【わたしが元々男性であったのを思い出したのは、オスの白い精を口に含んだ時だった】
前世のわたしはどうしようもない死骸だった。肥満気味、無精ひげ、家族からごく潰し呼び。
おまけにわたしから食事を奪い、サキュバスの生活に馴染めなくした。
サキュ
バスなのに男性から精を摂れない矛盾。それが家畜の、相反した価値基準と似ていて。
脱走した見せしめとして殺された家畜の話を詳しく聞いたわたし、パラド・シュリアは人間界に降り立つ。
人間を知るために。
「わたしは人間を完璧にしようだなんて思わない。それは神の仕事であって、悪魔のやることじゃない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 21:31:13
5147文字
会話率:21%
主人公、尾切トーカはオタクで丸メガネで顔もあんま良くなくていじめらているなんのいいところもない高校2年生だ。当たり強いけどかわいい双子の妹と、碧という名前のトカゲとの2人と1匹くらしだ。母は産まれてすぐ他界。父は三年前に死んだ。クラスで異世
界に転移させられたトーカは、トカゲ人間だった。召喚された勇者たちへの見せしめとしてトーカは廃棄ダンジョンに飛ばされた。絶望し、復讐を決めたトーカはダンジョンの奥でツンデレちっちゃいドラゴン娘にであう。これはトカゲ男とドラゴン娘の復讐物語でもあり、兄を探す妹の冒険物語でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 15:57:44
4695文字
会話率:0%
セリス王国に人質として向かった王女エミリア、しかし、運命に翻弄されるかのように母国とセリス王国は戦争を始める。エミリアは見せしめのため、愛する婚約者の手によって毒殺されるのだが、別の国に王女として転生することになる。そして15歳の誕生日、エ
ミリアを殺した愛しい婚約者がエミリアの国にやってきて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 14:50:08
14515文字
会話率:38%
魔王ラーシュラ様の力で異世界転生してしまったラーシュラ様最推しの私と、悪の神子として活躍することになる親友の千穂。
でも私は序盤で千穂の心を砕くために見せしめで殺されるモブなんです!
生き残るためにヒロイン神子と世界の情報を売り払ってしまい
、何とか生き延びることが出来ました…。
さて、これからどうしましょう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 13:51:35
12964文字
会話率:21%
村を治める領主の奥様のダイヤの指輪を盗んだ咎で、両手を切断されようとしているドージャを助ける者はいなかった。必死に無実を叫んだドージャだったが、村人たちが見つめる中、自分の父親に手首を切られ、見せしめのために死んでいった。
それから数日
がたち、広場にさらされたドージャの手首が消えた。そしてその頃から村でおかしな事が起こり始めた。物がなくなっては、別の所から出てくるのだ。そして、また領主の奥様の指輪がなくなり、次はドージャの親友であるパネットが疑われた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 23:00:00
1723文字
会話率:40%
仕事に疲れ彼女の4股を知った主人公が現実世界に呆れをなし自殺して・・・タイトルそのままです!
年齢制限を設けてしまっていたので再掲いたします。
最終更新:2022-02-04 13:11:57
4038文字
会話率:60%
「おまえの罪を数える!」
大臣ギリアム・デイソンがそう声を張り上げた。
公爵令嬢セリーヌ・フォン・ヴァインシュタインは今まさに断罪されようとしていた。
三日前にギリアム・デイソンによっておこされたクーデターによってセリーヌの兄は殺さ
れ王も家族も幽閉された。
聖女でもあったセリーヌは、民衆の目を逸らすための見せしめ、生贄となって断罪されようとしていたのだった。
もう誰もがこのままセリーヌは海に飲み込まれるのだろう。そう思ったその時。
それまで雲一つ無かった空に、灰色の雲が急激に広がり、辺りが強烈な風にみまわれた。
そして。
嵐は唐突に現れた。
雨が激しく地面を打ちつけ、人々から視界を奪う。
薄闇の夕暮れがあっという間に紫色になり、そして。
その紫に光る雲の間に龍が現れた。
「助けに来たよ。セリーヌ」
その龍の王は、そう優しく云った。
それは、セリーヌにとっては幼い時の約束。
それが果たされた瞬間だった。
※自作『三度目の転生は猫でした』のバックボーン、マシンメアという物語の冒頭を改変改稿し短編の物語に仕上げました。
お楽しみいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 18:37:57
6937文字
会話率:23%
天下の大盗賊で知られる石川五右衛門。しかし、その半生は謎に包まれている。
歴史の表舞台に現れたのが、人生最後の日だという五右衛門が、なぜ処刑されたのかの秘密を辿る。
貧しい少年期から、戦国の動乱期を可もなく不可もなく生き抜き、多くの武将たち
との邂逅を経て、やがてとんでもない秘密に遭遇。それが、彼の人生を大きく狂わせ、その後の歴史を大きく変えてしまうことになるとは誰も知る由はなかった。
五右衛門はいったい何を盗んだのか?
