銀河鉄道の夜を始めて読みました。宮沢賢治という人のかなしいまでの祈りを感じ、これを書きます。きっともうすぐ消えてしまう余韻という詩情がまだ残っているうちに。
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最終更新:2020-11-29 07:13:52
415文字
会話率:0%
鳴瀬さんが高校二年の時の九月一日、始業式に行かず学校をサボったらしい。同級生の女の子と一緒に。でもその女の子はカミサマだったそうで――。 ○『銀河鉄道の夜』からの引用があります。
最終更新:2020-09-01 21:35:47
7516文字
会話率:36%
母親殺しの噂が流れ、孤立している気の強い少女、華倉鏡香。
ひょんなことから彼女は、怪しげな天文学教師、月影八雲の[星詠み]なるものの手伝いをすることになる。
星座達の背負う思いを紐解きながら、鏡香は自分の秘密にたどり着く。
ツンギ
レJKと天文学教師の星座譚、ここに開幕
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 20:21:08
3098文字
会話率:25%
突発性拡張型心筋症と言う心臓の難病を抱える松宮星(まつみやあかり)は、幼い頃からの愛読書である銀河鉄道の夜に出てくる汽車に乗りたいと言う一風変わった夢を抱いていた。その夢には悲痛とも言える星の人生観が詰まっていた。
そんなある日、たまた
ま出掛けた先で出会った星の親友竹下陽香の幼馴染みである新生優也に一目惚れした。
人生で初めての恋に戸惑いながらも優也との仲を深めていく星。
果たして、星の病は治り優也と無事に結ばれるのか。そして、ラストに待つ感動の結末。
切なさ、愛しさ、悲しさ、その全てが詰まった青春ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-21 23:49:30
91840文字
会話率:60%
「覚えてない?冬夜くんは銀河ステーションからこの列車に乗ったの。それで、今はわたしとこの列車で旅をしてるんだよ」
気が付いてみると、冬夜は銀河を走る列車に乗っていた。
目の前にいたのは謎の少女――シロ。
星の間を通り抜け、風に靡く銀色のすす
きとムーンストーンの竜胆を横目に、二人を乗せた列車はどこまでも走る。
行く先々で出会うひと、もの、景色。それらは冬夜に、ある罪を思い出させる。
※この作品は、フリーゲーム「銀河鉄道の眠り姫」を小説化したものです。そのためゲーム本編のネタバレがございます。
サイト【http://stellabox.hanagasumi.net/】
参考資料:『銀河鉄道の夜』『ひかりの素足』『よだかの星』『注文の多い料理店』『おきなぐさ』『80年後のKENJI~宮沢賢治 映像童話集~「銀河鉄道の夜」』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 22:22:02
68201文字
会話率:43%
宮沢賢治とウィトゲンシュタインの話、「銀河鉄道の夜」に出てくる『ほんとうの神』について。
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最終更新:2019-12-25 19:00:00
4476文字
会話率:25%
――どうして人は物語の中で生きられないのだろう。
読書が好きな少年は秋の図書館で、一人の“先輩”と出会った。彼女との出会いは少年を変えて――
というお話の第一話です。感想などいただけると嬉しいです。また作中、梶井基次郎『桜の木の下には』
と宮沢賢治『銀河鉄道の夜』の内容を含んでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 18:54:17
4579文字
会話率:29%
失恋をした主人公は、真夜中の電車でとある男と出会う。電車を飛び出した2人はどこに向かうのか。
東京と現代とを、そこはかとなく銀河鉄道の夜をモチーフにお話にできたらいいなと思います。
最終更新:2019-03-17 16:54:29
2660文字
会話率:50%
「終電、無くなっちゃったね」
彼女は、そう呟いた。
最終更新:2018-12-14 20:00:00
3044文字
会話率:54%
小早川漱(こばやかわ そう)は、文芸部に所属する読書好きの高校二年生。
文芸部には『ベテルギウスの下で』という小説が伝わっている。過去の部員が書いた自作小説だ。文化祭で無料配布され、絶賛される出来栄えだったが、この小説は未完成である。
以来、文芸部員は小説の続きを書いて完成させることを目標としている。
夏休み中の八月。漱も後輩の少女やOBの先輩と協力し、小説を完成させようと試みる。
小説に込められた想いはなんなのか。何を伝えたかったのか。
