は乙女ゲームだ。歴史に残る大人気乙女ゲーの次回作にして屈指のクソゲー。
伯爵令嬢ファステリアが前世の記憶を思い出し、ここがデトフロ2の世界だと気が
ついた時には、もう手遅れだった。悪役令嬢であったファステリアはヒロインの手で婚約破棄されて、もう後戻りできないところまで来ていた。
ひとりではどうすることもできなくなったファステリアは断罪のために何とかして他の悪役令嬢と連絡をとったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 07:43:20
10723文字
会話率:46%