令和四年一月。約十年ぶりに実家に帰って母親と話をしていると、猫が寝ていた棚から、一冊の青いノートが地面に落ちた。
猫が落としたのか、それとも自然に崩れたのか、よくわからないまま。
それは、お見舞いに行った日、ヒマだと嘆くじいちゃん
に、病院の売店で買ってプレゼントしたノートだ。その日、僕は言った。
「ヒマなら、そのノートに自分史でも書けばいいよ。僕はインターネットで小説を書いてるんだけど、それも書けたらインターネットにあげてみんなに読んでもらおう」
その後すぐに仕事で忙しくなり、僕は小説を書かなくなった。ついでに、じいちゃんとそんな約束をしていたことをきれいさっぱり忘れた。
それから十数年、再び小説を書き始めた僕の前に、このノートは降ってきた。中を開くと、手書きの文字がびっしりと書き込まれている。
「あ、これはヤバいやつだ」
僕は約束を履行することにした。約束はみんなに読んでもらうところまで。
読んでくれなかったら棚から青いノートが落ちてくることになるので、是非とも最後までお読みください。
なお、差別用語、人名等登場しますが、当時の空気感を残すため、ちょっと削ってお茶を濁した上でそのまま掲載しています。
それが嫌だという方は、読まないようにお願いいたします。その場合は、青い本も落ちてこないでしょう。知らんけど。
※カクヨムに同時投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 22:43:12
2705文字
会話率:4%
彼女は嘆く。結末を。
そして目を背けた。繰り返す苦痛から。
最終更新:2022-03-05 17:00:00
643文字
会話率:48%
世の不安に呼応する形でヒーローと言う存在が生まれた。しかし、俗世に塗れた存在はやがて、本来の性質を失っていく。そのことを嘆く男がいた。
最終更新:2022-03-04 00:00:00
4978文字
会話率:52%
ある朝目覚めると主人公『佐十優』は女だった。そして何故か、霊の存在を認識できるようになっていた。そんな状況に優は戸惑い、現実を嘆く。しかしそれはこれから始まる惨状の一歩に過ぎなかった。
最終更新:2022-03-03 20:29:51
141734文字
会話率:45%
日々を退屈に感じていた村人ウォード。
不作に嘆く村で暮らしていた彼はある日奴隷として売られることを聞かされる。
ウォードは思った、最高だと。
そんなどこかおかしい彼の狂った物語。
素人作品です(保険)
エタらないよう頑張ります
更新は遅
め折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 00:00:00
3489文字
会話率:32%
呪殺令嬢と呼ばれている彼女は、関わった者達をことごとく呪殺してしまう。だから、なかなか婚約が決まらなかった。しかしそんな彼女に声をかけてくれる人がいて…。 呪殺令嬢ファティ・クライシスが紡ぐ。 ――それは運命に嘆く物語。寄り添う者を許さない
定めに、どうか終止符を。(※重複投稿作品)短編分量。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 20:00:00
4137文字
会話率:18%
殺し屋男子VS詐欺師女子が子供になったら――?
闇の組織に所属する通称殺し屋ジャック(本名遠藤豆太)が小学1年生の姿にされてしまった。国の犯罪更生プログラムという名の極刑らしい。普通の子供が通う小学校に行くことになったジャック。クラスに
は元同じ闇の組織の女、フラワーがいるが彼女とは唯一大人として話ができる秘密を共有している仲だ。少しクールで不幸な過去を持つ彼女は元殺し屋兼詐欺師だ。
更生プログラムで小学生として生活していることは国の重要人物の一部しか知らない。施設は普通の孤児院で、普通の子供として生活を送る。その孤児院は普通の孤児院よりも豪華で待遇はいい。
監視機能のついたリストバンドは悪いことをしようとすると電流が流れるシステムで、犯罪を犯したり、逃げることはできない。
小学生としてうさぎさんぴょんぴょんダンスやかくれんぼや鍵盤ハーモニカを弾く。そのたびにジャックは心の中で激恥ずかしいの極刑だと嘆く。
ある時、蜂を殺すと、同級生に称賛される。初めて殺すことによって感謝されるのだ。そんな日々も悪くないと思っていた。
次第にジャックとフラワーは惹かれあう。
ジャック……元悪の組織の殺し屋。21歳でクールで残忍な性格。目つきは鋭く、切れ長。髪の毛は短髪ツンツンヘアー。しかし、逮捕され国の更生プログラムで小学一年生の姿になってしまう。周囲にばれないように小学生として生活するように命じられている。リストバンドがつけられており、悪いことをすると電流が走る。本名は遠藤豆太。本名にコンプレックスあり。フラワーとは唯一の元大人で犯罪者として近い距離だと感じている。
フラワー……元悪の組織の詐欺師。21歳でクールで冷静な性格。美人で落ち着きがある大人の雰囲気。髪は長く、郷に入れば郷に従えの精神で、うまく小学生を演じている。同じく国の更生プログラムで小学生となっている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 21:41:11
12408文字
会話率:48%
ソレとソレらの例え話
世の中や人の汚さに嘆くソレと
何も無いかのように過ごすソレら
読者の方々へ
皆さんはどう生きていますか?
