あなたは、「運命」という言葉を信じますか?
仮にその「運命」が、幸・不幸どっちであっても…。
涙が枯れ果てた時、後ろを振り返ると、沢山の素敵な思い出達が手を振っていた。
あの人の分まで「生きよう」。
あの人の分まで「幸せになろう」。
この小説は、天国から見守ってくれている「君」と、あの頃共に泣き、笑い、どんな時も全力で走り切った6人の軌跡である。
高校時代、成績が常にトップクラスの主人公ケイタ。部活は3年間陸上部に所属し、毎大会ごとに地区大会や全国大会出場に向け、まっしぐらに努力していた。文武両道で真面目に送った高校生活だが、恋愛面では下手くそで奥手な男だった。高校生活で付き合った女性は1人のみ。その上付き合っても長続きはせず、ほろ苦い思い出だけが残っていた。
そんなケイタが高校を卒業し、大学へと進学したのだが、初めての一人暮らしはケイタの人間性を180度変えてしまった。
目に映り込む景色は新鮮なものばかり、酒、タバコ、麻雀をはじめ、ギャンブルは当然の事、そして風俗やお水の世界までに味をしめてしまった。
自分を縛りつけ、努力をする事で成果が得られると信じきっていたケイタは、真面目な高校生活の反動もあってか「ダメ人間」に到達するのは早かった。人生、上り詰めるのは困難だが、堕落するのはいとも簡単なことであり、負のドミノ倒しはどこまでも続いていくような気がした。
「あの季節が無ければ…。」
「この木の存在に気付かなければ…。」
「あの頃の6人と出会わなければ…。」
「そして、君と出会わなければ…。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-29 14:52:23
73551文字
会話率:36%
満月を思い出せなくなった僕は、その晩、夜空に満月を探した。
ところがあるべき満月はそこにはなかった。
探すのをあきらめかけた時、背後からふいに呼び止められた僕が振り返ると、そこには満月がいた。
ニコニコと笑顔を絶やさない満月と会話を
交わしているうち、僕が鬼になってのかくれんぼをすることになった。
「もういいよ」満月の叫びを合図に目を開けた僕は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-10 15:16:37
4819文字
会話率:40%
満月を思い出せなくなった僕は、その晩、夜空に満月を探した。
ところがあるべき満月はそこにはなかった。
探すのをあきらめかけた時、背後からふいに呼び止められた僕が振り返ると、そこには満月がいた。
訳の判らない押し問答を満月と繰り広げて
いた僕は、満月に言い負かされそうになる。
そして自分の存在を証明するために、思わず大声で叫んだ。
するといつの間にか僕は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-09 20:08:35
8398文字
会話率:29%
「まちやがれ~! 死んじゃうよ~! この人殺し~!」
なにこれ…… 突然始まった謎の鬼ごっこ!
隼人は田舎町の商店街を爆走していた。振り返ると美少女が鬼の形相で追いかけてくる。
先に言ってしまうが、この美少女! ど・ストライク!
かなりのタイプだ!
でもね……逃げますよ……逃げますとも……「死ぬ」だの「人殺し」だの喚いてるんですよ……正気の沙汰とは思えない……
そもそも今日は目覚めたときから、ツイテナイのだ。
「だ・か・ら・! 死ぬぞ~! この子、死んじゃうよ~! 待てって言ってんだろうが~!」
だからなにこれ……もう……泣きたい……
「にゃははは、やっと捕まえた!」
あら? あら? 俺、謎の美少女に捕まっちゃった……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-12 20:00:00
40126文字
会話率:49%
仕事が終わり神無月黒が振り返ると背後に知らない男が立っていた。差し出された甘味に釣られ取りあえず男の話を聞くことにする。男は黒にあるプロジェクトに参加して欲しいとお願いしてくる。プロジェクト名は『デビルズ・ダンジョン』。 「普通こういう仕事
って天使とかがやる仕事じゃないの?」「いえいえ、こういう仕事だからこそ私達悪魔の出番なわけですよ」 神々が笑い祝福を与え、魔族が雄叫びと共に周囲を血に染め、勇者が剣を振るい物語を彩る。そんな舞台を作り上げるプロジェクトに黒は個性的な仲間と共に挑んでいく。 「まぁやるからには徹底的に楽しむとしますか、それこそ使える物は全て使ってね」 これはさまざまな人物たちがそれぞれの目的や野望、夢や希望を胸に異世界で繰り広げられる一つのプロジェクトのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-25 20:00:00
377473文字
会話率:25%
誰でもやり直したい過去がある筈だ。
そんな大学生の男の子所に過去に戻れるチャンスを神様が与えてくれた。
当の本人にはそんなチャンスを貰っても何をしたら良いのかわからないという感じだが神様は強制的に過去に戻した。
自分の中に眠る過去の記憶でや
り直したい事は、何だったのか…過去に戻り少しずつ思い出される記憶。それを与えられたチャンスで果たしてやり直せるのか?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-10-21 19:06:09
19126文字
会話率:40%
ある日、朱音が死んだ。悲しみに暮れる早苗を慰める優雨。優雨の慰めで少しだけ立ち直った早苗は、優雨とともに朱音の葬式に行く。優雨は棺桶に入っている朱音の亡骸を見ていた。その時、少女の声が響く。