秀吉がなぜ一介の盗賊ごときに、大々的な見せしめの処刑を行ったのか?
徳川の世で、なぜ五右衛門は歌舞伎で人気を博したのか?
様々な謎が一つの線となったとき、我々が知る歴史の誤りを知ることとなる。
そんな空想歴史小説。
絶景かな、絶景かな。さぁ、景気よく幕開けといこうではないか。
五右衛門の大活躍があるのかないのか、刮目して待て!
※尚、この作品は筆者オリジナルの構想に基づく小説です。他のサイトなどに重複投稿されることがあります。ご了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 20:03:19
4484文字
会話率:0%
そのウサギ――〝出会っただけで致命傷〟
魔蒸と時計仕掛けが支配する霧の都――ロンド。
〝伝説〟とまでも呼ばれる暗殺者一家ハーグリーヴの娘、アリスは暗殺者の才能が誰よりもあるという点を除けば、どこにでもいる、ひ弱で病弱な動物好きの少女だっ
た。
しかしある日、依頼人である貴族達の裏切りによってアリスの両親が目の前で殺されてしまう。最後に残ったアリスも、見せしめと歪んだ快楽の為に貴族達の前で斬首されてしまう。
無念のまま亡くなったアリスだが、謎の声と力のおかげでなぜかウサギに似た獣人へと転生していた。暗殺者としての類い希なる素質と、人間を遙かに凌駕する身体能力を持つ獣人の肉体が、彼女を最強最凶の存在へと至らせた。
そんな彼女が〝家訓〟に従い、貴族達に報復を開始しようとすると、謎の少女が現れた。
「ただただ報復すればそれは暗殺者ではなく、復讐者よ。私が――貴方を、伝説の暗殺者にしてあげる」
ワケあり令嬢であるベアトリクスとその執事であるアダムの協力を得たアリスは、ハーグリーヴ家惨殺事件の真相を知るために暗殺者ギルドに入ることに。
アリスはベアトリクス達が用意してくれた最新鋭の魔蒸武器や道具を駆使しつつ暗殺者としての頭角を表し、ギルド内のランキングを駆け上がっていく。
狙うは、両親と自身を殺した貴族達。
これは〝出会っただけで致命傷〟と呼ばれた伝説の暗殺者【ヴォーパルバニー】による復讐の物語だ
*他所にも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 08:00:00
36102文字
会話率:50%
髪の色は、魔力の色。王族なのに金髪碧眼ではなく不吉な黒目のウィンリーナは、意地悪な姉から特に虐げられていた。そんな姉のせいで母である王妃から「王子を篭絡しなさい!」と突然隣国スーリアでの密偵(スパイ)を命じられる。
スーリアは広大な領土を
所有し、近隣諸国を属国化して勢力を広めていた。つい先日も周辺国が侵略されたばかりだ。逆らう者は殺害された後に塔に見せしめとして吊るされると聞く。その残虐な仕打ちを行ったが、妃を募集している王子だという。漆黒の死神とも呼ばれている王子にバレたら死亡フラグ。帰国しても、最悪な男との結婚が待っているバッドエンド。
逃げ道のないウィンリーナは、母と姉のような悪女になってでも密偵を成功させると決意をする。
ところが、隣国では一年前に黒色は不吉ではなく貴重だと論文が発表され、価値が見直され始めていた。篭絡対象の王子となかなか会えない中、彼の側近と仲良くなり、彼の優しさに心惹かれていく。
事情があって身分を偽る王子と、疎まれ続けて自信のない王女の恋のお話。
※全25話完結予定。
※誤字脱字報告ありがとうございました。
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-12 17:00:00
114655文字
会話率:40%
都市の闇の掃き溜め、スラム街。その路地裏の一角に住む家庭の間に産まれた子供が、俺だった。母親は娼婦で、俺を育てようと必死に頑張っていたが、客に執着されて殺された。父親はヤバイ商売に手を出し、尻拭いのために見せしめとして殺された。