時間のある方 時間を無駄にしても良い方
損をしても良い方
このまま読んでいただけると嬉しいです
最終更新:2022-02-15 09:06:46
1119文字
会話率:0%
魔法や超能力が戦場に闊歩する世界で、とある戦争孤児だった少年が育ての親に捨てられ、奴隷として過ごしていた。
少年「ルシファー」は名前に似合わず優しい心の持ち主。
自分の境遇を恨み、世の中の理不尽に嘆く自分と同じ境遇の人々を救いたい
と、常に思っていた。
少しだけ他人よりも丈夫で体力があると思っている少年は、魔法も超能力も関係なく目の前に現れる障害を尽く粉砕していく。
そんな少年が、主に誤解や勘違いで暴虐の王として君臨し、仲間を増やし宇宙を征服する話。
成り上がり物で主人公無双系です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 22:38:22
19397文字
会話率:31%
普通の高校生の遊坂京礼
なぜかわからないが幽霊になっていた普通の男子高校生遊坂京都礼
せめて異世界転生にしろよ!と嘆くが幽霊でも案外いいこともあり・・・?
ギャグありラブコメありの幽霊系男子高校生物語!
最終更新:2022-02-09 18:00:00
7551文字
会話率:23%
――己が不幸だと嘆くことが出来るのは、幸福とは何かを知るからである――
目を凝らして読む本は、数年前に図書館に受入されたソートナーヤ著「幸福論」だ。
「幸福って何かしら……」
自身は幸福とはなにか、知っているのだろうか?
木陰に
座り込み本を凝視しながら彼女は己に問う。
マリアンナ・フォレスター・シンリーンはぼやけた視界で空を見上げた。
✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱
これは幸福な双子の片割れと、不幸な双子の片割れの物語。王子と令嬢の古典的な恋愛物語。流行りも廃れはじめたザマァの物語。
✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱✱
男爵家に生まれた双子の女の子のうち、家に残ったマリアンナ。平民へと養子にだされたリアン。幸せが何かわかっていないマリアンナが、幸せを掴むための物語。
すでに全編書き上げてある中編となります。全15話で約5万4千字。順次予約投稿しておりますので、軽い読み物としてお楽しみいただければ幸いです。
お話の性質上、虐待表現が入ります。
注意喚起はしておりませんので、読まずに逃げるか、察知して飛ばすかしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 20:00:00
54990文字
会話率:48%
商人の娘の出から貴族との婚約への道を歩んできたキアラだったが、婚約者であるヨハンの仕事を手伝いながら日々を過ごしていたところで、あるとき一方的な婚約破棄を告げられてしまう。ヨハンのために頑張ってきた彼女は嘆くが、ヨハンとはタイプの異なる男性
との出会いが彼女に輝く場をもたらすこととなる。同時期にヨハンも他の女性と婚約するが、キアラにはある予感があった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 07:22:08
5810文字
会話率:25%
2学期真理は車椅子の北山あやめに入部したいと相談され山岡女史に承諾させる。女史は今度はシンデレラを真理流のシナリオにするよう要望する。じっちゃんの為の帆船作りと新シンデレラの台本書きに精出す下に曾祖母の訃報が入る。曾祖母に万分の一も恩返しし
ていないと嘆くばっちゃん。
帆船はじっちゃんの誕生日プレゼントとして無事届けられる。シンデレラの台本を見て王
子もシンデレラも踊らないとはと嘆く女史に二人が引っ込む前に踊る事を提案。ところがそこにじっちゃんが階段から落ちて集中治療室に入院したとの知らせ。昏睡状態が続くじっちゃん。
配役も真理の提案で決まり、真理は誰もやりたがらないカエルの顔をした王子役を引き受ける。北山は殆ど座っている王妃役をすることに。
学校で詩のコンクールがあり、真理の試しに書いた五七調の詩を山岡女史が提出。悪評の嵐の中、唯一人東村君が褒めてくれる。彼はエーゲ海のような容貌を持津秀才。彼は真理たちの友達の仲間に入りたいと願望。真理は彼を演劇部に入れたいと一人願望。仲間入りは皆了承される。