一作の小説を巡る中で様々な経験を積む、少年少女たちのひと夏の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-09 07:21:14
150422文字
会話率:50%
その日、二十二歳の菊池あさひは家出の途中だった。
あさひは岩手県花巻市のJR釜石線沿線の土沢駅の近くに住んでいる。ここは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモデルと言われている場所だ。そんなあさひは家を出て、盛岡に住む親友の小夜子の元へと身を寄
せるところだった。
だが、盛岡に到着するはずだった電車は、『まほろば温泉駅』という、深い霧に包まれた不思議な駅に着いてしまう。戸惑うあさひに、売店の老婆は、ここはこの辺りを治める姫神がひらいた、人ならざるモノたちのための温泉、『まほろば温泉』なのだと告げる。もし困っているなら、姫神から温泉の管理を任されている湯守にきいてみるといい、とも教えてくれる。
白い霊狐の白夜に案内されて、湯守に会いに行くことにするあさひだったが……
※こちらの作品は「エブリスタ」でも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 16:06:29
86471文字
会話率:43%
気が付いたら駅にいた。隣には黄色いワンピースの少女。
俺はなぜ、ここにいるのか。
最終更新:2018-05-23 17:50:10
3227文字
会話率:33%
魔女・アザリアは一年にいちど、転記輪を回すために森から町へやってきた。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をモチーフにした二次作品です。
★注意★
賢治作品を下敷きにしています。不快に思われる方は閲覧されませんようお願い致します。
最終更新:2017-09-15 21:36:42
17616文字
会話率:29%
キララは夢が信じられない女の子でした。夢を信じても、昔いなくなってしまったお母さんやお父さんは戻ってこないからです。ですが、キララは星が大好きでした。いつもそばにいてくれて、まるでお母さんやお父さんのようでした――――。
宮沢賢治の『銀河
鉄道の夜』をモチーフにして書いた、子供むけの童話。
誰にでも読めるように、むずかしい漢字を使うのはひかえました。
一応Pixivにも投稿済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-27 22:29:40
6504文字
会話率:31%
〝僕はもう、あのさそりのように、本当にみんなの幸のためならば
僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない──〟
自分の未来に何の理想も描けず、怠惰な日々を送っていた高校生、貞一郎。
そんな貞一郎の前に現れたのは、心臓に病を患いながらも懸命
に生きる少年、雪彦だった。
二人で見上げた流星群、語らったアポロ十一号の夢、あの時にふれた儚げなのどの尖り。
きみと過ごしたひととせを、僕たちは決して忘れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-28 16:48:56
16878文字
会話率:98%
ぼくと結婚してください。
たこすさん企画【自分の文体でプロポーズの言葉を考えよう】の波に絶賛乗り遅れた作者がお送りする、残念プロポーズ大作戦。
最終更新:2016-11-27 09:19:26
2325文字
会話率:22%
私は、銀河鉄道に乗った。ひとりぼっちで。帰るつもりがあるのかないのか、自分自身のことも分からないままに。
サンタクロースみたいなお爺さん、少し下品なドラキュラさん、甲高い声の桃太郎さん。
星の海を駆ける旅の中で、私は本当の「さいわい」を見つ
けられるのだろうか。
あなたと、一緒に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-15 17:44:20
30219文字
会話率:30%
「銀河鉄道の夜」のパロディ小説です。いじめっこかつさらっと流された悪役、ザネリ視点。文芸部誌に入れました。短編、という話だったので、かなり濃縮されております。
よろしくお願いいたします。
最終更新:2016-03-13 22:51:45
3165文字
会話率:25%
人と星と、そして鉄道が暮らす惑星で。
少年ヨハネスは鉄道に乗るために必死に走り回る。
『銀河鉄道の夜』へ捧げる。
最終更新:2015-12-17 20:00:00
13898文字
会話率:60%
今からおよそ100年前、「銀河鉄道の夜」や「雨ニモマケズ」でお馴染みの宮沢賢治がその手帳に書き残した生きる決意と芸術の本分。作品から何を感じ、何を学び、何を受け取るかはあなた次第。
最終更新:2015-11-15 15:23:44
6526文字
会話率:3%