6、12月に神社で行われる『大祓』。行ったことはあるかな?
祝詞冒頭に『高天原に神留まり坐す(タカマノハラにかむづまります)』──簡単に訳すと“天界には最高神がおりますよ”という意味のフレーズがあるのだが、高天原ならぬ高原署刑事課。そこ
に神がいると謳われているのが俺たちだ。
「日本全国竿姉妹計画の成就。24時間に57人というギネス記録の打破。そのために俺は今日も女性を救う」
「そんなことより鍛えた方がよろしい。女はえすとろげん、とかいうモノでしか胸を大きくできねえが男は鍛練でどうとでもなるんですぜ」
「アンタたちはホントどーしよーもなく下品よね」
今しょうもない連中だと思ったかい? だが何を隠そう、我々こそがこの国の平和を人知れず守る秘密組織なのだ! 一見普通の所轄署の普通の刑事課。その実態は汚れ仕事も引き受ける暗部というヤツだ。フィクションじゃないんだぜ。
君たちの平穏な暮らしの影には、実は知らないところでたくさんの血が流れていたりする。感謝しろとは言わんが光あるところ闇もある、という言葉を忘れちゃいけないぞ。まあ太陽に対する月みたいな扱いは俺自身も腹立つけどな。
もし危険に晒されてしまうことがあればいつでも呼んでくれ。御利益目当てに神社へお参りするように気軽にな。この俺読山月世(ヨミヤマツキヨ)と弟の佐能素男(サノモトオ)の最強コンビが、いつでもどこでも駆けつけるさ。
神サマといえば、誰もが知っている神話や伝承にも実は暗黒に葬られた真実があったりする。特にとある連中はその結末(死)が描かれていない。
もしかしたらこの現代のどこかで、ヒトに紛れてこっそりと暮らしてたりするのかもな。まったく関係のない話だが。
「というわけで建(タケ)! “あの野郎”の潜伏場所がわかったぞ。島根に戻ってきてるようだぜ」
「ようし。あの時獲り損ねた蛇の首、しかと頂戴しに行きましょうや」
現代の島根県で繰り広げられるは拳銃撃ちまくりに暴れまくり! やりたい放題のトンデモ捜査!
やがて明らかとなる古代のヤマタノオロチ退治伝承の真実、忘却の彼方に隠された神話の歴史とは!?
時代錯誤・陳腐上等! 笑いあり涙あり! ハードボイルドスプラッタ異能力もあり! 何でもありの本格アクション!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 17:47:28
106590文字
会話率:58%
多元世界。それは無数にある神話や逸話、伝承の元となった別次元の世界。
数多の数だけ存在するそれらに太古の昔より人類の敵対者として存在している怪物、異形種(キメラ)が溢れて起きた異形種大戦(キメラ・ウォー)より半世紀たった現在。
その多元世
界の一つ、ムンドゥスに住まう鳴神雄斗は神に比肩する剣の使い手ながらも、辺境の生まれ故郷にて弱い異形種を狩りながら家族と平穏に過ごしていた。
しかしある日出現した強力な異形種との戦いが彼の生活を一変させる。体の内より出現した異形種大戦の至宝たる「万雷の閃刀」。それを雄斗を救出に来た女神、マリア・プリマヴェーラ・アナーヒターに目撃されてしまった。
神を切り裂く剣技と大戦を終結に導いた伝説の名剣。それらを持つ雄斗をそのまま放逐されているはずもなく、雄斗はマリアが所属する「アルゴナウタエ」へ所属することに。
アルゴナウタエ──。多元世界の数多の神々や勇士が集う、世界と人々を守る英傑たちの集団。
そんな彼らと雄斗は肩を並べ、様々な事件を解決するべく剣を振るっていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 19:00:00
731725文字
会話率:35%
世界は、魔法と伝承の世界、世界を統べる剣と盾、この二つを手にしたものは世界の帝王となることが約束されている。しかし、世界の帝王に科された使命、それは地上に落ちた神の化身と戦うことであった。北の森のそばで魔族の父と妖精の母の間に生まれたゴ
ロタは、ひょんなことからエルフとともに旅に出ることとなった。コミュ障で女性の前では下を向いてばかりのゴロタが、自己中で天然残念、発達不良の絶賛冒険中の美少女エルフに振り回されながら、旅を続ける。途中、残念な方達が増えていき、残念ハーレムパーティで冒険を続けていくことになってしまう。地上の帝王になるかどうかは冒険の結果次第ということだそうです。
ちょっとエッチで、ほのぼのとしたファンタジー、チートな戦闘を期待している方もそれなりに楽しめますが、本命はラブコメのつもりで書いています。さて、結末の分からない冒険小説の始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 22:25:07