「おにぃちゃん」
急いで振り返ると、先ほどまでい
た人々の姿がなくなっていた。とにかく外に出ようと、出口に向かったがドアが開かない。状況が理解できず、とにかく人を探すことに。そして優雨は地下へと続く仄暗い階段を見つける。その階段は、不気味な世界へと続いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-04 18:34:59
49778文字
会話率:27%
手当てをしていて振り返ると誰もいなかったという話
キーワード:
最終更新:2015-08-30 19:54:23
245文字
会話率:0%
20年近く人生を過ごしてきて
過去を振り返ると学校って本当に
必要なものか疑問に思えてきました。
重複投稿有
最終更新:2015-07-29 11:10:47
373文字
会話率:0%
ふと振り返ると解決したことになっていない奇妙な事柄がありませんか?何となく消化不良物件を気にしている間にあちこち影響を及ぼした話の数々。
最終更新:2015-07-23 04:35:22
1611文字
会話率:0%
今より遠くへいってそこから振り返ると
やりたいことはできていた。
キーワード:
最終更新:2015-07-11 12:27:32
201文字
会話率:0%
呼ばれた気がして振り返ると、黒い瞳のその人がいた。初めて彼に出会ったのは、まだ二人とも幼かった雨の日。あのとき、彼はわたしを全力で睨んでいた。
王城で筆写官見習い職についたティリアのあれこれ。
地味ですがお待ちしております。
5/13
番外UP折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-13 00:37:24
100924文字
会話率:29%
身に覚えのない殺人容疑をかけられた上等兵のユーリ・アルビーンは裁判の結果、死刑に。刑が執行されたその瞬間、彼はレンガの建物が建ち並ぶ大通りに立っていた。ここはどこだ?そう思ってふと振り返るとそこにはシルクハットの女が。
「ようこそ煉獄へ。万
引き犯からジャック・ザ・リッパーまであらゆる悪人があなたを歓迎しますよ!」
Mと名乗るその女曰く、「ここは天国と地獄の緩衝地点。より多くの“免罪符”を集めることでのみ魂の救済を得られるのですよ。あなたは現世に何か心残りがありませんか?」
現世に未練を残してきたユーリは転生を賭けて、何でもありの免罪符争奪戦{贖罪の千年}に身を投じていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-31 11:27:35
480文字
会話率:29%
2009年に書いた青春系小説(ラノベとジュブナイルのあいのこのようなもの)の保存アップロード的なものです。
多少は改稿しましたが全体としては大きく変わっていないので初見さんも既読さんも関係なくお楽しみいただけます。
主人公とヒロインが農場で
バイトするお話。
当時の世相とか今振り返ると面白い(僕が)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-20 21:16:16
25655文字
会話率:39%
今でこそ振り返ると、何を勉強するのが最善だったかと思う。
最終更新:2015-02-26 03:00:00
369文字
会話率:0%
桜坂ゆずねは森山友と共にGRANJAと呼ばれる異界へ飛ばされてしまう。そこには竜人【ドラゴン】と呼ばれる種族があった。ゆずね達の居た所とは違う戦いのある世界に戸惑いながらゆずねと友は仲間と共に自らの運命に立ち向かう。
「あれって、もし
かしてお城!?」
「そうだ」
指さし、興奮して目を真ん丸に見開くゆずねに友は冷静に答える。
「今からあそこへ向かう」
「あそこへ???」
ゆずねはしばらくその城を見つめたまま黙り込んだ。そして、友の方へ振り返るとまだ興奮が冷め切っていない様子で言った。
「ねぇ、ここはどこ?」
―――― 始まりはいつもの日常からだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-03 22:40:50
32552文字
会話率:59%
思い出もまぜて、短い恋心の話を書いてみました。
昔の事が妙に心に残っていた時、振り返るとそうだったのかと想い出す話です。
最終更新:2015-02-01 16:00:00
2275文字
会話率:9%
婚約破棄された俺の後姿を誰かがたたく。振り返ると、友人だった。
最終更新:2014-11-24 21:28:33
6475文字
会話率:70%
「もし、そこの方。『スズラン・カフェ』の場所を知っておるか?」―――道を訊ねられて振り返ると人ではなくオオカミがいた。
オオカミが結んだ縁に導かれて結衣が入った喫茶店にはイケメンと名高い先輩が働いていて―――?
最終更新:2014-10-19 17:05:42
14803文字
会話率:46%
秋と歩き 秋へ歩く
ふと 振り返ると
赤の世界
最終更新:2014-09-06 21:35:06
567文字
会話率:0%
このお話の中にはストーリーと言えるようなストーリーは組まれておりません。ただ、主人公(僕)と中国人の女の子(リ・ニンホァ)が思索し、議論し、意見を開陳する、その連続であります。
お話は現在から過去に行われたシンポジウムを振り返るという形
で進行していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-29 00:05:10
7773文字
会話率:30%