俺は孤児
になった。この都市の孤児院に引き取られたが、そこの院長は絵に描いたようなクズだった。
俺は孤児院を抜け出し、また元のスラム街に戻った。そこでは明日を生きるために盗みを働いて生きてきたが……………今日、俺は雨の中、頭から血を流して倒れている。
どうして俺がこんな目に合わなきゃいけないんだ。どうして俺のような人間は泣いていて、都市のやつらは笑ってるんだ。
雨に打たれて身体が冷えたからか、意識が朦朧としてきた。そのまま俺は目を閉じる。願わくば、このまま死ねるようにと……………でも、意識を失った俺に待ち受けていたのは、悲鳴も上げられないような苦痛と、膨大な知識の流入だった。
苦痛が終わり、落ち着いた頃に俺は悟る。
俺は、かつて冒険者だった。裏の世界に平気で出入りするような、渇いた人生を送る男だった。男の最後はあっけなかった。背後から、暇つぶしに面倒を見ていた後輩の冒険者に背中を刺されて死んだのだ。
恐らく、これは前世の俺の記憶、そして知識だ。だが、なぜか俺という人格は俺のままでいる。いや……当然か。前世の記憶があろうと、俺は俺だ。何者であろうと、俺という存在が犯される事などあり得ない。
だったら、この記憶と知識を有効活用してやろう。今度こそ、安心して明日を生きれるようになるために。
今度こそ、飢えぬ人生を送るために。
これは、やがて【混沌の英雄】と呼ばれるようになる、とある少年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 15:46:54
206文字
会話率:8%
5年も続けたコンビニのバイトを新しく来た店長にクビにされた。
ただのバイトの私が少しでもこの店のためを考えて、地域の常連客と仲良くしたりして頑張って来たのにひどい仕打ちだ。
新店長はこの店に来た当初から嫌な感じだった。
最初の挨拶で「
完璧な合理主義がモットー」と言った後「俺はこの直営店で実績を上げて本社入りを目指している。足を引っ張るなら覚悟する事」と自分勝手な事を言って、見せしめで私をクビにしたのだ。
ところが勤務最終日に「お主は人の潜在ニーズを聞き出せる突出したヒアリング能力を持っておる」と言い出す奇妙な老人が現れて……。
※登場する名称は全てフィクションです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 12:29:55
11076文字
会話率:37%
「トリスタン貴様は首だ。どことなりと行くといい」
宮廷音楽家としてとして人々の心を癒し手として国に仕えていたトリスタンは、ある日突然リストラされてしまう。戦争好きの王子には彼の人の心を癒すという仕事の大切さがわかっていなかったのだ。
宮廷から追放された上、まるで見せしめの様に母の形見である竪琴まで壊された彼は失意のどん底にいた。そんな彼に声をかけたのは隣の国の聖剣に選ばれし剣姫との美少女だった。
「私の国で宮廷音楽家として働いてもらえませんか? 私はトリスタンさんに音楽によって救われたんですよ。聖剣に選ばれていっぱいいっぱいだった私を救ってくれたのはあなたなんです。あなたに救われた私が言ってるんです。あなたはこの世界に必要な人だって。だから私と一緒に私の国に来てください」
そして、トリスタンは彼女と共に彼女の国で第二の人生を歩む事になる。これは、不当に評価された宮廷音楽家の成り上がり物語。
一方トリスタンを追い出した王子の国は、宮廷内での決闘や、謀反が横行し内部崩壊してしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 17:51:41
10729文字
会話率:66%
大人気VRMMOで、隔離サーバーに強制転移させられてデスゲームに巻き込まれた!