3187826文字
会話率:26%
魔王と勇者の対比構造が当たり前になっている今の異世界モノ。
その理由となるような伝承を書いてみたかったというだけで深夜テンションで書いたものです。
簡単な妄想程度でお楽しみください。
最終更新:2023-10-28 15:10:18
1698文字
会話率:21%
父の話す話にしても、母の話す話にしても、興味と好奇心を掻き立たされ生きてきた。
父曰くこことは違う異世界な、ファンタジーな世界の話――
母曰くちょっと不思議な、神話や伝承に加えてちょっと裏社会めいた話――
それらを聞いて育った私は小
説家を目指した。
そういう物語を書いていきたい、そう願った。
――だが、気づかされたのは私が小説家になれてからだった。
子どもの頃の話や、小説家になる前や、なった後の物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 07:28:12
5289文字
会話率:43%
安寧の国ハヤラに焔の闇と呼ばれる災悪が近づいていた。国の神話や文化・歴史などの伝承をまとめた書物『フモン』によれば、焔の闇と対峙できるのはグゼインバルトと呼ばれる救国の使徒とそれを操れる者だという。それに選ばれたのは……。
キーワード:
最終更新:2023-09-02 10:00:00
17806文字
会話率:42%
はるか昔、君たちの人類が誕生するよりずっと前のこと……。
惑星をも破壊する世界大戦の末に滅亡した旧人類の伝承されることのない壮大な物語。
忘れ去られた伝説をここに記す。
By Blake・Vander・Wood(ブレイク・ヴァンダー・ウッ
ド)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 16:31:13
84166文字
会話率:25%
小説というか、今後の小説執筆のための参考資料として、執筆しております。
今回は主にモンスターについての執筆となります。
最終更新:2023-06-21 00:01:59
2736文字
会話率:0%
家と会社を満員電車に揺られて行き来するだけの退屈な日々を送っていた風来坊太郎(ふうらいぼう・たろう)の前に、ある日突然、女神と名乗る人物が現れ、『世界196ヶ国のワールドツアー』に行くよう命じられた。
そしてそれは、世界196ヶ国全てを巡
らない限り、終わらないワールドツアーだった。
この物語はフィクションです。国名や地名は実在のものですが、細かいところの設定や名称は架空となるものもあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-26 08:13:29
7117文字
会話率:16%
異世界でメイズと共に生きることを決めた奏澄。
仲間と再会するための船旅を始めるが、仲間はセントラルに捕らえられていた。
解放条件は「悪魔の首を取ってくること」。
神話の時代。伝承の悪魔とは。セントラルの紋章、女神マリアとは誰なのか
。
時を超えて、悲劇の恋物語が再び幕を開ける。
――願わくば、救済を。
★第一部・奏澄とメイズが恋人になるまでの物語はこちら→https://ncode.syosetu.com/n0893hg/
※レイティングの都合上、ページを分けています。
一部より直接的な描写が増えますが、少女漫画のラインを超えないつもりでいます。
雑誌で言うとflower and dreamくらい(伝われ)。ややお姉さん向けの意識です。苦手な方はご注意ください。
※この小説は投稿サイト「カクヨム」「Pixiv」「アルファポリス」「エブリスタ」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 12:14:01
128191文字
会話率:45%
「鬼の窟」の伝承と高千穂および阿蘇の鬼八伝説を組み合わせて創作したお話で、同じく日本神話を題材とした<<日本神紀>>とは関係ありません。
最終更新:2023-04-29 20:00:00
4529文字
会話率:7%
「どうした、今日は一段と呆けた顔をしているな。まさかこのオレがわからないのか? ここ奥木神社の祭神、八叉彦命が?」
ある日突然、司紗の前に現れた自称『カミサマ』。
しかし、彼は伝承では祟り神とされる存在だった――
最初はその高飛車な性格
、偉そうな態度に反発していた司紗だが、彼と日々を過ごしていくうちに徐々にその距離は縮まっていく。
そんな中で、明かされていく神話の裏側。神々の歴史、対立……そして衰退。
八叉彦命は何故、祟り神となってしまったのだろう。
そも、祟り神とは果たして……
女子高生×俺様カミサマ(当初はショタ)のラブ&ミステリー!