劇は皆の努力と知恵と演技力に加え、美術部、裁縫部の応援参加も有って大好評の内に幕を下ろした。
大晦日、家の手伝いも終わり藤井おじさんの監視の下、仲良しグループはイザナギ神社にお参りに行く事に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 16:58:55
47320文字
会話率:26%
俺は黒崎勇人。今は絶賛睡眠不足中の大学二年生だ。
五年前、何故か異世界へと飛ばされ、勇者として魔王を倒せとか急に言い出した偉そうな人の言うことを聞き、無事に魔王を倒して戻ってきたはいいがそれからしょっちゅう神様とやらに異世界へと駆り出され
るようになってしまった。
何とか高校受験、大学受験を乗り越えて今に至っているが昼間は学生として講義に出る、夜は異世界に飛んで俺の学生生活とは全く関係ない世界の平和を守るために戦っている。
勿論、利点があるからやってるのだが……睡眠時間がないっ!!
『なぁ、フラン。人が眠らずに活動できる限界って何日だっけ?』
『ご主人様に与えられたスマホとやらで調べた結果、11日ほどのようです』
『……今俺ってどれくらい寝てない?』
『ざっと10日ほどでしょうか?諦めて講義中に少しでも仮眠をとってはいかがでしょうか?』
『ヤダね。俺は真面目な優等生を貫くんだ!とりあえずあそこの魔物壊滅させたら今日の勇者活動は終わりだ!やっと寝る時間がとれる!』
『ご主人様、明日の三講で提出するレポートは完成されてましたか?』
『終わってねぇっっ!!?クッソが!!』
通常軍隊を伴わなければ返り討ちにあるほどの魔物の群れを前に睡眠時間がまた失われることを嘆く。
これは常に睡眠時間を求める勇者が無事に学生生活を完遂するまでの物語である。
別作品も連載中
https://ncode.syosetu.com/n0598fq/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 23:47:47
145107文字
会話率:44%
喫煙室が無くなることを嘆く男の話。BLです。
最終更新:2021-12-26 23:29:36
5152文字
会話率:26%
幼馴染の鏡と“私”のいつもの“鏡よ鏡”ごっこ。だけど大怪我をしたことで「もう鏡のお嫁さんになれない」と嘆く“私”に、鏡は「正直者の鏡に聞いてみろ」という。
今回ちょっと重めですが、ちゃんとハッピーエンドになりますので、どうぞよろしく。
第3回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞への応募作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-23 06:00:00
794文字
会話率:50%
忍はバーで酔い潰れている吉乃を介抱していた。
失恋を嘆く彼女に、忍はあることを思う。
最終更新:2021-12-16 20:00:00
2026文字
会話率:46%
自らの立ち位置を理解しない者に、社会は寛容さを失う。
そのことに嘆くうち、いつしか自分も他者を見下す。
街中の喧騒と夏の夜の暑さから隔離されたショッピングモールの中で、一人、彼は思う。
割引シールの貼られた惣菜は、自分自身か。はたまた、そ
んなことも知らない無知な周りか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 17:00:00
3842文字
会話率:20%
ハンサムな勇者様の助手として引っ付いてきたけど、勇者様は全然私に気がない。
最終決戦の魔王の城で、落とし穴にはまって魔王の人質になった私。
勇者様が私を助けに来るはずなんてない──。
※この作品は「なろうラジオ大賞3」の参加作品です。
最終更新:2021-12-10 20:03:01
1000文字
会話率:59%
「小説家になろう」で活動しているあなた。
あなたの作品の評価で嘆くならば。
最終更新:2018-10-22 21:39:10
870文字
会話率:17%
とある教師と生徒が嘆くは、自然の力では分解されない物質で作られたかつての道具。地球に優しい科学技術を開発してこそ、我らの名は残るのだと語るが……。
※ なろうラジオ大賞応募用の短編です。
最終更新:2021-12-09 12:00:00
560文字
会話率:93%