見せしめに殺された二人を見て、俺の決心は固まる──絶対に生き延びて、このデスゲームをクリアしてやる!
なんて熱い展開は一切御座いませんので注意して下さい。
最終更新:2020-08-03 20:00:00
12482文字
会話率:40%
前世男の俺が、貴族の女性に転生して、王子の婚約者に!
興味ないし、妃教育がつらいんで無視してたら冤罪をかぶされてしまった。
そして婚約破棄からの見せしめが行われた。
でも、前世男だったから、普通に王子と結婚するの嫌だったし。こいつはこいつで
良い奴だし。まぁいいか。
前半主人公一人称。後半は三人称になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-20 12:11:00
9004文字
会話率:20%
母から娘へ。その血が受け継ぐ「罪」の物語。 中学の卒業式を明日に控えた主人公、一条尋花は原因不明の高熱にうなされていた。意識を失い目覚めた場所は見知らぬ真っ白な空間。尋花を取り囲んだ大人達は、封印された彼女の魔力を解き放ち、『魔法師』とし
て生きる道を強いる。生きるためにその道へ進む決意をした尋花は、母と別れ、護衛だと言う上級生の鈴原龍とともに山奥に隔離された魔法師学校へと向かった。
しかし、いざ授業を受けてみると封印を解いたはずの魔力が発動しない。そんな中、魔法史学教師の木崎からこの学園の成り立ちを聞かされ、尋花の決意は揺らぎ始める。学園は藤城一族の殺戮の上に成り立っていた。一族は近親婚を繰り返し魔力を強め、暗殺者として戦時中多額の報奨金を得て学園を開設し、日本魔法師会を支配していた。戦後、それに反発したのは一族総本家当主の息子、藤城敬市郎とその婚約者である藤城晴花が率いる学生達だった。しかし、自らの子供達が訴えた主張にも関わらず一族はそれを罪とし、見せしめとして校舎ごと二人を爆破し殺してしまう。その後、藤城一族は逃亡を図り、現在も国外に潜伏していると思われている。その様な危険な世界に足を踏み入れてしまった事を後悔する尋花だったが、自分が殺された二人の孫だと聞かされ困惑する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-24 20:05:48
77169文字
会話率:55%
七年前、倉田は五百人以上もの人間たちを、その手で殺した。
増え続ける移民とそれに伴う悪化に世界が打ち出した対策である鎖国。同様に外国との門扉を固く閉じ、再び鎖国時代に突入した日本は、国内で既に抱えている移民たちの処遇に混乱し、移民たちは東
京へと送られる。東京では新たに『十三区制度』が発足し、中央区を含める十四の区画に分けられた首都では、収入によって居住区が決まるようになっていたが、移民たちはその不当な処遇に暴動を起こし、治安警備隊である十三区隊の隊長・倉田は暴動を抑えきることが出来ずに多数の死傷者を出してしまう。そこには警察庁長官・山縣の妻も含まれ、彼は倉田への意趣返しのため罪のない青年・中野を送り込み、倉田の目の前で見せしめとして彼を殺害することを試みる。同時に、同じ暴動で婚約者を失った十三区隊のオペレータである林もまた、トラウマに苛まれていた。
過去に囚われて未来へと進めない彼らの、再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-17 13:20:49
108579文字
会話率:51%
葵と央雅、二匹の貓の奇跡的な出会いを中心に、
様々な貓が勇貓皇国の国難に向かって立ち向かう物語。
主役である葵は勇貓皇国の北にある寂れた村、潘で華やかな都会に出ることに憧れる貓。黄金地に黒い縞模様と黄金色の瞳を持つ十五歳の雄だった。そして
葵は通常長いはずの尾が切られた短尾だった。短尾とは犯罪者や重罪者の家族に施される見せしめの刑として勇貓皇国に伝わっていた。短尾の貓とは差別の対象だったのだ。
それらを理由に育ての親、叔父の誠心から村を出る事を許されていなかったが。しかし偶然出会った黒い雄の貓、穎悟との出会いを経て、ついに勇貓皇国の皇都勇壮へ行く事を決意する。叔父誠心に見送られて葵は旅立つ。二月による旅路の中で、迅江という友を得て、ついに葵は皇都へと辿り着く。