毎日更新の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 19:18:56
154218文字
会話率:30%
この時代において不思議な生き物や魔法、神話や伝承などに出てくる神、そんなファンタジーは完全に否定された…………
はずなんだけどなぁ…………
ファンタジーが完全否定された現代社会で突然龍娘になってしまった色々と規格外な主人公が送る、笑いあり
苦労ありの多難な日常を描いた物語です!
日間ローファンタジー最高20位を獲得!
※TS物です
※学校編は2章からです
この作品はカクヨム、ノベルアップ+でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 13:18:27
405400文字
会話率:62%
「魔縫士ネオの不思議な刺繍」に登場する神話や寓話をまとめています。
本編もどうぞご覧ください。
最終更新:2023-01-14 18:25:35
7679文字
会話率:28%
・あらすじ
語り手が、厳選した物語を紹介します。
寄り集めたのはドラゴンの物語。ドラゴンにまつわるアイテムや出来事の物語。
これはドラゴンの辞典で、図鑑で、備忘録です。
・登場人物
語り手……聞き手が来ることを知っていた。聞き手の
ためにドラゴンの物語を厳選していた。
聞き手……語り手と出会い、語られるドラゴンの物語を聞いている。
・内容
枠物語の形式で構成しています。
神話・伝承を下地にして独自解釈したドラゴンのエピソードを連載していきます。
面白いと思った方は、応援よろしくお願いします。
・投稿&更新について
隔週毎に一話ずつ更新していく予定です。夜21時を目安にしていこうと考えています。告知なく予定が変更される場合もあります。ご容赦下さい。
現在、全四話・各話四章を計画していますが、前後する可能性があります。
夏季の短編企画を想定してます。夏以外の更新は現状では考えておりません。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。「カクヨム」だけのエピソードはありません。全て同じ内容です。
※本作品内に登場する地名、人名、時代背景、出来事は実在のものとは関係がありません。
※残酷描写について。エピソードによっては一部残酷に受け取られかねない表現があります。それらが含まれる場合は、各話の「①」と表記された章にて、前書きで含まれる旨を表記しておきます。お手数ですがご確認をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 13:44:09
202847文字
会話率:37%
『《願いを叶える呪文を教えます》
ラジオに届いたそのお便りには、願いを叶える呪文が書かれていた。』
〇呪文を知った男が直面する事態の解決に呪文を使うホラー短篇です。皆さん、上手い話しにはお気を付けください。罪の自覚が無くても、視られて
いますよ。
※2022/08/25日以降に「カクヨム」でも公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 21:00:00
3590文字
会話率:33%
2050年、地球にのちにダンジョンと呼ばれる次元の裂け目が開いた。
そこから大量のモンスターが溢れ出し、人類は1度滅亡の危機に立たされた。
しかし人類は、ダンジョンが発生したことによって誕生した、空気中の物質、《マナ》を発見し、《
魔導バングル》と言う物を発明し、そのバングルに《マナ》を通すことによって、この世界の伝承や神話から召喚獣を呼び出せる様になり、その力を使ってモンスターに対抗できる様になった。
時は流れて2250年。
地球では魔術と化学の共存が当たり前になった時代。
そんな中、主人公である八条降魔は国立召喚術士育成学園都市に入学した。
この学園の生徒はまず、精霊や妖精などのスピリットや、鬼、狼、竜などの神話や伝承の生き物を召喚し契約する。
他の生徒が続々と成功させていく中で、降魔だけは、何も召喚することができなかった。
そのせいで何年も留年を繰り返してしまう。
しかしそれにはある理由があって———
これは学園を3年留年してから始まる、いずれ最強になる召喚術士の物語。