そしてもう一匹の主役である央雅は皇国から遠く離れた子族の国、子凛公国で暮らす十五歳の雌の貓だった。央雅も葵と同じように短尾だったが、親からは事故で尾が切れてしまったと教えられていた。家族と共に平穏な日々を過ごしていたがある日、突然家に賊が侵入して両親を殺される。悲しみの涙に暮れる央雅に、同じく生き残った姉が勇貓皇国へ行こうと提案する。子凛公国を離れ、二匹は一路、皇都勇壮を目指す旅に出る。
その頃、皇都では皇子である勇雲が民を戯れに虐殺していて、軍の将軍たちも頭を抱えていた。しかも皇帝はそれを咎めることをせず、勇雲は野放しのまま民の死体だけが増えるという有様だった。勇雲の凶行によって、様々な者たちの悲しみや苦しみが鬱積する中、葵と央雅、二匹の出会いをきっかけに勇貓皇国の運命の輪が動き始める。
それはやがて民や軍、皇宮を巻き込んで大きなうねりとなっていく。民の暴動の気配が濃厚な国の行方に皆が解決を求めて奔走を始め出す。
それと同時にかつて突然の死を遂げた、前の皇帝の物語が語られ出す。事の真相が次第に明らかになる中で、様々な貓の過去の因縁と現在が一つになる。明らかになった事実はやがて収束に向かって物語を大きく動かしていく。
これは己の意思と運命に身を委ねて、懸命に生きる貓たちの物語です。
この作品はラインノベルにも掲載しております。
https://novel.line.me/r/general/novel/8603
ツイッター:@aoi_miyabi0820折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 20:00:00
158760文字
会話率:24%
「く、や、やめろ!!!」
パーティーは全滅し、目の前で仲間をすべて殺された。
完全に見せしめだったと思う。
唯一残された俺は、とらえられた直後は必至に抵抗していた。
自殺をしたいと思ったが、四肢を台に縛られ舌をかめないよう口枷をされ、自殺欲
が無くなるよう、理性がなくなるまで痛めつけられ、薬を打たれた。
「まだ理解していないようだな、お前は買われたのだ、わたしのペットなのだよ」
俺を買った人間がそう言った。
俺のことを『ペット』と言われる日がくるとは夢にも思わなかった。
人を引っ張る立場であった日々が次の日には人でなくなったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-26 02:27:05
8074文字
会話率:16%
王が貴族の傀儡となったヴァールナ王国。欲に溺れた者達により国力は弱まり、名ばかりの大国になり下がっていた。この国において伯爵いを頂くリクレイン家は、かつて正しくあったからこそ見せしめとなった。財は破綻しかけており、更に既に亡き当主の後妻が、
己の欲に身を委ねて借金を重ねるという愚を重ねている。だが、それは今を持って終わりを迎えることとなる。かつて強欲王と呼ばれた偉大なる錬金術師、彼の後継者たるアーシュ・くリクレインの手により。彼は己の領導く、伝説でのみ語られる楽園の錬金術を用いて。そして外道へと堕ちる事に躊躇う事はない。ましてや相手が敵対者であるのなら──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 21:40:06
48449文字
会話率:11%
王が貴族の傀儡となったヴァールナ王国。欲に溺れた者達により国力は弱まり、名ばかりの大国になり下がっていた。この国において伯爵いを頂くリクレイン家は、かつて正しくあったからこそ見せしめとなった。財は破綻しかけており、更に既に亡き当主の後妻が、
己の欲に身を委ねて借金を重ねるという愚を重ねている。だが、それは今を持って終わりを迎えることとなる。かつて強欲王と呼ばれた偉大なる錬金術師、彼の後継者たるアーシュ・くリクレインの手により。彼は己の領導く、伝説でのみ語られる楽園の錬金術を用いて。そして外道へと堕ちる事に躊躇う事はない。ましてや相手が敵対者であるのなら──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-25 16:29:05
27802文字
会話率:11%