◯アルファポリスとカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 20:55:13
95857文字
会話率:28%
召しませ、恋罠。
「恋愛事件」をテーマに、世界各地の伝承を集めてみました。
ガールズトークに欠かせない恋愛バナシ、略して「恋バナ」。
……ではなくて、あえて「恋ワナ」を集めたらどんなことになるのか。
それが知りたく
てとりかかったのが本書です。
恋の罠、というのを芯にして執筆しましたので、通常は最重要と目されるエピソードを、あえて語らずにすませたキャラクターも数名います。
また、私見を多分にくわえてありますので、本書は「資料」としてではなく、「読みもの」として召し上がっていただくのが筆者の希望です。
そして、「悪戯美人」がもうひとつの芯でしたので、主人公はあくまで女性。で、当然エロティックに!と仕上げました。
ちょっといけないこのお茶菓子、皆さまのお口に合えば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 02:30:36
483文字
会話率:0%
私は火を伝えるためにこの世界へやってきたのだろう
最終更新:2022-10-30 23:31:12
2561文字
会話率:0%
異世界へ転生した私の役目は火を伝える事だった
最終更新:2022-10-20 18:55:38
2423文字
会話率:0%
日本海沖で漂流していた男性は浦島太郎……ではなく、失踪していた弟だった!
異世界から帰還した弟のせいで魚類に異世界転生したアラフィフの真鈴は、母親である女神に愛を得ないと泡になる呪いをかけられる。まるで人魚姫のような設定に、楽観視して
いた真鈴は驚愕する。「はぁ? 人魚姫が喋れないってそういう意味で??」
偶然訪れた中世ヨーロッパのような城で出会った癖のある人々。真鈴は無事に愛を得て泡になることを回避できるのか? 「はぁ? 回避ボーナスで龍に超進化?! そんなの頼んでない!!」
* * * * * * * * * * *
ページ下部「+注意+」の赤字部分をご承知おきください。重ねて言いますがこの小説は、神話とその地域伝承を基にしたフィクションです。【夢メモ】も一部を除き基本的にフィクションです。ゆえに特定の一族を貶めるものではありませんのであしからずご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 06:17:10
73573文字
会話率:40%
「こうして彼らは、ヘブライ語でメギドと呼ばれる場所に王たちを集めた。」ーー黙示録16章16節ーー
終末思想という物がある。ある宗教の信者たちが唱えている物だ。
科学の発展は、かつては神の業と称されたような超常現象を解き明かしてきた。
一方、世界各国には様々な宗教が今もなお存在する。それらの聖典や付随する伝承には、似通った描写が見受けられる。信じている神は異なるのにだ。各地に残る伝説や神話の類にも同じことが言える。
そして、ほとんどの事象に説明がつく現代においても、目に見えない力や解明できない怪奇は、人々を強く惹き付ける。これもまた事実だ。
平和な日常をただ惰性で生きていた高校生の俺はそんな物とは無縁だったし、気に留める事すらなかった。あの日、玄関に彼らが現れるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 09:30:53
11460文字
会話率:31%
人間の科学的領域が禁忌の領域である生物の創造にまで到達した近未来。
最先端科学は進歩の末に神話や伝承の生命を創造までに到り、人間はそれを軍事利用する事で新たな道を歩もうとしていた。
その繁栄とは裏腹に何も知らぬ民衆は戦争とは無縁な平穏な日々
を送り続け、徐々に衰退の道を突き進む。
その平穏がまさに破られようとしているなど知る由もない事である。
平穏が破られた時、人々は知るだろう。人間達が築き上げた業の深さを・・・。
悪魔はその時を待つかのように静かに息を潜める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 17:30:31
11435文字
会話率:29%